動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングでタグ「ニコニコ動画」が付けられているもの



IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20100831/351624/


 性年代別属性についてみると、ニコニコ動画は10代男性が突出しておりそれに10代女性、20代男性が続くが、30代以上の年齢層は比較的低い(図4-1)。YouTubeも10代、20代の比率はやや高いが30代以上の年齢層にも幅広く利用されている。性別でみるとどちらのプラットフォームも男性の比率が高い。
 
ニコニコ動画は、「不参加」以外(「コーディネイター」、「クリエイター」、「参加者」、「観察者」)のいずれもが全体よりやや多い。アカウント取得が前 提となっているため、ニコニコ動画利用者はYouTube利用者よりオンライン行動の活発な層の割合が高いようだ。中でも「コーディネイター」の比率が高 いことが特徴といえる。ニコニコ動画では動画上にコメントが流れる独自のコメント機能やコミュニティ機能など利用者同士の交流を促す機能が多数あり、投稿 者と視聴者があいまって独自の文化を築いている。活発な交流のなかで"ソーシャルメディア上のコンテンツを広がる形に整える"「コーディネイター」へは高 い評価が与えられているようだ。「コーディネイター」はサービス利用の満足度が「クリエイター」と比較して約1割ほど高い。
単月黒字ができているとはいえ、このユーザー層だとまだまだ安定的な収益性の確保ができているという感じでもなさそうか。今現在は、TwitterとUstreamのブームが、ニコニコ動画のアクセスも押し上げているような部分も多いようだし。

1年後くらいに、どうなるかは注目。
毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/select/biz/bizbuz/news/20100905dog00m020024000c.html

 動画配信サイト「ニコニコ動画」を運営するニワンゴは、8月26日に「渋谷C.C.Lemonホール」(東京都渋谷区)で行われたライブイベント「ニコニコ大会議2010夏~笑顔のチカラ~」で、過去最高の8123人が有料生放送を視聴したと発表した。

 「ニコニコ動画」の生放送を視聴できる有料チケット「ネットチケット」(1500円)で計8123枚を売り上げた。これまでの売り上げ枚数記録は、今年3月9日に行われた生放送「初音ミク・ソロコンサート~こんばんわ、初音ミクです。~」で計3848枚だった。(毎日新聞デジタル)

1万人近い人が、1000円以上払ってまで見たいと思うコンテンツはあり得ない、と思っていたが、状況はだいぶ変わりつつあるということなのだろう。

コアなニーズで、テレビで流すほどのことはないライブのコンテンツではそういうこともありうる状況になっている。

国立競技場を満員にする、嵐のコンサートだったら数万人は行くかも。
ニコニコ動画ブログより
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/08/008610.html

今年5月の80万人突破から、約2カ月半での90万人突破となり、
プレミアム会員の方をはじめ、ニコニコ動画をご利用いただいている
全てのユーザーのみなさんへ感謝の気持ちでいっぱいです!
(※のべ人数ではなく、8月3日10時00分時点でプレミアムに「入会中」の方の数です。)

2ヶ月で10%以上有料会員が増えているのはすごい。今年の10月ごろには100万人を突破という形になるのだろうか?

自分の周りには有料会員はいないし、どのくらいまでいくかはちょっと想像できない。200万人は行かないか、それに到達するまでにはかなり勢いが衰えると予想はするのだけど。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20100524_369166.html

 「Ustreamは、既存の価値観をできるだけ尊重するというDNAにのっとって事業を展開してきました。それによってチャンスがやって来ると考えていますし、長期的なビジネスでは、『共存共栄』なくして展開していけません。常に『humility』という言葉を肝に銘じ、どういうかたちであればパートナー企業と『Win-Win』の関係が築けるのかということを模索しています。

 米国ではそういったアプローチをとって成功し、共存共栄、Win-Winの実績を上げています。既存のメディアを壊して成長するというのも1つの考え方だとは思いますが、我々はそうではなく、『相乗効果』を狙うことを常に考えています。インターネットを使うことによって、既存のメディアにはなかった新しい付加価値をどうやって生み出すことができるのか? ライブなど新しい力を使って補完的な役割を果たすことができるのか? 『補完』『協調』『協力』が非常に重要です。」(ハムCEO)

現状、「アメリカで成功した」とまでいえるかどうかも議論の余地がありそうだが、興味深いのでメモ。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/10/news062.html

ニコニコ動画のライブ配信「ニコニコ生放送」をiPhoneで楽しめる無料公式アプリが5月中に公開される。配信中の生放送映像が見られるほか、iPhoneによるライブ配信も可能で、PCとiPhoneの連携も。遊びやすい場を提供することで、ユーザーの才能発掘や、多くのユーザーに遊んでもらうのがニワンゴの狙いだ。
メモ。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100305_353012.html

 ニワンゴは5日、動画共有サービス「ニコニコ動画(9)」で、月額525円の「プレミアム会員」の会員数が70万人を突破したと発表した。合わせて、同サービスのID登録者数が約1600万人になったと発表した。

メモ。

IDの登録者数の伸びの鈍化しているような気もする。

70万人というのは、アクティブなプレミアム会員という解釈でよいのだろうか?これまでの累積だと「ID登録者」並みに実体を反映していないことになるけれど・・・。
IT Plus の記事
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT11000025022010&landing=Next

私も含めて、ニコニコ動画を引き気味にみている人から見れば、良記事。

ニコニコ動画を喜ぶ文化があるのは肯定するものの、それが一般的な価値観へと広がりを見せるか、と言われれば懐疑的。現在の規模で適正にビジネスとして回るとすれば、それはそれで凄いことだし、それでよい。
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/docchi/story/0,3800091137,20407916,00.htm

アンケートの結果、現時点では圧倒的に Ustream に軍配が。IT系の媒体にしては、意外な結果とも言えるか。

ただ、無料のライブサービスは、Justin.tv や Stickam などほかにもあるのだが・・・。
マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/27/050/?rt=na

同商品は、ニコニコ動画の「ニコニコチャンネル」上で最大10分程度のプロモーション動画を配信できるというもの。映像の企画・制作は、人気テレビ番組「うたばん」「さんまのスーパーからくりTV」などの制作スタッフ陣を抱えるグーモが担当。対象ユーザに最適かつクオリティの高い映像コンテンツを提供できるとしている。

販売価格は1,000万円から。制作期間は約1.5カ月。

ニコニコ動画がどれほど購買意欲の高いユーザを得ているかは疑問なので、話題作りにはよいかもしれないが、やはりこれは感触的には高すぎる印象。ニコニコ動画でプロモーションして、1000万円以上の利益をあげられる商品とはどういうものになるのだろう?

これまでテレビ局にぶら下がって「おいしい仕事」をしてきた人たちがあぶれ出しているのを感じざるを得ない。
@IT の記事
http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200812/16/analysis.html

ただ、ユーザーを絞り込む前者の方向性は、大きな成長という「夢」を描けない。ドワンゴの市場へのメッセージとして問題があるだろう。そして後者 の方向性は高い技術力が必要になることに加えて、数年先に予測される動画ビジネスの収穫期の果実を放棄する可能性がある。ドワンゴは決断できるだろうか?  ニコ動は、国内発で世界的に見てもユニークなサービスである。存続のためにぜひがんばってほしい。


良記事。「頑張ってほしい」という思いも上に同じ。

ニコニコ動画を一般に拡大を試みるのは、空中分解する確率がきわめて高いと思うので、個人的には前者で行くしかない(後者を試みても最終的にはそちらに収束する)、と推測しているのだが。
IT media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/15/news079.html

 ニコニコ動画(ニコ動)の最大の危機を救ったのは、日本音楽著作権協会(JASRAC)の菅原瑞夫常務理事と、エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長だ――ニコ動運営側が、12月12日のサービス開始2周年を期に、「ニコニコニュース」でこんな裏話を明かした。

 ニコ動最大の危機は、「複数の企業・団体がニコ動を訴訟する直前までいっていた」という2007年7月~10月。「もしあの時点で訴えられていたら、ニコ動はまず持ちませんでした」と振り返る。

 この危機を救った恩人のうち2人が、菅原常務理事と松浦社長という。菅原常務理事は「ニコ動はあくまでユーザ側に立たないといけない。JASRACを敵にしていい。われわれは叩かれるのは慣れている」とアドバイスしたそうだ。

 「ネットではいろいろと攻撃されることの多い2人ですが、ニコ動がつぶれずにあるのはこの2人のおかげ」と運営側は感謝を示している。

参照先の記事を読んでも、具体的なことはあまり書いていないのでよくはわからないが、単なる対立の構図では業界的な健全な発展もないということだろう。

その点は文化庁の会合のJEITA側の論点などは目を覆うばかりだが。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/12/21856.html

 ニワンゴは12日、ニコニコ動画の最新バージョン「ニコニコ動画(ββ)」を公開した。利用にはユーザー登録(無料)が必要。今回から、ユーザーが生放送を行う「ユーザー生放送」と、ニコニコチャンネル参加企業が生放送を行う「チャンネル生放送」を追加した。

 「ユーザー生放送」は、ニコニコミュニティのオーナー(管理者)と、コミュニティ内で動画アップロード権限を持ちプレミアム会員であるユーザー が配信できる。「チャンネル生放送」は、公式チャンネルを開設している企業が配信できる。配信には、Webカメラとマイクが必要だ。

 どちらの生放送も、視聴画面左上のスペースに「運営コメント」を表示させたり、発信者のおすすめの動画を紹介することが可能。最大同時視聴数は コミュニティレベル(コミュニティ内のプレミアム会員数)によって変化する。1番組あたりの最長放送時間は30分で、ニコニコ動画全体で同時に50番組ま で配信できる。

 このほか、プレミアム会員限定の機能強化として、動画をブックマークする「マイリスト」の登録上限が1万2500件に増えた。さらに、 「SMILEVIDEO」への、1ファイルあたりの動画アップロード容量を拡大するとともにビットレートを向上。ファイル容量は最大100MB、ビット レートは1Mbpsになった。サイト混雑時に動画をアップロードをする際は、プレミアム会員が優先的にアップロードできる。

 なお、ニコニコ動画は2008年12月12日で2周年になる。ニワンゴによれば、新バージョンの「ββ」は、「2度目のベータ版という意味で、 原点回帰を指す」とのこと。ββでは今後、数十万人の同時アクセスに対応できるというチャットルーム「ニコニコ広場」や、ニコニコ動画の有料ポイントシス テムを利用したユーザーによる動画応援サービス「ニコニ広告」などの追加を予定する。

なんだかんだ言っても、たったの2年でこの規模のサイトに成長しているのはすごい。
IT media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/10/news064.html

 ライブドアの堀江貴文元社長が、12月15日に開かれる「ニコニコ動画」の動画コンテスト「第8回 国際ニコニコ映画祭」審査会に、ゲスト審査員として参加する。

 ニコニコ映画祭は、ユーザーから募集したユニークな動画作品に賞を授与する企画で、今回のテーマは「IT」。審査会は午後8時からで、その様子は「ニコニコ生放送」でライブ配信する。

ニコニコ動画には何とかうまくいく方法を考えて発展していってほしいとは思うが、現状だとネット上でのノリで話題を作っていくしかないのだろうか。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/11/27/21671.html

 NTTレゾナントは27日、ポータルサイト「goo」で検索されたキーワードの検索回数に基づいた「goo年間ランキング2008」を発表した。2008年1月1日から10月31日までに検索されたキーワードを集計し、約200種類のランキングを公開している。

 全体の年間ランキングは、1位が前年に引き続き「yahoo」。2位は「YouTube」(前年3位)、3位は「Google」(前年2位)、4位は「mixi」(前年4位)、5位は「2ちゃんねる」(前年5位)という結果となった。

 gooによれば、2008年は動画サービスが話題を集め、前年3位のYouTubeが1つ順位を上げたほか、前年17位の「ニコニコ動画」が6位にランクイン。「Googleマップ」の「ストリートビュー」が話題になった「地図」も、前年19位から13位にアップした。

 芸能関係のキーワードでは、「里田まい」(18位)や「上地雄輔」(54位)が前年圏外からランクイン。そのほか、今夏の特徴的なニュースであった「ゲリラ豪雨」などの異常気象の影響がうかがえる「気象庁」(40位)がランクインした。

 gooではこのほか、「エド・はるみ」「鳥居みゆき」など2008年を象徴するキーワードをテーマごとに2つピックアップし、どちらの検索数が 多かったかを比較する「キーワード対決」や、2008年に注目されたキーワードをどのくらい知っているかを試す「知ってる度テスト」などを特集ページで公 開している。
Yahoo! に続き、検索語ランキングが発表。ここでも、Youtube ニコニコ動画が順位を上げている。(GYAOも上がっている。)

相対的な動画サイトの利用度合が進んでいることは間違いない。
毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20081113mog00m200029000c.html

音楽ソフト「初音ミク」の大ブレークなどに貢献した動画投稿サービス「ニコニコ動画」のID登録者数が12日、1000万人を突破したことが明らかになった。ID登録開始から約1年9カ月という異例のスピードでの記録達成となった。

 「ニコニコ動画」は、投稿した動画にコメントをリアルタイムで付けられるサービスが特徴の動画投稿サイト。06年12月12日に「ニコニコ動画 (仮)」としてスタートし、07年1月15日に「ニコニコ動画(β)」として本格オープンした。その後も、毎月約50万人の新規登録が続き、今年1月19 日には500万人を突破していた。ユーザーが作った動画から「初音ミク」、ゲーム「ロックマン」のボスキャラ「エアーマン」などの数々のキャラクターがブ レークし、最近では、政党のメッセージ動画なども配信している。【立山夏行】

「登録者数」という言い方が紛らわしいが、要はメールアドレスということなので、実態を正確に表現しているわけではない。
それでも異例のスピードであることは間違いは無いのだが。

一応のマイルストーンとしてメモ。
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/06/040/


動画投稿サイト「ニコニコ動画(秋)」を運営するニワンゴは6日、同サイトの公式動画コーナーに、教育機関としては初めて、嘉悦大学の公式チャンネル「kaetsutv」を開設したと発表した。

「kaetsutv」では、慶應義塾大学総合政策学部長などを歴任し、日本の経済政策に大きな影響力を持ってきた、「カトカン」こと嘉悦大学の加藤寛学長が、現在の社会・教育情勢を背景に、若者に対してメッセージを送る動画を中心に配信。

公式チャンネルのオープニングを記念した動画では、加藤学長が「学問は学問、ネットはネット、というように縦で切り分ける時代ではない。もっと柔軟 な思考を持ちたい。大学がニコニコ動画で情報を発信する時代になった。世界中の生の情報を縦横無尽に取得し、活用できる。こんな素晴らしいものを活用しな い手はない」といった趣旨のメッセージを語っている。

嘉悦大学では、「皆で、まじめににぎやかにディスカッションすることができる新しい映像メディアとして、ニコニコ動画をアカデミックに活用したい」としている。

少し見てみたところやはり嘲笑的なコメントがさっそくずらりとついている。

こういったことが、ニコニコ動画のプラスになるのではなく、ビジネス利用についての懸念や失敗事例を増やしていくマイナスの効果をもたらす気がしてならない。


IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/05/news089.html

 10月31日に東京地裁に自己破産を申請し、教習を停止した「八王子自動車教習所」(東京都日野市)が11月3日に開いた債権者集会の様子を撮影した動画が、「YouTube」や「ニコニコ動画」に複数アップされている。

 動画は、債権者本人が携帯型のビデオカメラや携帯電話を使って撮影したとみられる内容。動画撮影やネット公開が手軽になる中、“ニュースの当事者”による情報発信が増えてきている。

 YouTubeにアップロードされた動画で最もアクセスを集めたのは、債権者集会で土下座する社長に債権者が詰め寄り、厳しい言葉を投げかける様 子を撮影したもの。集会当日に投稿されて3万回以上再生され、その内容についてネット掲示板で議論を呼んだ。5日までに投稿者によって削除されている。

 YouTubeにはこれ以外にも、債権者集会の動画が複数投稿されている。携帯電話やビデオカメラを手にしたほかの債権者が映っていることも多く、複数の債権者が集会の様子を撮影していたことが分かる。

 動画の多くは5日までに投稿者が削除するか、規約違反で削除されているが、削除後に再びアップロードされているケースも。「ニコニコ動画」にも債権者が撮影したとみられる動画や、YouTubeから転載された動画が投稿されている。


これは、利用規約のどのあたりの条項に違反するのだろう。誹謗中傷目的に当たるということだろうか?


先日収録いたしました、

「効果的な動画配信法が一気にわかるセミナーDVD」

の販売を開始いたしました。

詳しい内容は、トップページをご覧ください。
http://www.privatestreaming.com/

ホームページのアクセスアップや本質的にどのような動画サイトを作っていくべきかに関心がある方にとっては、かなり評判の良い内容になっています。さっそく実践されて効果を上げている方も何名かいらっしゃいます。

情報は深い調査に基づいていますので、必ず役に立つと思いますので、ぜひ御購入をご検討ください!!
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/15/news130.html

 ニワンゴは10月15日、「ニコニコ動画」で、再生中の動画を強制的に停止し、時報やCMなどを流す「ニコ割」をオフにする機能「ニコ割OFF」をスタートした。有料のプレミアム会員(月額525円)限定。

 オフに設定した場合、ニコ割が配信されても動画の再生は止まらず、「ニコ割を見る」ボタンを表示。ボタンを押すとその時点からニコ割を閲覧でき、「ニコ割ゲーム」「ニコ割アンケート」などに参加できる。

 動画投稿者が独自に設定する「ユーザーニコ割」は「動画とセットで楽しむものが多い」とし、同機能の対象外にした。

時報やCMが入ることが嫌だから、有料のものに変えるという人は実は少ないのではないか?

個人的には、CS放送で自分にっとって面白い番組をやっているのであれば、有料チャンネルに広告が流れていてもかまわない。逆に民放の広告がなくなるのと引き換えに、お金を払ってくださいといわれても払わない。

なので、有料化と広告の有無は連動しないと考察。
毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080929mog00m200036000c.html

 10月からチバテレビなどで放送されるアニメ「あかね色に染まる坂」の第1話試写会が、動画配信サービスの「ニコニコ動画」内で行われることが分かった。10月1日午後10時から1万人限定で行われる。

 「あかね色に染まる坂」は同名のPC用恋愛ゲームが原作で、転校生・優姫を助けたことで高校生の準一に巻き起こる騒動を描くラブコメディー。07 年に、実際の事件との類似点が問題となって最終回が放送されなかったアニメ「スクールデイズ」の元永慶太郎監督とシリーズ構成の上江州誠さんが再びコンビ を組むことでも注目されている。

 試写会は「ニコニコ動画」内のライブサイト「ニコニコ生放送」で行われる。視聴には同サイトのID(無料)が必要。放送前のアニメ作品を同サイトで先行配信するのは初の試みで、同サイトとの親和性が高いアニメファンの取り込みを狙うものと思われる。
本格的な映画の話かと思ったら、アニメの話。
固定客が多い、安定した市場なので、こういった試みで顧客が離れない仕組みを作っていければ、収益的にもめどが立つ可能性があるか。
BB Watch
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23288.html
 ニワンゴが運営する動画共有サービス「ニコニコ動画(夏)」は、公式動画コーナーに「小沢一郎チャンネル」を26日に開設した。

 小沢一郎チャンネルは、民主党の小沢一郎代表が出演する動画コンテンツ。開設記念として、小沢代表への独占インタビュー映像が公開され、2007年7月にニコニコ動画へ出演した際のコメントなどが収録されている。

 加えて、菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長など、民主党所属議員のコメント映像も視聴が可能。いずれもストリーミング形式で配信され、ファイル形式はFlash Video。また、動画へのコメント投稿にも対応する。

 合わせてドワンゴでは、携帯電話サイト「dowango.jp」各サイトにおいて、小沢一郎代表の着ボイスや待受画像、きせかえコンテンツの配信を開始。いずれも無料でダウンロードが行える。
Youtube でなく国内のプラットフォームを利用したことには、好感。
現状のネット上での麻生人気が圧倒的なだけに、この動きでネット内でのムードがどれだけ変えられるかには注目。

Impress Watch
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23214.html
Yahoo! JAPANを運営するヤフーとニコニコ動画を運営するニワンゴは、Yahoo! JAPANの「Yahoo!動画 パ・リーグ 熱球ライブ!」で9月24日に配信する試合を、ニコニコ動画でも配信すると発表した。

 今回の配信は、プロ野球のネット中継をコメント付きで楽しむという試みを2社が実験的に行うもの。9月24日に配信する福岡ソフトバンクホークス対オリックス・バファローズの試合を、ニコニコ動画の「ニコニコ生放送」の機能を利用して配信する。

 試合は18時に開始予定で、配信開始時刻は17時45分を予定。先着1万名までがニコニコ生放送に参加し、コメント付きで試合映像を視聴できる。
西武ファンの自分としては、おおむねYahoo!動画のクオリティには満足しているので、あまり関心はないか。
球場に行ったときに耳にする、心ない野次や知ったかぶり評論が、いちいち目の前に表示されると思うと見る気もしない。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/16/news076.html

家庭用計量器機メーカーのタニタは9月16日、ニコニコ動画のコミュニティー機能「ニコニコミュニティ」に、公式コミュニティー「ComeSta Channel」(コメ・スタ・チャンネル)を開設した。

 体重や健康にまつわる動画コンテンツを発信しながらユーザーの声を集め、製品やサービス開発に反映する狙い。ニコニコミュニティに企業が公式サイトを設置するのは初。

 人気声優の野川さくらさんをイメージキャラクターに起用し、コミュニティー限定の動画メッセージを月1回配信する。エクササイズを指南する動画なども順次配信していく。

 投稿企画「DOGA SENRYU」を始めた。体重をテーマにした動画をユーザーから募集。その後、動画に合った川柳を募集する。優秀作は9月27日にアクアシティお台場(港区)で開くプライベートイベントで発表し、野川さんに川柳を朗読してもらう。

 ComeStaは「お元気ですか」「調子はどう」という意味のイタリア語。

これも、ニコニコ動画を視聴している母集団からすると、効果があるかどうかはいまいちわからない業種の企業から始まったな、という印象。

それでも、こういった動きが企業からも広がっていくというのは良い傾向。注目。

RBB Today の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080916/54268.html
 自民党総裁選に出馬している小池ゆりこ衆院議員が「ニコニコ動画(夏)」で展開中の公式サイト「Yuri Channel動画」で、今日から9月22日14時までの期間限定でコメントが書き込めるようになった。こういった著名人、ましてや政治家がコメント可能 にしたのは異例とも言える。

 小池ゆりこ議員は、ニコニコ動画を通して、日本の政治の現状や理念、政策、活動などを直接的に視聴者に伝えてきたが、自民党総裁選に際し、国民、ネット ユーザーとのさらなるコミュニケーションを図る考え。今回のコメント解禁はその一端とも言える措置だ。ニコニコ動画では自民党総裁選特集として、候補者の 街頭演説会などの模様を動画配信しているが、「Yuri Channel動画」だけコメントが書き込めるようになっている。政治家の場合、毀誉褒貶が激しく、コメント解禁は勇気が必要だったと思うが、これもコ ミュニケーションの一環だと判断したのだろう。

 「Yuri Channel動画」では、小池議員本人がキャスターとして出演する「小池ゆりこのNEWSNETWORK」やスピーチ動画、スタッフが見た小池議員の活動を紹介する動画などを順次配信している。
ニコニコ動画を閲覧している母集団が政治的に重要かといえばそうではないと思う。麻生氏の秋葉原での人気が過去2回の総裁選挙には全く影響を与えなかったように。

なので、ニコニコ動画のコメント欄を解放したことによる小池氏へのメリットはほとんどないと思うのだが・・・

海外企業のプラットフォームを使わないで、日本のプラットフォームを使うことには好感。
BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23146.html

 イーフロンティアは、YouTubeやニコニコ動画などの動画をダウンロード保存できる「チューブとニコニコ、録り放題。」を10月17日に発売する。標準価格は5040円で、対応OSはWindows Vista/XP。

 「チューブとニコニコ、録り放題。」は、ダウンロードソフト「インターネットNinja」シリーズをベースに開発された製品。前作「ダウンロー ドNinja4」の動画ダウンロード機能を強化したもので、イーフロンティアでは「ダウンロードNinja5とも言える」としている。

 YouTubeやニコニコ動画といった動画共有サービスなどから、クリック操作による動画ダウンロードが可能で、動画に付加されたコメントも取り込めるという。また、キャプチャ録画機能や指定キーワードによる動画検索ダウンロード機能なども用意する。

 保存した動画は、iPodやiPhone、プレイステーション・ポータブルで再生できるファイル形式へと変換も可能。このほか、画像や音楽ファイルなどのダウンロード機能、Webブラウザのお気に入り整理機能なども搭載した。
なんだか似たようなソフトが続々と出てくるようになった。投稿サイトもDRM対応をするべき時期に来ているのではないだろうか。

Broadband Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23094.html
ニワンゴが運営する動画共有サービス「ニコニコ動画」は、エイベックス所属アーティスト「GIRL NEXT DOOR」の公式映像を提供し、ユーザーから二次創作によるミュージックビデオの投稿を募るキャンペーンを9月9日から10月3日まで実施する。
 GIRL NEXT DOORは、9月3日にシングル「偶然の確率」でデビューしたユニット。今回のキャンペーンでは画像の合成処理が可能なグリーンバック仕様で撮影した公式 映像素材を、ニワンゴの著作物管理サイト「ニコニ・コモンズ」および期間限定の購入者特典サイトで提供。ユーザーは素材を利用して自由なアレンジでミュー ジックビデオを制作できる。

 制作したミュージックビデオは、ニコニコ動画向けの動画投稿サービス「SMILEVIDEO」にのみアップロード可能。投稿された動画のうち、 再生回数やコメント数が上位の作品は期間限定の購入者特典サイトでも公開されるほか、GIRL NEXT DOORのメンバーやスタッフによる審査も実施。優秀作品は2009年発売予定の1stアルバムのブックレットに名前がクレジットされるという。
面白い試みだとは思うが、全くの素人のクリエイターがここからブレイクする可能性は低いだろう。

個人的には、素人投稿、一般人の投稿で何かが生まれてくることを、プロのクリエイターを数多く抱えている会社が過剰に期待していてはだめなのではないかという思うが。

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/09/08/nico_tech_takatsuki_meeting/

「Geek向けの技術の発表の場」が手軽に提供されているという意味でも、投稿サイトの持つ意味は大きい。

ただ、ニコニコ動画関連の記事(特に一般紙)では、多くの場合アニメキャラクターのようなものが記事中の写真に頻出する。これは伝える側のメディア側が恣意的にインパクトをつけようとしてそうしているのか、公平に報道しても本質的にそういう母集団なのかはわからないが、どうも一般的な人たちへの展開が期待できないのではないか、という印象を受けてしまう。

それはそれで大きな市場なのでその方向でやっていくということなのだろうか。
毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/09/03/20379783.html


 ニワンゴととマイクロソフトは9月3日、動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」とマイクロソフトのインスタントメッセンジャーを連携さ せると発表した。ニコニコ動画内の動画に対し、メッセンジャーの利用者間だけで共有できるコメントが書き込めるほか、動画ランキングなどの情報をアラート で受信できる。

 マイクロソフトが6月に公開したWindows Liveの日本語APIを活用した。提供されるサービスは大きく2つ。1つは「ニコニコメッセ」と呼ばれるもので、ニコニコ動画の視聴画面上で「メッセす る」というボタンを押すと、Windows Live Messengerが起動し、画面内に動画が表示される。Windows Live Messenger内の会話は動画の上に重ねて置かれるが、ニコニコ動画内に投稿されることはなく、メッセンジャーを使っているユーザー同士のみが見られ るという。

 動画再生部分はニワンゴが開発した。APIを利用してWindows Live Messenger内の会話を取得し、動画上に重ねたもので、メッセンジャーに招待された側はニコニコ動画のIDを持っていなくても動画が視聴可能。ブロ グなどにニコニコ動画の動画を掲載できる「外部プレイヤー」の技術を応用した。ただしニコニコメッセを使って招待する側はニコニコ動画のIDが必要とな る。

 もう1つは「ニコニコアラート」と呼ばれるもので、ニュースなどをポップアップで表示するWindows Live Alertsの機能を活用したもの。ニコニコ動画から配信されるランキング情報や公式ブログの新着情報などをRSS経由で配信する。

ひろゆき氏のつぶやきから生まれたサービス

 マイクロソフトによれば、Windows Live MessengerのAPIを活用したサービスはニコニコメッセが初という。マイクロソフトがWindows Live Messengerのプロモーションコンテンツを作成するために、ニワンゴの取締役である西村博之(ひろゆき)氏に取材した際、「ニコニコ動画と連携した ら便利なのではないか」というアイデアを話したことがきっかけで実現したとのこと。

 「友達とメッセンジャーをしながら『この動画が面白い』という話をよくしていたので、メッセンジャーとニコニコ動画を一緒に見られたほうが感想が 伝えやすいと思った」と西村氏は話したが、「本当にプロジェクトが進んでいたことに驚いた」と、自身の思いつきが実現したことはいささか意外だったよう だ。

 マイクロソフトとしては、ニコニコ動画との連携でユーザーの拡大や利用頻度の向上を図りたい考えがある。Windows Live Messengerユーザーの動向について調査した際に、ニコニコ動画が他のサービスに比べて2倍ほど多く使われていたといい、「ユーザーの重なりが大き かった。うまく融合したら実は便利なのではないかと考え、こちらから(提携を)提案した」(マイクロソフト執行役常務コンシューマー&オンライン事業部コ ンシューマー&オンライン マーケティング統括部長の笹本裕氏)とのことだ。

 また、ニワンゴにとっては、これまでニコニコ動画を利用したことのないユーザーに利用してもらえるチャンスとなる。「Windowsの強みは、な んといっても最初から(Windows OS搭載のパソコンに)入っていること。ニコニコ動画のIDを持っていないユーザーに勧誘する強力なツールになる」(ニワンゴ親会社であるドワンゴの顧 問、夏野剛氏)とした。

 このほか、Windows Live Messengerで利用できるアイコンや、「ウインク」とよばれるアニメーションも、ニコニコ動画をモチーフにしたものを用意する。

 利用料金はいずれも無料。ただし、Windows Live Messengerを利用するためにWindows Liveのアカウントが必要になる。現在のところ、Mac OSには対応していない。また、APIの制限上、1対1の会話でしか利用できない。

ニコニコ動画もメッセンジャーのどちらもあまり積極的には利用していないので、そのコラボがどれほど魅力的かがわからないが、Geek仲間が多い場合には有用ということになるのだろうか。

Nikke IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080901/313904/

 音楽著作権管理事業者のイーライセンス(e-License)は2008年9月1日、動画投稿サイト「ニコニコ動画」を運営するニワンゴに対し、イーライセンスの管理楽曲の二次利用を包括許諾したと発表した。

 これに伴い、イーライセンスが管理している楽曲を用い、ユーザーが歌唱・演奏などをしている様子を動画として撮影し、ニコニコ動画に投稿することができ る。ただし、イーライセンスが管理しているのは作詞・作曲に関わる著作権のみであり、著作隣接権は対象外である。このため、市販のCD音源をそのまま BGMとして用いるといった使い方はできない。

 イーライセンスの管理楽曲には、大塚愛、川嶋あい、KREVA、倖田來未、浜崎あゆみ、KEN-U、ZEEBRAなどのアーティストの楽曲が含まれる。

 日本音楽著作権協会(JASRAC)をはじめとする音楽著作権管理事業者は、かねて動画投稿サイトの運営会社と協議を進めており、2007年夏ころから順次管理楽曲の利用について包括許諾を出し始めている。ニコニコ動画が管理事業者と包括許諾を結ぶのは、2008年4月のJASRACに続き2件目。

 管理事業者最大手のJASRACはニコニコ動画のほか、ソニーの「eyeVio」やヤフーの「Yahoo!ビデオキャスト」など複数の大手サイト に対し包括許諾済み。米グーグルが運営する動画投稿サイト最大手の「YouTube」は、JASRACとは引き続き協議中で合意に達していないものの、 イーライセンスやジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)との間で包括許諾契約を結んでいる。一方、JASRACは2008年8月6日に、違法動画の取 り扱いをめぐり動画投稿サイト「TVブレイク」の運営会社を提訴するといった動きもある。

ニコニコ動画はJASRACとの契約は済んでいるので、それほどのインパクトはないだろう。

いまだにYoutubeがJASRACとの協議がすんでいないということのほうが気になる動き。いっそのこと法廷で国内法上の決着をつけてしまうというのも一つの手なのではないかと思うが、裁判に負けてしまうとJASRACの存在意義自体が揺らぎかねないので、ありえないか。


Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20379555,00.htm

 ニワンゴは10月より、動画コミュニティサイト「ニコニコ動画(夏)」の一部の広告の大きさをmixiと同一にする。広告主の利便性を高め、広告出稿を促す狙いのようだ。

 具体的には、ローテーションバナー(468ピクセル×60ピクセル)とブランディングバナー(224ピクセル×224ピクセル)を採用する。

 ニワンゴとミクシィはこれまで、ニコニコ動画内の動画をmixiに貼り付けられるようにするなどの提携関係にあった。また、黒字化を目指しているニコニコ動画では広告販売の強化が課題となっており、ニワンゴの親会社であるドワンゴの顧問、夏野剛氏は7月に行ったCNET Japanのインタビューに対し、「広告枠をどう設計するかというメディアデザインから始まって、広告代理店との関係、さらに単価の設定、売り方まで含めて全体的に見直す」との考えを示していた(参考記事:「ニコニコ動画を日本のインフラにする」--夏野氏がニコニコ動画に参画した理由)。

バナーの大きさやレイアウトで収益性が大きく変わるとも考えにくいが、さまざまな試みを繰り返して前に進むのは良いこと。世界初の動画事業単独での黒字サービスとなるべくニコニコ動画には頑張ってほしい。

 

2008年8月に大阪と東京で株式会社セミナーチャンネル様主催で、

YouTube・動画ポータルサイト徹底活用術セミナー
~ 今話題の動画配信を利用したアクセスアップのテクニック ~

http://www.web-planners.net/webplanners_semi_douga.html

というセミナーをさせていただくことになりました。
(お申し込みは上記のサイトからお願いします。)

各場所で限定30名ですので、早めにお申し込みください。

 

Yomiuri Online の記事
http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20080819nt05.htm

 ニコニコ動画を運営するニワンゴは、ユーザーが投稿動画内で引用できる公式楽曲を500曲用意し、8月19日に公開した。米Getty Imagesゲッティイメージズ傘下のPump Audioから提供を受けている。

 動画に付けたコメントがスクリプトとして動作する機能「ニコスクリプト」の1つである「@BGM」用の楽曲として提供する。@BGMは、指定した動画の音を別の動画のBGMに使える機能。動画投稿者がコメント欄に「@BGM 動画ID」(※動画ID部分は、ニコニコ動画内の各動画のIDを入力する)と書き込むと、自分の動画の上に指定した動画を小さく重ねて表示できる。動画を非表示にして、音楽だけ再生することも可能だ。

 今回公開された500曲はいずれもPump Audioがライセンスを持つ。なお、Pump Audioは独立系ミュージシャンの音楽が商用メディアで利用されることを目指した音楽権利管理会社とのことだ。

ここ最近、ニコニコ動画の発表がまた増えつつあるように思う。
アクセスは横ばい傾向と見られるだけに、まっとうなサイトとしてのアピールとメディアへの露出は不可欠というところか。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22833.html

 ニワンゴは、8月31日に開催されるアニメソングのライブイベント「Animelo Summer Live(アニメロサマーライブ) 2008 -Challenge-」について、動画共有サービス「ニコニコ動画(夏)」で同日16時よりイベントの一部をライブ配信する。視聴は無料で、先着1万名が参加できる。

 「Animelo Summer Live 2008 -Challenge-」は、8月30日と31日の2日間にわたって「さいたまスーパーアリーナ」で行われるアニメソングのライブイベント。ドワンゴと文化放送が共同主催するもので、追加発売分を含めて前売券は完売しているという。

 ニコニコ動画では今回、1万人の同時視聴が可能な「ニコ道館」において、31日開催分の模様をライブ配信。なお、イベントの一部を配信する形となり、参加アーティストすべての映像は配信されないという。また、ライブ配信中は、他の動画と同様にコメント書き込みも行える。

 なお、31日に出演予定のアーティストは、ave;new feat.佐倉紗織、石川智晶、ELISA、黒薔薇保存会、サイキックラバー、Sound Horizon、JAM Project、ドメスティック・ラヴバンド、中村繪里子・今井麻美・たかはし智秋・下田麻美 from THEIDOLM@STER、平野綾、福山芳樹、miko、美郷あき、May'n、桃井はるこ、MOSAIC.WAV、米倉千尋、Lia(50音順)。

ニコニコ動画は実は、ライブ配信プラットフォームベンダーとして化ける可能性があるのかも。

Flashベースで1万人規模のライブが何度も成功すれば、株主総会などものを言いたい視聴者がいる場合など、「お金をだしても配信したい大手」からの収益が見込める。技術的な部分がアニメファンなどの要求を満たすものであれば、一般に展開するのは比較的楽だろう。

Nikkei BP net の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it08q3/581678/

開発者の情熱が伝わる良記事。

単純に動画ライブを1万人規模で行う仕組みであれば、だいぶ前から RealServer 等でも実装されていたが、コメントを同期してライブ感を盛り上げる機能を実装し、実際にイベントが無事終了した、というのはFlashに限らずおそらく世界的にもほとんど例がないケース。

もっとも、1万人が集まってコメントで盛り上がるという事象が東アジア以外の地域で発生しにくい現象だが。

 

毎日.jp
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/08/08/20378557.html

 ニコニコ動画が10月より、有料ポイントサービス「ニコニコポイント」を開始する。ニコニコ動画内のゲームや有料コミュニティ、仮想空間サービス「ai sp@ce」のアバターアイテムに採用する。

 ポイントはNTTドコモの決済サービス「ドコモケータイ払い」、クレジットカード決済、WebMoneyで購入可能。ヤフーのYahoo!ウォレットにも対応する見込みだ。

 ニコニコ動画はユーザーが投稿した動画の上に、複数のユーザーがコメントを付けあえるサービス。動画を見ながら会話しているような臨場感が人気を集め、登録者数は7月末時点で838万6000人、1日のページビュー数は6400万PV、訪問者数は236万人となっている。ただし動画配信のための回線費用などに月間3億円近い費用がかかっており、黒字化が大きな事業課題となっている。ポイント販売により、ニコニコ動画の収益を改善したい考えだ。

 このほか、広告販売にも力を入れる。現在は広告出稿の需要が広告枠の供給量を上回っている状況といい、「広告枠の販売達成率は、トップページバナーで96.4%、動画閲覧ページバナーで100%、(トップページ下に表示される)『今週の広告』で100%と順調に推移している」(ドワンゴ)とのこと。このため、広告枠の拡大や広告単価の向上で、売り上げを拡大したい考えだ。特にナショナルクライアントと呼ばれる大手広告主の獲得を目指す方針。過去には、6月から明治製菓や日本コカ・コーラの広告を配信した実績があるという。

 なお、ドワンゴは8月7日、2008年9月期第1四半期から第3四半期までの業績(2007年10月〜2008年6月)を発表している。売上高が前年同期比16.7%増の181億2400円となったものの、営業損失は前年同期から7400万円拡大し、3億3400万円の赤字となっている。

黒字化の兆しが見えてこないというのは痛いところ。ポイント制を導入することで、どう収益にプラスに影響するのだろう?インフラコストが下がってこないと状況は厳しい。

IT Media News の記事

前編
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/18/news048.html

後編
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/22/news031.html

知らない話も数多くあったので、読み応えあり。話題はニコニコ動画での事象の話が多い。

UGCはクリエイティブな活動の裾野を広げる意味はあっても、あまり多くを期待すべきではないと思っているし、記事を読んでもそれ以上の見解を見出しにくかった印象。真にクリエイティブなものを生みだす環境としては、お手軽すぎるではないか?

「嫌儲」という言葉は言い得て妙。こういった意識で議論がとまってどうにもならなくなる時点で、やはり日本は遅れていく。

記事中の

「クリエイティブコモンズで BY~~ をつけずに発表しても、他人の儲けに使われたくない」

という考え方は、日本人として分かる部分もあるが、考え方としては「ゆるい」。グローバルなネット環境で、そんなことを島国で議論しているうちに、中国や韓国で勝手にコピーされ儲けに利用された挙句、著作者人格権まで主張をし始める可能性が高い。

自分の創作物になにかしら利用の制限を加えたいというのであれば、やはり「誰」が作ったのかは、それを作った人が主張をしていくことからはじめなければならず、他人に「自分が正当と考えるモラル」が自然発生することを期待することでは成立しない。

 

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22529.html

利用イメージ
 NECビッグローブが運営するBIGLOBEは、ブログサービス「ウェブリブログ」のニコニコ動画対応を7月17日に実施する。

 今回の対応は、ウェブリブログの記事本文にニコニコ動画の動画プレーヤーを設置することができる機能を追加するもの。ニコニコ動画の動画掲載サイトに掲示された「ブログ貼付」から、ウェブリブログの新規ブログ記事作成画面に遷移して記事投稿ができる。

 

ニコニコ動画の出口として、多くのブログサービスで使われるようになることは望ましいことだが、単に映像をはめ込んでもらうだけでは、あまり収益的にもおもしろくなさそう。

これから先の広告の手法などが、収益化に向けては必要なことか。

毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/07/04/20376659.html

 

一般紙で比較的長い内容の記事。

MAD動画に関心を持っている人の数はかなり多いのかもしれないが、 「アニメやゲームに関心がある層」と「MAD動画で面白いと感じる層」は現状はかなりダブっている。絶対数は相当いるが一般的な層へは広がりにくいと思われるので、動画ビジネスの中では今すぐ本流になるとは考えにくい。

社会風刺的な内容で話題になる動画が出てくると、光景も変わってくるかも。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/07/03/20137.html

  ニワンゴは、動画にコメントを付けられるサービス「ニコニコ動画(SP1)」において、権利者の申し立てによって動画が削除された場合、権利者名を表示する機能を7月5日午後から実装する予定だ。

 権利者が法人・団体の場合は法人・団体名を表示。権利者が個人の場合は個人名を表示せず、「個人の権利者の権利を侵害しているため、又は申し立てがあったため削除されました」とする。これらの表示は、動画再生画面外の動画説明文エリアに表示する。

 なお、削除動画に権利者名を表示する機能については、ニコニコ動画の要望掲示板でも実装を求める意見が寄せられていた。同機能を実装する理由についてニワンゴでは、「削除作品の権利者名を明示することで、ユーザーに権利保護の重要性を認知してもらうため」と説明している。

権利者が明確であろうがなかろうが、他人が作ったコンテンツを外に出すことは悪いことなのだが、現状のユーザーの意識からすると「誰のものか」を明示するプロセスを経て、認知を徹底するというのは必要な流れか。

 

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/02/news093.html

 ドワンゴは7月2日、子会社ニワンゴが運営する「ニコニコ動画」上に投稿された動画のうち、映像関連の業界3団体加盟企業の著作権を侵害するコンテンツを削除すると発表した。ユーザーが別のコンテンツを加えて編集したいわゆる「MAD動画」も削除するとしている。

 3団体は、アニメ各社が加盟する日本動画協会と、映像制作会社や映像ソフトメーカーが加盟する日本映像ソフト協会、映画各社が加盟する日本映画製作者連盟。

 ドワンゴは3団体からの要請を受けて著作権侵害対策について協議し、同社が(1)これまでに投稿された、3団体会員企業の著作権を侵害した動画を削除する、(2)新規に投稿される動画も監視し、著作権侵害があれば速やかに削除する――ことを提案。同意・確認した上で3団体に申し入れ書を提出し、受領された。

 ニワンゴは3月、NHKと在京キー局5社に対し「『ニコニコ動画』に無断投稿されたテレビ番組を全て削除する」という内容の申し入れ書を提出している(ニコ動「テレビ番組の無断投稿は全削除」とテレビ局に申し入れ)。


事業を続けていくには、関連団体との健全な関係が不可欠。モラル的にはよい方向に進んでいるが、アクセス数などを発展・維持可能かどうかには疑問符がつくか。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080622video-comments-the-japanese-way-nico-nico-douga/

日本ではギークが作ったギークのためのビデオポータルがYouTubeを急追している。

日本のビデオ共有プラットフォームNico Nico Douga〔ニコニコ動画〕はアジア市場におけるウェブサイトとしては記録的な成功を収めつつある。これはトラフィックでは日本で有数のサイトだが、まだYouTube日本版には及ばない。 しかし「ニコ動」はYouTubeを急速に追い上げている。

このサイトは日本語のみで提供され、ビデオを見るには登録が必要だが、2007年7月にローンチして以来、600万に近い登録ユーザーを集めている。携帯サイトの登録ユーザーは今年3月に120万を超えた。ニコ動には月間20億ページビューがあり、日本におけるインターネットトラフィックの約12分の1を占めると推定されている。GoogleTrendsのウェブサイト統計ではYouTubeの国別の数字が分らないが 、ニコ動は全世界ベースで Veohとほぼ同じトラフィックを集めている。(毎日約140万。下のグラフ参照)。

ユニークな機能

ニコ動のもっとも目立つ特徴は、ユーザーが配信されるビデオ動画の上に直接短いテキスト・コメントを書き込んでコミュニケーションができることだ。コメントはビデオに同期してリアルタイムで右から左へスクロール表示される。別のユーザーは別の色を使ってさらにコメントを書き加えることができる。一部のビデオは、その結果、ほとんど全面がコメントで覆い尽くされてしまうことがある。その場合には一部をフィルターしたりコメントをオフにしたりすることができる。

と、聞いただけではなにやら馬鹿げた機能のように思えるかもしれない。しかしこれこそまさに、ユーザーがニコ動でYouTubeの約2倍の時間を使う理由なのだ。2007年11月に6億だったコメントだが、今日(米国時間6/22)までに、110万のビデオに対して、12億以上が投稿されている。動画コンテンツは主にニコ動が配信の権利を得たビデオゲームの画面録画、過激なコメディーのシーン、アニメ、ユーザー制作ビデオなどだ。

ニコ動のコンテンツのエンベッドには制限があるので、ニコ動のコンテンツの典型的なサンプルとして、Youtubeに投稿されたビデオを掲載しておく。

ニコ動はYouTubeに対して日本生まれであるためのいくつかの優位性をもっている。このサイトは、マンガ風のデザインやレイアウトをはじめ日本のギーク文化に深く根ざしている。

さらにYouTubeと違っている点は、ニコ動には投稿するビデオのサイズに制限がない。このため全般的に見て画質はYouTubeより良い。またニコ動では、エロティックなコンテンツも「R-18」セクションに投稿することができる。

ビジネスモデルの3本柱

ニコニコ動画を運営しているNiwangoは東京証券取引所に上場しているメディア企業、Dwangoの15の子会社の1つだ。

ニコ動は3つの方面から収入を上げている。まず現在20万人(2007年11月の9万から増加)の有料メンバーがいる。有料メンバーは月に約$5を支払い、より高速なアクセス速度その他の機能の見返りを得ている。Niwangoはまた広告スペースを販売しており、売り上げは月に約$300,000(30万ドル)になっている。2008年2月分についての公式発表によると、アフィリエイト・リンクからの収入が月間約$820,000(82万ドル)で、これらを合計すると月間$2.1M(210万ドル)、あるいは年間売り上げに換算すると$25M(2500万ドル)ということになる。

しかし一方、企業として成長するために、Niwangoは将来にいくつか大きなハードルを抱えている。たとえばニコ動は巨大なトラフィックを維持するためにサーバーのコストがかさんでおり、これが月間$1M(100万ドル)近くにもなっている。全体として収入の伸びより経費の伸びの方が大きい。

ニコ動は黒字化のための努力を続けている。5月にはYahoo! Shoppingと提携してアフィリエイト事業へのテコ入れを図った。またニコ動のビデオはYahoo! Japanの検索ページにも大きく目立つように表示されるようになった。Yahoo! Japanは日本最大のウェブ企業であるだけに、こうした動きは明るい展望を開くものだ。

しかし、携帯版のニコ動にはまだ一切広告が入っていない。またNiwangoは、ご多分に漏れず、著作権侵害問題をいくつか抱えている。

ビジネス拡大にあたっての最大の課題は、どうやってメインストリームのユーザーにニコ動を普及していくかだ。現在のユーザーのほとんどは「オタク」―テクノロジーに関して知識豊富なアニメやビデオゲーム・マニアの男性だ。

国際化も成長を加速させる可能性がある。中国ではコピー・サイトが大人気だ。台湾ユーザー向けの公式サイトも2007年10月にローンチしている。

ニコ動のコンセプトをそのままアメリカに移植することは難しいかもしれないが、ビデオの上に直接テキスト・メッセージでコメントするという手法は日本以外でも人気を得る可能性があるだろう。

「Geek文化」というのはよい表現。ニコニコ動画のヘビーユーザーは、実際にはアニメファンやゲームファンが多いものの、「オタク」と呼ばれるのには抵抗がある層が少なくないので、こういった表現のほうが定着しやすいかも。

海外のリソースなので、ニコニコ動画に対しての観察、評価も公正。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080617/308516/

ニワンゴは6月17日、動画共有サイト「ニコニコ動画(SP1)」用の外部プレーヤーを、セレゴ・ジャパンのSNS型英語学習サイト「iKnow!」に対応させた。動画とSNSで楽しみながら学習できる環境を提供し、両サイトのサービス拡充とアクセス数増加を図る。

 iKnow!ユーザーが外部プレーヤーに設けられた「iKnow!」ボタンをクリックすると、ニコニコ動画のコメント付き動画を張り付けた日記を iKnow!に投稿できる。iKnow!の「日記を書く」ページ内にある「ニコニコ動画」アイコンをクリックしても、日記に挿入したい動画を指定できる。なお、動画へのコメントの入力は、ニコニコ動画サイトでのみ行える。

 コメント付き動画の入った日記でエンターテインメント性を高め、iKnow!ユーザー間のコミュニケーションを活発化させる。新しい英語学習スタイルでユーザーに学ぶ楽しみを見つけてもらう。

 ニコニコ動画用の外部プレーヤーは、外部サイトで動画を視聴可能とするブログパーツ。これまでニワンゴは、さまざまなSNS/ブログ/ニュースサイトに対応させてきた。教育系サイトへの対応は今回が初めてとなる

提携サイトを拡大してアクセス数、収益を上げていくというのはよい戦略。教育系のサイトに行ったこともGood。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/09/19869.html

  ニワンゴは9日、動画コミュニティ「ニコニコ動画(SP1)」にて、動画の視聴中に挿入される「ニコニコ割り込み(ニコ割)」を利用した「時報広告」の新商品「ニコ割フル」「ニコ割Jr.」の販売を開始した。

 時報広告では、ニコニコ動画で動画を視聴している全ユーザーに対し、決められた時刻に広告を配信できる。これまでは、ニコニコ動画視聴画面上部の「ニワニュース情報局」欄に広告を表示していたが、ニコ割フルでは動画視聴画面全体で、ニコ割Jr.ではニワニュース情報局欄にテキストにて情報を掲出し、動画再生を停止させることなく配信する。

 ニコ割フルと同じように、視聴画面全体に表示させるものでは、これまで「国際ニコニコ映画祭」の各種告知や、「ニコ割ゲーム」などで利用されていたが、今回から広告商品として正式にリリースされる。料金は24時枠1回100万円から。第1弾として「コカ・コーラ ゼロ一周年記念プロモーション」を配信している。

 ニコ割Jr.も何度かのテストケースを経て今回から正式リリースとなる。価格は1回20万円から。第1弾として、明治製菓の「きのこの山」の PRキャンペーン「きの山さん」を5月より配信している。なお、「きの山さん」キャンペーンは、従来の「ニコ割」でも配信している。

 時報広告の制作は、クライアント企業から仕様に沿った素材の入稿を受け付ける。また、制作会社のCELLでは、素材や絵コンテからの企画・制作も請け負う。

広告としては非常に面白いやり方だが、ユーザーにとってはあまりありがたくないやり方のように思われるので、それほど大きな広がりはないのかも。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/06/news065.html

 ニワンゴは6月6日、「ニコニコ動画」に、ニュースキャスター出身で元防衛相の小池百合子衆議院議員(自民党)の公式チャンネル「Yuri Channel動画」を6月10日に開設すると発表した。本人が出演する番組などを配信し、政治の現状や政策を伝えるとしている。

 本人がキャスターとして出演する「小池ゆりこのNEWSNETWORK」や、スピーチ動画、スタッフが小池議員の活動を紹介する動画などを順次配信し、政治の現状や小池議員の理念、政策、活動を伝える予定。さまざまな企画の展開も検討する。

 小池議員はキャスターから政界に転身し、環境相、防衛相などを歴任した。ニコニコ動画では、民主党の小沢一郎代表が年金問題について語る動画が公開されたことがあるが(「ニコ動」に小沢一郎氏登場 年金問題語る)、政治家の公式動画チャンネル設置は初。

youtube ではなく、国内のサービスでチャンネルを設置したことには好感。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/03/news104.html

 ニコニコ動画にそっくりな動画共有サイトが中国に登場し、ネットで話題になっている。動画に中国語コメントを投稿でき、投稿されたコメントは右から左に流れる仕組み。アニメ関連の動画が人気のようで、日本アニメの本編映像もたくさんアップロードされている。

 サイト名は「AcFun.cn」。ニコニコ動画と同様、動画にコメントが付けられる仕組みだ。投稿されたコメントが動画の再生画面上を右から左に流れたり、動画プレーヤーの横にコメント一覧が表示されるデザインも、ニコニコ動画に似ている。

 トップページには、動画のサムネイル画像とタグ一覧などを掲載。アニメに関連した動画が人気のようで、「凉宮」「犬夜叉」「Death note」といったキーワードが並んでいる

 「初音ミク」に歌わせた動画や、「ウッーウッーウマウマ(゜∀゜)」に合わせて女の子が踊る動画なども投稿されており、人気動画の傾向もニコニコ動画に似ているようだ。

欧米では人気はでないと思うが、中国・韓国なら話は別。
ただ、言語の処理の問題などグローバルなものにはなりにくく、国ごとに事業が立ち上がるかんじか。

Ameba ニュースの記事
http://news.ameba.jp/weblog/2008/05/14262.html

 「ニコ厨がニコニコを見なくなる理由」という日記がはてなダイアリーに書かれ、話題となっている。ニコ厨とははてなダイアリーの「キーワード」欄によると、ニコニコ動画ユーザーの「蔑称」であり「中毒的なユーザー」を指す言葉なのだという。

 その日記によるとニコニコ動画を見なくなる理由には、「何かネタが流行るとランキングがそのネタで埋め尽くされる」「釣り動画が増えた」「アニメ本編を自重することなくupする」「MAD技術が向上したことで目が肥えてしまい満足できるMADが少なくなった(MADとはアニメやゲーム動画などを編集して再構成した動画のこと)」「MADが増えすぎた」「規制でテレビ番組などが消されてしまった」「ドライアイや肩こりになってしまう」といったものが挙げられている。

 この日記を見た人からは「同感。特に作品のレベルアップと客の目が肥えてきた点」「その通り過ぎて困る」「何かすっごい納得」など、分析に納得する感想が挙がるが、「不便を感じることはあっても見なくなることはありえない」など。

上記は、ニコニコ動画に限らず、Youtubeそのほかの投稿サイトでも同様に起こっている現象。誰でも投稿できる投稿サイトである以上は避けられない。

投稿サイトのブームのピークはすでに過ぎているので、そこから先ユーザーが気持ちよく見られるサイトが勝ち残っていくものと思われる。

InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/05/28/19726.html

  ニワンゴの運営する「ニコニコ動画(SP1)」が28日、トップページを「スッキリ」とリニューアルしたほか、アカウントを取得しなくてもページを閲覧できるようにするなどの変更を行なったことが明らかになった。

 アカウントなしで見ることができるのは、トップページ、新着動画、きまぐれ検索、注目のタグ、ランキング(以前より閲覧可能)の各ページに限られ、動画の再生には従来通りアカウントが必要になる。今後、負荷状況など見ながら、他のページも閲覧できるようにしていくという。

 このほか、動画アップロード先として、写真共有サイト「フォト蔵」の対応が終了したという。


コストが高い日本のインフラの中で、多数のアクセスを稼ぎながら徐々に前進しているところには好感。

フジサンケイビジネスアイ の記事
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805120006a.nwc

 2008年4月1日、ニワンゴは動画の画面上にコメントを書き込むことができる動画共有サイト「ニコニコ動画」について日本音楽著作権協会(JASRAC)の許諾条件に同意し契約を締結、著作権侵害問題に適切に対処すると発表した。しかし、いまだに著作物の無断アップロードは続いている。

 インターネットコムとJR東海エクスプレスリサーチは「ニコニコ動画」に関する調査を行った。調査対象は、官公庁、地方自治体、民間企業に勤務する全国の20代から60代までの男女330人。回答者の中のうち「ニコニコ動画を知っている」と答えた149人に質問を行った。

 まず、ニコニコ動画を「利用したことがある」45・0%(67人)回答者に、ログインの頻度を聞くと、「週に1回程度」31・3%(21人)が最も多く、「月に1回程度」17・0%(12人)、「週に2~3回程度」11・9%(8人)が続いた。調査対象に30~40代が多かったためか、ログイン率はあまり高くないようだ。

 続いて、ログイン時の平均滞在時間を聞いたところ、「30~1時間未満」26・9%(18人)、「15分未満」25・4%(17人)、「15~30分未満」23・9%(16人)。約7割が1時間未満しか視聴していない。

 さらに、動画にコメントしたことがあるか聞いたところ、22・4%(15人)が「ある」と回答。しかし、動画コンテンツを投稿したことがあるかと聞くと「ある」と回答したのはわずか6・0%(4人)だった。

 ニコニコ動画に投稿されている著作物(アニメ、音楽など)について聞いたところ「良いとは思わないが、あってもいい」47・8%(32人)、「良いと思う」26・9%(18人)、「特になし」16・4%(11人)、「削除すべき」6.0%(4人)。 「良いと思う」「あってもいい」という回答を合わせると7割以上が著作物を投稿しても良いと考えていることがわかった。

 その他、「著作権は保護されるべき」「ネット時代にふさわしい著作権のあり方の過渡期にある」「アレンジしたものならいいのでは」「テレビで流れたものだからネットで配布されても仕方ない」「宣伝効果もあるため、一概にダメとはいえない」などの意見が挙がった。

コンテンツ提供事業者が7割もOKしてるのかと見出しでびっくりしたが、利用者側の意見。それはそういう結果になるのは必然。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/09/news032.html

 ドワンゴは5月9日、子会社ニワンゴが運営する動画投稿サービス「ニコニコ動画」で、ヤフーと協業すると発表した。第1弾として同日から、動画直下に商品リンクを張り付けられる「ニコニコ市場」に、「Yahoo!ショッピング」の商品を掲載。今後、「Yahoo!オークション」との連携や、 Yahoo!IDでニコニコ動画を利用できる機能などを追加していく。

 動画直下に、関連する商品の購入ページへのリンクを張り付けられる「ニコニコ市場」はこれまで、Amazon.co.jpの商品のみ対応していたが、「Yahoo!ショッピング」の商品も張り付けられるようにした。

 ニコニコ動画のインデックス情報も、同日からヤフーに提供。Yahoo!JAPANの動画検索からニコニコ動画の動画がヒットしやすくなったほか、ログイン後のページに書かれた情報も検索できるようになった。Yahoo!ツールバーもニコニコ動画の動画検索に対応した。ニコニコ動画がインデックスを外部に開放するのは初。

 今後は、Yahoo!オークションやYahoo!ブログ、Yahoo!ウォレット、Yahoo!IDとの連携などを行っていく計画だ。

 Yahoo!オークションのAPIを利用し、ニコニコ動画経由でYahoo!オークションの商品を入札・落札できる機能や、動画で商品を紹介しながらオークションに出品できる新機能を開発する。

 ニコニコ動画の動画を外部サイトから閲覧できる「ニコニコ外部プレーヤー」をYahoo!ブログに提供。動画をワンクリックでYahoo!ブログに張り付けられるようにする予定だ。

 Yahoo!JAPAN IDとニコニコ動画のIDを連携させ、Yahoo!JAPAN IDでニコニコ動画にログインできるようにする予定。Yahoo!ウォレットでニコニコ動画上の決済もできるようにする。ヤフー子会社オーバーチュアが提供する検索連動広告も、ニコニコ動画に導入する。

 ヤフーは外部パートナーとの提携戦略を加速中。ニコニコ動画の集客力を、収益やページビュー拡大にいかす。ニコニコ動画もヤフーのインフラを活用して、収益力・集客力拡大を目指す。

動画だけをやっていても、収益性は上がりにくいのであれば、他のインターネットショップなどとの提携で収益を上げていこうというのは自然な流れか。あえてYahoo! と組んだところが興味ぶかい。

 

ITMedia News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/28/news068.html

 ニワンゴはこのほど、「ニコニコ動画」の動画再生ページに、不適切なコメントの削除を依頼するための通報ボタンを設置した。

 動画直下に「不適切なコメントを通報する」ボタンを設置。クリックすると、掲示板「コメント削除依頼板」にアクセスし、「コメント削除依頼スレッド」で削除を申し立てることができる。掲示板は同社が毎日一定時間ごとに確認し、削除ガイドラインに沿って削除するかどうかを判断する。

 同社は従来から掲示板「コメント削除依頼板」を設置したり、「時報」で呼びかけるなど対応を行ってきたが、不適切なコメントがなくならないため設置した。

 同社は「言葉(コメント)は使い方次第で、人を楽しくする事ができる一方、深く傷つける事もあります。気持ちよくニコニコできるよう、ご理解とご協力お願いいたします」としている。

もともとシニカルな部分がうけて広がったサービスではあるものの、やはり不適切なものとの切り分けは必要。著作権問題にしても、雇用などの問題にしても、かなり正当な方向に向けて進みつつある。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/28/news019.html

 「そろそろ生産を終えようとしていたころに、急に売れ出して。『何でだろう』と思っていたら、ニコニコ動画とYouTubeのおかげ。売れちゃって売れちゃってどうしょうもない」

 2003年に発売したコルグのシンセサイザー「ELECTRIBE MX」「同SX」が、昨年末ごろから急に売れ始めた。ELECTRIBEをかっこよく演奏した動画「ニコニコ動画」や「YouTube」にアップロードされ、魅力を知った人が買い求め始めたのが原因だ。

 国内の人気の起爆剤になったのは、ニコニコ動画に昨年10月に投稿された「チーターマンのテーマ (ACID MIX)」(ニコニコ動画へのリンク)。今年4月27日までに13万回以上再生されている。YouTubeに投稿された演奏動画も世界で人気。「ELECTRIBE」で検索すると1400件以上ヒットし、10万回以上再生されている動画もある。

 「ニコニコ動画やYouTubeに“ジャパネットの高田社長”がいっぱいいて、プロモーションしてくれているような感じ」と、同社営業担当の水原徹さんは言う。

 

 動画投稿サイトを通じた再ヒットがなければ、07年始めごろに生産を終えるつもりだった。「記録媒体がスマートメディアで、手に入りにくくなっているのでもうやめてしまおうかと」――在庫がなくなってきたところで急に売れ出し、驚いてその原因を調べたところ、YouTubeとニコニコ動画から火が付いたことが分かったという。

 ELECTRIBEは今も品薄状態が続く。生産終了計画はとりあえず凍結。「売れているうちは作ろうと思っている」(水原さん)という。

こういったことは仕掛けてうまくいくものではないので難しいところだが、コアなユーザーがいる商品であれば、そういった方に協力を求めて、投稿サイトにアップしてもらうという流れができれば、爆発する可能性はあるということか。

InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/22/19325.html

 ニワンゴは22日、動画コミュニティサイト「ニコニコ動画(SP1)」のコメント付き動画を外部のサイトでも視聴可能にする「外部プレーヤー」機能が、 SNS「mixi」にも対応したと発表した。ニコニコ動画の視聴画面には「mixi」ボタンが設けられ、ニコニコ動画からmixi日記への投稿が簡単に行 なえるようになった。

 ニコニコ動画の外部プレーヤーは、ニコニコ動画のコメント付き動画を外部のサイトでも視聴できるようにする機能。ニワンゴでは外部プレーヤーを 各社のブログなどに提供してきたが、今回新たにSNS「mixi」にも提供。mixi内の日記で、ニコニコ動画の再生に対応した。

 また、ニコニコ動画の視聴画面には、新たに「mixi」ボタンを新設。mixiのユーザーがアイコンをクリックすると、mixiの日記投稿ペー ジが表示され、動画を貼り付けた形の日記を書くことができる。また、mixiの日記投稿ページにも「ニコニコ動画」アイコンが追加されており、貼り付けた い動画のURLを入力すると、ニコニコ動画のリンクタグが日記本文に挿入される。

 ニワンゴとミクシィでは、両社のユーザーが相互にリンクすることで、動画を通じたリッチなユーザー間コミュニケーションを発展させ、さらにエンターテイメント性の高い魅力的なサービスの拡充を図るとしている。
国内での情勢はニコニコ動画を中心に見ていくことになるが、国内での展開はインフラ面の負担がメインの ShowStopper か?


Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20371709,00.htm

障害者も含めて、広く人材を求めている会社の姿勢はすばらしい。


Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080421/1009692/

 ニワンゴ(本社:東京都中央区)は2008年4月18日、「ニコニコ動画(SP1)」で、全ユーザーにリアルタイムで情報伝達する「ニコニコ割り込み」 (ニコ割)の配信枠を拡大すると発表した。新たに毎日29時(午前5時)のアニメ専門枠を設け、関連スポンサーの広告を帯で配信する。

 「ニコ割」は、一定の時刻にニコニコ動画にアクセスして動画を視聴している全ユーザーに、動画のリアルタイム情報を同時に伝達するシステム。現在、毎日19時、24時、26時に、時報とともに広告を配信。これまでに映画や米などのCMを流している。

 新設する29時枠は、内容をアニメ関連に絞った「深夜アニメ枠」で、時報とスポンサーの広告、アニメ関連情報の番組とで構成。通常の「ニコ割」が動画視聴画面上の枠を使うのに対して、視聴画面をフルに使用して大きな動画で配信する。

 第1回は4月19日午前5時で、フィギュア企画・製造・販売のグッドスマイルカンパニー(本社:千葉県松戸市)がスポンサー。コンテンツ・広告制作は、CELL(本社:東京都千代田区)。

アニメのような分野であれば、こういったタイプの広告の導入も受け入れられやすいか。一般的な用途ではまだ苦しいとは思うが。


IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080408/298341/

 ニワンゴとMTVネットワークスジャパンは2008年4月8日,ニワンゴが運営するWebサイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付け られる「ニコニコ動画(SP1)」の公式動画コーナーにおいて,MTVネットワークスジャパンが権利を保有するMTVネットワークスの国内外のデジタルコ ンテンツの一部の配信を,同日に開始すると発表した(発表資料)。サービス開始当初に配信するコンテンツには,「ビーバス&バットヘッド」(米MTVの最高視聴率を更新した人気アニメ)など9タイトルで,その後も追加を予定する。

 2008年4月1日には,日本音楽著作権協会(JASRAC)とニワンゴの親会社であるドワンゴとの間で,同協会が管理する楽曲の利用許諾契約を締結し ていた。MTV Networks Japanは,ニワンゴのコンテンツの権利者への権利保持の姿勢および新しいビジネスモデルの構築への取り組みを評価し,ニコニコ動画を新しい形のメディ アとして位置付けたという。今回の取り組みをきっかけにニワンゴとMTV Networks Japanは,新たな形のコンテンツビジネスをより積極的に展開していく考えだ。

 今回の協業についてMTV Networks Japanのピーター・ブラード社長は,「MTVネットワークスは世界と各地のマーケットに対して,マルチプラットフォームのコンテンツを供給する。日本 における大手ビデオ共有サービスであるニコニコ動画とのパートナーシップにより,我々の持つ人気のあるコンテンツのいくつかがユーザーからさらにアクセス しやすくなり,それにより双方のリーダーとしての地位がさらに確固たるものとなる」などのコメントを寄せた。

投稿サイトにコンテンツホルダーとの合意による合法的なコンテンツ配信を進められるようになってきたというのは非常によい流れだが、それでユーザーのアクセスが劇的に増えるわけではないであろうことが、悩ましいところ。現状は違法アップローダーに支えられていて、合法コンテンツを流してもプレスリリース的にはインパクトがあっても収益的にはよい影響がないというのがこの7,8年繰り返されている・・・

RBB Navi の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080402/50040.html

 「ニコニコ動画(SP1)」では、アニメ系のニュース、コンテンツ、情報を専門に配信する新コーナー「ニコニコアニメチャンネル」を開設。オリジナルアニメも配信する。

 「ニコニコアニメチャンネル」は、ニコニコ動画内に新設されるコーナーで、アニメ系の公式動画に特化した専門チャンネル。「ニコニコアニメチャンネル」での配信が初出となるオリジナルアニメ作品や、WEBラジオに動画番組、そして動画で楽しむアニメニュースなどバラエティ溢れるコンテンツを用意している。もちろんどのコンテンツも、ニコニコ動画ならではのコメント可能。ネットを通じてコメントをつけながらアニメコンテンツを楽しむ、という、新しいアニメ放送のスタイルを提供している。

 「ニコニコアニメチャンネル」で提供されるのは、初露出となるアニメを配信する「ニコニコアニメ」、人気声優やアーティストたちが出演するWEBラジオ「ニコラジオ・ニコTV」、動画ニュースの読み手「棒読子」がアニメに特化したさまざまなニュース(人気アニメグッズの発売日情報や、人気声優アーティストの楽曲発売情報など)を伝える「ニコアニニュース」など。「ニコニコアニメ」では、第一弾として「ペンギン娘はぁと」を4月19日から、第二弾「Candy boy」を5月2日から、それぞれ配信する。

アニメ、ゲーム、アダルト、グラビアといった分野はは動画配信のコンテンツとしては、これまでも収益が上がっていた分野。ニコニコ動画もアクセスは稼いでいるものの、結局のところそういった分野のコアユーザーからのアクセスでしかないとすれば、これ以上の広がりはあまりないのかもしれない。それはそれで大きい分野なので全く問題ないと思うが、もう少し広がりのある発展がほしいところか。

NIkkei Net の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080401AT1D0109P01042008.html


 ドワンゴは1日、運営する動画共有サイト「ニコニコ動画」の投稿映像で使われる楽曲について、日本音楽著作権協会(JASRAC)と包括的な利用許諾契 約を締結したと発表した。ドワンゴが著作権使用料の支払いを肩代わりすることで、「ニコニコ動画」の利用者はJASRACが管理する楽曲を自分で演奏した り、歌ったりした動画作品を合法的に投稿できるようになる。

 動画共有サイトの運営企業でJASRACと管理楽曲の著作権料支払いで契約を締結したのは、ヤフー、ソニー、サスフォー(名古屋市)に続き4社目。ドワンゴは「ニコニコ動画」事業で得られる収入の1.875%を著作権使用料としてJASRACに支払う。

 動画共有サイトは著作権者の許諾を得ていない動画の投稿が問題視されており、運営各社は著作権管理団体との契約を急いでいる。「ユーチューブ」を運営する米グーグルも先月、楽曲の著作権を管理する別団体と包括許諾契約を結んだ。

今年度は、年度早々から著作権関係の話題が多い。ドワンゴのこのスピード感は目を引く。



Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20370104,00.htm

 「昔はCDを買った人がクラスのヒーローだったが、今はどこからかコピーを持ってきた人がヒーローであり、お金を出して購入した人は負け組になっている」――著作権問題をめぐる議論に関して、ドワンゴ代表取締役会長の川上量生氏は現状の問題点をこのように指摘する。

 これは3月25日に東京都内で開催された、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)主催のシンポジウム「動画共有サイトに代表される新たな流通と著作権」のパネルディスカッションにおいて述べたものだ。

川上量生氏 ドワンゴ代表取締役会長の川上量生氏

 川上氏は、「デジタルコンテンツで収入を得る場合、現在はコンテンツのコピーに対して課金している。DRM(著作権管理技術)が100%完璧なら問題はないが、実際のところ、何らかの方法でDRMを破って無料でコピーを手に入れることができる」とデジタル技術が抱える課題を指摘。

 その上で、実際に高校生に聞いた話として、「着うたなどでも『無料のものを探してもみつからなかったから、仕方なくお金払った』と言う。お金を払った人が負け組だという意識を解決しないと、ユーザーはデジタルコンテンツに対してお金を払わない」として、コピーに課金すること自体、構造的な問題があるとした。

 川上氏が代わりの方法として提言するのは、サーバへのアクセス権に課金するという方法だ。「海賊版が横行する中国のゲーム業界で、唯一成立しているのがサーバ型のオンラインゲームだ。サーバのデータはコピーできないので成り立っている」

 同様のモデルを採用している事例として川上氏が挙げたのがAppleだ。AppleはDRMフリーの楽曲をiTunesで配信したり、映画を視聴期間を限定するレンタル方式でオンライン配信したりしている。「サーバ上の権利に課金し、ユーザーはそのコンテンツをいろいろなところで使えるようにしている。そこ(使い方)にはできるだけ保護をかけないという方法だ。購入したものをユーザーが自由に使える状況になれば、お金を払った人がヒーローになる」(川上氏)

 この川上氏のアイデアには、パネルディスカッションのコーディネーターを務めた中央大学法科大学院教授で弁護士の安念潤司氏が「著作権とはコピーライト(コピーに関する権利)のことであり、『コピーに対して課金するのではない』という考え方は、著作権の根底を覆すものだ」と驚きの声を上げた。

 川上氏はニコニコ動画を運営するニワンゴの取締役も兼任している。ニコニコ動画では、権利者の許諾を得ない動画がアップロードされて問題になっているが、この点については「動画にIDを付与して、違法動画を自動検知する仕組みを開発している。ユーザーと権利者がニコニコ動画という環境でビジネスをしたり、楽しんだりできる文化を共有できるように、著作物を管理する仕組みを検討している」として、著作権者が柔軟にコンテンツの利用管理ができる環境を整えているとした。

 JASRAC のシンポジウムなだけに、従来の建前論が並ぶ。あまり目新しいことは、なし。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/24/18918.html

  インターネット上の動画にリアルタイムでコメントを付けられるサービス「ニコニコ動画(SP1)」において、コメント数が22日に10億を突破した。ニワンゴが24日、明らかにした。

 ニコニコ動画の動画に対するコメント数は、2月28日に9億コメントを突破。その後、20日余りで1億コメントが投稿されたことになる。これは、平均すると毎秒約50コメントが投稿された計算になる。

 ニワンゴでは、「コメント機能は、ニコニコ動画最大の特徴。10億突破には運営・開発一同、大変うれしく思っております」と喜びのコメントを発表している。

この数字にたいした意味があるとも思いにくいが、一応メモ。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/21/18887.html

 ニワンゴは21日、インターネット上の動画にリアルタイムでコメントを付けられるサービス「ニコニコ動画(SP1)」のID登録者数が、20日に600万人を突破したと発表した。

 また21日現在で、有料の「ニコニコプレミアム会員」の会員数は約19万3,000人、携帯電話向け「ニコニコモバイル」の登録ユーザー数は約126万2,000人に達したという。動画に対するコメント総数は、まもなく10億コメントに到達するとしている。

 そのほか、ニコニコ動画ユーザー向け動画生成ツール「ニコニコムービーメーカー」は、21日現在で5万7,000ダウンロードを突破。ニワンゴでは、3月5日にリリースしたニコニコ動画(SP1)にあわせて動画投稿サイト「SMILE VIDEO」がH.264に対応したことで、動画の投稿数は、ニコニコ動画(SP1)をリリース以前に比べて1日平均約1.5倍に増えているという。

登録者数としては、mixiと同程度の1000万くらいが上限か?実働ユーザーはかなり少ないだろうし、実際にはすでに減り始めているかも。

 

CnetJapanの記事
http://japan.cnet.com/blog/staff/today/2008/03/20/entry_25006086/


ニコニコ動画がもう少しオープンに開放されれば、業界の流れも大きく変わる気もするが、割高な国内インフラコストを考えれば致し方ないか。

 

 

MSN 産経ニュースの記事
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/080318/its0803181858001-n1.htm

 コメントをつけて楽しむ動画投稿サイト「ニコニコ動画」を運営する「ニワンゴ」は、4月2日からアニメコンテンツを配信する「ニコニコアニメチャンネル」を新設する。「ニワンゴ」を傘下に持つ「ドワンゴ」が17日、発表したもので、4月19日からはオリジナル作品となる「ぺんぎん娘 はぁと」(全21回)を無料配信する。同社によると、商業アニメ作品がニコニコ動画向けに制作、「放送」されるのは初めて。

 「ぺんぎん娘 はぁと」はオタクの女の子が主人公の学園ラブコメディ。会見でまついひとゆき監督は「せっかくのニコニコ動画だから、いろいろなところで利用者が参加できるアニメを作りたい」とコメントした。

 ニコニコ動画は3月までに560万人の会員を獲得、その一方で投稿された動画に著作権の侵害が指摘されるなどの問題も起こっている。ニワンゴは監視・削除体制を強化するほか、音楽関係やお笑いなどコンテンツを持つ企業に動画を提供してもらう「公式動画」の取り組みも進めるなど、コンテンツを発信する「放送」として性格を強めている。これまで著作権で問題が生じていたテレビコンテンツの投稿動画については、在京テレビ局6社に映像を削除するとの申し入れを行った。

 ドワンゴ、ニコニコ事業部の中澤友作氏は、ニコニコアニメチャンネルについて「公式動画の延長として、きちんと権利関係を明らかにしたニコニコ動画オリジナルのコンテンツを用意していきたい」と説明、今後は「アニメ以外への進出も考えられる」としている。

 会見の様子はニコニコ動画で“生放送”され、選ばれた利用者約1000人が視聴。さらに会場の大型スクリーンにはリアルタイムで会見の様子が放映され、これに対してコメントが投稿された。ある利用者から寄せられた「(同アニメの)二次創作作品を作っていいですか」とのコメントが流れると、中澤氏が「大歓迎です」と回答するなど、双方向性を生かしたニコニコ動画ならではの中継が行われた。

公式コンテンツを提供する側としては、ニコニコ動画的なツッコミを好まないほうが多いのではないか?強力なサポーターも多いサイトだが、これから先の展開には案外壁が大きいか。

サンケイMSNの記事
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/080311/its0803112119000-n1.htm

 ドワンゴは11日、子会社ニワンゴが運営する共有投稿サービス「ニコニコ動画」における著作権侵害放送番組動画への 対応策を発表した。テレビ局6社に対し、(1)既存の著作権侵害放送番組動画はすべて削除(2)新規投稿動画の監視を行い著作権侵害放送番組動画について は直ちに削除-との2点を示した申入書を提出した。

 提出先は、NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレ ビ東京の6社で、ドワンゴは「何らかの提携(共同)関係の成立を意味するものではない」と説明。今後も権利者やコンテンツホルダーなどとの対話に基づいた 権利保護の取組みを強化し、「著作権侵害問題に適切に対処する」としている。

正しい判断だが、忠実に削除を行ったとして、アクセスはどのくらい減るかが問題。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/05/18684.html


 ニワンゴは5日、動画上にコメントできるサービス「ニコニコ動画」を、RC2からSP1へバージョンアップした。同日、都内で発表会を開催し、サービスの現状や権利侵害への対応について説明した。

ニワンゴの杉本誠司代表取締役社長

ニコニコ動画会員数の推移
 ニワンゴの杉本誠司代表取締役社長は、前バージョン「ニコニコ動画(RC2)」発表以降の進捗報告を行なった。

 ニコニコ動画の会員数は3月3日現在で560万人、モバイル会員は119万人となった。また、2月末時点での有料会員数は18万9,000人、 広告販売実績は3,200万円(2月単月)、「ニコニコ市場」を通じて商品が買われた総購入額は2億8,600万円(2月単月)となった。

 「RC2の発表時は会員数340万人だったため、200万人以上増加したことになる。モバイルに関しては、RC2発表時が45万人だったため、 倍増以上の伸びを示した。2月にiモード公式化を果たしており、2008年はモバイルも含めたサービスの増強・拡張を行なっていく」(杉本氏)。 

 権利侵害への対応としては、監視・削除体制を随時強化しているほか、権利侵害動画の削除依頼専用ツールなどを法人向けに提供する「著作権侵害対 応プログラム」の登録数は2月末現在で38社になると説明した。ユーザーに対しては「SMILE VIDEO」を通じた著作権啓蒙活動を引き続き行なう。

 ニワンゴでは、日本音楽著作権協会(JASRAC)が提示する動画投稿サービスにおける音楽著作物の利用許諾条件に同意し、暫定許諾に向けた協 議を開始したことを2007年10月に発表している。これに関しては、「良好な協議が進んでいる。進展があり次第報告する」と述べた。その他の権利団体と も協議を行なっており、発表できる段階になれば報告するという。

 JASRACとの協議開始を発表した当初、2007年内に暫定許諾に関わる覚書締結を目指すとしていた。杉本氏は、「具体的な契約内容に関し て、何度か意見交換をしているが、まだ話がついていない。ただし、『Yahoo!ビデオキャスト』や『eyeVio』で契約締結の事例が出てきているの で、それらを参考にすれば、もうそんなに時間はかからないだろう」とコメントした。

 Yahoo!ビデオキャストやeyeVioの例を見ると、ユーザーが投稿した動画で使われた楽曲(自ら演奏したり、アカペラで歌ったもの)の使 用料をサービス運営者側がJASRACに支払うことになっている。ニコニコ動画も同様とは限らないが、杉本氏は、「とりあえず話の落とし所としては、その ようなところだろう」と話す。

 また、「厳密には動画を作ったユーザーが使用料を支払うものだが、どのような方法が良いのかは考えどころ」という。「他と同じようにサービス運 営者が支払うのか、使用料を(ユーザーから)ニコニコ動画が一旦預かって支払うのか、ユーザーが直接支払うのか。いずれにしろ、そのようなスキームが世の 中にないので、これから作っていくことになる」(杉本氏)。
 ドワンゴの小林宏代表取締役社長は、同社のサービスおよびニコニコ動画に関わる技術者を募集すると発表したほか、ニコ ニコ動画において殺人予告と受け取れるコメントをした小学生ユーザーの件についても触れた。「悪戯ではあるが残念なことになった。すべてのコメントを チェックしているわけではないので、通報があれば即時に対応する」と述べた。

 このほか、ニコニコ動画の単月黒字化については、「着々と進めている」と述べるにとどまり、「現状はまだ赤字」とした。「広告とアフィリエイト は順調だが、有料会員の増加はペースダウンしている。今は、有料会員になることを露骨にアピールしたり、単月黒字を一番に目指す時期ではない。ニコニコ動 画は、日本発のWebサービスとして世界を目指していきたい」と語った。
ドワンゴの小林宏代表取締役社長 ユーザー数と技術者数の推移
これだけユーザーが集まっても単月黒字にならないのは、本質的にインフラコストがまだまだ高止まりしているからか。数年はこの状態が続きそう。


CnetJapanの記事
http://japan.cnet.com/blog/staff/2008/03/03/entry_25005711/

興味深い情報が飛び込んできた。

ブログ「The Ordinary Diary」によると、ニコニコ動画が動画フォーマット「H.264」に対応する見込みだという。

H.264は圧縮率の高い動画フォーマットで、小さいサイズのファイルでも高画質の映像が再生できる点が特徴。2007年夏にリリースされた Flash Playerの最新版「Flash Player 9」でサポートされ、ニコニコ動画でもH.264に対応して欲しいというユーザーの声は多かった。

ニコニコ動画は3月5日に新バージョン「ニコニコ動画(SP1)」の発表会を控えており、ニコニコニュースでは3月4日の午後9時から10時の間に、新機能のテストをするとの告知がなされている。

折りしも高画質を売りにしていた動画共有サイト「Stage6」が2月28日(米国時間)にサービスを終了したばかり。 高画質な映像を求める人には、うれしい知らせとなりそうだ。

ニコニコ動画に限らず、投稿サイトの高画質化はこれからも進むと思われる。ただし、インフラコストが単純に上がっていくので、脱落する業者も多く出てくるか。

NikkeiNet の記事
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nbonline.cfm?i=2008021800587cs&p=1


ニコニコ動画が「Youtube と同じ土俵で勝負しているという認識はない」、ということには好感を持つが、それに続くコメントがちょっと漠然としていて、一抹の不安も感じさせる。

「グローバル企業を相手に競争できる」としている割には、デザインのセンスがかなり国内向けに偏っている感じが否めないのだが・・・(国内向けと割り切っても、それなりの市場だからそれでもよいのだろうが。)

あまり汎用的なところを目指さない、ということで受け止めておけばよいか?


ケータイWatch の記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/38543.html

 ニワンゴは、コメント投稿機能を備える動画共有サイトの携帯版「ニコニコ動画モバイル」について、18日よりiモードの公式サイトとして提供を開始した。

 「ニコニコ動画モバイル」は、携帯電話からパソコン向けサイト「ニコニコ動画(RC2)」のコンテンツを再生したり、コメントを投稿したりでき るサービス。これまで、iモードとEZweb向けの一般サイトとしてサービス提供しており、2月10日には利用者数が100万を突破した。

 18日からは、NTTドコモのiモード公式メニュー(iメニュー)からアクセスできるようになった。機能面は、従来から変わりない。アクセスは、「コミュニティ/SNS」→「動画共有」から。

 あわせて、「ニコニコ動画モバイル」のランキング情報やオススメコンテンツを紹介するiチャネル向け「ニコ通チャネル」が「おこのみチャネル」の1つとして提供される。
ドコモで公式サイトになったのは大きい。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/05/18353.html

字幕つきの動画が売りのサービスで、字幕機能の仕様変更を予告なしで行ったのは、さすがにまずかったか。現状は熱狂的なユーザに支持されて何ぼのサービスなので、このあたりは慎重に行くほうがよいのだろう。

IT media news の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/28/news010.html


非常に面白い事象のレポート。
投稿サイトは、投稿される動画・集まるユーザーによって一瞬で流れが変わる可能性があるということ。

コンテンツの内容や、インフラ提供者のサービスレベルの高さで、Youtube やニコニコ動画の勢いをとめる可能性がある会社は日本でなら起こりうる。
IT Plus の記事
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITaj000021012008

非常に面白い記事。
世代間の視聴動向の違いに、遵法意識のようなものの世代間の格差も関係しているのではないか?
IT media news の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/21/news040.html
ニコニコ動画のID登録者数が500万を突破した。昨年末に始めた「ニコニコ生放送」では今後、記者会見の生放送も行うという。
2008年01月21日 13時47分 更新

 ニワンゴは1月21日、「ニコニコ動画」のID登録者数が1月19日付けで500万を突破したと発表した。

 1月21日現在、月額525円の有料サービス「ニコニコプレミアム」会員は約17万4000、携帯電話向け「ニコニコ動画 モバイル」の会員は約90万9000。

 ニコニコ動画では昨年末からライブストリーミング「ニコニコ生放送」を実験中。16日に行ったクイズと将棋の生放送は、コメント数が10万以上付いたという。「今後は記者会見の生放送なども行っていく」としている。

なんとなく勢いが鈍った気がするが・・・


アイシェア プレスリリース
http://blog.ishare1.com/press/archives/2008/01/181100.html

Youtube 以外では国内勢力ががんばっている。実質はYoutube も違法動画へのアクセスがほとんどであるので、ここの規制を強化するために毅然とした態度をとれば、国内の事業者も何とかなるのかもしれない。
InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/14/17879.html

 ネットレイティングスは、日本人がよく使っている動画共有サイトのランキングを発表した。インターネット利用動向調査サービス 「Nielsen//NetRatings」で集計した10月における家庭からのアクセスをまとめたもので、同社が発行するメールマガジン 「Nielsen//NetRatings レポーター」12月15日号の記事で紹介している。

 それによると、利用者数で最も多かったのは「YouTube」で1,455万1,000人、次いで「ニコニコ動画」が386万人と、1,000 万人以上の差が開いた。しかし、1人あたりの利用時間では、ニコニコ動画が2時間50分10秒、YouTubeが1時間6分53秒と、ニコニコ動画が2倍 以上だった。同じく利用頻度でも、ニコニコ動画(8.09回)がYouTube(5.43回)を上回った。

 この結果についてネットレイティングスでは、「2ちゃんねる的なコメント機能や『職人』による高品質動画などが醸し出す臨場感と一体感が、ユー ザーを引き付けている」と分析している。なお、2ちゃんねるは、利用者数885万5,000人、利用時間56分4秒、利用頻度6.27回。利用時間と利用 頻度では、ニコニコ動画が2ちゃんねるを超えていた。

 また、トップ10のうち3位に「Dailymotion(仏)」、6位に「veoh(米)」、8位に「Pandora.TV(韓)」、10位に「LiveVideo(米)」がランクインし、海外系サイトも多く見られた。

 このほか、トップ10圏外だった国内の動画共有サイトの利用者数では、「字幕.in」が11万9,000人、「ワッチミー!TV」が10万 3,000人、「eyeVio」が6万5,000人、「Rimo」が1万6,000人、「ニフニフ動画」が1万1,000人だった。字幕.inとニフニフ 動画は、動画にコメントを付けられるサイト。この類のサイトの中では、ニコニコ動画が多くのユーザーから支持されていることがわかるとしている。
この場合の「平均」という尺度がどれほど利用度を説明する指数として有用かは難しいと思うが、ニコニコ動画が常に滞在するファンをつけていることは間違いがない。利用されるに応じてインフラ費用がかからなければすばらしいビジネスモデルなのだが・・・

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/12/17851.html

この1年のニコニコ動画の急速な広がりはすごいと思うのだが、デザイン的に一般受けしていないのではないかという印象がある。オタク向けというレッテルがついてしまうと、更なる広がりが難しくなることが懸念される。
ITPro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071211/289262/?P=1&ST=ep_infrastructure

良記事。

「動画に字幕を入れる機能」、「動画の分散」 についての基本的なアイデアは、7,8年前にはすでに議論はされていたものの、実際にこのスケールで実装した技術スタッフは大いに賞賛されるべき。

事業単体で収益性があがらないというところは、やはりインフラ面のコストの問題。ここがもう少しどうにかなるとまた大きく情景も変わる。Flash Media Streaming Server などソフトウェアの大幅な値下げも一つの要因となりうるが、更なるインフラコストの低減が必要になる。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/14/news090.html

動画配信のビジネスでここまで持ってきていることは、単純にすごい。
男性の割合が7割(おそらく実際はネカマもいて8割超)というあたりが、業界が何年も前から抱えている動画配信ビジネスの壁。

NikkeiNet Biz Plus の記事。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nbonline.cfm?i=2007111100007cs&p=1

ひろゆき氏がニコニコ動画について考えていることについて答えているインタビュー記事。

■YouTubeを滞在時間などで超えたが。

 楽しんで使ってくれているユーザーが増えてうれしいですが、ビジネス的には本当は半分の滞在時間で倍のユーザーが集まった方がうれしいんですよね。
ビジネス的には、冒頭のこの部分が問題。ニコニコ動画を定期的に見る女性(あるいは中高年)という層があまりいない気がしているので、それほど今のままでは潜在的な裾野が広くないのではないか、という印象。

 今後、動画以外のサービスが登場する可能性はありますね。今のテイストを残したまま、新しい展開はありだと思っています。「ユーザーからフィード バックを得たいならニコニコ動画にアップしよう」と言われるようでありたいと思っています。音楽や写真だけでも使ってもらえるようにしたいですね。

上記のようなフィードバック獲得用ということであれば成立はしそうな気がするが、それだけではマーケットが小さいかも。

いずれにしても今後の展開に注目。
ASCII.jp の記事。
http://ascii.jp/elem/000/000/082/82009/

JASRAC とニコニコ動画の問題が簡潔にまとまったよい記事。

著作権の問題に関しては、JASRAC は基本的に音楽の著作権を徴収・分配する組織であって、テレビ局やコンテンツホルダーの動画の権利を保護する組織ではないことを改めて認識しておく必要あり。違法「動画」投稿については別段の協議がされているわけではない(筈)。
ITmedia NEWS より
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/05/news016.html

 和製ネットサービス「ニコニコ動画」のユーザーが、海外に広がっている。日本語で利用するサービスだから、日本語に慣れていない外国人には使いに くいはずだが、アジア各国で特に人気だ。10月には一部を中国語化した台湾版をリリースしたほか、韓国人ユーザーも増えている。

ニコニコ動画がアジア権のユーザーが増えているという記事。個別の事象に関しての記述がメイン。アジアの中で日本のクールさが受け入れられやすいのはマルチバイト圏の国ということになるか。ニコニコ動画ももう少し西洋圏を意識したインターフェースでどこかがはじめたら、もっと国際的にもブレイクしそうな気が個人的にはするのだが・・・

日本発のサービスでそろそろどこかブレイクしてほしいところ。


遅ればせながら、JASRACと投稿サイトの著作権協議のニュース

IT Pro のニュース全文を引用
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071030/285961/

 映画やアニメ、テレビ番組などが勝手に大量にアップロードされ、見放題。ユーザーが重宝がる一方で権利者側は怒りをあらわにする。提供会社は違法動画の削除にも取り組むがモグラたたき状態で、権利者との溝は広がるばかり――動画投稿サイトの著作権をめぐるそんな状況が、大きく転換する兆しを見せている。

 動画投稿サイト世界最大手の米YouTube。再生中の動画の画面上にコメントを付けられるという独自機能でユーザーの支持を急速に広げている「ニコニ コ動画」の運営企業、ニワンゴ。この2社がそれぞれ、日本音楽著作権協会(JASRAC)との間で音楽著作権の包括許諾に向けた協議を始めたことが、 2007年10月30日に明らかになった。

包括許諾のガイドライン「順守する」と表明

 JASRACは、動画投稿サイトに対して音楽著作物の利用を包括許諾するためのガイドラインを2007年6月に策定している。包括許諾とは、ユーザーが個々の二次利用についてJASRACに許諾を求める代わりに、動画投稿サイトの運営者がJASRACと 協議し、そのサイト内で投稿される動画においてまとめて許諾を得るという仕組みである。サイト運営者は、どんな楽曲がどの投稿動画で使われ、どの程度のア クセス数があったかを記録しておき、まとめてJASRACに著作権使用料を支払う。ユーザーがJASRACに許諾申請する手間をなくし自由に楽曲を使える ようになる。サイト運営者にとっても、音楽著作権に関する権利処理を事前にクリアできるため動画投稿サイトの運営が容易になり、集客にもプラスに働くなど メリットは大きい。

 このガイドラインはもともと、動画投稿サイトの開設を計画していたヤフーの要請を受け、同社と協議の上でJASRACが策定したもの。許諾条件は いくつかの項目に分かれているが、例えば「運営者側の責任によるアップロード作品の目視などによる事前チェックもしくは事前と同等のチェック」などによ り、違法動画を運営者が積極的に削除する態勢作りなどを求めている。また、利用者のパソコンなどにデータが蓄積されない「ストリーム形式によるサービスで あること」も条件に含まれる。

 ヤフーはその後、動画投稿サイト「Yahoo!ビデオキャスト」の本格サービスを2007年6月25日に開始。それと同時に、JASRACとの間 で音楽著作権の包括許諾について仮許諾を締結した。著作権使用料の算定基準は、Yahoo!ビデオキャストにおける音楽の利用実態などを踏まえて算定する 予定としており、現在は利用状況などのデータを収集しながら両者で意見交換を進めている段階だ。

 JASRACはこの包括許諾のためのガイドラインを策定した2007年6月、動画投稿サイト約40社向けに送付。同年7月にはJASRACの Webサイトで公表している。このガイドラインについて、YouTubeとニワンゴがそれぞれ順守する旨をJASRACに対し申し入れ、包括許諾に向けた 協議入りを求めた。「YouTubeからは10月26日に、ニワンゴからもごく最近申し入れを受けて協議に入ったところ。公表されているガイドラインを順 守すると表明しているのだから、JASRACとしては当然協議入りを拒む理由はない」(JASRAC広報部)。

他事業者・団体との協議に弾みも

 現時点では協議入りをしたばかりであり、YouTubeもニワンゴもJASRACとの仮許諾にこぎつけるかどうかは「今後の協議次第」 (JASRAC広報部)である。例えば、YouTubeが開発している違法動画の自動検出・削除ツールが十分に機能しないとJASRACが判断すれば、 YouTubeは違法動画の監視・削除態勢の強化を迫られる可能性がある。

 また、Yahoo!ビデオキャストとJASRACの仮許諾と同じく、許諾の範囲はJASRACが管理している音楽分野の著作権のみである。動画に ついては許諾の範囲外であり、音楽でも原盤権・実演権などの著作隣接権は包括許諾されない。包括許諾によりユーザーが自由に投稿可能になるのは、アマチュ アバンドの演奏や児童・生徒の歌唱など一部にとどまる。例えば市販されているCD音源を動画のBGMとして使うには、JASRACに加え各レコード会社の 許諾が必要である。

 とはいえ、動画投稿サイトの分野で強い影響力を持つYouTubeとニワンゴが権利者団体と積極的に話し合う姿勢を明確にしたことで、今後はコン テンツ事業者や著作権団体と動画投稿サイトが歩み寄りを見せる場面が増えそうだ。既にYouTubeは2007年7月にアニメ配信事業者のGDH、スカイ パーフェクト・コミュニケーションズ、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)、吉本興業などとの協業を発表済み。ニワンゴも、音楽チャンネル「MTV」の日本向け事業を手掛けるViacom International Japan、エイベックス・エンタテインメント、エフエム東京(TOKYO FM)子会社のティーエフエム・インタラクティブ、吉本興業などとの協業を表明している。ヤフーは食品メーカーや映画会社などの広告主と共同で、特定の テーマに沿った投稿動画を募集するといったタイアップ企画を複数実施済みだ。

 今後、こうした各社を中心に、プロモーションの一環として楽曲を限定して動画投稿サイトにおける二次利用を自由化するといった取り組みが出てくる可能性がある。


この動きは、動画を投稿サイトに投稿するだけではなく、一般のサイトを作成する場合にすら重要なニュース。技術的な問題よりも、このあたりの問題のほうが普及のためのブレイクスルーを阻害しているようなところもあるので、何が白で何が黒かということについての明確なガイドラインがあり、かつそれに合意したという実績ができていくことがカギ。


日経トレンディネットの記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20071020/1003567/

 20代を中心に大人気の動画共有サイト「ニコニコ動画」 が、吉本興業やエイベックスなど名だたるコンテンツホルダーとの提携を発表した。これでユーザーが投稿した動画だけでなく、お笑い芸人やアーティストなど の権利映像の配信も大幅に強化できる。ユーザー数も順調に伸びており、参入からわずか10カ月で登録会員数は300万人を突破し、有料会員数も8万人を超 えるなど、すでに国内では「Youtube」と肩を並べた。さらに投稿された動画から「ねこ鍋」がDVD化されるなど、今年のネット界の話題をさらったニ コニコ動画。その急成長の理由を整理した。

 ニコニコ動画が、Youtubeなどこれまでの動画共有サイトと大きく違う点が

  ・リアルタイムコメント機能

  ・『2ちゃんねる』の流れを引き継いだ自由な風潮

  ・徹底したユーザビリティに対する意識

の3つである。

 ニコニコ動画の最大の特長であり、Youtubeとの決定的な違いがリアルタイムコメント機能だ。これは、動画を見ながら「面白い」「すごい」な どのコメントをキーボードから入力すると、画面上にそのコメントがそのまま表示されるもの。後から同じ動画を見たユーザーでも同じタイミングで、その投稿 されたコメントを見られる。これが、一人で動画を見ているにもかかわらず、みんなでテレビを見ながら感想を言い合うのと同じ楽しさを産み出す。

ニコニコ動画の動画再生画面。再生画面の上部に表示されているのがコメント。「今、こんなに多くの人がこれを見ているの?」と勘違いするほど、みんなで動画を楽しむという雰囲気を演出してくれる(画像クリックで拡大)

 この機能の原点は、大型掲示板「2ちゃんねる」の“実況スレ”にある。“実況スレ”はテレビを見ながら、リアルタイムで感想を掲示板に書き込むス レッドで、同じ時間を仲間で共有する楽しさがある。ニコニコ動画の場合は、同じ時刻に同じユーザーが、同じ動画を見るわけではないが、前述したように時間 を超えて感想を共有できる点が画期的と言える。

 競い合うように面白い動画が投稿されるのもニコニコ動画の強み。ニワンゴの取締役には「2ちゃんねる」の管理人である西村博之氏が名を連ねている が、同氏の参加によって、2ちゃんねるの風潮が良い形で引き継がれたのだろう。それはユーザー同士が常にユーモアを競い合うという精神である。2ちゃんね るのユーザーが参加して、その雰囲気が持ち込まれたことにより、動画制作者に「面白い動画を投稿すれば、きっと反応してくれる」という一種独特の安心感を 与えている。

 もちろん、先述のリアルタイムコメント機能は、動画製作者のやる気を引き出す作用もある。投稿した動画に対して、直接視聴者の反応を見ることがで きるのは、製作者にとってうれしいことである。見知らぬユーザーであっても、楽しんでもらったり、ほめられたりすれば、次の動画製作へのモチベーションに つながる。右肩上がりに増える投稿動画数を見ていると、そんな好循環ができているのが分かる。

 目立たないが、ニコニコ動画の使い勝手もユーザーを引き付ける要因になっている。サービスを開始するに当たり、最も力を入れた点は「すべてのサー ビスや機能が直感的に理解できること」(ニワンゴ広報)だったという。ニコニコ動画のデザイナーは「テーマカラーや主張の強いデザインを避け、白黒基調の 配色で情報の見やすさを優先し、ユーザーが親しみが持てるように手書き風フォントを採用しました」と語る。日本産業デザイン振興会がこのほど発表した 「グッドデザイン賞」の「コミュニケーションデザイン」部門を「ニコニコ動画」が受賞している。リアルタイムコメント機能が主な評価点だが、その見やす さ、使いやすさも評価された結果だ。

 10月10日、吉本興業やエイベックスとの提携と同時に発表したのが、“ニコンドライフ構想”である。ニコンドライフのコンセプトとは「人が集 まってみんなで楽しむという生活の基本をネット上で実現しよう」というもの。その一例が「NICOScript」(ニコスクリプト)と呼ぶ専用のスクリプ トを用意したこと。これを使えば、動画投稿者が視聴者にアンケートやクイズの実施などが可能になる。より動画製作者と視聴者のコミュニケーションが密にな るはずだ。

 ニコニコ動画の有料会員が支払う会費は月額525円(チケット課金は90日1680円)。有料会員になると専用の回線を割り当てられるため、スト レスなく動画を楽しむことができる。無料会員の場合は、時間帯によってダウンロードが少し重くなったり、画質が多少落ちる「エコノミーモード」での閲覧と なる。お金を払ってでも、快適に利用したいと考える有料会員がすでに8万人も存在するが、「来年9月期の単月黒字化を目標としている」状況(ニワンゴ広 報)という。今後、動画配信システムなどへの先行投資をいかに早く回収できるかにも注目しておきたい。

(文/永田寛哲)

動画配信サイトの成功をどう定義するかの問題はあるにしても、この盛り上がりはやはりすごい。ただ、実感として、女性や年配など現在利用している層に広がる可能性があるか?というのがよく分からないので、これ以上の広がりがあるかが難しい気がしないでもない。 



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