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Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/07/03/20137.html
ニワンゴは、動画にコメントを付けられるサービス「ニコニコ動画(SP1)」において、権利者の申し立てによって動画が削除された場合、権利者名を表示する機能を7月5日午後から実装する予定だ。
権利者が法人・団体の場合は法人・団体名を表示。権利者が個人の場合は個人名を表示せず、「個人の権利者の権利を侵害しているため、又は申し立てがあったため削除されました」とする。これらの表示は、動画再生画面外の動画説明文エリアに表示する。
なお、削除動画に権利者名を表示する機能については、ニコニコ動画の要望掲示板でも実装を求める意見が寄せられていた。同機能を実装する理由についてニワンゴでは、「削除作品の権利者名を明示することで、ユーザーに権利保護の重要性を認知してもらうため」と説明している。
権利者が明確であろうがなかろうが、他人が作ったコンテンツを外に出すことは悪いことなのだが、現状のユーザーの意識からすると「誰のものか」を明示するプロセスを経て、認知を徹底するというのは必要な流れか。
http://jp.techcrunch.com/archives/20080701ustreamtv-just-got-a-redesign-but-justintv-is-still-beating-its-pants-off/
何かしら、ブレイクするためには、お行儀の良いことをやっていてはダメということか。
ライブウェブビデオでトップの座を争うレースに勝つのは誰だ。Google Trendsのウェブサイト部門とcomScoreをざっと見たところ、この4か月でJustin.tvが集団から一歩抜け出たようだ。Google Trendsによると、Justin.tvは30万人のユニークビジターを毎日集めている。一方Sickam.comとUstream.tvはいずれも6万人程度だ。comScoreはビジター数を月単位で集計しているが、同じような分析結果を示しており、Justin.tvの全世界月間ユニーク数が190万、Stickamが86万、Ustream.tv79万、Mogulus44万だ。(下図参照)。いずれも競合各社のメインページへのトラフィックを測っているだけであり、ウェブのどこかに埋め込まれたビデオを見ている人の数は含まれていない。しかし、条件は同じなので全体傾向を見る指標としては問題ないだろう。
少なくともUstream.tvは、追い付くためには何かを変える必要があることに気が付いている。今日、同社は新デザインのサイトを公開し、 DIYブロードキャスターという、ビデオにテキストとグラフィックを重ね合わせる機能と、自分のビデオを何人が見ているかを測る指標の改善版の提供を開始 した。また、視聴者が配信者を個別に購読できるようになった。同社によると、6月のサイト外を含めた総ユニーク視聴者数は1000万人だという。登録ユー ザー41万人のうち、10万人がアクティブで、日に1万~1万5000本のライブを配信している。有名どころのユーザーは、Johnny Knoxville、Dane Cook、James Blunt、The Plain White Ts、両大統領キャンペーンなど。 TechCrunchITの編集人Steve GillmorもNewsGang LiveショウでUstream.tvを使っている。
しかし、まさにそこに問題がありそうだ。果たして、Steve Gillmorが分割画面でTwitterについて妻と話しているうしろで、猫がソファによじのぼっているところ(実際に今起きている)を見るのと、Justin.tvでビキニ姿のフランス人カウガールを見るのとどちらがいいだろうか。Steveには気を悪くしないでほしい、Justin.tvのライブストリームの特集番組の方がUstream.tvよりも、若々しくて面白いというだけのことなので。
Internet Watch の記事
http://streamservice.xsrv.jp/mthome/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&blog_id=5
米Ustream.TVは1日、大幅なサイトリニューアルを発表した。視聴者向けのユーザーインターフェイスの大幅な改良、放送者向けの多くの新機能導入が含まれている。
最も大きなユーザーインターフェイスの変更は、「Upcoming」ページが追加されたことだ。Ustream.TVは生中継の放送が大きな魅力だが、生中継であるがゆえに見逃してしまうことも多い。そこでUpcomingページを見ると、最も人気を集めそうなイベントをリストアップして表示してくれる。日付と時間を見ることで、生中継を見逃さずに済むようになるだろう。放送を中継したい人は、自分の「My Shows」メニューからイベントをスケジュール予約し、このUpcomingページに表示させることもできる。
さらに「Announcement」ページが設けられ、Ustream.TVで開かれる大きなイベントや新機能など、Ustream.TVを利用する際に必要となる発表が表示されるようになった。この情報はRSSフィードで購読することもできる。
また、ログイン画面から「My Feeds」を登録しておくことによって、自分が好きな放送者をフォローし、新しい中継が行われるたびに通知してもらうこともできる。
放送者にとって大きな新機能として、テキストオーバーレイ機能が用意された。中継のFlash動画の上に、スクロールするテキストやハイパーリンクなどをかぶせて表示できる。また、中継の中にYouTube動画を挿入し、それにテキストをかぶせて表示することもできる。
数週間後には、オーバーレイできるコンテンツとして、テキストだけではなく、画像、RSS、チャットにも対応すると発表している。
このほか、「My Shows」ページの中の「Metrics」を見ることによって、放送したコンテンツのユニーク視聴者数、トータル視聴者数、平均視聴者数を表示できるようになった。これらの数値はメールしたり、エクスポートすることもできる。
Ustream.TVでは、数週間後にさらに多くの新機能を発表するとしている。
ライブサービスにおいては Justin.tv がユーザー数で突き抜けたという報道があったが、今後しばらくは機能強化などでのリリースが続くと思われる。注目。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/02/news093.html
ドワンゴは7月2日、子会社ニワンゴが運営する「ニコニコ動画」上に投稿された動画のうち、映像関連の業界3団体加盟企業の著作権を侵害するコンテンツを削除すると発表した。ユーザーが別のコンテンツを加えて編集したいわゆる「MAD動画」も削除するとしている。
3団体は、アニメ各社が加盟する日本動画協会と、映像制作会社や映像ソフトメーカーが加盟する日本映像ソフト協会、映画各社が加盟する日本映画製作者連盟。
ドワンゴは3団体からの要請を受けて著作権侵害対策について協議し、同社が(1)これまでに投稿された、3団体会員企業の著作権を侵害した動画を削除する、(2)新規に投稿される動画も監視し、著作権侵害があれば速やかに削除する――ことを提案。同意・確認した上で3団体に申し入れ書を提出し、受領された。
ニワンゴは3月、NHKと在京キー局5社に対し「『ニコニコ動画』に無断投稿されたテレビ番組を全て削除する」という内容の申し入れ書を提出している(ニコ動「テレビ番組の無断投稿は全削除」とテレビ局に申し入れ)。
事業を続けていくには、関連団体との健全な関係が不可欠。モラル的にはよい方向に進んでいるが、アクセス数などを発展・維持可能かどうかには疑問符がつくか。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/02/news103.html
楽天とUSENは7月2日、コンテンツの相互提供に関する業務提携を拡大すると発表した。USENの動画サイト「GyaO」に「楽天市場」の商品情報を提供するほか、今秋をめどに、GyaOを楽天グループのサービスに取り入れる。
楽天が公開しているAPIを活用し、GyaOの再生画面右側に、楽天市場の売れ筋ランキングを表示。コンテンツに関連する商品情報を得られるようにする。
GyaOを楽天グループのサービスに取り入れる際は広告モデルでの事業展開を検討しているが、詳細は未定。
両社は2001年に合弁会社ショウタイムを設立し、動画サイト「ShowTime」を運営するなど動画サービスで連携してきた。
楽天とUSENの提携はこれまでもあったので、特に目新しいということはなし。詳細も未定とのことで、インパクトはなし。
BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22331.html
オッズ・パークは、7月1日より地方競馬のライブ配信を開始する。視聴は無料。
今回のライブ配信は、TCバンクをP2P技術をベースとした多人数同時動画配信システム「BBブロードキャスト」を利用して行うもの。7月1日より金沢競馬場でのレースを配信開始したほか、7月7日の「オッズパークグランプリ2008 in 福山競馬場」や、7月11日の「第3回オッズパークファンセレクション in 笠松」を配信予定。このほかにも、オッズパークのおすすめレースを毎日配信する予定だ。
配信は、オッズ・パークの実験サイト「オズパークラボ」にて行い、視聴には専用ソフト「BBブロードキャスト」のインストールが必要。配信形式はストリーミング、ファイル形式はWMVで、ビットレートは1Mbps程度となる予定だ。
競馬などのギャンブルコンテンツでは潜在的に動画の需要が多いものの、配信遅延の問題があるので本格的な展開にはなっていなかったが、どれほどそれが実用レベルになっているかが問題。
おそらく、まだ中央競馬でできるほどのレベルにはなっていないはず。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080701/309926/?ST=network
USEN(本社:東京都港区,社長:宇野康秀氏)は2008年7月1日,同社が運営する動画配信サービス「GyaO」を全面リニューアルしたと発表した(発表資料)。トップページのデザインをユーザーごとにカスタマイズできるほか,全画面表示を含む3種類の画面サイズから好きなサイズで動画を視聴できるようになった(図1)。
トップページにマイクロソフトが開発したプラグインソフト「Silverlight」を採用することで,ユーザーごとにドラッグアンドドロップでレイアウトを変更できるようになった。また,Silverlightを使って配信するコンテンツはMac OSでも視聴可能で,今後追加するコンテンツは主にSilverlightを使って配信するという。
コンテンツに関してはこれまでの総合的な編成を見直し,アニメ,バラエティなどの13のジャンル別編成に変更した。その結果,利用者は自分の好みに合う番組を見つけやすくなり,広告主はよりターゲットを絞った広告出稿が可能になるという。またこれまでの動画だけのコンテンツに加え,テキストと動画を組み合わせたオリジナルのニュース記事やコンテンツの制作,ライブチャットなどの新たな試みも行なう。
広告メニューについても見直しを行った(図2)。動画CMではGyaOの特徴である「属性別配信」を強化・充実し,地域別や性別といった属性に加えて,これまでよりも細かい5歳きざみの年齢別に広告配信を可能にした。また,バナー広告メニューをより大きくし,広告効果を高めた。また,CMの配信回数を保証する「リーチ保証」や,番組の始めに必ずCMを配信する「初回CMポジション固定」など,新しい概念の広告メニューも開始する。
すでにアナウンス済みであったが、アナウンスどおりリニューアル。MacOS でも閲覧可能になったのは大きいか。ただ、今回のリニューアルで収益化のめどが立つかどうかは疑問。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/07/01/20107.html
米RealNetworksが運営する音楽サービス「Rhapsody」は6月30日、DRMフリーのMP3フォーマットで楽曲を販売する音楽ストアをオープンしたと発表した。
同時にRealNetworksはMTV Networksとも提携し、「Music Without Limits」イニシアティブを立ち上げた。音楽サイトで楽曲の完全ストリーミング放送を行い、そこからMP3フォーマットでのダウンロード販売を行えるようにする。
さらに、RealNetworksは米携帯キャリア大手のVerizon Wirelessとも提携。携帯電話からMP3フォーマットの楽曲を購入できるようにする。
RealNetworksが開始した「Rhapsody MP3 Store」は、4大メジャーレコードレーベルであるUniversal Music Group、Sony BMG Music Entertainment、Warner Music Group、EMIと提携。多数のインディーズレベルとも提携し、合計500万曲を用意している。ほとんどのアルバムは9.99ドル、シングルは99セントで販売する。
多くの音楽ダウンロード販売サイトでは、購入前には30秒程度のサンプルを聞くことしかできないが、Rhapsody MP3 Storeでは、最初から最後まで聞くことができる。その上で、気に入った曲をダウンロード購入し、iPodなどを含むMP3プレーヤーに転送できる。
RealNetworksではMP3ストア開店を記念して、大々的な広告キャンペーンを展開する。まず、7月4日までにRhapsodyに登録した最初の10万人に、無料でアルバムを進呈する。また、2008年第3四半期だけで1500万ドルの広告費を投入するほか、2009年までに合計 5000万ドルの広告キャンペーンをテレビ放送、インターネット、出版広告で展開する計画だ。
● 音楽サイトやSNSでフルコーラス再生可能、月25曲まで
MTV Networksとの提携によって発足したMusic Without Limitsイニシアティブには、米Yahoo!、音楽発見サービスのiLike、MTV Networksが参加している。
提携企業の傘下にあるYahoo! Music、MTV.com、CMT.com、VH1.comなどの音楽サイトでは数週間後に、月に最大で25曲までフルコーラスで楽曲を聞けるようになる。また、そこからRhapsodyでDRMフリーのMP3ファイルを購入できるようにリンクが設置される。
iLikeとの提携では、ソーシャルネットワークを使った音楽配信の新しいビジネスモデルが採用される。このイニシアティブによって、 iLike上でRhapsodyが提供する楽曲をフルコーラスで再生できるサービスが提供される。しかしiLike上だけでなく、メジャーなSNS向けの iLikeアプリケーション(例えばFacebook、MySpace、hi5、Orkut、BeBoに提供しているアプリケーション)上でも、同じように聴けるようになる。月に25曲という制約は変わらないが、それを超過した場合でも30秒のサンプルは聴くことができる。
重要なこととして、このようにしてストリーミング放送される曲のアーティストやレコードレーベルには、Rhapsodyとの契約によって、1回再生されるたびにロイヤリティが支払われる。また、ここにもRhapsody MP3 Storeで購入できるリンクが設置されるため、楽曲が売れればアーティストもレーベルも利益を得る。iLikeは2800万の登録会員を持つ人気のソーシャル音楽発見サイトであり、これは音楽業界にとっても興味深いビジネスモデルといえる。
● 携帯電話からもDRMフリーMP3楽曲を購入可能に
Verizon Wirelessの提携によって、携帯電話からもDRMフリーMP3ファイルを購入できるようになった。このサービス「V CAST Music with Rhapsody」では、1楽曲を1.99ドルで購入し、同時に2つのコピーを入手できる。1つは携帯電話のため、もう1つはPCに保存しておくためだ。さらにこのサービスの専用ソフトをPCにダウンロードし、Rhapsodyの月額会員に登録すると、Rhapsodyの全サービスにアクセスできるようになる。
Rhapsodyサービスは、現時点では米国内でしか提供されていない。会員になるには米国内の正当な住所を登録する必要がある。そのため日本国内からは残念ながら利用することができない。
米国では、DRMフリー楽曲への流れがどんどん加速している。現在では、Wal-Mart、Amazon、Napsterが、いずれもDRMフリーのMP3フォーマットでダウンロード販売を行っている。また最大手AppleのiTunes Storeでも、「iTunes Plus」サービスにおいてDRMフリーでAACフォーマットの楽曲をダウンロード販売している。
RealのサービスでMP3の話でしか出てこなくなったのはさびしいところ。しかも米国のみ。日本国内のメジャーなプレイヤーではなくなってしまった。
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20376271,00.htm
検索大手のGoogleが、人気アニメ番組「Family Guy」の作者、Seth MacFarlane氏を起用し、オリジナルのアニメーションシリーズを作成する。New York Times紙が報じている。作品は、Googleの広告システム「AdSence」経由でウェブ配信されるという。
New York Times紙の記事によると、GoogleはAdSenseを利用して、「Seth MacFarlane's Cavalcade of Cartoon Comedy」というタイトルの番組を、MacFarlane氏のターゲットとする視聴者がよく閲覧するウェブサイトに配給するという。広告は「プレロール」広告、バナー広告、「提供クレジット」形式の広告などの形で配信される予定。
MacFarlane氏はまた、Cavalcadeコンテンツと連動するオリジナル広告の制作で広告主と協業するとも報じられている。しかし、GoogleもMacFarlane氏も、取引はAdSense最大級と述べたのみで、広告主に関する情報を明らかにしていない。
2分間のエピソードは「The New Yorkerが掲載している1コマ漫画のアニメ版で、1コマ漫画をクールにしたものだ」、とMacFarlane氏はNew York Timesに語っている。同氏はこの取引で、広告売り上げの1%を得ることになっている。
2003年にAdSenseを開始したGoogleは、2007年にAdSenseプログラムを拡大し、ウェブサイトパブリッシャーがサイト内にYouTubeの動画クリップを埋め込んで表示できるようにした。表示可能な動画クリップはYouTubeのコンテンツパートナーが制作したもので、ターゲット型のバナー広告またはテキスト広告が掲載され、サイト運営者はそこから広告収入を得ることができる。Googleは以前、自社AdSenseパブリッシャーネットワークで動画と動画広告を配信する実験を行っていたが、結果は賛否が分かれる内容となっていた。Googleは、インストリーム動画広告や広告付きのインストリーム動画クリップのテスト配信の実験も行っている。
メモ
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20080630/309737/
公式サイトには毎月1450万人以上のユニークユーザー(来訪者)が訪問、毎月5億以上のPV(ページビュー)を獲得――。インターネットを駆使した新しいビジネスモデルで急成長している米プロレス興行大手、WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)が日本進出を本格化し始めた。
今年1月に日本法人WWEジャパン(東京・渋谷区)を設立、2月には有明コロシアム(東京・江東区)でイベントを開催した。既に日本語サイトも立ち上げている。6月に来日したシェーン・マクマホン副社長は「アジア市場、そのなかでも特に日本は我々のグローバル戦略において非常に重要だ。今後もパブリックビューイングイベントを開催するなどして、コアなファンから一般層まで幅広くWWEの知名度を上げていきたい」と語る。
WWEは2007年12月期、連結売上高4億8570万ドル、純利益5210万ドルを記録。560人の社員を抱え、本社内には自前のテレビスタジオを持つ。米国外の売り上げは過去5年間、年率20%ずつ伸びており、現在では売り上げ全体の25%を占めている。1999年には米ニューヨーク証券取引所への上場も果たした。全国各地で開く興行収入を主な収益源としている日本国内のプロレス団体とは異なり、積極的なネット戦略で業績を拡大してきた。
マクマホン副社長は「毎月5億以上というPVの数はヤフーのランキングでも上位に入っている」と話す。ストリーミング(動画のリアルタイム配信)サービスや映像コンテンツをネットで購入できるVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス、携帯電話を使ったコンテンツ配信やレスラーの人気投票など、デジタルメディア分野を成長領域と位置付け、様々な形でネットを活用している。
「テレビ局と組んで興行をテレビ放映することもあるが、映像コンテンツの権利はすべて自社で保有している。だからこうした多面的な展開が可能になった」(マクマホン副社長)。興行による収入は売上高の23%に過ぎないという。プロレスをはじめ日本のスポーツビジネス界では、テレビ局などに放映権を渡し、放映権料を得る形がまだ一般的だ。興行団体が自ら映像コンテンツの権利を管理するのに加え、ネットを使った配信事業を独自に行っているケースは珍しい。WWEの日本市場進出が成功すれば、日本の興行ビジネスのモデルを変える可能性がある。
今後の具体的な展開としては米国同様、試合から記者会見まで様々なコンテンツを無料でストリーミング配信することを検討中だ。また、315円均一で販売しているVODについても、「現時点では数年前の古いコンテンツが多いが、最新の映像の比率を高めていく」(WWEジャパン)方針だ。
日本ではK-1などの総合格闘技がプロレスを上回る人気を持つが、「総合格闘技はスポーツ、こちらは純粋なエンターテインメント。視聴者としては両方を見られたほうがいい」と、経営の傍ら、自らレスラーとしてリングに上がるマクマホン副社長は意に介さない。「物語性や音楽、照明などで凝った演出を駆使してドラマチックな戦いを見せられれば、日本の格闘技ファンにもより広く受け入れてもらえるはずだ」と話す。
テレビ局と広告代理店が非常に強い日本国内では現状では成立しにくいビジネスモデルだが、海外からのコンテンツでこういった流れになってくると業界も面白くなるか。

