利用率1位のYouTube、10代男性が毎日アクセスするニコニコ動画

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IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20100831/351624/


 性年代別属性についてみると、ニコニコ動画は10代男性が突出しておりそれに10代女性、20代男性が続くが、30代以上の年齢層は比較的低い(図4-1)。YouTubeも10代、20代の比率はやや高いが30代以上の年齢層にも幅広く利用されている。性別でみるとどちらのプラットフォームも男性の比率が高い。
 
ニコニコ動画は、「不参加」以外(「コーディネイター」、「クリエイター」、「参加者」、「観察者」)のいずれもが全体よりやや多い。アカウント取得が前 提となっているため、ニコニコ動画利用者はYouTube利用者よりオンライン行動の活発な層の割合が高いようだ。中でも「コーディネイター」の比率が高 いことが特徴といえる。ニコニコ動画では動画上にコメントが流れる独自のコメント機能やコミュニティ機能など利用者同士の交流を促す機能が多数あり、投稿 者と視聴者があいまって独自の文化を築いている。活発な交流のなかで"ソーシャルメディア上のコンテンツを広がる形に整える"「コーディネイター」へは高 い評価が与えられているようだ。「コーディネイター」はサービス利用の満足度が「クリエイター」と比較して約1割ほど高い。
単月黒字ができているとはいえ、このユーザー層だとまだまだ安定的な収益性の確保ができているという感じでもなさそうか。今現在は、TwitterとUstreamのブームが、ニコニコ動画のアクセスも押し上げているような部分も多いようだし。

1年後くらいに、どうなるかは注目。

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