動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「ドラマ」と一致するもの



IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100115/343285/

かねてからアナウンスされていた通り、月9のコンテンツも配信を開始。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100107_340886.html

新会社では、コンテンツプロバイダーから映画や連続テレビドラマ、スポーツイベント、アニメなどのプロフェッショナルによる動画コンテンツの提供を受ける。サービス運営にあたっては、広告表示によるビジネスモデルを予定している。

こういった合法サイトは国ごとに展開は違ってくるのだろう。中国は人口が多いだけに、一気に収益化を達成するかもしれない。要注目。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091201/341355/

 エイベックス・マーケティング(AMI)は2009年12月1日,視聴中の映像画面をクリックすることで,映像内に登場する商品の購入や,関連情報を入手できる動画配信サービスを同日より開始したと発表した。米Clikthrough Inc.が開発した技術を採用している。

 サービス第1弾として,坂詰美紗子が歌うドラマ「リアル・クローズ」の主題歌「きっと大丈夫」のミュージック・クリップを配信する。このミュージック・クリップでは,映像中に登場する衣裳やアクセサリーをECサイトで購入できる。また,ロケ場所や出演者プロフィールなどの情報を入手でき,ミュージック・クリップを新しい視聴方法で楽しめるという。

 なお,このClikthrough Inc.の技術は,AMIが日本における独占使用権を取得している。

テレビでも コマーシャル => 検索 => 購入というアクションにつながることは多々あるので、これはこういった試みは面白い試みか。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091105/340138/?ST=network

先日赤字が発表されていただけに、こういった試みもなりふり構わずやらなければならなくなっているのかもしれない。
BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/docs/news/20091015_321803.html

メモ。

Youtubeの人気の動画の多くが、テレビ局のコンテンツの不当なアップロードなので、見逃したものなどへの需要は高いのだろうが、PPVという形で十分成立するかは疑問。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/16/21880.html
 百度は16日、検索サイト「Baidu.jp」日本版にて、画像検索と動画検索のトップページをリニューアルした。カテゴリー別のサムネイルやキーワードを表示するようになった。

 画像検索では、ページ上部に「今日の注目画像」を配置し、各カテゴリーの画像をまとめて表示する。ページ中央には、「アイドル/タレント」「テ レビ/アニメ」「おもしろ画像」など、10のカテゴリーからピックアップした画像を表示する。ページ下部には、「気になる画像キーワード」を表示する。

 動画検索では、ページ左列に「音楽/映画」「ドラマ」「アニメ/ゲーム」などのカテゴリーを配置し、各カテゴリーをクリックすると、ページ中央 列に当該動画のサムネイルを表示する。ページ右列には、多く検索されている人気上昇ワードを表示する「人気のキーワード」を配置。ページ左列のカテゴリー を選択することで、当該ジャンルのキーワードを表示する。
メモ。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/m_china/2008/12/08/

 金融危機で中国動画共有サイトの米国資本がどうなるかが注目される中、「YOUKU(優酷網)」「TUDOU(土豆網)」「KU6(酷6網)」の3社が「我こそが1番」と健全ぶりをアピールした。

 中国のリサーチ会社「易観国際」による、2008年第3四半期の各中国動画共有サイトの売上高についての調査結果では、KU6(1014万元:14億円 強)がYOUKU(936万元:13億円強)やTUDOU(546万元:7500万円強)を押えるという発表をしたが、TUDOUは「今年上半期の広告収 入は、ライバルのYOUKUの548万元(約7600万円)の倍となる1129万元(1億6000万円弱)」とアピール。YOUKUは「同四半期において 総視聴時間は中国の動画視聴サイト全体の55%を占める」発表し自信を見せた。また発表の中でYOUKUはドラマや映画などの制作会社と提携を結び、さら に合法なコンテンツを拡大していくことを示した。

 ちなみに金融危機以前は「YOUKU」「TUDOU」「KU6」に加え、「六間房」という動画共有サイトも人気で4強状態であったが、六間房は金融危機の煽りを受け、200人のスタッフを60人まで減らしている。

メモ。

4半期で10数億の売り上げが上がっているというのを聞くと、やはり中国の市場の大きさを感じざるを得ない。(まだ儲かってはいないのだろうけど。)
RBB Today の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20081125/55963.html
 NHKオンデマンドがVODサービスあるいはIPTVサービスのキラーになる可能性はある。プロジェクトXや大河ドラマなどの人気番組はもちろん、利用 者の多い語学番組も視聴に向いているコンテンツといえるだろう。語学番組に関しての詳細は不明だが「新3か月トピック英会話」「100語でスタート! 英 会話」「テレビで中国語」「テレビでイタリア語」などが挙がっている。所氏が言うように、VODという言葉を聞いてもピンと来ない人々は大勢いる。これら の人がNHKを介して接触するようになれば、マーケット創出への第一歩となるかもりれない。
優良なコンテンツはふんだんにあるだけに、こちらの展開には期待したいが、コンテンツごとに数百円ずつとなるとNHKでもなかなか難しいかも知れない。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081110/318904/


 映画やテレビ番組などのコンテンツを様々なメディアに時間差をつけて露出して収益を最大化する「マルチウインドウ戦略」に異変が起こっている。ワーナー エンタテインメントジャパンが,映画「スピード・レーサー」のDVD販売とインターネット配信の開始日を同じ2008年11月19日に設定するなど,イン ターネット配信のウインドウ位置が前倒しされ始めている。

 特に海外ではこうした動きが顕著で,日本のコンテンツが日本よりも先に海外で配信されたり,放送よりも先行してテレビ番組を配信したりする動きが 出ている。2008年7月以降,米国の「iTunes」や「Hulu」,「Joost」といった動画配信サービスで,「DEATH NOTE」や「NARUTO」,「BLEACH」などの日本の人気アニメの配信が相次いで始まった。過去の名作が配信されるのとは異なり,今回インター ネット配信が始まった作品には,日本で配信が始まっていないものが多い。

 日本では作品が放送された後に,二次利用としてDVDや動画配信のウインドウがあり,それぞれのサービスが競合しないようにコントロールするノウ ハウが確立している。一方,日本のコンテンツを海外展開する場合,最初のウインドウである「放送」が行われない地域が多くあり,こうした地域の視聴者が違 法動画で作品を視聴するケースが問題となっている。

 「DEATH NOTE」の海外配信を許諾した日本テレビ放送網は,日本よりも海外のインターネット配信が先行する理由の一つとして,この違法動画対策を挙げる。「海外 は放送やDVD化までに時間がかかり,その間に違法コンテンツが広がってしまう。これを防止するために,海外におけるインターネット配信を急いだ」(日本 テレビ)としている。

 「NARUTO」や「BLEACH」の制作を手がける「ぴえろ」も,「新しいエピソードをいち早く見たいという要望に応えられていないことが, ファンが違法コンテンツの視聴に走る原因の一つだ」として,インターネット配信のウインドウ展開を早めることは違法コンテンツによる機会損失を減らす効果 があると考えている。また,最近になって海外の企業から,放送ではなくインターネット配信を最初のウインドウとすることを前提に作品を共同制作する話が持 ち込まれているといい,「放送よりもインターネット配信を優先する方法は,今後増えるのではないか」(ぴえろ)とみている。

 海外で放送を最初のウインドウにしにくい日本のコンテンツが,次善策としてインターネット配信を選択している一方で,放送へのフィードバックを期 待して最新コンテンツのインターネット配信に取り組む例も出てきた。米NBCは2008年9月下旬に,秋に新シーズンが始まる代表的なドラマの1話目を, 放送よりも1週間先にインターネットで配信した。「先出し視聴」で視聴者の関心を集め,続くエピソードを放送で見てもらうのが狙いである。インターネット 配信の存在感が増すにつれて,放送やDVDパッケージ,海外展開といった要素をどのように組み合わせて利益を最大化するのかという,マルチウインドウ戦略 の最構築が必要になりそうだ。

ネットで反応を見て、メジャーなチャネルに向けて配信をするというのは、深夜番組で様子を見てからゴールデンに持ってくるような流れと似ているか。ネットであればさらに小予算でテストができるので、こういった流れは定着しそう。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23749.html

 ビーナは5日、同社が運営する映像配信サービス「AII」について、11月1日付で「Viena(ビーナ)」へとリニューアルしたと発表した。AIIで取得したIDは継続して使用できる。

 AIIは、ソニーなどが出資するエー・アイ・アイが2000年12月に開始した映像配信サービス。その後、2007年7月1日付でエー・アイ・ アイからブイオーディ・システムズへと事業譲渡され、2008年2月1日にはブイオーディ・システムズの100%子会社であるビーナへと事業が譲渡され た。

 ビーナでは今回、ユーザーから寄せられた意見などをもとにサービスのリニューアルを実施。これに合わせて、社名の由来となる「Video Entertainment and Amusement」を踏まえ、「もっと動画を楽しめるアミューズメントサイト」をテーマにサイト名称を「Viena」へと変更した。

 リニューアルとともにサイトURLも変更されたが、AIIで取得したID・パスワードは引き続き利用できる。ビーナでは、リニューアルを記念したプレゼントキャンペーンも11月1日より実施している。

 11月1日にはまた、韓国ドラマ「青い魚」の配信を開始。9年ぶりのドラマ出演となった女優のコ・ソヨンが主演する全16話のラブサスペンス作 品になる。料金は各話315円で購入から7日間の視聴が可能。全話パックも4032円で販売する。また、月額840円のドラマ韓Fan会員であれば、第1 話が無料、第2話以降は各189円、全話パックは2419円で購入できる。

 配信形式はストリーミング、ファイル形式はWindows Media Videoで、ビットレートは768kbpsと2Mbpsを用意する。
トップページを見てみたが、グラビア、アニメ、韓国ドラマにおまけで映画程度というカテゴリ。
有料でも買ってもらえるコンテンツとなるとこれくらいしかないという状況は、これから先もそうなのだろう。
ファイルウェブの記事
http://www.phileweb.com/news/d-av/200810/27/22434.html

フジテレビジョンは、同社が運営するPC、携帯向け動画配信サイト「フジテレビ On Demand」にて11月1日10時より地上波放送の番組の配信を開始する。

1日から「セレブと貧乏太郎」、「爆笑レットカーペット」など現在放送中の作品を含む人気コンテンツを随時配信する。ストリーミングの配信ビットレートは 低画質版(320×240ピクセル)が500Kbps、高画質版(640×480ピクセル)が1.5Mbps。1話315円(税込)で8日間の視聴が可能 というのが基本料金で、そのほかに各話が期間中見放題のパックも用意する。

PCではストリーミング配信のほか一部コンテンツではダウンロードも可能で、19日より配信開始するドラマ「ライアーゲーム」、26日より開始するコント 番組「リチャードホール」などはビットレート3Mbpsのダウンロード版(1,280×720ピクセル)での配信も行う。ダウンロード版は1話525円 (税込)となる。

なお携帯サイトはドコモのiアプリストリーミングに対応機種のみに対応する。
有料で配信するなら、米国でやられているように先行配信でないとメリットが薄いと思うのだが、そこまではまだ踏み込めないだろうか?
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20382424,00.htm

 コンテンツ配信網(Contents Delivery Network:CDN)最大手のアカマイは10月22日、同社のBtoCサイト向け高速配信サービス「Dynamic Site Delivery」などが動画ポータルサイト「第2日本テレビ」の配信インフラとして採用されたことを発表した。

 第2日本テレビの配信インフラとして採用されたのは、Dynamic Site Deliveryのほか、アカマイが運用する、アドビシステムズの動画ストリーミング配信サーバソフト「Adobe Flash Media Server 3」(FMS3)。これらの配信インフラを採用した第2日本テレビは10月20日にリニューアルしている。

 リニューアル後の第2日本テレビは、「Adobe Flash Player」をインストールしているPCであれば自由に見ることができる。Flash PlayerをベースにしていることからMacでも見られるようになっている。

 テレビ放送連動型のコンテンツやスピンアウトドラマなどは、同時アクセスが集中しやすいが、アカマイの分散型グローバルサーバ網である Dynamic Site Deliveryを活用することで、コンテンツはエンドユーザーは物理的に一番近いエッジサーバに配信される。エンドユーザーにとっては、居住地域や時間 帯に関係なく、コンテンツを快適に視聴することができるようになる。運営会社にとっては、センターサーバへの負荷を軽減することができるようになる。

 今回のリニューアルで第2日本テレビはFMS3を採用することで、ストリーミングを暗号化。コンテンツの著作権保護を強化している。従 来、日本国内のテレビ局などのコンテンツ提供社は、Windows Mediaをベースにデジタル著作権管理(DRM)の仕組みをかけることが一般的とされていた。それに対して第2日本テレビはFlashをベースにして著 作権保護を強化している。

 Flashをベースにした動画視聴サービスは、米国の動画ポータルサイト「Hulu」や米大手テレビ局のCBSで展開されている。第2日本テレビでの動きは、こうした米国の潮流に追随するものと見ることができる。

FlashベースのDRMで本格的に配信をしている例というのは実は世界的にもないのかもしれない。プラットフォームの汎用性が高いため、ここでブレイクする可能性はあるか。

アカマイも最近は国内で大きな発表がなかったようだし、また機運が盛り上がってくるのかも。
Moneyzine の記事
http://moneyzine.jp/article/detail/100928/
 15時10分現在、USEN(4842)の株価は、変わらずの148円。
大引け後に「GyaO事業を分社するために、100%出資の新子会社を設立する」と発表。
「今まで以上に経営管理を厳格に行い責任の明確化を図れること、また、今後、事業の枠組みを大胆に検討することを目的としております」としていた。
なかなか収益化しない同社の動画配信事業GYAOだが、類似サービスは、ドワンゴ(3715)の「ニコニコ動画」を筆頭に、ヤフー(4689)や楽天(4755)なども手掛けている。
(H)

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23509.html

 USENは15日、同社が運営する動画配信サービス「GyaO」事業を分社化すると発表した。新会社は10月下旬に設立する予定。

 GyaOは、USENが2005年4月にサービスを開始した動画配信サービス。簡易なユーザー登録のみで映画やドラマ、バラエティなどさまざまな動画コンテンツを視聴できる点を特徴とし、2008年9月末には2000万を超える会員数を有している。

 USENではGyaO事業を分社化することで、今まで以上の厳格な経営管理によって責任を明確化できるほか、「事業の枠組みも大胆に検討する」 と説明。新会社はUSEN100%出資の子会社となるが、資本金額や社長などの詳細は現在のところ未定。詳細は追って発表するとしている。

記事を追っても、これの意図するところがよく分からない。赤字のまま、早めにどこかに売り飛ばしてキャッシュを得たいということだろうか?



BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23281.html
朝日放送(ABC)は、同社が放送したアニメやドラマなどをPC向けに有料配信する「ABC動画倶楽部」を26日より開始する。料金は105円から。

 ABC動画倶楽部は、ABCが自社のWebサイトおよびプラットフォームで運営を行う動画配信サービス。配信インフラには、ドリームボードの P2P型配信システム「SkeedCast」を採用し、「高画質な動画を手頃な価格で提供でき、アクセス集中にも強くなる」としている。

 サービス開始当初には、テレビアニメ「ふたりはプリキュア Splash☆Star」と「Yes! プリキュア5」を公開。いずれも第1話は無料で、第2話以降は1話105円、4話パック336円で視聴できる。

 また、視聴者参加型の懸賞金付きミステリードラマ「安楽椅子探偵と忘却の岬」を、10月4日より順次配信を予定。出題編および解答編映像のほ か、原作者である綾辻行人と有栖川有栖によるエピローグトークのディレクターズカット版を10月31日までの期間限定で配信する。料金は出題編と解答編映 像が各525円、エピローグトークが105円で、3本パックが1050円。

 いずれもストリーミング形式で配信され、ファイル形式はWindows Media Video 9。ビットレートはコンテンツごとに異なり、500kbps、1Mbps、3Mbpsの3種類を用意する。また、視聴期間はコンテンツごとに異なる。

 なお、サービス利用にあたっては受信用ソフト「SkeedReciever」のインストールが必要。対応OSはWindows Vista/XPで、WebブラウザはInternet Explorer 5.5以降、プレーヤーはWindows Media Player 10以降に対応する。
わざわざP2Pを使わなければならないほどアクセスが集中の問題が発生していたのだろうか?
有料オンデマンド配信でP2P? というところが、ちょっとわからないが、後日調べることととする。

Asahi.com の記事
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200809250014.html

 KDDIは9月25日、テレビや携帯電話を接続して音楽や動画を楽しむことができるSTB(セットトップボックス)「au BOX」を開発し、11月1日からレンタルを開始すると発表した。携帯電話ブランド「au」のユーザーを対象に提供する。レンタル料は月額315円。

 STBは、CD・DVDの再生用のドライブとスピーカーを内蔵。ブロードバンド(BB)接続用のLANポート1基、携帯電話などとの接続に利用す るUSBポート2基を備える。アナログのAV入出力端子、音声入力端子も搭載。AV端子を使ってテレビとSTBを接続し、リモコンを使って専用インター フェイスを見ながら操作する。

 音楽機能では携帯電話と接続してダウンロードした着うたフルを再生したり、手持ちのCDを取り込んでauの対応携帯電話に楽曲を転送できるほか、 インターネットの音楽配信サービス「mora for LISMO」から音楽を購入することができる。最新の音響技術「EUPHONY(ユーフォニー)」を採用しており、サラウンドで音楽を内蔵スピーカーで楽 しめる。

 映像機能ではDVDの再生が可能なほか、KDDIの有料のネット動画配信サービス「LISMO Video Store」からハリウッド映画や海外ドラマなどを購入して、ストリーミング形式で視聴することが可能。KDDIの光ファイバーを使った映像配信サービス 「ひかりone TV」を利用すれば40チャンネルの多チャンネル放送を楽しめる。また、AV端子からビデオカメラなどの映像を取り込んで携帯電話に転送することもでき る。

 インターネットを閲覧するブラウザ機能も搭載。KDDIではSTB専用のポータルサイトを用意しており、検索をはじめニュースや天気などの情報を閲覧できるようにした。

 STBはモトローラ製で、1GBのフラッシュメモリを内蔵しており、約200MBを音楽の保存用、500MBを映像保存用として使用できる。BB回線はKDDI以外の通信会社も利用できる。サイズは幅266×高さ80×奥行き221mm、重さは約1.6Kg。

 KDDIではauユーザーでPCを使わない10-30代の男女をターゲットに設定。操作画面などをわかりやすくシンプルにすることでPCが苦手な 人でも使いやすいように工夫した。リビングではなく、自分の部屋のアナログテレビに接続して使ってもらうことを狙う。STBの利用者を対象に着うたフルや 海外ドラマなどを収録したDVDを無料で配布するほか、KDDIのADSLを割安で利用できるサービスも用意した。

 発表会で高橋誠・取締役執行役員常務コンシューマ事業統轄本部長は「PCの操作が難しい人でもわかりやすいインターフェイスができた。月額315 円という携帯電話のコンテンツ料金と同じ安い価格で、PCなしで音楽配信サービスなどが使えることが『au BOX』の最大のメリットだ」と自信をみせた。

 発表会には特別ゲストとしてグラビアアイドルの南明奈さんが登場。ピンクのパジャマ姿で現れた南さんは「最近、女らしくなろうと思って服にピンク を取り入れてるんです」と話した。「au BOX」について聞かれると、「メカは苦手なので、カンタンな機器は嬉しい」と感想を語った。

 音楽についての質問には「テンションを上げる時にはトランスを聴いてます」と答えた。「au BOX」の映像機能の感想を求められると、「映画を観たい時に観られるのは嬉しい。秋な(明奈)夜長に映画三昧ですね!」と自分の名前に掛けたシャレで会場の笑いを誘った。

インフラに紐づいたSTB を売ろうとするのが日本企業。業界全体のシェアにインパクトを与えそうな気はしないが、とりあえずの動きとしてメモ。


BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23254.html
東芝は25日、米国におけるSDカードを利用した動画配信サービスへの参画を目的として、米MOD Systems Inc.へ2000万米ドルを追加出資すると発表した。東芝はすでに400万米ドルを出資済みであり、投資額合計は2400万米ドルになるという。

 MODは現在米国にて店頭端末を利用した音楽配信サービスを提供しており、2009年春には新サービスとしてSDカードを利用した動画配信サー ビスを開始する予定。映画やドラマといった動画コンテンツを店頭端末を通じて購入できる。同システムは9月18日に開催された東芝の発表会でデモ展示され ていた。

 配信コンテンツはハリウッドの大手映画スタジオなどから約4000作品の許諾を受けており、今後も拡大予定。開始時にはSD画質のみだが、今後はHD画質での配信にも対応するという。

 東芝では、現在動画コンテンツの流通はDVDなどのパッケージメディアが主流だが、ブロードバンド環境の普及に伴い、今後はインターネットを利 用した家庭向け動画配信への移行が進むと説明。一方で大容量データを高速でダウンロードするにはインフラや著作権保護のセキュリティ技術が必要であると し、家庭向け動画配信サービスの本格普及に先駆けて店頭でSDカードへコンテンツをダウンロードして家庭で視聴するスタイルが広がると判断。MODのサー ビスへの参画および出資を決定したとしている。
東芝の動きも最近少し目立つようになってきているか。たしかに、大容量のダウンロードサービスでは、ブルーレイへの配信より、SDカードのほうが何かと便利そうな気がする。

今後の動きには注目。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080917/315005/
NHKは2008年9月17日,2008年12月1日に開始予定の動画配信サービス「NHKオンデマンド」のサービス概要と,配信対象となる番組を発表した。

 配信する番組は(1)見逃し番組:NHK総合,教育,BSハイビジョン,BS1,BS2の5波の番組から,1日10~15番組を放送の翌日から1週間程 度配信,(2)ニュース番組:「おはよう日本」「ひるのニュース」「BS列島ニュース」「ニュース7」「ニュースウォッチ9」を放送数時間後から1週間配 信,(3)特選ライブラリー:NHKアーカイブスに保存している放送済みの名作や人気番組を権利許諾期間に応じて配信――の3カテゴリーある。

 9月17日時点で権利承諾が得られている番組は,見逃し番組向けに「連続テレビ小説 だんだん」「大河ドラマ 天地人」「NHKスペシャル」「プロフェッショナル 仕事の流儀」「その時 歴史が動いた」「BS日本のうた」「英語でしゃべらナイト」「BS熱中夜話」「きょうの料理」など82番組,特選ライブラリー向けに「映像の世紀」 「NHK特集」「プロジェクトX 挑戦者たち」「歴史への招待」「トップランナー」「100語でスタート!英会話」「おじゃる丸 傑作選」など57番組238本ある。いずれも引き続き権利許諾交渉を続け,12月1日のサービス開始時にはさらに多くの番組を提供する予定で,特選ライブ ラリーについては125番組1344本(内10分以内のミニ番組255番組含む)を提供できる見込みであるという。

 NHKオンデマンドはPC向けとテレビ向けに同一番組を提供する。PC向けはWindows Media形式で,低ビットレート用として768kb/s,高ビットレート用として1.5Mb/sの2種類のフォーマットで,NHKが直接B to Cサービスとして提供する。テレビ向けにはデジタルテレビ向け映像配信サービス「アクトビラ」と,CATV(ケーブルテレビ)事業者のJCOMが提供する 映像配信サービス「J:COMオンデマンド」,NTTぷららがNTT東西地域会社のフレッツ光向け映像配信サービス「ひかりTV」で提供され,いずれも HDTV(高精細度テレビ)の番組(旧作番組はアップコンバート)として配信される。PC,テレビ向けともデジタル著作権(DRM)で保護されており,録 画はできない。

 販売形態は,見逃し番組と特選ライブラリーのそれぞれを単品で販売する「単品販売」と,見逃し番組,ニュース番組を月間見放題で販売する「見逃し 見放題パック販売」,特選ライブラリー番組を複数本まとめて割引販売する「パック販売」の3種類を予定している。具体的な販売価格については市場調査の上 10月に改めて発表するとしているが,「単品販売はレンタルビデオの料金程度」(NHK)という。

これが販売でなく、Yahoo! 動画のようなところに出てくれば潮目が変わるのだが。広告がついてしまうのはやはりまずいのだろうか。民放でこのクラスの動画をリアルタイムに無料で出すところは出てこないか。

米国の Hulu のような事例が増えてくれば、ネットの魅力が上がってくると思うのだが。
TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080901can-hulu-be-a-bigger-business-than-youtube/

非常に読み応えのあるよい記事。米国内でのHuluの収益面での台頭がよくわかる。

「投稿サイト」対「公式動画サイト」

という構図で行けば、日本でも

「Youtube、ニコニコ動画」対「Yahoo!動画、Gyao、Biglobeストリーム」

という図式が成り立つが、日本では後者はそれほどの期待感を持って報道されることはない状況になってしまっている。

決定的な違いはHuluでは米国テレビ局の人気番組の完全版が流れることだろうか。安いコンテンツをいくら集めてきても広告主は集まらないと思われるので、その意味では日本の正規動画サイトはコンテンツ面で中途半端になってしまっているのかもしれない。

状況打開のために、たとえばNHKの大河ドラマか朝の連ドラクラスのコンテンツの完全版を Yahoo!動画やGYAOにほぼリアルタイムで卸して、広告付きでもよいから配信するようなことが行われると、相当に広告効果や閲覧へのモチベーションも変わってくるかも。朝ドラなどは、1日に5回も電波を使って配信するくらいなら、コスト的にもよっぽど安く済むはず。(当然NHKには法的な縛りはあるだろうが)

コンテンツベンダー側の前向きな行動を期待したいところである。
Nikkei IT の記事
米Amazon.comは2008年9月3日(現地時間),VOD(ビデオ・オン・デマンド)方式による動画配信サービス「Amazon Video On Demand」を,同日に開始すると発表した。配信する動画は,「Windows」と「Mac OS」を搭載したパソコンやHDD(ハードディスク駆動装置)レコーダーの「TiVo Box」,ソニーの液晶テレビ用STB(セットトップボックス)「BRAVIA Internet Video Link」,「Xbox 360」などのWindows Media Center extender対応製品,携帯メディアプレーヤーといった幅広い機器で視聴できる。米Amazon Digital Servicesが運営し,米国向けのサービスとなる(発表資料(英語))。

 配信するコンテンツは映画とドラマが中心で,4万本を超えるという。Webサイトの作品購入画面にアクセスすると,最初の2分間が試聴できる。その後にレンタルあるいは購入の手続きをすると,利用者の「Video Library」にその作品が追加される。そのままWebブラウザーの画面でストリーミング配信される作品を視聴できるほか,パソコン用の視聴ソフト「Amazon Unbox」を使えば,作品をダウンロードしてオフラインで楽しんだり,携帯メディアプレーヤーに転送したりして視聴できる。

 STBのBRAVIA Internet Video Linkでは,リモコンのボタン操作だけで作品の検索から購入,視聴までできる。Video LibraryをAmazon.comのアカウントでひも付けすることで,パソコンとBRAVIA Internet Video Linkのどちらで購入した作品も相互に視聴できる。

 Amazonはこれまで,WindowsパソコンとHDDレコーダーの「TiVo Box」向けのダウンロード型動画配信サービス「Amazon Unbox」を提供していた。今回の新サービスは旧サービスよりも対応機器を拡張し,利用者の利便性を高めたサービスとなる。新サービスの事業責任者であるRoy Price氏は,「旧サービスの利用者からは,コンテンツのダウンロードが終わってから視聴するのではなく,すぐに見られるようにしてほしいというリクエストが最も多く寄せられた。今回それが実現し,さらに対応機器が増え利用者の選択肢が広がった」と述べている。

Amazonが始めるということが大きなニュース。ソニーが独自サービスではなく、Amazonの仕様に合わせてSTBを提供しているという話は非常に興味深い。日本国内でやる場合には、他社ブランドを取り込むということにどのような対応を考えているのだろう。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22957.html

  東京放送(TBS)は28日、同社が運営する動画配信サービス「TBS BooBo Box」を、9月1日より「TBSオンデマンド」にリニューアルすると発表した。

 TBS BooBo BOXは、TBSが2005年10月に開始したストリーミング型の動画配信サービス。TBSやTBS系列のBSデジタル放送「BS-i」などで放送された番組などを、コンテンツプロバイダーを通じて配信している。

 今回のサービスでは、サービス名称やロゴを一新するとともにコンテンツを拡充。11月22日公開予定の映画「ニュータイプただ、愛のために」を11月14日よりTBSオンデマンドで独占先行配信する。TBSでは、新作劇場映画をテレビ局が運営する動画配信サービスで先行配信するのは本邦初の試みとしている。

 このほかバラエティではTBSの深夜番組「第二アサ(秘)ジャーナル」、CS「TBSチャンネルの「Beach Angelsシリーズ」などを配信するほか、地上波で放送された森山未來主演のドラマ「被取締役(とりしまられやく)新入社員」などを配信。音楽では東方神起、コブクロ、Superflyなどのライブ配信を予定するほか、スポーツでは「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ 南米予選ブラジル×コロンビア」の開催日当日配信も予定する。

 TBSオンデマンドオリジナルのコンテンツも用意。TBSアナウンサーの小林麻耶や出水麻衣、青木裕子がそれぞれ出演するオリジナル番組を制作・配信する。

 コンテンツの配信形式はTBS BooBo Boxと同様配信事業者を通じて配信。PC向けにはBIGLOBE、goo、OCN、ぷらら、eonetシアター/PC、ShowTime、STB向けにはアクトビラ、ひかりTV、MOVIE SPLASH VOD、J:COMオンデマンド、Nextensive、BBTVを通じて配信する。

 

テレビ局全体の収益性からすると、全く桁の会わない数字での展開と思われるし、これからも劇的にはその状況に変化はないと考えられるが、新作映画の先行ネット配信の動向には若干の興味。それほど劇的なアクセスにはならないとは予想。

Nikkei  IT Proの記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20080819/313001/?ST=network

 米Appleのデジタルコンテンツ販売サービス「iTunes Store」が好調だ。2008年4月には米Wal-Mart Storesを抜いて,全米第1位の音楽小売り業者となった。もはや音楽販売においては,CDを扱う実際の店舗よりもインターネット上の一配信サービスであるiTunes Storeの方が影響力を持つ時代に突入したといえる。

 iTunes Storeで販売しているのは,音楽だけではない。書籍を朗読したオーディオブックやゲーム,iPhone向けのアプリケーションソフトなども販売している。また,国内ではサービスが提供されていないため注目度は低いが,欧米の利用者向けには映画やテレビドラマの販売・レンタルもあり,毎日5万本以上の利用があるという。さらに最近,iPhone向けに電子書籍の販売も始まった。

 iTunes Storeは音楽配信での圧倒的な地位を足がかりに,動画,ゲーム,電子書籍など取り扱うコンテンツを着実に増やし,「デジタルコンテンツ版のAmazon.com」と言える存在になりつつある。一方,書籍,CD,DVDといった旧来のコンテンツ販売に強みを持つ,本家米Amazonも,こうしたAppleの動きに対抗するように新しいサービスを次々と打ち出している。2006年9月に映画やドラマの配信サービス「Amazon Unbox」を開始したのを皮切りに,2007年9月には音楽配信サービス「Amazon MP3」を,2007年11月には自社開発した電子書籍端末の「Kindle」を発売し,現在15万冊以上の電子書籍を提供している。

 音楽,動画,電子書籍などのデジタルコンテンツの販売について,それぞれの分野ごとに強い事業者はたくさんあるが,こうしたデジタルコンテンツ全般を取り扱える有力な事業者はまだ登場していない。携帯型ゲーム機や携帯電話機,携帯音楽プレーヤーなど,携帯機器で様々なコンテンツを楽しめるようになる中,音楽だけでなくあらゆるデジタルコンテンツをワンストップで購入できるサービスが求められるのは自然な流れだ。現実の店舗でもレンタルビデオ店で雑誌やゲームの販売も手がける店舗が増えているように,デジタルコンテンツの販売でも,様々な種類のコンテンツを提供できる事業者が今後は生き残っていくのだろう。

 一方,日本国内のデジタルコンテンツ市場は,米国とは異なる様相を呈している。Amazonは国内ではデジタルコンテンツをオンライン販売しておらず,「現在のところ具体的な計画もない」(アマゾンジャパン関係者)という。また,AppleのiTunes Storeは音楽配信では健闘しているものの国内向けの動画配信は本格的に始まっておらず,ワンストップサービスと呼ぶには力不足だ。AmazonとAppleを尻目に国内で一番元気なのは,携帯電話機などのモバイル機器向けコンテンツ配信サービスだ。

 日本レコード協会の統計によると,2008年第1四半期(2008年1月~3月)の有料音楽配信の売上実績は,インターネットダウンロードが20億8100万円に対しモバイル機器向けは199億7700万円と,金額にして10倍弱もモバイル機器向け市場が大きい。個人的にはiTunes Storeのようにパソコンを介在させた方がコンテンツのバックアップや管理がしやすく便利だと思うが,今すぐ聞きたい,今すぐ見たいという欲求にその場で応えられるモバイル機器向けサービスが支持されるのも理解できる。

 電子書籍市場も携帯電話機向けのコンテンツが牽引する形で急拡大している。2008年6月にはKDDIが本格的な長編動画配信サービス「LISMO Video」を開始するなど,国内では携帯電話機がデジタルコンテンツ販売のワンストップサービスを牽引する役割を担っている。

 AppleのiTunes Store,Amazonの各サービス,携帯電話機のコンテンツ配信サービスのいずれも,出発点が異なるだけで目指す方向は「あらゆる種類のデジタルコンテンツをいつでもどこでも提供する」という点で共通している。どのサービスが市場で生き残るかは分からないが,いつでもどこでも手軽に優れたコンテンツを楽しめるサービスは,日々の生活をよりすばらしい方向に進化させてくれるに違いない。こうしたサービスを使いこなす日が来るのを,心待ちにしている。

アメリカと日本ではコンテンツ配信に関しての土壌がインフラ的にも文化的にも全く違う。日本の場合はコンテンツ配信の軸足はモバイル側にあるし、これからしばらくはそうあり続けそうな感覚。たぶん、日本の消費者はワンストップサービスであることもあまり強く望んでいないのかも。

Japan.internet.com
http://japan.internet.com/wmnews/20080812/5.html

株式会社 USEN は2008年8月11日、テレビ向け動画配信サービス「GyaO NEXT(ギャオネクスト)」専用端末にブラウザ機能を追加した。

GyaO NEXT は、テレビ向けの IP 動画配信サービス(IPTV サービス)で、ハリウッド映画・ドラマ・アニメなどの動画コンテンツのほか、カラオケコンテンツ、BBC ワールドニュース、ナショナルジオグラフィックチャンネルなどのチャンネルサービスの配信を行なっている。

今回端末新機能として追加したブラウザ機能は、OperaVer.9.5 for device を採用。リモコンでの簡便なブラウザ操作が可能なほか、上下スクロールボタンでフォーカス移動、スクロールも可能だ。

ブラウザの「戻る」「進む」「中止」「更新」機能もリモコンボタンで可能。また、リモコンボタンを活用した、携帯電話と同等の文字入力機能を搭載。携帯メール文字入力操作と同じ操作で、簡便な文字入力が可能となっている。

どんな大手がやっても、それほど成功していないので、ネットだけのビジネスで専用端末を販売するのは苦しいのかも。

Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080807/1017469/

動画などWebサイトの技術トレンドに合わせ、テレビドラマの公式サイトも進化している。特に転機となったのは、2007年1月のドラマ『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(フジテレビ系)で、各回ごとに公式サイトでスピンオフ動画を配信し話題を集めた。スピンオフとは主人公以外の登場人物に焦点を当てるなど、本編とは違う内容だがより本編を楽しめる映像のこと。今年7月から始まったドラマ『シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~』(フジテレビ系)でも「裏トラ」という名称で、同社7作目となるスピンオフドラマを配信。ここでは、同社初となる動画CM付きとなり、これまで有料配信が多かったが無料配信が一部実現された。このかにも、テーマ別のBBS(電子掲示板)を用意するなど、テレビドラマの公式サイトは集客を増やすべく努力を続けている。

 『学校じゃ教えられない!』(日本テレビ系)公式サイトでは、携帯電話向けのスピンオフ動画が人気を集めている。『学校~』は、7月15日~21日の週に日本テレビ番組サイトのなかでニュース番組に次ぐ第2位のアクセス数を獲得している。無料配信のスピンオフドラマへの支持が大きな要因だろう。

 また、スピンオフをはじめとした動画配信にも新たな展開が見られる。

 「有料型ではじまった動画配信ビジネスですが、ユーザーの広がりと共に広告収入が増え、一部無料で配信できるようになってきました。時代の流れです。動画視聴環境の発展や、ユーザーの増加に伴い、ますます本編とスピンオフが一つのセットとして語られるようになるのではないでしょうか」(フジテレビ、デジタルビジネス推進部部長 柴崎敦子さん)。無料のスピンオフ動画を配信したことで、動画のページビュー数(再生された回数)にも大きな上昇が見られているという。

テレビ局くらいにユーザーが付いていれば、広告収入でやっていける可能性が広がったということはよいニュース。それ以外の一般のサイトでどれくらい収益性が上がってくるかは興味深いところだが、これはもう少し時間がかかるか。

Web ザテレビジョン エンターテイメントニュースの記事
http://blog.television.co.jp/entertainment/entnews/2008/07/20080714_02.html

NHKは、本日7月14日(月)よりデジタルラジオで動画番組の放送を開始した。

デジタルラジオとは、'03年10月から首都圏の一部と近畿地方の一部で実用化試験放送を始めたニューメディア。チャンネルは(社)デジタルラジオ推進協会が運営し、NHKや首都圏と大阪の民放ラジオ局が番組を供給している。首都圏、近畿地方とも各9チャンネル体制で、視聴には、受信機搭載携帯電話や専用端末などが必要となる。

デジタルラジオの特徴は、CD並みに高音質の音声が聴け、一度に複数の番組を視聴できるマルチチャンネルも可能なほか、「ラジオ」という名が付きながらもデータ放送や画像も見られるところ。NHKでは、実用化試験放送開始以来、1日10時間の音声放送、データ放送、静止画放送を行ってきたが、ついに動画放送に乗り出す。

NHKでは、'11年以降のデジタル放送時代を見据え、公共放送にふさわしい移動体・携帯向けサービスに適したコンテンツの開発、編成のあり方、通信との連携、ダウンロード型サービスの可能性について検証中だが、このデジタルラジオでの動画放送もそのトライアルの一環。

動画番組は全部で20本の予定。5分番組のアニメ「あのねのとみぞう」は、携帯電話の中に住む不思議なキャラクター“とみぞうくん”が、毎回こっそり悩みを打ち明けるアニメーション。また、「女子力アップのオトメ・ラボ!」では、タレントの堀越のりが、オシャレと恋愛の情報に敏感な若い女性向けに役立つ情報を紹介する。ほかにも、モーツァルトの曲を高品質の音声と曲にちなんだ映像で紹介する「毎日モーツァルト」、タレント・中島史恵がヨガを教える「きょうからはじめる やさしいヨガ」、ある芸能プロダクションの会議室で繰り広げられる人間模様をコミカルに描いたドラマ「会議は踊らない?」をはじめ、デジタルラジオの特性を生かして、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語の放送の中から視聴者が好きな言語で視聴できる「多言語むかしばなし」など、デジタルラジオならではのコンテンツが満載だ。

携帯では、IP通信ベースの配信より、テレビの視聴のほうが需要が多いか。

Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080708/310402/?ST=network

 フジテレビジョンは2008年7月8日,連続ドラマ「シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~」のスピンオフ企画として同日から,ショートドラマの「裏トラ」を「シバトラ」の放送終了後に無料で配信すると発表した。動画CMを付けて,「フジテレビOn Demand」と「フジテレビOn Demand モバイル」で配信する。フジテレビは2007年1月から,連続ドラマのスピンオフ企画としてショートドラマを有料配信してきた。今回は動画CMを付けることで,無料配信にする(フジテレビOn Demandの動画配信サイト)。

 フジテレビOn DemandとフジテレビOn Demand モバイルのユーザーは,本編の放送終了後の1週間,最新話をパソコンや携帯電話機を使って無料で視聴できる。放送終了8日後以降は,有料で配信する。フジテレビは無料視聴を一定期間実施してアクセス数の増加を図り,ドラマ本編の視聴につなげたい意向である。

これ自体で収益を得るというより、本編を保管するためのプロモーション的な位置づけと考えたほうがよいのだろうか?
こういった流れは定着しそう。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20080630/309737/

 公式サイトには毎月1450万人以上のユニークユーザー(来訪者)が訪問、毎月5億以上のPV(ページビュー)を獲得――。インターネットを駆使した新しいビジネスモデルで急成長している米プロレス興行大手、WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)が日本進出を本格化し始めた。

 今年1月に日本法人WWEジャパン(東京・渋谷区)を設立、2月には有明コロシアム(東京・江東区)でイベントを開催した。既に日本語サイトも立ち上げている。6月に来日したシェーン・マクマホン副社長は「アジア市場、そのなかでも特に日本は我々のグローバル戦略において非常に重要だ。今後もパブリックビューイングイベントを開催するなどして、コアなファンから一般層まで幅広くWWEの知名度を上げていきたい」と語る。

 WWEは2007年12月期、連結売上高4億8570万ドル、純利益5210万ドルを記録。560人の社員を抱え、本社内には自前のテレビスタジオを持つ。米国外の売り上げは過去5年間、年率20%ずつ伸びており、現在では売り上げ全体の25%を占めている。1999年には米ニューヨーク証券取引所への上場も果たした。全国各地で開く興行収入を主な収益源としている日本国内のプロレス団体とは異なり、積極的なネット戦略で業績を拡大してきた。

 マクマホン副社長は「毎月5億以上というPVの数はヤフーのランキングでも上位に入っている」と話す。ストリーミング(動画のリアルタイム配信)サービスや映像コンテンツをネットで購入できるVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス、携帯電話を使ったコンテンツ配信やレスラーの人気投票など、デジタルメディア分野を成長領域と位置付け、様々な形でネットを活用している。

 「テレビ局と組んで興行をテレビ放映することもあるが、映像コンテンツの権利はすべて自社で保有している。だからこうした多面的な展開が可能になった」(マクマホン副社長)。興行による収入は売上高の23%に過ぎないという。プロレスをはじめ日本のスポーツビジネス界では、テレビ局などに放映権を渡し、放映権料を得る形がまだ一般的だ。興行団体が自ら映像コンテンツの権利を管理するのに加え、ネットを使った配信事業を独自に行っているケースは珍しい。WWEの日本市場進出が成功すれば、日本の興行ビジネスのモデルを変える可能性がある。

 今後の具体的な展開としては米国同様、試合から記者会見まで様々なコンテンツを無料でストリーミング配信することを検討中だ。また、315円均一で販売しているVODについても、「現時点では数年前の古いコンテンツが多いが、最新の映像の比率を高めていく」(WWEジャパン)方針だ。

 日本ではK-1などの総合格闘技がプロレスを上回る人気を持つが、「総合格闘技はスポーツ、こちらは純粋なエンターテインメント。視聴者としては両方を見られたほうがいい」と、経営の傍ら、自らレスラーとしてリングに上がるマクマホン副社長は意に介さない。「物語性や音楽、照明などで凝った演出を駆使してドラマチックな戦いを見せられれば、日本の格闘技ファンにもより広く受け入れてもらえるはずだ」と話す。

 テレビ局と広告代理店が非常に強い日本国内では現状では成立しにくいビジネスモデルだが、海外からのコンテンツでこういった流れになってくると業界も面白くなるか。

 

AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080626/usen.htm

 株式会社USENは、7月1日正午に無料動画配信サービス「GyaO」をリニューアルオープンする。動画の配信用にMicrosoftのWebブラウザプラグイン技術「Silverlight」を導入するほか、チャンネル構成の刷新も行なう。これに伴い、1日の午前11時~正午まではサービスが一時停止される。

 従来はFlashを使用しており、リニューアル後もFlashは使用するが、MicrosoftのSilverlightも一部のコンテンツで導入予定。今後はSilverlightを推奨環境とする予定で、利用者にインストールを呼びかけている。コンテンツの表示サイズは大/中/小の3サイズから選択可能。

 チャンネル構成のリニューアルでは、コンテンツを13個のステーションに分類。最新ニュースを扱う「News」、ネットの流行を紹介する「知ってる? トレンド」、映画や海外/国内ドラマの配信を行なう「シネマ&ドラマ」、アニメの配信やゲームのPV配信を行なう「アニゲー」、地球環境やエコに関する動画を扱う「ちきゅうGyaO」などが作られる。各ステーションのページは異なるデザインとなり、独自のサービスも提供予定。

動画の視聴環境が、ブラウザに依存しない、ということはサービスの業者からすると非常に重要な事柄。ちゃんと動くかは要確認。

Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080612/1015120/?top

 本編に登場する脇役を主人公に立て、本編に絡む形でアナザーストーリーを展開していくスピンオフ作品。この分野で最も有名かつ成功しているのは、織田裕二主演の連続ドラマ「踊る大捜査線」(フジテレビ系)を軸とした一連のシリーズだろう。

 “スリーアミーゴス”こと北村総一朗、斉藤暁、小野武彦を主人公に据えた「深夜も踊る大捜査線」、寺島進が主演する「逃亡者木島丈一郎」などのドラマや、ユースケ・サンタマリア主演の「交渉人 真下正義」、柳葉敏郎主演の「容疑者室井慎次」といった映画も、すべて本編から派生したスピンオフ作品に分類されるものだ。いずれも脇役のキャラクターを掘り下げて描くことで、作品全体の世界観を広げている。

 そんなスピンオフ作品をネットで配信する試みが、いよいよ本格化してきた。ケータイ向けでは、2007年1月から放送された大泉洋主演のドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」(フジテレビ系)に登場するオトン(泉谷しげる)を主人公に据えた「東京タワー~いつもオトン~」、パソコン向けでは、2007年4月から放送された松本潤主演の「バンビ~ノ!」(日本テレビ系)の脇役が多数出演する「バンビ~ノ!スピンオフ」を皮切りに、各テレビ局が連続ドラマのスピンオフ作品を用意する傾向が強くなってきている。

 ちなみに「バンビ~ノ!スピンオフ」は再生回数が250万回を突破し、作品を配信していた「第2日本テレビ」の最高記録を樹立するほど視聴者から熱い支持を得た。そのキャスティングは小松彩夏や向井理、ほっしゃん。を中心に、時に佐々木蔵之介や北村一輝などの大物もゲスト出演する力のこもったもの。本当に面白い作品なら、テレビで放送するか、ネットで配信するかという違いはあまり関係なく、視聴者は食いついてくることを示した好例と言えそうだ。

 現在放送中の春ドラマでは、フジテレビは「ラスト・フレンズ」に登場する滝川エリ(水川あさみ)の意外な一面を描く「エリーmyLove」(ケータイ、パソコン向け)、日本テレビは「ごくせん」の高木雄也、三浦春馬、石黒英雄、中間淳太、桐山照史、三浦翔平の6人を除く、3年D組の生徒22名から選抜されたメンバーによる「ごくせんスピンオフ」(パソコン向け)を配信中だ。どちらもまとめて視聴できるので、本編が最終回を迎えるまでにまとめてチェックしておくのも良いだろう。

 また、スピンオフ作品のネット配信は連続ドラマばかりでなく、映画の世界にも広がっている。8月9日から全国公開される映画「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」は「ネット版 仮面ライダー裏キバ~魔界城の女王~」を、同時上映の「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!」は「炎神戦隊ゴーオンジャー BONBON!BONBON!ネットでBONG!!」を、東映特撮BBなどの動画配信サイトで7月11日から配信する。ともに本編の裏話的な内容を1話5 分×5話にまとめており、映画を見る前にチェックしておくと、より深く楽しむことができるという仕掛けだ。

 「テレビ・映画」×「ネット」というメディアミックスが、今後も増えていくことは間違いなし。7月から一斉に始まる夏ドラマでも、どんなスピンオフ作品のネット配信が始まるのか、注目しておきたいところだ。

エンターテイメントコンテンツに関しては、テレビと映画を補完するような役割をネット動画が担っていくという方法のほうが、ネット動画のむしろ主流な使われ方。これからもそれが変わることはないのかも。

 

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22062.html

 KDDIと沖縄セルラーは、au携帯電話向けの動画配信サービス「LISMO Video」を6月3日に開始する。対応機種はW62H、Sportio、W62CA、W64SA、W62T、W62SH、W63SA、フルチェンケータイ re、W61SA、W61T、W61S、W56T、W54S、W54SAの15機種。

 LISMO Videoは、専用PCソフト「LISMO Port」を利用し、新たに開設された動画配信サービス「LISMO Video Store」から動画を購入できるサービス。購入した動画はPCで再生できるほか、au携帯電話へ転送して視聴することもできる。

 利用にはLISMO Portの最新バージョンが必要なほか、「LISMO Video Player」のインストールが必要。PCでは高画質と標準画質の2種類が用意されており、期間中はストリーミングで何度でも視聴が可能。携帯電話へは専用の動画データを転送することで視聴でき、期間内は何度でも転送できる。

 PC向けストリーミング配信は暗号化にデジタル家電向けの暗号化方式「Marlin」を採用。ファイル形式は非公開で、ビットレートは標準画質が768kbps、高画質が2.5Mbps。携帯電話用の転送データはH.264(MPEG-4 AVC)形式のファイルで、ビットレートは384kbps、フレームレートは30fps。

 作品はハリウッドメジャースタジオ5社のバックアップを受け、KDDIの動画配信サービス「MOVIE SPLASH」から約2,000本を提供。価格帯は映画が315~420円、ドラマが105~525円、お笑いやアイドルが315~525円で、6月3日から8月31日までは「スパイダーマン2」「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」「バイオハザードII アポカリプス」が105円で購入できるキャンペーンも実施する。

 LISMO Videoのサービス開始に合わせて、音楽配信サービス「LISMO」のサービス拡充も実施。また、LISMO Portで「着うたフル」「ビデオクリップ」ダウンロードが可能になるほか、携帯電話やLISMO Portで購入したビデオクリップをソニーのウォークマン「NW-A820シリーズ」に転送できるようになる。このほか、音楽配信サービス「mora for LISMO」がau携帯電話での決済に対応、楽曲を携帯電話の料金と一括して支払えるようになる。

携帯の画面で映画を見るのに、300円ではちょっと高いか。携帯で見るというより、PC向けのサービスといえるか。

IBTimes の記事
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080602/20138.html

 USENは2日、携帯電話向け動画配信サイト「モバイルGyaO」で、NTTドコモの対応端末向けにWMV形式の動画配信を開始すると発表した。従来より高品質で長時間の動画が視聴できるようになる。

 モバイルGyaOではこれまで、iモーションやiアプリを使用して映像配信を行っていたが、2日からはWMV形式を選択できる。配信本数は約400本から開始し、順次拡大していくという。

 ジャンルとしては、ドラマ、アニメ、映画、音楽、スポーツ、ドキュメンタリーなどが用意されている。アニメでは「機動戦士ガンダム00」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」、ドラマでは「雪の女王」などが配信される。

 対応端末は、P903iX HIGH-SPEED、P905i、P905iTV、SH905i、SH905iTV、P906i、SH906i、N906i、N906iμ、N906iL、SO906iとなっている。

WindowsMedia であれば、iモーションよりも汎用性が高いので、キャリアに依存する現状を少しずつ変わってくることが期待できる。もう少し時間はかかるか。

 

IT Proの記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080515/301788/

 動画配信サイトの米Huluのジェイソン・カイラーCEOは,「映像ビジネスは生活必需品を扱うわけではないので,誰にでもわかりやすいサービスが必要だ」と「NAB Show 2008」で語った。Huluは,米国のFOXとNBCのジョイント・ベンチャーで,2008年3月12日に正式にインターネットを利用経由の動画配信サービスを開始した。 NAB Showは全米放送事業者協会(NAB)が主催するイベントで,今回は2008年4月11~17日に開催された。

 Huluの具体的なミッションは,「消費者が,簡単に,いつでも,世界中のプレミアム・コンテンツを見つけ,楽しむことを助けることで,使い勝手のよいサービスを志している」(カイラーCEO)という。使い勝手のよさの追求の表れとして,「Huluの検索は,他局のサイトのコンテンツも対象にしている」と胸を張る。

 カイラーCEOは,ハーバード大学でMBAを取得,アマゾンのDVD,CD販売の責任者を務め,昨年3月にHuluにヘッド・ハンティングされた。オープンな印象を与える人物で,講演でも質問を気軽に受け付けていた。

Huluサイト・デザインには三つのこだわりが

 カイラーCEOは,サイト・デザインには三つのこだわりがあると説明。消費者主導ということを意識し,Huluのサイトを「自分の母親でも使いこなせるようなサイトであることを目指した」そうだ。実際,「母親にテスト版を送り,母親の好きな映画を見てもらって,操作性をテストした」という。わかりやすさと同時に,ほかのサイトにない機能も付け加えている。

 たとえば,「動画のなかから自分の好きな場面だけを切り取り,マイスペースなどで友人と共有できる機能である」(カイラーCEO)。「好きな場面をアーカイブ化したり,友達とシェアしたりするのは我々のミッションの一部である」と語りながら,カイラーCEOはデモを交えて説明した。また,「すべての機能がワンクリックで済むようにサイトをデザインしている」と使いやすさを強調。実際,このシェア・サービスはユーザーから支持されており,「サービス開始から約1カ月で利用回数が10万5000を超えている」(カイラーCEO)という。

 “Not like Tokyo Night”を目指したこともこだわりの一つ。Tokyo Nightとは,東京の繁華街のように,サイト上にいろいろなバナー広告やリンクが張られ,どこにコンテンツがあるかわからないようなサイトのこと。つまり,コンテンツがどこにあるかが一目でわかるサイトを目指した。「映像はサイトの中央に置いて見やすくし,映像が始まるといろいろなリンク・ボタンはすべて消して映像に集中できるようにした」(カイラーCEO)。

 三つ目のこだわりは,動画画面のアスペクト比(横縦比)である。多くの動画配信サイトは4対3を採用しているが,「Huluは16対9を採用し,デジタル・テレビ,映画と同じにし,YouTube,CBS.comなどと差別化を図っている」(カイラーCEO)という。

 Huluのロゴを小さくしたこともカイラーCEOの考え。「消費者は,チャンネルではなく番組,キャストを見たいのであって,配信プラットフォームの知名度は,あまり重要でない」(カイラーCEO)と分析したうえでの判断である。

「YouTubeよりも安心」とコンテンツ・ホルダーに呼びかけ

 ビジネスモデルの説明で,カイラーCEOはYouTubeを引き合いに出した。YouTubeにコンテンツを提供すると,映像のコピーが巷にあふれる結果になるが,「Huluならば,DRM技術がしっかりしているので,コピーされることもない」(カイラーCEO)と説明。「セキュア性と広告の収益性を背景に,既に50社のコンテンツ・ホルダーからコンテンツの提供を受けている」と実績を語った。

 さらにカイラーCEOは,コンテンツ・ホルダーに認識を改めてHuluとの提携を促すメッセージを語った。まず「保守的にならずに,積極的になって欲しい」(カイラーCEO)。テレビの視聴者離れに触れ,「コンテンツ・ホルダーは,消費者がインターネットを使う時間が増えているのだから,もっと積極的にインターネットのメディア開拓をするべきだ」(カイラーCEO)と話した。

 そして,米国では「アメリカン・アイドルのコンテンツは2500万人が見ているといわれるが,裏を返せば2億7800万人は見ていない。Hulu の映像シェアリング・サービスなどを利用すればもっと多くの消費者に自社コンテンツを広めることができる」(カイラーCEO)とコンテンツ・ホルダーに呼びかけた。

視聴者の声を披露,終了した番組の配信にニッチな価値が

 講演で,視聴者からのメールを何通か披露した。その一つが「Arrested Development」という2年前に放送終了になったテレビ・ドラマのファンからのメール。「どこを探しても見られなかった番組がHuluで視聴できて感動した」という趣旨で,テレビやDVDでは流通できないニッチなテレビ・ドラマも,Huluならばアーカイブとして利用しやすく,視聴者とコンテンツ・ホルダー双方にメリットがある,という解説を加えた。

 講演後,会場からいくつかあった質問のうち印象に残ったのは,こうした動画配信ビジネスは「親会社の放送ビジネスから市場を奪うのではないか?」というものである。カイラーCEOは,この質問に対し,「親会社は,市場の食い合いはあるだろうが,それよりももっと大きな社会の変化,動画視聴の行動変化を認識してHuluを始めた」と答えた。

米国内の優良のサイトがこれから日本の参考になるかというのは難しい。ニッチなものの積み上げが、ビジネスになっていくのは間違いはないだろうが。

 

日経プレスリリースの記事
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=188772&lindID=1

 USENとYahoo! JAPAN
新動画配信サイト「Video Complex」で提携

~USENの約50,000本のコンテンツを
Yahoo! JAPANの月間約1,400万人以上※の動画サービス利用者に提供~

「Video Complex」のアドレス http://www.videcom.jp/


 株式会社USEN(東京都港区、代表取締役社長:宇野康秀、以下、USEN)とヤフー株式会社(東京都港区、代表取締役:井上雅博、以下、Yahoo! JAPAN)は5月14日より、USENが新たにスタートさせる動画配信サイト「Video Complex」(URL:http://www.videcom.jp)において業務提携を開始します。

 今回の業務提携は、USENの持つ映画、音楽、アニメ、韓国ドラマなど約50,000本の豊富なコンテンツと動画配信サービスの実績、Yahoo! JAPANの持つ月間約1,400万人以上の動画サービス利用者と「Yahoo! JAPAN ID」「Yahoo!ウォレット」「Yahoo!プレミアム会員」などの仕組みや資産を組み合わせるものです。

 この取組みによりUSENは、Yahoo! JAPANを通じて今まで以上に多くの幅広いお客様にコンテンツの提供が可能となります。またYahoo! JAPANとしても初めてとなる外部サイトでの「Yahoo!プレミアム会員」特典を設け(通常月額会員費294円(税込)がYahoo!プレミアム会員なら105円(税込))、より多くの会員獲得を目指します。

 Yahoo! JAPANは関連する自社サービスから「Video Complex」へのお客様の誘導や決済手段である「Yahoo!ウォレット」の提供をおこないます。今回の取り組みは昨年から推し進めているオープン化(連携サイトとの協業による双方の収益拡大)の一環であり、動画配信サービスとの連携第一弾となります。

 今後もUSENとYahoo! JAPANは国内動画市場の活性化のためさまざまな連携を検討し、お客様に快適なインターネット環境を提供していきます。

広告つきの動画配信サービスで先行したのはUSENだが、実際にコンスタントにユーザーを集めていたのはYahoo!なので、今回の発表は市場でも好意的に受け止められたよう。こういったサービスが1社に集中するのはどうかという気もするが、以前のCS衛星放送のように、それほど大きな需要はないのかも。集中するほうがよしか?

 

 

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21742.html

  USENが運営する動画配信サービス「GyaO」は、GyaOの配信タイトルなどを確認できるWebブラウザ向けツールバー「GyaOツールバー」の配布を開始した。利用は無料。

 GyaOツールバーは、ニッポン放送とWEBエンターテインメントが共同提供するツールバー「Tibee」をGyao向けにカスタマイズしたツールバー。GyaOの映画/ドラマ/アニメといった各ジャンルのトップページに遷移できるほか、各ジャンルで配信されている動画の確認や閲覧、特集/プレゼントなどの各企画の確認も可能。動画検索やYahoo! Japanの検索サービスも利用できる。

 対応OSは、Windows Vista/XP/2000/Me/98/95で、WebブラウザはInternet Explorer 5.0以上に対応する。

最近はめっきりニュース等でも取り上げられることが少なくなったが、特に黒字化や収益性の改善の話題もないので、低空飛行の模索が続いているということか。合法的なコンテンツ提供者が失敗して、投稿サイトのほうが生き残るのでは業界のムードも悪くなるので、ここはがんばってほしいところ。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/28/news005.html

吉本興業は、「Yahoo!動画」上でお笑い動画配信サービスを始める。CS放送は終了し、ネットにリソースを集中。大御所・新人問わず出演させる予定だ。
2008年03月28日 00時00分 更新

 吉本興業は3月27日、同社のお笑いコンテンツを配信するサービス「Y∞Y動画」(ワイワイ動画)を4月1日に始めると発表した。無料動画を中心に、同社サイトと「Yahoo!動画」で公開する。これまで展開していたCS放送は3月31日に終了し、ネット配信にリソースを集中する。

 同社はYouTubeやニコニコ動画に公式チャンネルを設置するなど、ネット展開には積極的。新たにヤフーの集客力を活用して露出を拡大し、大御所・新人問わず出演させ、本気でネットに切り込む。

ネットなら「CSより質のいいものができる」

 コンテンツは同社が自主制作。お笑いライブやオリジナルドラマのビデオオンデマンド配信、「ヨシモト∞ホール」(渋谷区)のお笑いライブの生中継も行う。一部、有料コンテンツも販売する。

 CSの「ヨシモトファンダンゴTV」は3月31日に終了する。ファンダンゴTVを始めた当時はブロードバンド環境が普及しておらず、CSという選択肢がベターだったが、「今や『時間制限がない』『コマーシャルがない』というブロードバンドの方が、質のいいものができると判断した」と、よしもとファンタンゴの中井秀範社長は言う。

 今後は、Y∞Y動画をプラットフォームとし、自社製作・自社配信を進めていきたいという。ファンダンゴの中井社長は「放送という枠を超え、ブロードバンドに特化した新番組、あるいは逆にここから地上波に上がっていくような新企画をどんどんやっていきたい」と述べた。

 権利関係の問題も、ネット配信を後押しした。地上波やCSにコンテンツを配信すると、一般的に放送局との権利関係が生じるため、例えば動画共有サイトなどに自社コンテンツを配信したいと考えた場合に、権利の複雑さがボトルネックになってしまうこともある。

 吉本興業の場合は、製作者と出演者の双方を自社内に持っており、コンテンツを自力で作れる分、配信まで自社でカバーできれば2次利用も一気にしやすくなるという。Yahoo!動画でも配信は吉本側が行い、Yahoo!動画のページには再生ボタンだけを置く形になるという。

ヤフーと提携も

 吉野社長

 吉本興業とヤフーは業務提携も検討する。「ヤフーとの協力関係をさらに深化させていきたい」と同社の吉野伊佐男社長は話し、両社で新たなビジネスモデルを構築していく考えを示した。ファンダンゴの中井社長はヤフーについて「ブロードバンド上での最大最強のパートナーを得た」と述べる。

 グループ会社のベルロックメディアと共同で秋ごろから「スポンサードコンテンツ」のポータルサイトを始めることも検討している。芸人がスポンサーの商品を使ってネタを披露する――といった動画の配信をイメージしており、実現すればCMとは別の新たな広告コンテンツとなりそうだ。

吉本がどれほど本気か見てほしい

 発表会には人気芸人も

 「吉本がどれほど本気なのかを見てほしい」(中井社長)――同日都内で開かれた発表会には、「Y∞Y動画を盛り上げる芸人」として、西川きよしさんからオリエンタルラジオまで、第一線で活躍する8組12人の芸人が登場した。Y∞Y動画には、東西・大御所新人問わず登場させるという。

 質疑応答では「ギャラはダウンロード数による歩合で発生するのか?」という質問に、吉野社長が「たくさんアクセスを稼いだ人がたくさん報われるというのは間違いない」と発言し、登場した芸人が沸くという一幕も。

 自分のやってみたい番組について聞かれると、世界のナベアツが「(西川)ヘレンさんのアイコラ」、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが「相方が抱いたタレントさんをゲストに」と発言して会場は大いに沸いた。

自分もCSを見ていたりはするが、やはり操作性やコンテンツの質などで地上波には及ばないし、手軽さではネットに敵わない。CS衛星放送というのをやっている国が日本だけという感じなので、だんだん不要になっていくのは仕方のないことか。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/26/news071.html

中国の動画共有サイト「Youku」(優酷網)と、中国発の検索サイト「Baidu」(百度)の人気が高まっている。Youkuの伸びの勢いは「YouTubeやニコニコ動画の知名度が上がって人気になったころに似ている」という。
2008年03月26日 15時47分 更新

 ネットレイティングスが3月26日に発表した、2月のネット利用動向調査(家庭からのアクセス)によると、中国の動画共有サイト「Youku」(優酷網)と、中国発の検索サイト「Baidu」(百度)の人気が高まっていることが分かった。Youkuの伸びの勢いは「YouTubeやニコニコ動画の知名度が上がって人気になったころに似ている」という。

 Youkuは昨年末からユニークユーザーが急増。昨年11月は4万9000人だったのが、12月には21万7000人、今年1月には47万3000人、2月には65万3000人まで増えた。

 利用者は29歳以下の若年層が6割近くを占めている。「日本のアニメやドラマが数多くアップロードされているのがその要因」と同社は分析している。

 Baiduは今年1月から日本で本格サービスを開始。1月には本格スタートを伝えるニュースから訪問が多く、96万1000人が利用した。2月は 71万3000人に減っているが、それでも昨年12月以前の倍以上で、「訪問回数の多い本来の検索ユーザーは着実に増えている」としている。

 Baiduは、YouTubeやYoukuの動画を一括検索できる動画検索と、画像検索の利用比率が高いのが特徴で、2月の動画検索UUは15万人(21%)、画像は29万2000人(全UUの41%)。

 Baiduのユーザーは77%が男性。1人当たりの平均ページビュー(PV)は男性のほうが圧倒的に多く、PVの97%が男性に占められている。

 同社の萩原雅之社長は「Baiduは今のところ画像・動画検索が注目されているが、知名度が上がってWeb検索の利用が増えれば、寡占状態にある日本の検索市場で存在感を増す可能性がある。BaiduにはYoukuの動画ファイルも多く表示されるためYoukuの知名度も高まるだろうが、著作権上問題のあるコンテンツが既存の動画共有サイトよりも多くアップされているため、日本のコンテンツホルダーも対策を迫られそうだ」と分析している。 

動画サービスで男が90%のサービスなんて、ろくなアクセスではないのは明らか。違法動画を探している人からのアクセスがたまたまヒットしているからといって、それで伸びるとも思えない。法的に問題のあるサイトであれば、業界の自主規制で止めてしまってもよいのでは。

ケータイWatchの記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39162.html

 フジテレビは、iモード向けの動画配信サービス「フジテレビ On Demand モバイル」を4月7日にオープンする。

 「フジテレビ On Demand モバイル」は、フジテレビの番組など、映像コンテンツをオンデマンド配信するiモードサイト。同社はこれまで、パソコン向けの「フジテレビ On Demand」において、コンテンツプロバイダーなどに映像を提供してきた。4月1日から、「フジテレビ On Demand」の名称で自社配信が開始されることを受けて、モバイル版が登場する。

 配信される番組は、「ショーパンFriday(仮)」や「24Conspiracy & Mobisode」、「スカルマン」、「FNS地球特捜隊ダイバスター」、「アイドリング!!!」、「ザ・プロローグ~ぬくみーず 7~」など。「ショーパンFriday(仮)」は、月~木の帯番組として地上波で放送されている番組の「フジテレビ On Demand」限定版。無料で配信される。

 「24Conspiracy & Mobisode」は、海外ドラマ「24」の携帯限定のアナザーストーリー。1話あたり約1~2分という短いドラマとなり、全24話が配信される。こちらは4月中は無料で配信される。

 なお、iモード版では1時間程度の長時間動画も提供される。EZweb版とYahoo!ケータイ版は6月にオープン予定で、それまでの間は「24Conspiracy & Mobisode」が無料で配信される。利用料は各番組によって異なり、1話105円~210円程度の従量課金制のほか、「アイドリング!!!」では月額 1,050円のコースなども用意されている。モバイル版とパソコン版共通の会員登録が必要となる。

テレビ局はテレビ局で独自にやればよい。

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/pulver-launches-an-online-tv-guide-in-the-form-of-a-cube-primetimerewindtv/

今や大手TV網はどこもゴールデンタイムの番組をネットでストリーミング配信しており、各局番組がひとつの場所で楽しめるサイトも現れてきた。

ABC.com、NBC.com、Fox.com、CBS.com、Huluに行く代わりに統一のインターフェイスをひとつ作り、そこで全局の動画を一手に整理・ストリームしてはどうだろう? この発想で生まれたのがデスクトップアプリの「Veoh TV」と、僕が前ここで紹介したネットワークニュース専門「NewsClipper」。そしてついに動画検索のBlinkxも自社独自のBBTV開設に漕ぎ付け、本日(米国時間3/20)VonageファウンダーのJeff PulverPrimeTimeRewind.tv公開でこの業域に参入した。

他のサービス同様、PrimeTimeRewind.tvでは急激に分立し始めた動画エクスペリエンスに単一不変のスキンを被せようとしている。PulverはTVガイドをインタラクティブな動画キューブ(立方体)に仕上げることで、このUIの問題解消に取り組んでいる。

PrimeTimeRewind.tvに行くと、動画サムネイルが各面埋め尽くしたキューブが出てくる。水平にキューブを回すと面ごとに別々のTV 局(ABC、CBS、NBC、FOX、TNT、USA)のWeb動画が現れ、垂直に回すと面ごとにカテゴリが切り替わる(アクション、コメディ、リアリティTV、ドラマ)。サムネイルをクリックすると別のページにジャンプし、そこでプレーヤー全体が立ち上がる。

と言っても元ネタのサイト(各々独自のプレーヤーを持ってる)をフレームにしただけ。PrimeTimeRewind.tvのサイドバーがついており、そこで評価レーティングとコメント、動画共有の操作ができる。まだ妥協の産物だが方向性としては間違っていない。

Pulverが個人ブログに詳細を書いている。氏はこれ以外にも、オリジナルのWeb動画をアグリゲートする「pulver.TV」、Web上の動画ガイドを作る最初の試み「Network2.tv」(現在ダウン中)といったWeb動画事業をやっている。あれとは別物なのでお間違えなきように。

動画の良質なメタデータを収集して、ダイレクトにリンクを提供するような仕組みはこれから先も大きなビジネスになる可能性が高い。国内で決定的なサービスが出ていない状況なので、そのあたりはしっかり考えてていきたい。

NIKKEI NET の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080321AT1D2000L20032008.html

 テレビ局などが相次ぎ地上波で放送したアニメを、動画配信サービスを使ってネットで配信する。日本テレビ放送網は放送翌日にUSENの動画配信サービス「GyaO(ギャオ)」で無料配信。アニメ企画制作のGDHは米動画サイト「ユーチューブ」などを活用し、海外に限定して配信する。番組の認知度を高めることや動画サイトに投稿する行為に歯止めをかけることなどが狙いだ。

 日テレは4月にスタートする深夜アニメ「RD潜脳調査室」を放送翌日に配信する。複数のメディアにほぼ同時に露出することで番組の認知度が上がり、地上波の視聴率を押し上げる効果があると判断した。(12:08)

テレビの収益源として、「即時ライブ性のあるニュース」とドラマやアニメのように「オンデマンドでもよいコンテンツ」では、扱いが変わって、いろいろな模索がされると思われる。

現状は、大手のスポンサーを持ったテレビ局が中心となって、安心してコンテンツを作る体制が出来上がっているが、テレビの広告効果がさがってくると、このあたりの構造が大きく変化する可能性はある。

Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080317/1008182/?top

ソニーマーケティングは2008年3月17日、IPv6マルチキャストを利用した無料の動画配信サービス「branco(ブランコ)」を3月31日正午か ら開始すると発表した。NTTのIPマルチキャスト網を利用するため「フレッツ光」(Bフレッツ、フレッツ光プレミアム)ユーザーを対象にしたサービス で、国内・海外ドラマやアニメなどのコンテンツを配信する。ビットレートは最大3.8MbpsとDVDビデオ並みの画質を実現している。

(以下略)
ネット上でのサービスであるのに、あえてプログラム型にしたのは面白い試みだが、メリットが感じられない。プログラム型配信で、テレビに勝てるメディアにはならない。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080307/295692/

 NTTぷららとアイキャストは2008年3月7日、NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー網を用いたテレビ向け動画配信サービス「ひかりTV」を3 月31日に始めると発表した。NTTグループの既存の3サービスを統合し、新サービスとして提供していく。NTT東西が3月末に開始予定のNGN (next generation network)サービス「フレッツ光ネクスト」に向けた主力コンテンツとしてひかりTVを位置付け、NGN網の普及を図っていく。

 ひかりTVで提供するのは、(1)ビデオ・オンデマンド(VOD)方式の映像番組、(2)多チャンネル放送、(3)カラオケ、(4)地上デジタル放送のIP再送信。

 VODで提供する映像は、映画、海外ドラマ、スポーツ、アニメなどを計画しており、当初は7000タイトル、2008年7月には1万タイトルを用 意する。一部のタイトルは月額2625円の定額料を支払えば無制限に視聴可能とする計画で、当初は4000タイトル、2008年7月には5000タイトル を月額定額料で見放題とするという。これ以外のVODの映像は、視聴ごとに課金されるペイ・パー・ビュー(PPV)方式で提供する。

 多チャンネル放送サービスでは、75チャンネルを提供する。うち40チャンネルについて、月額2625円で見放題の料金プランを設定する。それ以 外のチャンネルについては、チャンネルごとの追加料金を支払う。カラオケサービスは2008年夏に提供開始予定で、約1万3000曲を用意する。利用料は 24時間当たり525円または月額1785円。

 地上デジタル放送のIP再送信は、ユーザーの居住している地域の地上デジタル放送を、ひかりTV経由で視聴可能にするもの。IP再送信サービスの 利用には、ユーザーがフレッツ光ネクストを利用している必要があり、既存の「Bフレッツ」「フレッツ・光プレミアム」網経由では視聴できない。

 動画コンテンツの符号化には、H.264/MPEG-4 AVC(H.264)を採用。光ファイバー網経由でユーザー宅内に伝送されたデータを、専用のセットトップボックス(STB)で復号化した上でテレビに表 示する。地上デジタル放送はハイビジョン画質で提供し、それ以外の映像コンテンツも可能なものから順次ハイビジョン画質で提供していく予定。なお、STB のレンタル料として月額525円が必要。

 NTTグループの現行の動画配信サービス「OCNシアター」「オンデマンドTV」「4th MEDIA」は、2008年5~6月をメドにひかりTVへ移行する計画。STBは機種によって、そのまま継続して使える場合と、交換が必要になる場合があ る。既存ユーザーは、2008年12月分まで現行の利用料金のままひかりTVを利用可能とする。

いろいろ書いてはあるものの、現状のフレッツ光のオンデマンドサービスでもいまひとつ魅力に欠けるので、それほど魅力的なサービスとは感じられにくい。高画質なだけでは、厳しいか。
Tech Crunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/serious-drama-and-lots-of-stupidity-behind-stage6-shutdown/

昨日(米国時間2/25)サンディエゴの「DivX」が人気動画サイト「Stage6」の閉鎖を発表した。 サイトは月間ビジター1740万人。みんな満足していただけに、利用者は驚きと落胆をもってニュースを受け止めている(閉鎖発表の投稿には5000件を超えるコメントがついている)。

DivXのサイト閉鎖の理由を巡っては「海賊版対応の問題」というものから、「HDコンテンツを全部配信するのにかかるCDNコストが雪だるま式に 嵩んだ」ことまで、いろんな噂が飛び交ってるが、複数のソースから得た情報によると現実に起こったことはDivX取締役レベルのエゴの醜いぶつかり合い だ。そのとばっちりでチームのスタッフが粗方、会社を単に辞めてしまった。つまり早い話が、DivXは絶対勝利間違いなしなところから一転、敗北したので ある。

まず最初に経緯をざっくり振り返ってみよう。

- DivXは2006年後半上場に踏み切る直前に、DivXコーデックのケーパビリティを披露する手段としてStage6をローンチし た。PRらしきことは何もしなかったのにサイトにはあれよあれよという間にユーザーが集まり、ベータ版公開の2007年半ばには利用者が数百万人、ページ ビューは数千万件という人気サイトになっていた。なにしろキーは高品位な動画。―ユーザーは迷いもなくこれに飛びついた。

DivX共同ファウンダー兼CEOのJordan Greenhallにはヒットの確かな手応えがあった。そこでStage6売却の可能性を探ることに決め、投資銀行Montgomery & Co.を雇い、買い手候補探しに乗り出した。その一方でベンチャーキャピタリスト相手には部門をスピンオフしたら出資する気はないかというアイディアの売り込みも始めた。利益の衝突を避けるため彼はDivXのCEOを辞め、 代わりにプレジデントKevin Hellが会社の経営を引き継いだ。Darrius Thompson(DivX共同ファウンダー)、Mark How(DivX VPビジネスディベロップメント部門VP)、Mark Chweh、Chester Ngほか、DivX社員約20人が彼に加わった。Stage6では全員が全員、「共同ファウンダー」の肩書きを共有していた。

Montgomeryは2007年下半期ずっとかけてStage6を売り込んだが、買い手からはさほど関心は得られなかった。が、VCたちはスピン オフに出資するアイディアとなると熱心に投資したがった。11月になる頃には投資後の企業価値$90M(9000万ドル)をベースに$20M(2000万 ドル)の投資を行うことでCrosslink Capital、Sofinnova France、Mission Venturesが約束し、さらに戦略投資家から$5M(500万ドル)、プラス“友人・家族”から$2M(200万ドル)入ることが確実に。それやこれ や合わせてStage6は$27M(2700万ドル)のラウンド調達完了に向け準備を進めた。DivXは投資が入る新会社の所有権の20%を確保するはず だった。

そのまま順調にいけばDivXは新会社の株式の相当部分を得るだけでなく、著作権料だけで推定月額$1M(100万ドル)もの運営費用を経費として帳簿に計上し、Stage6は2008年収入のほとんどをDivxに償還する手筈になっていた。

その収入は些細どころではない。Stage6で動画視聴をしたいユーザーは、まずDivXプレイヤーをダウンロードしなければならないが、このダウ ンロード・パッケージにオプションとしてYahooツールバーが含まれている。YahooからDivXへの支払いは年間$16M(1600万ドル)にも上 るが、われわれの情報源によるとこの額の半分、およそ年間$8M(800万ドル)がStage6のツールバーからのものだという。しかもその割合は上昇し ており、2008年のツールバー収入は$10M(1千万ドル)に達し、Stage6はほとんど損益が均衡すると見込まれていた。

そして昨年11月末。DivXの取締役会でStage6のスピンオフとベンチャー資金調達の承認が議題に上った。ところが、この土壇場になって取締役会はスピンオフをキャンセルしStage6を支配下に置き続けることを選んだ。

理由は明らかでない―Stage6の評価額を聞いてびっくりし、スピンオフさせるのが惜しくなったのかもしれない。それとも長期的にみて、 Stage6からのツールバー収入が手放せないと考えたのかもしれない。聞いたところによると、ここで激しいエゴの衝突が起き、結局Stage6の独立は ご破算になった。が、このとき同時にStage6のファウンダーたちも辞任してしまったのだ。DivXはGreenhallが辞任したことを告げる短い告知を出し、そこで 「当社がStage6の将来に関していかなる方針を採るべきか考慮するためにさらに時間を必要とする」と付け加えた。

でもまだその時点では誰もがDivXがそのままサイトの運営を続けるものと思っていた。ところが12月から1月にかけてDivXは動画ストリーミン グの運営コストと、システムの面倒を見るキーになる技術者がいないことがまたしても心配になったらしい。今から3週間前にDivXはGreenhallに 最初のスピンオフ・プランに戻る気はないかと尋ねたという。Greenhallは断った。

そこでDivXはStage6の閉鎖を決めた。閉鎖によって何百万というDivXのダウンロードも、それにともなうYahooからの収入も水の泡と なった。結局DivXは赤ん坊もろともタライの湯―何百万ドルもの収入と何千万のユーザー―を捨ててしまったわけだ。DivXの取締役会と経営陣は、ひと 言でいえば、バカというに尽きる。投資家も同じ意見のようだ。DivXの株価は過去最低を記録している。

DivXはこの記事に関してコメントを拒絶した。

単に運用コストの問題や、違法アップロードの問題が主な理由と受け取ってただけに、この記事は非常に興味深い内容。
上記の記述が事実ならば非常に残念。高い事業評価を受けてスピンアウト可能な状況であったにもかかわらず、取締役の判断ミスでどうにもならなくなるのは、動画配信ビジネスではよくある話。

技術的なことをよく理解したうえでしっかりと効率的に運用できるスタッフがいることが、動画配信のビジネスではきわめて重要。この業界には「半可通」な経営者が多くてうんざりすることも多い。


NIKKEI NET の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080211AT1D0802I08022008.html

 音響・映像ソフトレンタル大手のTSUTAYA(東京・渋谷)は3月、テレビ向け映像配信事業に進出する。ソニーや松下電器産業など電機大手が出資する アクトビラ(同・港)のサービスに専用チャンネルを開設、ハリウッドの主要映画会社の100作品をハイビジョン並みの画質で有料配信する。アクトビラ対応 TVの普及が進むとみて、配信市場の拡大に備える。

 3月1日にテレビ向け動画配信サービス「アクトビラ ビデオ」に「TSUTAYA TV」を開く。まず映画の予告編など無料動画を配信、1―3カ月後か ら洋画や海外ドラマを有料で配信する。価格は新作映画で1作品当たり700円前後と店頭でのレンタルに比べて200―300円高くなる見通し。レンタル店 「TSUTAYA」の中心顧客より年齢の高い40―50代の利用を見込む。
アクトビラ構想がうまくいくのであれば、それより先にスカパーがものすごいビジネスになっている気がするが・・・。
雇用や実流通を生み出さないビジネスは期待できることは少ない。

Variety Japan の記事
http://www.varietyjapan.com/news/business/u3eqp30000024jx9.html
 ハリウッドは動画コンテンツのデジタル配信について、広告つきの無料ストリーミング方式に一本化しつつあるようだ。

 米ラスベガスで開催中の世界最大級の家電の祭典International CES(Consumer Electronics Show)において、米バラエティ誌ではABC Disney TV、20世紀フォックス、ワーナー・ブラザース、パラマウントの担当重役を招き、デジタル配信についてのパネルディスカッションを実施。パネリストたち は、有料ダウンロード方式よりも、広告つきの無料ストリーミング方式のほうが需要があるという見解で一致した。

 「ネットユーザーの多くは、違法コピーをタダで入手できるのだから、動画コンテンツは無料で見たいと思っている」と、フォックスのダン・フォーセットは 言う。「ダウンロードで購入し、自分のPCにコンテンツを保存するという手法を選ぶ人はどんどん減っているような気がする。気が向いたとき、(ダウンロー ドの時間を待たずに)すぐに見たいと思うのが人情だからね」

ジェリー・サインフェルド
ジェリー・サインフェルド
  ソニー・ピクチャーズTVがInternational CESで発表した新たな動画配信サービスMinisode Networkも、広告収入をベースにした無料ストリーミングだ。過去のテレビドラマを5分程度に再編集し、YouTubeで配信する。この Minisode Networkの発表イベントには、人気コメディアンのジェリー・サインフェルドが出席している。

 オンラインから携帯デバイスに至るまで、さまざまなメディアに対応したストリーミング技術が整いつつあるなかで、いまだ効果的に儲けを生み出すシステム は確立できていない、とスタジオ重役は口を揃える。ABCのアルバート・チャンによれば、同社のオンライン用の広告枠は売れ残っているという。「いまはま だ、需要に対し、収入のほうが追いついていない状態です」

 デジタル配信による収入が、伝統的な配給方式による収入を追い抜くまではまだしばらく時間がかかるのは確実だ。しかし、パラマウントのトム・レシンスキーは、デジタル配信の可能性に期待を寄せる。
 「いま、ようやく収益を生み出すようになったばかりです。まだ、たいした額ではありませんが、損は出していませんよ」

短絡な記事と感じるがメモ。

米国ではブロードバンド環境が日本ほど進んでいないので、数メガBpsクラスの高画質の動画を視聴できるユーザーの絶対数が少ないはず。そのため、インフラ側のコストがそれほど問題になっていない。日本並みにユーザーが増えれば、インフラの問題が発生するし、ブロードバンドの伸びがこの程度でユーザー数が増えないのであればマーケットが小さすぎる。
Mycom ジャーナルの記事(全文引用)
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/12/22/008/

米Harris Interactiveは、米インターネットユーザーの動画視聴動向を調査した最新レポートの発表を行った。

同レポートは、米国内でインターネットを利用する18歳以上の男女2,455名を対象に、同社が先月実施したオンライン調査に基づく。調査結果によ れば、オンラインで動画を見たことがあるとの回答者は、昨年よりもアップして8割を突破。利用サイトの断トツトップはYouTubeで、インターネット ユーザー全体の65%、18~24歳の年齢層では85%がYouTubeを利用し、いずれも昨年の調査から大幅に増加したとされる。

YouTubeの利用頻度も伸びているが、オンラインで見たい種類の動画はテレビドラマや映画に人気が集まる一方、アマチュアユーザーの投稿動画を 挙げた人は1割に満たないほか、スポーツ中継やニュース番組への関心も低かった。違法コンテンツ削除などの影響を受け、YouTubeで見たい動画が減っ たとの回答も少なからず目立った。

著作権を厳しくやる投稿サイトとなれば、Youtubeより先行して始まっていた国内の同様のサービスのように閑古鳥が鳴くことになるのは止むを得ないか。どうも投稿サイト自体も来年以降急速にしぼむ可能性が高いのではないか?


NikkeiBPの記事
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it07q4/554020/

USENは、動画配信サービス「GyaO」で映像番組を途切れさせず24時間連続配信する新たなチャンネル「ノンストップチャンネル」を公開した。

6ジャンル「映画」「音楽」「ドラマ」「アニメ」「アイドル」「スポーツ」のお薦め番組を、GyaOの作成した編成リストに合わせて連続配信する。 映画やドラマ、アーティストのミュージック・ビデオなどを、テレビと同じような感覚で楽しめる。既に始まっている番組を最初から視聴できる機能や、視聴中 にコメントを投稿できる掲示板も用意する。 GyaOで配信している通常コンテンツと同様、約10分に1回の割合で動画広告が挿入される。画面サイズは 560×420ピクセル。配信レートは768kpbs(VBR)。

現状の Gyao や Biglobeストリームのコンテンツの頭に必ず広告が挿入されるのは非常に不快感の大きい配信方式なので、こちらのほうが受け入れられやすいかも。

IB Times の記事引用。
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/071115/14056.html
 フェイスの子会社であるフェイス・ビズは15日、携帯電話向け高画質かつフルスクリーン(NTTドコモ 903iシリーズ以降)対応の動画プレーヤーを開発し、同グループ会社であるギガネットワークス株式会社と、NECビッグローブ(BIGLOBE)に対し て提供を開始した。

 フェイス・ビズによると、この動画プレーヤーは、携帯電話に専用のアプリケーションをダウンロードするだけで、幅広い機種による視聴が可能。また、コン テンツ毎のカスタマイズが可能なため、細かい配信方法の設定が可能。またストリーミング再生であるため、長時間の動画配信に適し、今まで配信が困難であっ た映画・ドラマ等のコンテンツ配信も可能になるという。

 フェイス・ビズは、今後も、音楽配信技術、動画配信システム、ECソリショーン、画像・音声認識技術をはじめとした技術プラットフォームを、グループ内外へ提供して行くという。

 同動画プレーヤーは、NTTドコモ900iシリーズ以降の対応であり、他機種への対応は、現状では、未定であるという。
メモ。
NikkeiNet ITPlus の記事
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba001008112007


 米サンノゼで6日から開催さ れているストリーミング関連ビジネスの展示会「ストリーミングメディア・ウエスト2007」での最大のテーマのひとつがP2P(ピア・ツー・ピア)だ。 ユーザーが配信サーバーにアクセスしてストリーミングコンテンツを視聴する従来型のCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)サービスに比べて、 P2Pの仕組みを使えば配信側の負荷が軽減されコストも大幅に下がるなどのメリットがある。しかし同時に、情報セキュリティーや著作権違反、プライバシー 侵害などの問題も指摘される。会場ではそうした不安の解消をうたうサービスが数多く見られる一方で、不安を訴える声も依然として根強い。

 P2Pの長所と従来型CDNの長所を組み合わせてそれぞれの欠点を解消しようという取り組みのキーワードが「ハ イブリッド」だ。P2PとHTTP(ウェブの主要転送通信手順)を組み合わせた「ハイブリッド P2P/HTTP」方式は、初日の基調講演でビットトレントのアシュウィン・ナビン社長が強く必要性を訴えていた。展示会場でもハイブリッド型CDNサー ビスをアピールする企業が少なからず見受けられた。

テレビドラマからオンライン通販につながる画面。左下に出ている小さな画像をクリックすると、出演者が着ている服を買える通販ページにつながる

  そのひとつがブロードランプ(米テキサス州サンアントニオ)の「MCDS(マネージド・コンテント・デリバリー・システム)」だ。動画のエンコード、ホス ティング、コンテンツ配信などのサービスをトータルに提供するもので、売り物が「64GBの動画ファイルを50MBまで圧縮でき、十分な画質を保つ」(ブ ロードランプ担当者)という技術。HD画質にも対応しているという。

 動画や文書などさまざまなファイルについてのアクセス権限を企業などの顧客側で設定できる仕組みにより、コンテ ンツの公開範囲も明確に管理できるという。担当者は「米国海軍と空軍が訓練ビデオの配信や文書管理などに使用している。政府関係の導入実績もある」と、信 頼性を強調する。このほかの機能としては、テレビ番組とオンライン通販を組み合わせるという仕組みを備えている。例えばドラマの出演者が着ている服をク リックするといったん再生が止まって通販の注文ができる画面が現れ、注文が終わるとまたドラマに戻るというものだ。JCペニーなどの大手小売業やネット通 販会社などと提携しているという。

 アイティバ(米カリフォルニア州パロアルト)も3月に始めたばかりのハイブリッド型CDNサービスをアピールし ている。動画ファイルを細かく分割する仕組みなどにより、ファイルが違法に共有される問題を防ぐとしている。担当者は「ライムライトやアカマイといった従 来型のCDNよりコストは25%程度安くなる」という。

 P2Pで大きな問題となっている著作権侵害への対策を打ち出す企業もある。動画コンテンツがネット上で違法に流 出していないかの監視サービスを展開するベイTSP(米カリフォルニア州ロスガトス)は、現在ベータテスト中の新サービス「CAP(コンテント・オーセン ティフィケーション・プラットホーム)」を展示している。

 同社は従来から映画会社やテレビ局、アニメ会社などの依頼を受けて、動画コンテンツがP2Pで違法にやり取りさ れていないかを監視するサービスを展開している。動画に付随しているテキストやメタデータといったキーワードやファイルの大きさなどをもとに違法コンテン ツかどうかを判断し、チェック担当者が目視で確認したうえで依頼元に知らせるというのが従来のサービス。それに加えて今回新たに開発しているのは、グーグ ルの著作権侵害防止策「フィンガープリント」などの電子証明をネット上の動画コンテンツから読み取り、元の動画の電子証明と照らし合わせることで違法コン テンツかどうかを自動的に判断するというものだ。

 一致度がほぼ100%ならただちに依頼元に通知し、十分に高い一致度だった場合はチェック担当者が目視で確認したうえで通知する。ユーチューブをはじめとしてヤフービデオやグーグルビデオ、マイスペースビデオなどが監視対象となっている。

 しかし一方で、P2Pに対する不信感もまだ根強い。CDNサービスのミラーイメージ・インターネット(米マサ チューセッツ州テュークスベリー)の担当者は「コンテンツがどこにあるのかを明確に把握できることが重要だ。だからわれわれはP2Pは手がけず、あくまで 従来型のCDNでいく」という。CDN大手のライムライトも「P2Pに関しては、現在戦略を検討中」と慎重な姿勢だ。

  動画コンテンツを保有する企業側の話も聞いた。米大手メディア系列のダウ・ジョーンズ・オンラインでテレビ部門を担当するボブ・レバロン・バイスプレジデ ントは「われわれは動画配信事業において、P2Pは使っていない。金融情報などを扱っている関係で、セキュリティーには特に神経質にならざるを得ない」と 語る。P2Pが一般ユーザー層のみならず企業社会においても「市民権」を得るには、ハイブリッド技術の進化などにより不安感や不信感を解消することが必要 なようだ。

IT Plus にはストリーミングメディアウェストの記事がかなり多く書かれていて、なんとなく現在のアメリカの業界のムードが伝わる。P2Pがホットなようだが、これが本当に次のトレンドになるかは?単純なストリーミングやCDNでは技術が枯れてきているだけのような気もするが。

Winny の件もあるので、国内では盛り上がりにくいか。
マイコミジャーナルの記事の引用
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/11/05/023/
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アイシェアは5日、同社の運営するメールサービス「CLUB BBQ」のPC利用会員のうち、無作為に抽出したユーザー285名を対象に「動画共有サービスについての利用調査」を実施、結果を公表した。調査結果によ ると、会員の78.6%が動画共有サービスの閲覧経験はあるも、投稿経験は6%にとどまったという。

同アンケートでは、「YouTube」や「ニコニコ動画」など動画共有サービスの利用に関する調査を行った。結果によると、動画共有サイトで投稿動 画を閲覧した経験があるユーザーは78.6%に上ったものの、実際に投稿したことがあるユーザーはわずか6%だった。また、利用したことがないユーザー は、全体の43.9%が「動画を見る必要がないため」と回答、7.6%が「動画サービスに違法性がある」という理由で自発的に閲覧を拒否していることがわ かった。

動画共有サービスの利用経験

動画共有サービスを利用しない理由

動画サービスの利用理由については、全体の41.3%が「趣味や興味に合った映像を閲覧するため」と回答するほか、「話題になった映像がアップロー ドされていたため」(19.7%)や「見逃したテレビ放送を閲覧するため」(14.8%)など、ユーザーによってはリアルタイムではなく、一足遅れた情報 を入手するサービスとしても活用されている。

ユーザーが閲覧する動画は、投稿映像(40.9%)とドラマやアニメといったテレビ映像(37.7%)に二分化された。また、再生した動画を保存す ると答えたユーザーは、保存先としてPC(31.1%)、「iPod」や「プレイステーション・ポータブル(PSP)」(5.6%)、CDやDVD (5.8%)を利用するケースが多いが、同社では「永続保存を求めるのではなく、一時的に再生、後で見る、見せたい、などのニーズがあるのではないか」と 推測している。

動画サービスの利用理由

具体的な閲覧項目

さらに、現状のサービスについては「画質が悪い」(46.8%)、「画面サイズが小さい」(34.8%)など、クオリティに対するに不満点に票が集 まった。しかし、「著作権を侵害している動画が多い」(6.4%)、または「削除してほしい」(6.7%)という正統派の意見は少数だったことが明らかと なった。

アニメやドラマといったコンテンツ、さらには映像品質の改善が求められる一方、ユーザーの著作権への関心が低いという事実も明らかになった。同社は、こうした事実はそのまま「業界の課題を浮き彫りにしていると言えるのではないだろうか」とシビアに指摘した。

動画の保存経験

動画共有サービスに対しての不満点


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「同社のサービスを利用している285人」というのが統計的に有意な数字かどうか、という前提自体にもちょっと疑問符ではあるものの、「利用者の意識・動向はそんな程度」という実感とは外れていないデータ。

投稿サイトの画質の低さについては、著作権者側への配慮でわざとそうしている側面もあるはず。お金も払わずにアップロード or 視聴している人たちの言うことを何でもきけばよい、というわけではない。




Nikkei Trendy の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20071105/1004202/

 日本テレビ放送網とNECは11月2日、インターネットとテレビを連動させるクロスメディア・ドラマ「オキナワ 男 逃げた」を開始した。ドラマのヒロインが書いているという設定の公式ブログにコメントを投稿すると、その内容に応じてストーリーの進行が決まる。

 ドラマの内容は、33歳の独身OLである美羽(りょう)が、カメラマン志望の恋人である実(中村竜)が突然沖縄に行ってしまったことをきっかけに、自分の恋の悩みをブログに書き始める、というもの。

 11月2日から12月5日まで、公式ブログ上でドラマの一部が十数本の動画コンテンツとして配信される。それぞれの動画についてコメントを投稿でき、ほ かの視聴者が投稿したコメントも読める。12月5日には、日本テレビの深夜番組「デジタルの根性」でこれまでの配信内容と、続く展開を描いたドラマが放送 される。その後2週間はさらにコメントを投稿でき、12月19日にこれまでのコメントに応じた結末が放送される。

 放送後もブログからドラマを視聴できるほか、日本テレビの動画配信サービス「第2日本テレビ」で、テレビで放送されなかった別の結末を見ることが できる。ブログの動画はパソコンのほか携帯電話からも視聴可能。また自分のブログを持っている人は、感想の記事などに動画を張り付けられる。

韓国などでは、視聴者のフィードバックによってドラマの結末が変わる、ということは頻繁にある模様。
エンターテイメントの一つ形態ではあるものの、変化球的で本筋にはなりにくい感じがするが。マニア向けか。
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