動画配信とSEO(VSEO)に関するブログで「youtube」と一致するもの

Yahoo! JAPAN プレスリリース

昨日、公式に発表されて、SEOにも非常にお詳しい方々もいろいろとコメントを出されている。ちゃんとしたホームページ制作などを行っている方からすれば、今回の発表はほぼ手放しで歓迎されているよう。

今回の提携に関しは、動画の検索についても明記されている。

Q1: Googleとの提携範囲はどこなのか?
A1: 今回の契約の対象は、ウェブ、画像、動画、モバイルの4領域における、検索エンジンおよび検索連動型広告配信システムのサービス提供を受けることに限定されています。

「限定されています」といっても、重要な部分ほぼすべてのような気がするし「大丈夫か?」と思ったが

Q10: 公正取引委員会には本件について相談をしているのか?
A10: 事前に日本の公正取引委員会に相談をしており、問題なき旨を確認しております。

個人的にはこれが一番「ほんとかよ。」という感じで驚いた。公取がこんなに簡単に「問題ない」って言っちゃっていいのかな、という印象。案の定、今日になってマイクロソフト等からこの件に関しての懸念の声がいろいろと出ているよう。

ただ、企業間の提携の話を、一次情報を持ってもいない個人がいろいろと批評してもしょうがないので、もし発表通りに進むとして、動画検索が将来的にどうなるかということを簡単に考えてみた。

やっぱりどう考えても、Webサイトでの動画利用の重要性が増すことは間違いはないと思う。

Googleの動画検索についていえば、Youtubeなどの「投稿サイトに投稿する」、あるいは独自に動画を作成するにしても「サイトマップを送信する」などしておけば、かなり公平なアルゴリズムで「良い動画」が上位表示されるようになっている。動画検索だけでなく、ユニバーサル検索においても価値の高い動画はサムネイル付きで表示されるなどして、非常によくできている。

一方、Yahoo!の動画検索は、Woopie との提携で提供されていたりするが、これがお世辞にも「良い検索結果」とは言い難い代物だし、またそれがユニバーサル検索への組み込みもほぼろくでもない結果しか返していない。

これが日本国内では一気にGoogleに代わってくれるということは、より本質的で効果的な動画利用を進めることでSEO上も効果を増すことになるだろう。

移行時期は現在のところ未定とのことだし、独自の改良(?)がお好きなYahoo! JAPANのことなので、まだまだどうなるかはわからないが、その時が来るのを少しだけ期待しておくこととしよう。
ソフトバンクが、Ustream の株を取得したとのニュースが入り、表題のような質問を数人から受けた。

「Ustream.tv というサイトが、SEO的に強いサイトか?」、と言われれば

・内部リンク構造がしっかりとしたサイトである
・外部からのリンクも自発的に次々と付いていくサイトである
・アクセス数も非常に多いサイトである
・動画サイトであるので、アクセスあたりの滞在時間も非常に長い

ということで、上記の要因だけを見ても、常識的には「非常にSEO的に優れたサイト」であることは間違いない。しかも、ソフトバンクが出資するとなれば、今後はYahoo! Japan での上位表示も期待されるところだろう。

しかし、「動画のライブ」を行う場合に、アクセスアップを図るための手段としての「検索エンジンからの流入」は、有効な手段になりにくい。

なぜなら、動画ライブを行う際には、「ライブ直前のタイミング」から「実際にライブを行っている時」までのタイミングで視聴者にはイベントがあることに気づいてもらって、アクセスしてもらうことが不可欠だが、この需要を満たす機能を現状の主要な検索エンジンは持っていない。(今後はリアルタイム検索等でそういう機能が付いてくる可能性はある。)そのため、これまでは動画ライブを行う場合には「関心がありそうな人にメールで告知を送信する」のような方法でしか告知の手段がなかった。

ところが、最近の国内の Twitter の利用者数の増加によって、「ライブイベントの告知をリアルタイムに口コミで広げる手段」が新たに加わったことによって、無料ライブサービスの一つである Ustream のプレゼンスも上がるという経緯をたどっている。

この状況は2008年のアメリカの状況と似ているといってもよいだろう。アメリカでは、2008年に民主党でオバマとクリントンのどちらが候補者になるか?という時に、Youtube上にはオバマガールが現れ、候補者を決めるための民主党大会は Ustream.tv で生中継された。その際、口コミでライブを広げたり、いろいろな議論をやりとりをするプラットフォームとして Twitter も大いに利用された。

「ライブ配信をしながらそれを見ている人同士でチャットをする」ということ自体は、それまでも決算発表会などいろんな場所で何度も行われてきたことで、技術的には特に目新しいことでもなかったのだが、「ライブ配信のプラットフォーム」と「つぶやきのプラットフォーム」が切り分けられて、より広範で自由な形で視聴者が自由に参加できることの新しさが期待感を増幅させるものとなったようで、米国の業界動向記事などをみても非常に活発な議論がなされていた。

ただ、あまりネガティブなことは言いたくはないものの、その後、米国内では2009年は Twitter サービスのブームの頭打ちがささやかれていると同時に、無料のライブサービスも現在は一旦伸び悩んでいる状況となっている模様。

表題の質問にもどって

「Ustream.tv というサイトが、SEO的に強いサイトか?」といえば 「Yes」
「SEO が Ustream.tv などで行うLive配信のアクセスアップにつながるか?」と言えば「・・・多分つながらない。」

ということになる。さらに、

「Ustream.tv で行ったライブ配信のアーカイブを置いておけば、アクセスアップにもつながるのではないか?」と言われれば、「アーカイブなら、Youtube などの投稿サイトにも置いておいたほうがよい。」

とアドバイスする。

ちなみに、「Live配信のアクセスアップにつながる、Twitter の利用方法を教えてよ」と聞かれたら、「それは私にはわかりません・・・」

という回答になる。(Twitter には完全に乗り遅れたので・・・ 悪しからず。)

参考記事:
http://www.privatestreaming.com/2010/02/02/-ustream.html


Youtube Biz Blog より
http://ytbizblog.blogspot.com/2010/01/video-page-gets-makeover.html

ワンクリックでオプトインするだけで、新しいビデオ閲覧用のページになるとのこと。

さらっと試してみたが、悪くはない印象。評価が「好き」「嫌い」だけになるのはちょっとどうかという感じはするが・・・

それにしても、Google の正式なブログにしては、購読者が今日時点で46というのは少ない。日本でFeedを取得している物好きは私くらいのものかも。
ASCII.jp の記事
http://ascii.jp/elem/000/000/478/478633/

GoogleやYahoo!、Bingの動画検索サービスの検索対象は、主にYouTubeやニコニコ動画、Dailymotion、Ameba Visionなど、主に動画共有サイト上の動画コンテンツ(シェアード型)。企業の公式サイトで提供されている動画コンテンツ(ホスト型)を、動画検索サービスを通じて探し出すことは比較的困難な状況になっている。

今回のトライアルは、Jストリームが同社の顧客企業の映像コンテンツのインデックスをYahoo!JAPANに提供することで、キーワード検索を可能にした。パナソニックやシマノ、大和證券グループなど11社約3000タイトルが検索可能になるという。

企業側の担当者が質問するのは

「費用対効果はどれくらい見込めますか?」

ということに尽きるだろう。この記事に並んでいるような大手企業でも、テレビ局へのCM出稿はこれまでのようなどんぶり勘定では出せない経済状況の中で、

「公式サイトの動画をYahoo!で検索に引っ掛かりやすくする」

ということに対して、どれほどの価値が生まれるかは微妙なところ。

第二検索語に「動画」をいれて検索するのは、エンターテイメント系(暇つぶし)がメインで、企業目線で端的に言えば「ゴミ」のアクセスが多い。先日ある人気タレントの動画でネット上の祭りが始まった時は、そのタレントをCMに起用しているある企業は動画紹介のページを直ちに閉じてしまった。ゴミのアクセスを集めて、配信従量制で料金を取られたらたまったものではない。

Yahoo! がこの仕組みを始めることで、また検索結果の画面にあからさまな Yahoo! サービスへの誘導が増える(動画の場合には4つもサムネイルが最上位にでる)ようなことになるとすると、Yahoo! にとってもあまり良い結果はもたらさない気がするが。

業界動向としては、注目。
それほど絶大な効果は出ない、と予想。(この予想は外れてほしいけれども。)

それにしても動画配信業界では、相変わらず「実証実験」や「トライアル」段階でのリリースが多いな。結果が詳細に公表されたのをほとんど見たことがないけれど。
先月に Yahoo! で順位変動してから、しばらくそのままの状態が続いているのだけれども、その中で一つ顕著な現象として、Yahoo! Japan 自身のサービスである、Yahoo!知恵袋を上位表示させていることがある。

意図的に知恵袋のパラメーターを良くしているのかはわからないが、YSTを利用した他のパートナーサイト(@Niftyなど)のSERPと比べると、明らかにYahoo! Japan で出てくる結果は知恵袋のサービスが上に来ている。

民間企業が自社のサービスの向上や収益の改善に努力することは当然なので、これが悪いとも思わない。それでも、やはり、こういう操作をあからさまにわかる形ですることは Yahoo! Japan 的にも大き目のリスクを抱えるのではないか、と思う。

それは、ひとつ前の記事にいた評判管理の問題。

Googleについては、自分自身がサービスをほとんど抱えていない(Youtubeは別として)こともあって、公式見解として
「Googleに文句を言う前に、まずはサイトオーナーに文句言ってね」
ということをさらりといえるのだが、Yahoo! Japan サービスの場合はそれが言えない、ということだ。

OK Wave やYahoo! 知恵袋のようなサービスは、見も知らずの人が善意で質問に答えてくれるという大変なメリットがある半面、劣悪な感情を共有する場所としても利用されていたりする。

たとえば、TVCMを大量に流していたり、ネットで求人を出している企業のイメージに対して、Yahoo!知恵袋で、
「どこどこ(会社名)なんですが、あれってなんだかむかつきません?」
というどうでもよい質問に対して、共感意見が次々と付いていくという形で、返信が伸び、SEO的にも上位に来やすいページになるということである。

その意味では、最近プレゼンスが上がっているこういった質問サービスも、良い面、悪い面どちらの面からみても 2ch と大差はない(ログインしている分、少しマイルドなだけ)と個人的には思う。

実際に、テレビに積極的にCMを出稿していたり、ネットその他で求人を多く出しているいくつかの企業の「企業名」そのもので Yahoo! Japanで検索してみると、その結果として Yahoo!知恵袋での「なんだかむかつく」、「あそこは評判悪い」という全く根拠のない意見の書かれたページがドーンと上位に来ていたりしている。

これは、Yahoo! Japan としては、全く言い訳ができない。

他者に卸しているSERPでは上位には来ないのに、自社の検索結果で、自社のサービスでその会社の評判を下げることが書いてある(しかも、根拠がない)ページをわざわざ上にあげてしまっているのだから。致命的な訴訟リスクを抱える可能性もあると思う。

ネットの普及率も、ネットへの総消費時間も頭打ち(あるいは減少)が伝えられる中、Yahoo! さんとしても、自社サービスへのユーザーのつなぎとめのために様々な方法を考え実行してかなければならないのだろうけれども、それにしてもこのやり方は良い方法ではない気がするのだが・・・


Asahi.com の記事
http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT200910160040.html

動画の経路としては、「YouTubeで検索した」(15.8%)、「YouTube内の関連動画を視聴時」(14.0%)、「YouTubeのトップページ」(9.5%)となっており、外部サイトよりもYouTube内での誘導のほうが多い結果となっている。

 検索からの流入が多いことから、吉羽氏は動画のメタ情報が重要になると分析する。動画のタイトルやタグ、説明文やサムネイルなどにキーワードを盛り込むことで、検索されやすい動画を目指すべきとのことだ。

このあたりは、これまで海外で言われてきたことと、ほぼ一致。
購買行動に結びつくかどうかは?
先日来話題になっている、社員に反省文を読ませる動画をアップロードした社長の会社が業務に支障が出るようになり、動画を削除したとのこと。

ソース:
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/27/news099.html

しかし、本日時点ではニコニコ動画の動画は削除されておらず、会社名で Google 検索した場合に上位表示されたままである。そのほか今回の件を取り上げたブログなどが上位表示されている。

また、Youtube 内でも勝手にコピーをして、再アップロードしているのもいるようなので、いずれまたじりじりと順位を上げてくるかもしれない。

こういったことが、異様な盛り上がり方を見せるのがなんとも不思議だが、「実際に起こってしまう」ということは事実なのでそういったことに対する対処法は必要である。
先日のYahoo! のランキングに続いて、Goo の年間検索ランキングも発表されたが、Youtube、ニコニコ動画、GYAO の動画サイトが相対的な順位を上げている。

エンターテイメント目的の動画検索はこれから先もさらに重要度を上げていくということは間違いはなさそう。

ソース:IT media News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/25/news100.html

Yahoo!JAPANとしては、Google の持ち物のYoutube が検索数の最上位に来ていることは多少なりとも脅威だろう。

ニコニコ動画も順位を上げている(意外にもGYAO の順位も落ちていない)ので、全体的にmixi のようなコミュニティ的なものから、動画の視聴へと関心は移りつつあると考えてもよいのかも。

ソース
http://www.j-cast.com/2008/11/25030869.html

株式会社〇ァースト〇テップという会社の社長が、遅刻社員に駅で反省文読ませる様子をYouTube公開したことが、ネット上で騒ぎになっているらしい。具体的な内容については、上記記事を参照として、その会社名で Google 検索すると、Youtube のページとニコニコ動画のページが上位表示されている。

ここに至るプロセスにおいて、以前レピュテーションマネージメントの記事で書いたとおりの展開となっている。

http://www.privatestreaming.com/seo/2008/10/seotips.html

つまり、企業名で検索して動画が上位表示されるというのは、

「順序としては主要なフォーラムな どで散々見られた後で、Googleには上位表示されている可能性がたかく、むしろ、Google の結果に出てきている頃には手遅れ」

ということになるのだろう。

上位表示されているもののうち、youtube に上がっているものについては自分でアップロードしたもののようなので、それは削除すれば検索結果からは消えるかもしれないが、ニコニコ動画のものについてはおそらく他人が勝手に上げたものなのですぐにはコントロールできない状況になっている。これからまとめサイトのようなものも出てくるかもしれない。

動画を公開するということはかなりインパクトも強いが、ネガティブに働く場合のダメージも大きいので特に社長ブログなどにおいては、慎重に行うべきであろう。


未確認情報のようだが、英語のサイトでは Youtube がライブストリーミングサービスを2008年11月22日に開始するという噂が流れている。

ソース:
http://www.alleyinsider.com/2008/11/youtube-plans-to-launch-live-streaming-november-22


Youtube でライブサービスが開始されるということは、当然Google のユニバーサル検索、動画検索ともに上位に表示されやすくなるということであり、動画SEO 対策上も重要なニュースとなる。

安定的なインフラが提供できるのであれば、米国内ですでに開始している、Justin.tv , Ustream , Stickam といったサービスをあっという間に抜き去って覇権を握る可能性はある。ただし、今年の前半に米国の Yahoo! で始まったライブサービスはコケにこけまくり、サービスの終了がアナウンスされている。

Youtube、つまりはGoogle が新しくライブ配信サービスという極めて注目度の高いサービスを開始して、それが順調にラウンチするかということはGoogle の成長神話がさらに継続するのか、という企業イメージにも大きく影響すると思われる。Yahoo! のようなこけ方をすれば、「Google の成長神話に陰り」というような論調に一斉に傾く可能性すらある。

個人的には、Youtube の規模でのライブサービスは、現状では技術的な困難が大きすぎるという気がしていたので、独自に開始するのではなく、どこかを買収を狙うのではないかと思っていたが、具体的な日付までついてGoogle が独自にライブサービスに踏み込むという報道には正直びっくりした。

でも、そういえば Youtube で日本でも23日(米国時間22日)にイベントがあるんだったな。何かの発表があるのは間違いはないのだろう。

ソースの最後にこんな一文も付いているので、どうなるのかは全く予測はつかないが。

One possibility that we feel Google shareholders should root for: YouTube will launch live streaming as a service for paying customers only.

いずれにしても、この報道自体が本当かどうかはもうしばらくすれば判明する。要注目。
(ライブの意味の取り違えだったりして。)


どれくらい利用されているかもわからないし、結果も全く安定していないYahoo! の動画検索についてのメモ。

今日時点で、Yahoo! Japan で動画検索すると、Youtube の動画が比較的上位に表示される。その次にはニコニコ動画が来る感じ。Youtube の動画の中でも、7日から20日ほど前に投稿された動画が上位になっているケースが多いように見える。現在は鮮度の高い動画をできるだけ上位にするアルゴリズムか。

しかし、リアルタイムでない上に、結局Youtube の動画が出てきてしまうのであれば、Yahoo! の動画検索をわざわざ使うより、Youtube の動画検索を利用するか。

Youtube 内の検索数も無視できないほどに大きくありつつあるらしいので、動画検索自体の需要は間違いなくあると思うが、Yahoo! の動画検索はまだまだ精度が低いので覇権をにぎるのはまだまだ難しい情勢。

Google Video がローカライズされて video.google.co.jp などのローカルドメインで運用されるようになれば、やはりそちらが覇権をとることになるのだろうか。

Youtube の視聴者のトラフィックを獲得するため(再生回数を増やす)の要素に、右下の「関連動画」の欄がある。視聴中のビデオと内容等が「関連すると思われるもの」をページ要素などから類推して、サムネイルつきで表示されている。

Youtube に張り付いているユーザーはかなり多いので、検索での結果よりも、「関連動画」からのトラフィックの引き込みのほうが数としては多いとの話もあるらしい。ただし、用途は「暇つぶし」がメインだと思われるので、ビジネス的なターゲットとしてはどれほど有意かは疑問だが。

関連動画に表示されるものは、おおよそ「タイトル」や「詳細情報」、「タグ」というようなもので判別されている気配なのだが、それ以外にも、動画の視聴履歴もかなり影響しているように思われる。

私自身も本も買い、何度も見て何度も感動した、カーネギーメロン大学のランディパウシュ教授の「最後の授業」の動画だが、その関連動画に、関係性が全く見いだせない動画が「関連動画」としてずーっと掲載されている。

たとえば、

友人たちの前でいきなりマッパに なった美女
放送禁止になった冷蔵庫
脚を広げてアソコ丸見え♪

といった感じ。

これはおそらく、この動画を最初に見た人(あるいはアップロードした人)がこういった動画を見たことによって、視聴履歴などから関連動画として識別されてしまったのだろう。そして、次以降に訪れた(たぶんエロい男性)視聴者が次々とクリックしていくことによって、この動画との関連性が高く判別されていくのだろう。

「最後の授業」の動画をしっかりと見ている真面目な人はパート9までしっかりと見ていると思われるが、パート7あたりの「関連動画」には最初のほうで多かったエロ系の動画はかなり数が少なくなっている。

ランディパウシュの最後の授業 7
http://jp.youtube.com/watch?v=p95JE8y1MWQ


真面目な動画をアップロードしても、エロ系の動画などが関連動画で表示されるのがコントロールできないというのは、ビジネス用途の場合に障害になるかも知れない。対応方法を検討したほうがよいか。
Tubemogul というサイトをつい最近知った。
http://www.tubemogul.com/

TubeMogul is a free service that provides a single point for deploying uploads to the top video sharing sites, and powerful analytics on who, what, and how videos are being viewed.
Youtubeだけでなく、様々なビデオシェアリングサイトに動画をアップロードして、それぞれの視聴ログも解析してくれるらしい。

アメリカでYoutube で非常に有名になった Fred もこのサービスを利用しているとのこと。(Tubemogul Rank も堂々の#1。)
http://www.tubemogul.com/profile/profile_page.php?pid=fred

ちなみに#2はBarely Political (オバマガール)
http://www.tubemogul.com/profile/profile_page.php?pid=barely-political


様々なビデオシェアリングサイトを利用できるといっても、Fred や Barely Political の場合でも99%はYoutubeでの視聴で、他の上位者もYoutubeでの視聴でアクセスを稼いでいるようだ。(上位のエンターテイメント系の動画は、英語が早口で何いってるのかほとんど分からないが・・・)

ブログのランキングサイトがあるように、動画のランキングというの日本でも盛り上がってもよさそうな気はする。

しかし、Fred の30日で2700万アクセスってすごいな。
ソース:
http://www.reelseo.com/video-seo-defensive-reputation-management/

かなり良い記事だと思うが、最近は英文を全訳するモチベーションがわかないので、ところどころ英語で引用。

we could summarize defensive reputation management with video using two key strategies. 1) Bumping down the negative video with your own positive video (through SEO and buzz), and 2) taking any appropriate legal action to have the negative video removed.
現実的には確かにこの2つくらいしかやりようがない。日本ではアメリカよりコンテンツの著作権違反や人権侵害みたいなことへの判断が厳しめに出そうな雰囲気があるので、実際には2)の対応だけでかなり対応できるかも。

“Our clients are mostly concerned with the Google search results pages (SERPs).  If a video link is on the first page they that’s where it’s really of concern to them.” Says Jordan. “Buzz monitoring, or proactive tracking, is another matter. But it really seems to come back to the Google SERPs.”
確かに、自分に関わる固有名詞等でサムネイル付きでGoogle に上位表示されるのは気になるだろう。これに加えて、日本ではニコニコ動画のコンテンツが上位表示されて、その動画が盛り上がっているのを見るのは心理的に相当なダメージになりうる。

“If you see a negative video and decide to get it removed a good intermediate step is to post your own positive video,” says Jordan. “Its helpful to have a whole slew of [your] videos out there,” focusing on shorter format which will allow for more quantity. That way you will have more videos co cross-link them to each other, both on your site and in the video sharing sites such as YouTube.”
上記の手法については、ちょっと個人的な見解とは違うものの、一応米国の専門家のコメントとしてメモ。

When does the time come that just a positive Video SEO strategy isn’t enough, and legal action may need to be taken? “Sometimes you really have no choice.

とか、
Jordan says to resist the temptation to post public comments in response to a negative video about your company, brand, or person, even in the case of making a correction.  “It’s like a retraction a newspaper makes days after the original article is published, who reads it, and the damage is done.” Hey says. ”And once you do it, its may be out there forever” and you can’t take it back.
は鋭い指摘。ネガティブなものに対してネガティブに行動を起こすのは、むしろ傷口を広げてしかも未来永劫残る可能性はあり。むしろ放っておくほうが最善ということもありうるだろう。


英語版では今月の初めにリリースされていた機能の「ホットスポット」が、最近になって(おそらく先週くらいから)日本語版でも表示されるようになっている。

ためしにクリックしてみたものの、残念ながらまだ集計がとれていないのか、自分がアップロードした動画に関しては以下のような状態。

hotspot.JPG





動画のクオリティを計測する上で動画SEO的にも、重要なデータとなると思われるので、本格的な実装を期待。
Tech Crunch Japanse より
http://jp.techcrunch.com/archives/20081025youtube-enables-deep-linking-within-videos/

驚くような新機能というわけではないが、たいへん便利になることは確かだ。YouTubeでは、ユーザーがビデオのURLの最後に短いタグを付加することで、時間を指定した再生ができるリンクを送ることができるようになった。Google Videoが同様の機能を2年以上前に導入していることを考えれば、これが今まで実装されていなかったのが不思議だとも言える。 YouTubeで時間を指定してリンクを張るために今までSplicdのようなサードパーティーのサービスを利用するしかなかった。

タイミングを指定するには、ビデオへのリンクのURLに以下の構文で指定を行う:“#t=1m45s” (mとsはそれぞれ分、秒を表すので、その数字を変えればよい)。

サンプル:
http://www.youtube.com/watch?v=1bibCui3lFM#t=1m45s

もうひとつ便利な機能が追加されている。YouTubeのビデオに対するコメントに時間を書き込むと、システムがビデオのその時点へのリンクを自動的に生成してくれる。

これらの機能はライブになったばかりで、YouTubeのユーザーインタフェースから対話的に利用する方法はまだない。ユーザーはリンクに手打ちで上記タグを追加すること。(YouTubeはまだ公式ブログでもこれについて発表していない)。

YouTubeといえば、ユーモアのセンスは大したものだ。今月に入って、ここで紹介されているが、YouTubeにコメントしようとすると、投稿しようとしている文章を音声で読み上げるサービスを提供するボタンが現れる。これによって、その場の勢いでバカなことを書いて投稿するのを防止する効果を狙っている。(この機能は今や有名になったこのマンガのアイディアを現実化したもの)。

&autoplay=1 のパラメータのように、Youtube 内の実質の再生回数には影響しないとは思われるが、これはこれで便利な機能。長尺のコンテンツがある場合には、特に埋め込みプレイヤーなどの場合に有用な使い方があるかもしれない。Tips としてメモ。
各所で報じられているとおり、Youtube がJASRAC とJASRAC管理楽曲を利用できる包括契約を締結したと発表。

ソース:IT Media News ほか
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/23/news094.html

これまでもJASRAC と Youtube は前向きに包括契約に向けての協議を進めているとのことだったので、それほど影響はないかも知れないが、それでも正式な発表がされたことは良いニュース。CD などの音源を、個人がそのまま利用できるようになったわけではない(著作者人格権は維持される)のでそこは注意が必要だが。

合意した利用許諾条件は以下。
http://www.jasrac.or.jp/release/07/07_4.html

これまで自分の顔が写っただけの動画で、JASRAC管理楽曲を歌っている(子供がアニメソングを歌っているような)動画を自サイトに挙げるあげるだけでも、建前上は違法だったのだが、特に個人で音楽演奏などを行っている場合には、この制約が外れたことでアップロードもしやすくなる。

最大手のサイトでの包括契約により、法的な道筋が付き始めたことで、それをベースに新たな健全なブレイクが生まれることを期待。

動画SEOer (?) もアイデアの出しどころである。
昨日、動画SEOとレピュテーションマネージメント(評判管理)ついての記事を書いたのだが、そういえば連立与党の片方とその支持母体の固有名詞でgoogle で検索するとどうなるのだろうと思い検索してみた。

さすがに1ページめの上位ではないものの、1ページめの下または2ページ目にはYoutube の動画がサムネイル付きで表示されている。ユニバーサル検索結果で上位に来る動画は「検索された固有名詞の団体」が意図的にアップロードしたものではなく、部外者がアップロードした動画でむしろ批判的な内容を含んでいるものである。

なぜこういう動画がGoogle で上位に来るかは、セミナー・DVD等で検証しているとおりなのだが、こういった「自分の意図しない動画」を「自分の固有名詞を含む形」で他人にあげられた場合の対応というのは非常に難しい。

テレビの映像をそのままアップロードしているようであれば、明らかな著作権違反行為なので、それを運用者側に通報すれば削除してもらう対処も可能だが、自作で批判動画を作った場合、著作権はアップロードした側にあるのだし、批判の内容も社会的名誉を著しく低下させるほど法的な一線を越えたとは言い難いケースのほうが多いように見える。

アメリカ国内では、Youtube に対しての訴訟が多く発生していると聞くが、
「テレビ局など著作権者からの申し立てに対して、不正アップロード動画を削除しないことによる問題」
「著作権者がオリジナルコンテンツを掲載しているのに、大きな勢力の要請により著作権者に無断で削除をしてしまうことによる問題」
など問題が複雑化していてさらに分かりにくい状況になりつつあるらしい。

アメリカ大統領選などにおいては、「肖像権を持った大統領候補」が「その肖像を撮影し著作権を持っているメディア企業」の申し出で動画が削除されたことについて、Youtubeに対して削除しないでほしいとの申し入れを行ったりもしている。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20382090,00.htm

自分のレピュテーションマネージメントに、有利なこと、不利なこといずれにしても動画サイトの重要性は増している。
Google の検索結果での Youtube などのサイトが上位表示をされることによる、「動画SEO」と「レピュテーションマネージメント」の問題が発生する兆しが見えている。

どういうことかというと、ある大企業や個人の固有名詞で検索された場合に出てくる検索結果に、非常に悪意のある結果が仕組まれていたりするような場合には、いつの間にかその会社や個人の評判を落としてしまうことになってしまう。

アメリカの例でいえば、動物愛護の関連の思想をもったグループが、ケンタッキーフライドチキンを非難するための非常にショッキングな動画をYoutube にアップするなどして抗議しているらしく、その動画のアクセスが相当な数に上り、ユニバーサル検索でもかなり引っ掛かりやすい位置を維持しているとのこと。(その動画をここに貼れなくもないのだが、個人的にそういった極端な活動に共感もしないしリンクすることでその動画へのSEO効果をつけるのもなんなので止めておく。むしろKFCのファンなので。)

日本でKFCなどでgoogle検索しても、1ページめの下位のほうや2ページめに一時期騒動になった「ゴキブリ揚げ」に関するページや、ニコニコ動画のページが表示されるようになっている。

動画を利用したSEOというのは、それを実際に映像を見た人に与えるインパクトが非常に大きいので、効果的なアクセスアップの方法として動画SEOを提案する場合には、諸刃の剣になりうることも心してかからなければならないと実感。
comScore の調査より
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2476

アメリカ国内では、Yahoo! で検索される回数より、Youtube で検索される回数が多くなっているらしい。アメリカ国内でのYahoo! の凋落ぶりはかねてから報道されるところではあるものの、それでもこのデータはショッキングなデータ。

当然ながら、Yahoo! で検索する目的と Youtbe で検索する目的はかなり違うだろう。Yahoo! や Google での検索に比べて、Youtube での検索はよりエンターテイメントコンテンツを求めている人たちの検索になる。

しかし、これまで「動画サイト内で検索されること」がエンターテイメント的すぎ、数も少なかったために軽視されてきた、という状況も少しずつ変わってくるのではないかと思う。何といっても検索される回数が無視できない量になりつつあるのだから。

Youtube の様々なページにコンテンツマッチ広告を掲載することについては(違法コンテンツや不適切なコンテンツを助長することにもつながるため)特に大企業などでは非常に消極的と言われているが、検索との一致であれば広告も出しやすくなる。

海外ではAOL やMicrosoft なども巻き返しを狙っているので、Youtube(Google) 自体が動画検索(エンターテイメント検索)で覇権をとれるかはわからないが、明らかに需要は上がりつつある。

VSEO のようなことをやっていると、案外日の目を見る日も近いのかもと淡く期待。
アメリカ国内では、オンラインビデオ視聴の44%がGoogle (Youtube)という comScore の調査結果もあり、オンラインビデオ対策としては、Youtube 対策という雰囲気が漂っている。

日本ではかなり様相が違うのだが、海外の状況と適切に比較して説明できないと信頼してもらえない日本人的な海外信奉(特にアメリカ信奉)みたいなものがあるので、そのあたりは苦労するところ。そもそもインフラが普及していない海外でオンラインビデオとアクセスアップ(SEO)についての情報サイトというのを探しても、あまり優良な情報サイトというのは見つけにくい印象ではある。

この数週間でいくつか探してみて、それなりの情報を提供していると思われるのが以下。先週も"Click to buy link" の記事で引用をしたのだが、今のところまともな情報を提供していそうなのは、これくらいしかなさそう。(といっても、これも業界動向などの記載が多いのだが)

Reelseo
http://www.reelseo.com/

更新頻度も多そうなので、役に立ちそうなことがあれば、適宜このブログのネタ元として利用していこうと思う。



昨日の続きの海外記事
http://www.reelseo.com/video-seo-tip-youtube-link-part-2/

丁寧に訳することはしないが、昨日の方法だとあまりにシンプルなのでスパム判定されてしまうのではないかということで、もう少々進んだ方法を紹介している。(といっても、それほど劇的なものには見えないが。)

How to optimize the YouTube description field with a Hot URL 

View the example below for our recommendation on optimizing a working link into a video page

  • Start the description field off with a few of your top keywords.
  • Have the URL immediately follow it. (You must start the link with “http://…” for the link to be active. “www.” is not required to follow it to work, however.
いきなりURL を始めるのではなく、とりあえず自分にとって重要度の高いキーワードを入れたあと、すぐにURLを入れましょう、とのこと。

また、URL を2つ入れているケースもあるが、下手にやるとスパム判定されるので、できるだけ適切な関連性のある範囲にとどめておくべき、という示唆がされている。

アメリカ国内では、Youtube スパムのような行為でなにがしかのペナルティを受けるケースも増えている模様。状況は要観察。

海外サイトの記事より
http://www.reelseo.com/youtube-click-to-buy-link/

  • 1st Line: Lead off with the call to action description: Start off with an action verb (”buy,” “see”, “Learn more,” etc..) and the keywords that match the video content. Example: “Buy our Blentec blender here!”
  • 2nd line: Insert the Hot URL. (Try to put it all on its own line, right below the call to action) Example: http://www.blendtech.com/youtube-blender1
  • 3rd line (and maybe 4th): Add more keywords relating to the video content and what people can expect to see when the click on the link.
何のことはない、日本でもアダルト系のアフィリエイト狙いの連中がやっているような内容だが、シンプルにこういったことを続けていく努力も重要なのだろう。


動画配信関連のニュースをチェックして、メモ代わりにブログに残していくと、予想もしていなかった急なアクセスアップが起こることがある。

一番最近の例でいくと
「RealDVD」
という検索語でのアクセス。

ちょっと調べてみても、検索エンジンでこの検索語で1ページ目に表示されるわけでもないのに、この情報を探してのアクセスが急に増えている。

そんなに映画のDVDをパソコンのHDにコピーしたいのか・・・。(ちなみに、当サイトで最もアクセスを集めたのは、今年の3月上旬に Stage6 が閉鎖した際に、それがなぜかを探している人からのアクセスであった。)

もともと「DRM 解除」「iPod youtube 保存」など、著作権侵害する気満々のアクセスもコンスタントにあるのだが、そういうアクセスは当然ながら、滞在時間も極端に短く、直帰率が高い。こういったことが、どうもSEO的にもサイト価値を下げている原因になっていそうな気もする。何か対応をする必要があるのかもしれない。

と言いつつ SEO という行為自体が比較的下世話な行為でもあるのだが・・・

Tech Cruch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080930youtube-hot-spots-shows-publishers-when-their-viewers-jump-ship/

これは VSEO には必要な機能。日本語版ではまだ実装されていないようだが・・・
実装されたらさっそく使いたい機能である。

Youtube のSEO

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Web 担当者フォーラムより
「SEOの意外な裏技」その6:必ずアトリビューション・リンクを張ってもらおう
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/10/01/4073
SEOの世界において、リンクはすべて重要だし、獲得可能なリンクはすべて獲得すべきだ。それが「最適化」の原則だ。しかし、今日に至るまで、検索トラフィックの拡大に力を入れている多くの企業やサイトでさえ、獲得したリンクの最適化を考慮していない。

(中略)


意外なところから、もう1つの例を示そう。YouTubeからの例だ。YouTubeの標準的な埋め込みコードを見てみよう。

<object width="425" height="344">
<param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/anxkrm9uEJk&hl=en&fs=1"></param>
<param name="allowFullScreen" value="true"></param>
<embed src="http://www.youtube.com/v/anxkrm9uEJk&hl=en&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed>
</object>
リンクがない! 信じられないが、これは事実だ。

言ってることもわからなくはないのだが、Youtube の場合、インフラコストがかさんで事業自体は赤字垂れ流しの状態であることや、違法コンテンツを掲載したまま、そのコンテンツにGoogle からユーザを誘導してしまうことによる訴訟リスクなどもあるので、過剰なSEOをする必要がないのではないかと思う。(FLVを再生する際に飛ぶ http で、張り付けてくれているURLをGoogle は把握できるわけだし。)

SEOなど全く考えなくてもユーザーが集まってくれて収益を上げてくれるサイトを作りたいものである・・・
Yahoo! Japan のビデオ検索は、基本的にはニコニコ動画やyoutube などから動画を引っ張ってきてサムネイルつきで表示されているのだが、そういえば http://www.yahoo.com/ の動画検索ほうはどうなっているのだろうということで、簡単に日本語のキーワードを入れて調べてみた。

たとえば「ビデオ」という検索語。

たくさん検索結果が出てくるのだが、youtube や Yahoo! ビデオの動画などの動画はほとんど結果として現れず、一般のページに置いてある、Flash や Windows Media のファイルを取得して、それをインデックスしている。 上位に表示されているのは、Windows Media やFlash のコンテンツの属性情報ではなく、ホームページのタイトルがそのまま「ビデオ」となっているページにおいてある動画である。

(ちなみに今日時点でのYahoo! Japan の「ビデオ」での動画検索結果は、ニコニコ動画で独占されてしまう。)

日本で使うには、さすがに作りが甘すぎる感じがするが、このあたりの処理は米国と日本とは全く違う形で進むのであろうから、あまりしっかり追いかける必要もないのかもしれないが、米国のものはこういう動きになっているということを頭に入れておくことで、将来的な変動などの観察もできる。

動画検索分野はこれから、さらにいろいろな試行錯誤が繰り返されることになるので、こまめに状況を確認しておく必要がある。
日本国内での動画投稿サイトとして無視ができないニコニコ動画だが、主要検索エンジン2社、Yahoo! とGoogle インデックスの方法はおそらく違う。

Google の場合は、ログインしていない状態表示されているページだけをクロールしているようである。Google のキャッシュを見ても、サインインしていない状態でそのページにアクセスした際のログイン画面を取得している。

ニコニコ動画がYoutube と比べてGogle であまり上位に表示されない理由は、ログイン画面をクロールしているので、内部リンクがあまり有利に働かないという部分も大きいのだろう。

一方、Yahoo! の日本語版に関しては、インデックスのされ方として、
「ニコニコ動画から提供されたインデックス」
「クローラーで取得してインデックス」
があると思われる。

このあたりがどのように使われているのかは、正直判然としない。前者はもしかしたら、まだ動画検索にしか利用されていないのかもしれない。Yahoo!の動画検索でニコニコ動画がサムネイル付きで表示されるのは、ニコニコ動画から提供されたインデックスを利用していると考えるのが自然だろう。

一方、Yahoo! のサイト内検索でニコニコ動画のキャッシュを調べてみると、Google と同様に、サインアウトした状態での、ログインを要求する画面がキャッシュされていることがほとんどである。たまにそうでないものもあるので混乱するのだが。

個人的な観察では、前回・前々回のYSTアップデートがニコニコ動画に若干有利に働いているように見えたが、それは実際には提携関係があるニコニコ動画に(「信頼サイト」のような)特別なパラメータがあるわけでもなく、外部リンク要素など汎用的なSEO要素が、観察したページやキーワードで、たまたま有利に働いている、と考えたほうがよいのかもしれない。

このあたりは、アップデートの度ごとに大きく傾向も変わると思われるので、その都度確認していくしかないか。
先の記事で、Google に「動画検索結果」が表示されるようになっていると書いたが、基本的には、これは Google Video (http://video.google.com) で上位に表示される2つ分くらいをサムネイル付きで表示して、「○○ の動画検索結果」のアンカーテキストは、Google Video の検索結果の該当ページに貼られている。

そして、動画検索結果内でどのようなものが上位に来ているかは、おおむね、先日のセミナー前に調べたようなロジックになっている。Google.co.jp の一般のユニバーサル検索より、ややYoutube に有利に働いているように見えるが、これも大体の理由は推測可能。

サンプルを増やして今後確認。
「Youtube の再生回数」については、以前 Tech Crunch Japanse にの記述がなされているので、そちらを参考にするとよいだろう。

http://www.privatestreaming.com/2008/07/19/youtube-19.html

基本的には、

「youtube のページ自体での閲覧」
「正規の貼り付けコードで貼り付けられたページからの再生」

であればカウントされると考えてよさそう。

ただし &autoplay="1"  などのパラメータでユーザの意思とは関係なく再生されるような形だとダメということ。

(Youtube の動画サーバー自体はただのHTTPサーバーなので、特に難しいパラメータが飛んでいるわけではない。何かしらカウント数をアップする小細工もできなくはなだろうが、ほぼサイトごと消されるレベルの重大スパム行為だろう。)
このホームページでこの2年ほどコンスタントにアクセスのある検索語に、

Singingfish

というのがある。この検索語で検索してくる人のほぼ100%がウェブマスターであろう。

サーバのログ解析を行って見慣れない検索エンジンロボットに不審に思って調べているときに、当サイトで3年くらい前にメルマガで書いた記事を見てたどり着くというパターンである。

http://www.singinfish.com
とアクセスしに行っても AOL ビデオにリダイレクトされるし、Wikipedia などで調べても大した情報が得られないということで、当サイトで何か手掛かりを得たいという人が少なからずいるようなので、ごくごく簡単に説明を追加して おく。(細かなことについては私も知らないのであしからず。)

Singingfish は動画や音楽などのファイルをロボットで巡回取得して「動画・音声の検索エンジン」を目指していたようで、2003年にAOLに買収された後も、2004 年ごろからはAOLとは別のドメインの独自のマルチメディア検索サービスとして提供されていたが、2007年になってAOL Video と統合されて、現在はこのドメインをURLとして入力しても、AOL Video に転送されてしまうようになった。

私も2006年ごろに、このサービスで上位表示される方法などをちょっと検証してみたこともあったのだが、日本語がまともにハンドルできなかったり、あま りに市場サイズが小さすぎて馬鹿ばしくてやめた経緯もある。現在もクローラーの名前はSingingfish.com となって巡回しているようだが、特にサーバに悪さをするわけではない。

現在の AOL Video は主に Youtube,Vimeo,Dailymotion,Veohなどを中心に、日本の主要な動画サイトも巡回してデータを取得して再構成したものを提供している。

メジャーな投稿サイトに動画を投稿すると、AOLビデオにも表示されるようになるが、アンカーテキストは取り除かれるので直接のアクセスアップ効果や外部 リンクなどのSEO効果は見込めない。ただ、そのページ自体は割と上位に表示されることもあるので、順位チェック等では基準点としても利用できるであろ う。

ご参考までに

昨日の記事中、日本のYahoo! ではYoutube のページがそれほど有利には働いていなさそうだ、と書いたことの補足。

頻繁に閲覧される動画コンテンツとして、昔から人気が高いジャンルに、ゲーム、グラビア、アニメ、アダルトなどの分野があるのだが、Youtubeなどの投稿サイトについて言えば露骨なアダルト動画はは人的に排除されるので、ゲーム、アニメ、グラビアといった分野で調査するとかなり傾向がわかる。その中では、グラビア系の「タレント名」そのもので調べるほうが、動画だけでなく写真投稿サイトなどとの比較ができるので、調査用途には使いやすいかと思う。

米国Yahoo!で、テレビなどメジャーなところで活躍しているグラビアアイドルの名前などを入れると、だいたいは Youtube のページが上位10位中に2つは来て、ひとつはFricker、Wikipedia、Yahoo! Video(英語版)のページという具合の偏った結果になる。

このように 米Yahoo! 程の上位にではないという意味で、
「Yahoo!Japan ではYoutubeはそれほど上位には表示されない」
ということである。

Google とYahoo! の結果が似てきている(Yahoo! のGoogle化?)という記事が英語圏では散見されるようになっているが、

「真の意味で良いウェブサイト」

を判定する上で、小手先のSEOテクニックでは対応が難しいパラメータを重く加点すると、どうしても結果が似てくることになるのだろう。米Yahoo! はその導入を行っているのに対し、Yahoo! Japan は別の方法を模索しているように見える。もしかしたら、そういったパラメータを重く加点するのを Yahoo!Japan 内でテストしたら、あまりにGoogle と似たような結果になってしまって導入できなかったりするのかも、などと想像してしまう。

Yahoo!Japanの変動によって、自分のサイトが強烈に被害を浴びない分には、このあたりのを観察するのは非常に面白い。その意味で動画サイトがどのような順位になっているかはかなり参考になる。

意味がわかりにくかったらごめんなさい。
日米のYahoo! の検索スタッフからアップデート情報が提供されていて、SEO関連のブログでは当然ながらさっそく話題に。

Yahoo! Search Blog ~ Weather Report: Yahoo! Search Index Update
http://www.ysearchblog.com/archives/000625.html

Yahoo! 検索スタッフブログ ~ Yahoo!検索 Index Update
http://searchblog.yahoo.co.jp/2008/09/yahoo_index_update_3.html

ブログ各所でレポートされているとおり、今のところ一般サイトでの動きはそれほど大きくないように思う。(前回のアップデート時にほんの短い期間にだけ現れた1ドメインのSERP独占現象は現れていないが、あれはおそらく単なるフィルタのかけ忘れのようなものだったのではないかと推測。)

動画サイト関連の動きで行くと、やはりニコニコ動画が全般的に少し有利に働いていそうな感じで、以下のような全くコンテンツのないページなどが比較的ビックなキーワードでさらに上位に表示されていたりする。
http://www.nicovideo.jp/watch?v=utNQjj2HZH8-s

リンク元をたどってみると、やはりゲーマー関係のブログからリンクが張られている。以前はこのページにゲーマーが喜ぶ動画があった模様。

ニコニコ動画とYahoo!との提携の強化によって、GoogleでのYoutube のように、これからニコニコ動画がYahoo! で上位表示されやすくなるのだろうとは推測されるが、ニコニコ動画内の質の悪いページやその残骸がSERPに上位に頻出するようになると、Yahoo! にとってもあまりよくないこのことのように思うのだが・・・。しばらくは試行錯誤が続くのだろう。

そのほかの投稿サイトなどもユニバーサル検索でも、少し有利に働いている感じはあるが、相変わらず Youtube はサイトの規模や人気の割にそれほど上位には来ていないか。

ここ数日で少しずつ動くと思われるので、このあたりの傾向についてはこのまま推移するか要観察。


Pisca と Flicker

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動画配信とSEOというテーマからすると若干ずれてしまうが、TechCrunch Japanese に以下のような記事があったので、思いつくことつらつらと。

米国の http://www.yahoo.com/ で、たとえば日本人のタレント(特にグラビア系)の名前などを入れると、Wikipedia や Youtube などより上に Flicker のサイトが現れることも多い。(たとえば今日時点の「ほしのあき」の検索結果)

Flicker はYahoo! に買収されたサイトなので、こういった恣意的とも思えるSERPでユーザーを引き込む努力をしているのだろう。さすがにYahoo! Japan のSERPでは、日本独自仕様があるようなので、「Flicker に関しては」こういった傾向はないのだが、Yahoo!全体で「何かしら関係の近いサイトのポイントをあげる」ことも操作しやすいつくりになっている、とは考えられそう。

そういうYahoo!からのユーザーの引き込みもあってか、まだ Flicker のほうが Pisca よりもアクセス数においては優位を保ったままという状況のようだが、Google がその分野においても機能面などを充実させて攻勢をかけてきているというのが、上記の記事。

動画投稿サイトに関してはすでに Youtube を買収して1番の地位を得ているだけに、この写真投稿の分野でもトップをとりにいこうとするGoogle の凄みを感じざるを得ない。

SEO関連のブログを巡回していると、先日リリースされたばかりのGoogle Chromeの話題が多く、注目度が高いことが分かる。

Google Chrome の現時点の売りは「軽い、速い」ということで、一般的な用途で利用する分には Internet Explorer や Firefox などより圧倒的に快適に使えるということで好評のようだ。個人的にもインストールして使ってみたが、基本的には好印象だった。

ただ、このGoogle Chrome だが、日常的に動画サイトをチェックしている人だと、少々問題が発生する。Youtubeをはじめとする投稿サイトように Adobe のフラッシュプレイヤーベースのサイトであればほぼ問題ないのだが、それ以外のプラグイン、特にWindowsMedia 関連のサイトになると、とたんに使い勝手が悪くなってしまう。

主要な動画サイトで言うと、Yahoo!動画、GYAO、Biglobe ストリームなどWindowsMedia で作りこんだサイトは閲覧できない。(これはFireFoxでもそうなのだが) 

また、普通にメタファイルをクリックしてWindows Media Player を呼び出すタイプの動画では、タブ内にWindows Media Player が全画面に現れて再生を開始してしまう。 InternetExplorer で QuickTime のファイルを呼び出したときのような動作である。(例: ツタヤオンライン の動画を閲覧する場合など )

このあたりはGoogle が意図的にやっているわけではないのだろうが、もしかしたらメディア企業としてブラウザの主導権をとりに行くことで、その先に WindowsMedia フォーマットの駆逐を狙っていると考えられなくもない。

今後のバージョンアップでどのようになるかにも注目である。

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