Pisca と Flicker

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動画配信とSEOというテーマからすると若干ずれてしまうが、TechCrunch Japanese に以下のような記事があったので、思いつくことつらつらと。

米国の http://www.yahoo.com/ で、たとえば日本人のタレント(特にグラビア系)の名前などを入れると、Wikipedia や Youtube などより上に Flicker のサイトが現れることも多い。(たとえば今日時点の「ほしのあき」の検索結果)

Flicker はYahoo! に買収されたサイトなので、こういった恣意的とも思えるSERPでユーザーを引き込む努力をしているのだろう。さすがにYahoo! Japan のSERPでは、日本独自仕様があるようなので、「Flicker に関しては」こういった傾向はないのだが、Yahoo!全体で「何かしら関係の近いサイトのポイントをあげる」ことも操作しやすいつくりになっている、とは考えられそう。

そういうYahoo!からのユーザーの引き込みもあってか、まだ Flicker のほうが Pisca よりもアクセス数においては優位を保ったままという状況のようだが、Google がその分野においても機能面などを充実させて攻勢をかけてきているというのが、上記の記事。

動画投稿サイトに関してはすでに Youtube を買収して1番の地位を得ているだけに、この写真投稿の分野でもトップをとりにいこうとするGoogle の凄みを感じざるを得ない。

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