動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「ラジオ」と一致するもの



Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20411767,00.htm

 IPサイマルラジオ協議会は4月7日、PCからネット経由で地上波ラジオを聴ける実験サービス「radiko」におけるストリーミングのセキュリティを強化した。放送エリア外からの聴取を取り締まるためだ。

個人的にも、何度か利用している。良いサービスだと思うし試行錯誤しながらやっていけばよいと思う。
AV Watch の記事
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100401_358434.html

 TBSテレビは3月31日、定例記者会見を開催。その中で、TBSラジオ&コミュニケーションズの加藤嘉一社長が、IPサイマルラジオの試験配信「radiko」のサービス開始日(3月15日)に、全局合わせて延べ104万回の聴取があった事を明らかにした。

個人的にも、久しぶりにラジオを聞こうという気になった。良いサービスだと思う。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100318/345969/

この実験放送では、ウタゴエが技術開発したP2P動画配信システム「UG Live」を使って番組出演者の動画をネット配信し、同時に出演者や視聴者がTwitterでコメントをやりとりする。リアルタイムで手軽に情報公開できるTwitterを生放送やネット動画配信と連動させることで、リスナーに対して臨場感のある参加意識を持たせることができるという。

最近はTwitter関連の話が増えている。
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/02/25/006/?rt=na

民放ラジオ局で構成されるIPサイマルラジオ協議会は24日、インターネットを通じて地上波ラジオ放送をストリーミング配信する「IPサイマルラジオ」の実用化試験配信を3月15日より開始すると発表した。試験期間は半年間の予定。
メモ
PC Online の記事
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20081117/1009742/

Barack Obama次期米大統領は、ラジオのほかに『YouTube』を利用して、毎週恒例の演説を国民に流す予定だ。次期米大統領がオンラインビデオを利用して毎週のメッセージを配信するのは、これが初めてとなる。

Obama次期大統領とJoe Biden次期副大統領の政権移行チームは11月14日(米国時間)に次のような声明を発表した。「Obama次期大統領は、大統領に就任した後も、ラジ オ演説を動画で公開し続ける意向だ。これまで、ラジオ演説をマルチメディアで配信した次期大統領や大統領はいない」

米大統領は毎週定期的にラジオ演説を行なっている。これは、大統領が国民に自分の言葉でこれまでの取り組みについて語り、今後の課題や問題、計画とそれらにどう取り組んでいくかを論ずることができる場として伝統になっている。

Obama次期大統領は、2007年11月に行なわれたYouTubeのニュースならびに政治担当編集者であるSteve Grove氏とのインタビュー(動画)の中で、ストリーミング・ビデオを利用して「21世紀の炉辺談話」を行ないたいと述べている。これが実現すれば、大統領本人がオンラインで質問に応じることが可能になる。

[炉辺談話(Fireside Chats)は、ニューディール政策を行なったフランクリン・ルーズベルト大統領が実施した、国民向けラジオ演説。ルーズベルトの人気を支え、大戦中のアメリカ国民の重要な士気高揚策となった]

Obama次期大統領は選挙戦において、YouTubeなどさまざまなウェブツールを使い、従来のマスメディアを経由せずに直接有権者に語りかける 姿勢をとってきた。Obama氏チームは選挙中にインターネット要員を95名雇用。支持者1000万人分のメールアドレスをリスト化しており、新政権でも これらのリソースを活用するとみられている。

共和党政権よりも、民主党政権のほうがこの業界にはプラスになりそう。今後に期待。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/17/news049.html

 “音楽CD不況”が続いている。カセットテープやMDと違い、CDの楽曲データをコピーするのは簡単。「YouTube」や「ニコニコ動画」には さまざまな楽曲が動画付きで公開されており、「iTunes」や「着うた」も普及するなど、CDを購入せずに音楽を楽しむ手段が増えている。

 「最近の高校生はCDを『マスター』と呼ぶ」――ブログ「小鳥ピヨピヨ」に投稿されたこんな記事が話題になった。CDは「コピー元のマスター」という扱いで、1人が手に入れたらクラス中で回し、PCに取り込むのが当たり前らしい、という内容だ。

 実際に今の中高生は、CDにどのように接しているのだろうか。中学3年生男子(15)と高校2年生男子(16)、高校2年生女子(17)の3人と、大学1年生(20)に聞いてみた。

 音楽を全く聴かない人から好きなアーティストのCDは必ず購入するという人まで、4人の音楽への接し方はバラバラ。ただCDを「マスター」と呼ぶ かについては、「呼ばない、聞いたことがない」と全員が答えた。また、全員が「YouTube」や「ニコニコ動画」の楽曲付き動画をBGMにしているか、 そうしている友だちがいると話していた。

好きなアーティストならCDを買う

 「好きなアーティストのCDは新品で購入し、ちょっと好きな場合は中古で買う。見つからなければ借りることもある」――中3男子CDの買い方は、“CD派”の大人と変わらなかった。高2男子も「本当に欲しかったら買う」という。

 メジャーな楽曲ならYouTubeなどを通じて聴くこともできるが、好きなアーティストのものならCDで欲しいという。理由は「カップリングが聞きたかったり、グッズとして欲しいから」。着うたは音が悪い上「携帯はいつもマナーモードだから」ダウンロードしないという。

 高2男子は「データだけでいい場合は借りるが、本当に欲しかったら買う」そうだ。「音は実体のないものだから、本好きな人が本を買うように、音が好きな人はCDを買う。わざわざ買うというのはアーティストへの尊敬の念」という意識だ。

 「いいものはCDで買うが、中途半端なアーティストは買われなくなる。消費者は頭がよくなったんだろう。ネットで落として聞く人は、その音楽に愛情がないんじゃないか」(高2男子)

CDはマスターと呼ばない

 4人全員が「CDをマスターとは呼ばないし、呼ぶ人をも見たことがない」という。もともと音楽を聴かないという大学1年生(20)は「音楽を聴く友人でも、CDを『マスター』と呼んでいる人はいない」と話していた。

 残りの3人は、CDの貸し借りはするものの、クラス全員で回すことはないという。高2女子(17)は「これって、クラス全員が共通のCDを欲しがらないと発生しない状況だよね」と指摘する。好みが多様化した今では想像しにくい状況ではあるようだ。

 中3男子は「CDを持っている人は大切にするから、信頼できる人にしか貸さない」と話す。「貸してと言われても、雑に扱う人には『持ってない』と言う」――CDは彼にとって、「楽曲データを運ぶ媒体」以上の価値を持っているようだ。

YouTubeやニコ動をBGMに

 YouTubeやニコニコ動画をBGMとして利用している中高生は多いようだ。中3女子は、YouTubeから楽曲付き動画ダウンロードし、動画の音声をMP3ファイルに変換して楽しんでいるという。

 中3男子も「欲しいCDでも買う余裕がないときはYouTubeで済ませることもある」と話す。ニコ動に投稿されている『作業用BGM』を聞くことも。DVDを買うお金はないから、YouTubeやニコ動で見ることもある」

 高2男子は「YouTubeはBGMとして聴いており、音楽のプロモーションビデオをダウンロードすることもある。ただ、音質が良くないのでMP3に変換したりはしない」という。

 ――今回、話を聞いたのはたった4人。これだけの結果で「中高生はCDを買っている」とか「CDをマスターとは呼ばない」と言い切ることはもちろん、できない。

 ただ、若者にCDが売れないのは「コピーが簡単」という理由だけではなさそうだ、と改めて感じる結果になった。


個人ブログのレベル。たった4人のサンプルで記事を書くなよ。IT media ってこういうメディア?

ナタリーの記事
http://natalie.mu/news/show/id/10965

NHKの公式サイトに新コンテンツ「NHK青春ラジカセ」がオープン。1970~80年代にかけてNHK-FMで放送されていた人気番組「サウンドストリート」が無料ストリーミング放送されている。

このサイトは「サウンドストリート」の放送開始30周年、NHK-FMの40周年を記念して開設されたもの。ストリーミングでは著作権の関係でオンエア楽 曲はカットされているが、当時の若者たちを魅了した個性派ディスクジョッキーによる懐かしのトークをフルで楽しむことができる。

現在公開されているのは1982年5月17日と24日に放送されたDJ佐野元春による放送。26年前の彼が何を考えていたのか、このストリーミング音源で追体験してみよう。

ちなみに、放送当時の音源がNHKにほとんど残っていないため、この企画は一般から提供された番組の録音テープにより実現したとのこと。

ネット配信ではこういった希少性の高いもののアーカイブドコンテンツの蓄積がキラーコンテンツとなりうる。
注目。

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/10/051/

ブログサービス「Ameba(アメーバブログ)」を運営するサイバーエージェントは10日、動画共有サイト「YouTube」日本版において、Amebaの有名人ブロガーが作る動画番組を公開生放送する「AmebaStudio(アメスタ)」のブランドチャンネル「AmebaStudio channel」を開設したと発表した。

「AmebaStudio」は、有名人アメブロガーによって作られる番組をユーザーに公開するために原宿に生まれたスタジオ。約3,000名にも及ぶ著名人を番組MCやゲストとして招き、月間約30本の番組をWeb上でリアルタイムで放送している。

今回、YouTube日本版で開始する「AmebaStudio channel」では、AmebaStudioで公開生放送される番組アーカイブの一部が閲覧可能可能になる。

サイバーエージェントでは、「閲覧可能な番組アーカイブは、今後も随時拡充していく」としている。

AmebaStudioでは、「Yahoo!ライブトーク」や「ニコニコ動画(秋)」などと試験的に生番組の同時放送を実施しているほか、ラジオや雑誌など他メディアと連携した取り組みを行っている。

「今後もAmebaStudioは、アメブロのリアルプロモーション拠点として、他メディアとの連携を積極的に行っていく」(サイバーエージェント)としている。

自社でアメーバビジョンを保有しながら、他社とも連携を図るという柔軟性は評価できるか。動画配信のサービスは技術オリエンテッドではなく、サービスオリエンテッドに考えるべき。技術をまねしただけの日本の大手は、すべて失敗している。



毎日.jp の記事
英国放送協会(BBC)の子会社であるBBC Worldwideが音楽ダウンロードサービスの準備を進めている。BBCでは、テレビやラジオ放送向けに、さまざまなバンドがBBCのスタジオで録音した楽曲をアーカイブに保存している。同社は、これらの楽曲の無料ストリーミングサービスと有料のダウンロードサービスを提供することを計画している。

 BBCがラジオやテレビで放送している音楽番組では、BBC本社で録音されたライブセッションの特集を頻繁に組んでいる。各番組で扱う楽曲は、現在のシングル曲、人気楽曲のアコースティック版、他アーティストのカバー曲などさまざまだ。英国では、同局のラジオ放送Radio 1の人気番組Live Loungeへの出演を目標にしているポップアーティストも多い。またBBCは、大規模な野外ロックフェスティバルGlastonbury Festivalの独占放送権も有している。

 当然、同イベントでのライブ演奏はBBCがしっかりと録音し、Radio 1でもリクエストに応じて流している。しかしBBCにとって、これらの楽曲を追加コストなしにラジオで放送できることよりもメリットの大きいことは一体何か。それは言うまでもなく、音楽ファンにそれらの楽曲を有料で提供することだ。

有料での楽曲提供はすでに経験済みのBBC
 BBCが録音した楽曲の有料での提供はすでに前例がある。同社が録音したライブセッションは、これまでもCDシングル曲のB面やアルバムのボーナストラックとして提供されてきた。たとえば、英国のバンドであるGomezが最近リリースした記念アルバム「Bring It On」にもBBCが録音した楽曲が収録されている。また1994年には、BBCが録音したBeatlesの膨大な数の楽曲がCD化された。

 今のところ、このBBC Worldwideのプロジェクトを支持している大手レコード会社はEMIのみだが、英音楽雑誌Music Weekによると、BBCはそのほかの大手レコード会社とも交渉中だという。また、同サービスの開始は早くて2009年1月になるだろうと同誌は報じている。

 このようなプロジェクトには大いに賛成だが、デジタル著作権管理(DRM)技術や低ビットレートのコード化で消費者を苦しめないことが条件だ。そもそも、われわれはテレビライセンス料の一部として、すでにこれらの楽曲に対する料金を支払っている。もっとも正確には、料金を支払ったのはわれわれの親だが。

 無料のストリーミングサービスは広告支援型のサービスになるといわれているが、(テレビライセンスの購入を通じてすでに受信料を支払っている)英国のテレビライセンス保有者は不快に思うかもしれない。

 しかし少なくとも、この新サービスによって、多くのバンドは、次代のBeatlesやLed Zeppelin(Led ZeppelinもBBCが録音したライブセッションCDをリリースした)になれなくても、BBCを通じて自分たちの演奏がリリースされることになる。

まだ先の話で、記事の訳文も分かりにくいが、日本で考えれば
「NHKが独占放映権を持っている独自音源のストックを売り出す」
というような考え方でよいのだろうか。

日本だと著作権(実際にはそれ以上に著作者人格権)の絡みややこしい議論になりそうだが、欧米であれば分かりやすく金の分配の分配を決めることで成立するということになるのだろうか。

実際に開始される頃にはまたリリースが出されると思われるので、とりあえず噂ということでメモ。
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/09/01/031/

FM放送局J-WAVEは、同社の運営する無料のインターネット・ストリーミングラジオ放送「Brandnew-J(ブランニュー・ジェイ)」において、ストリーミング放送した楽曲をiTunes Storeで購入できるサービスを9月1日より開始した。

同サイトでは以前より「mora」「mora win」とリンクした楽曲販売を行っていたが、今回新たにiTunes Storeに対応した形となる。同サイトの画面上で放送中の楽曲や放送リストから、iTunes Storeの購入画面へ直接リンクされる。

これはアフィリエイトサービス大手のリンクシェア・ジャパンによるアフィリエイト・ネットワークを通じて提供されるもの。リンクシェアではこれまで も個人アフィリエイターを中心にiTunes Storeの楽曲紹介を行ってきたが、今回のBrandnew-Jの参加により売上げの拡大に期待を寄せている。

またJ-WAVEでは、現在のところ新たな音楽配信サービスとの提携は予定していないものの、サービス提供元からのアプローチがあれば「拒む理由はない」(同社)として、ダウンロード販売強化に前向きな姿勢を見せている。

インターネットの最大の利点は、良いと思ったら即購入できること。こういった動きが地味に広がることで、収益性のあるビジネスがブレイクすると思われる。注目。

BBWatch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22741.html

英Last.fmは日本向けサービスをリニューアルし、無料の楽曲ストリーミングサービスやラジオサービスを開始したと発表した。

 Last.fm日本語版は、2006年7月にサービスを開始。楽曲ストリーミングサービスは2006年秋頃の提供を当初予定していたが、 2008年7月14日のサイトリニューアルに合わせて実装した形になる。なお、親会社のCBSは今回のリニューアルを、Last.fm日本語版の再立ち上げと位置付けている。

 楽曲ストリーミングサービスおよびストリーミングラジオサービスでは、ユニバーサル ミュージックとパートナーシップを締結。Amy WinehouseやNe-Yoなどの楽曲を無料で聴取できる。また、独立系レーベルのIODAなどとも提携し、合計で350万楽曲超の音源を揃えたという。なお、国内レーベルの邦楽コンテンツも近い将来に追加する予定としている。

 両サービスの再生にはFlash Playerを利用。ビットレートは128kbpsで、楽曲間に音声広告などは挿入されないとしている。加えて、ユニバーサル楽曲を含めた45万曲超を無料ダウンロードできるサービスも開始した。

 なお、HMV JAPANとアフィリエイトパートナーシップを結び、Last.fmからHMV JAPANへとアクセスし、好きな楽曲の購入が可能になった。

メモ。

Web ザテレビジョン エンターテイメントニュースの記事
http://blog.television.co.jp/entertainment/entnews/2008/07/20080714_02.html

NHKは、本日7月14日(月)よりデジタルラジオで動画番組の放送を開始した。

デジタルラジオとは、'03年10月から首都圏の一部と近畿地方の一部で実用化試験放送を始めたニューメディア。チャンネルは(社)デジタルラジオ推進協会が運営し、NHKや首都圏と大阪の民放ラジオ局が番組を供給している。首都圏、近畿地方とも各9チャンネル体制で、視聴には、受信機搭載携帯電話や専用端末などが必要となる。

デジタルラジオの特徴は、CD並みに高音質の音声が聴け、一度に複数の番組を視聴できるマルチチャンネルも可能なほか、「ラジオ」という名が付きながらもデータ放送や画像も見られるところ。NHKでは、実用化試験放送開始以来、1日10時間の音声放送、データ放送、静止画放送を行ってきたが、ついに動画放送に乗り出す。

NHKでは、'11年以降のデジタル放送時代を見据え、公共放送にふさわしい移動体・携帯向けサービスに適したコンテンツの開発、編成のあり方、通信との連携、ダウンロード型サービスの可能性について検証中だが、このデジタルラジオでの動画放送もそのトライアルの一環。

動画番組は全部で20本の予定。5分番組のアニメ「あのねのとみぞう」は、携帯電話の中に住む不思議なキャラクター“とみぞうくん”が、毎回こっそり悩みを打ち明けるアニメーション。また、「女子力アップのオトメ・ラボ!」では、タレントの堀越のりが、オシャレと恋愛の情報に敏感な若い女性向けに役立つ情報を紹介する。ほかにも、モーツァルトの曲を高品質の音声と曲にちなんだ映像で紹介する「毎日モーツァルト」、タレント・中島史恵がヨガを教える「きょうからはじめる やさしいヨガ」、ある芸能プロダクションの会議室で繰り広げられる人間模様をコミカルに描いたドラマ「会議は踊らない?」をはじめ、デジタルラジオの特性を生かして、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語の放送の中から視聴者が好きな言語で視聴できる「多言語むかしばなし」など、デジタルラジオならではのコンテンツが満載だ。

携帯では、IP通信ベースの配信より、テレビの視聴のほうが需要が多いか。

AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080709/mixi.htm

 株式会社ミクシィは、運営しているSNS「mixi」において、音楽が聴ける「mixi Radio(ミクシィラジオ)」と、楽曲を他のユーザーにプレゼントする「ギフトソング」の新サービス2つを7月9日から開始する。

 mixi Radioは広告音声が入り、10万曲が用意される低ビットレートな無料コースに加え、月額840円で40万曲が用意される高ビットレートな有料コース(ミュージックプラス会員)も用意。ギフトソングの中心価格帯は1曲105円。

(以下、引用省略)

音楽配信でストリーミングは実はそれほど需要は大きくないのではないか。
ダウンロードして所有していることのほうがむしろ重要。

 

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/11/news027.html

 米CBS傘下の音楽ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)Last.fmは7月9日、レコード会社や著作権管理団体と契約を結んでいない無所属アーティストを対象とした著作権使用料支払いプログラム「Artist Royalty Program」の正式な立ち上げを発表した。

 プログラムに加入した無所属アーティストがLast.fmにアップロードした楽曲が、無料オンデマンドで再生、またはストリーミングラジオで視聴された場合、著作権使用料が支払われるというもの。

 Last.fmは今年1月にArtist Royalty Programを発表し、無所属アーティストに参加を呼び掛けてきた。このプログラムの適用対象楽曲は、既に45万曲以上アップロードされているという。


著作権管理団体を通さず、サイトオーナーが分配の仕組みを提供するというのが定着していくかどうかというのは興味深いところ。日本の著作権管理団体も、運用が不透明と思われる部分もあるため、日本でもどこかが大きな風穴をあけることになることを期待。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/10/news073.html

 中国のオンライン動画サイトYouku.comは7月9日、同国の放送行政を管轄する国家ラジオ映画テレビ総局(SARFT)から待望の認可を受けたと発表した。中国政府は非国営のオンライン動画企業に対し、一部で心配されていたほど強硬な方針は採らないということのようだ。

 中国には、Tudou.comや56.comなどYouTube風の人気の動画共有サイトが幾つかあるが、Youku.comは今回、SARFT が昨年末にオンラインコンテンツ業界向けの新たな規制を発表して以来、政府の認可を受けた初めての動画サイトとなった。中国政府は新しい規制において、オンライン動画サイトに対し、国営企業による所有または管理を求めていた。

 規制当局はその後、既存の民間企業も認可を受けられる可能性があると発表したが、その方針が実際どのように適用されるのかは定かではなかった。そのため、Youku.comをはじめ、オンライン動画サービスを提供するそのほか多くのWebサイトはSARFTの認可を得るべく、何カ月もの時間をかけてサイトの整理を進めていた。

 「SARFTは当社のような動画共有サイトの扱いを検討していたのだろう。そして今回の認可は、われわれがSARFTの納得のいくようなコンテンツと手続きを順守するものとSARFTが判断した結果なのだろう」とYouku.comのビクター・クーCEOは取材に応じ、語っている。

 新しい規制の施行が将来の見通しに暗雲を投げ掛けはしたものの、海外の主要なベンチャーキャピタルも含め、投資家らは、中国で急成長中のオンライン動画分野に既に何千万ドルもの資金を投じている。6月には、Youku.comは投資家からさらに3000万ドルの資金を調達したと発表している。

 新しい規制の下、既に200以上のオンライン動画サイトが認可を申請しているが、一方では、違法なコンテンツを提供しているとして閉鎖されたサイトも十数件ある。Youku.comのライバルである56.comは1カ月以上前に何の説明もなしに閉鎖され、今もそのままの状態が続いている。

中国の状況は今年の初めから、認可制の報道からよく分からない状況が続いているが、しばらくはこの状態が続きそう。要注目。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22401.html


 博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は8日、生活者のメディア接触状況を分析する「メディア定点調査 2008」の結果を公表した。

 メディア定点調査は、ハードウェアやサービスに対する人々の接触実態を把握し、広告メディア市場形成の今後を模索するのを目的に2004年から実施されているもの。今回の調査では、東京都/大阪府/高知県に在住の15歳から69歳の男女個人を対象に、郵送調査法で実施。サンプル回収数は1867 件(サンプル発信数は2186件)。

 東京地区の調査結果によれば、テレビ/ラジオ/新聞/雑誌のマス4媒体と、PC/携帯電話のインターネット2媒体を合わせた、1日あたりのメディア接触総時間は約5時間20分。2007年調査時から約5.6分減少しているが、男性40代/50代/60代と女性60代では上昇傾向を見せた。一方、男性20代と女性30代/40代では5時間を割り込み、接触時間はそれぞれ4時間半前後となっている。

 インターネットの接触時間は、PCからが59.4分で、携帯電話からは17.7分。PC経由の接触時間は2007年から2.4分減少しており、同研究所では飽和の可能性があると推測している。また、携帯電話経由では3.6分増加しており、増加傾向が続いているという。

ブロードバンド世帯普及率も、ネットの接触時間も現段階でかなり頭打ちになったということか。
インフラ側のコストダウンで収益性のあるビジネスが生まれるとよいが、加入者数などが増える見込みが少なくなったということで、しばらくIT業界にも停滞感は続くのかも。

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080626joglis-music-search-streams-500m-songs-12m-albums/

Jogliを紹介しよう。これは音楽用の検索エンジンで、5億曲の楽曲と1200万枚のアルバムをすぐに聴くことができると豪語している。

これ以上音楽目的地サイトの入る余地はある得ない、というのは正論だ。しかし、数日間Jogliを使ってみたところ、私はこれが、SongzaMeeMixDeezerSeeqPodをはじめとするライバルたちを、慌てさせる可能性を持っているという印象を強く持った。

Jogliはウェブを巡回して楽曲や楽曲のクリップを集め、検索用のインデックスを作る(曲の大半はYouTubeからだが、他のサイトも探す)。そしてユーザーはJogliが見つけてきた曲をウェブに直接組み込まれたプレーヤーで聴くことができる。 「検索してクリック&プレイ」なんて何も新しくないことはわかっている。しかし5億曲が対象となれば快挙といえる。

私がテストした限りでは、Jogliでアーティスト、曲、アルバム、クリップなどから効率よく音楽を検索することができた。メインストリーム以外のアーティストや曲も全部見つけられた。たとえば、Jurassic 5 featuring Nelly Furtadoの‘Thin Line’ という曲や、Nick Caveのアルバム‘Let Love In’など。

API経由でYouTubeに便乗するトレンドが、音楽サービスのルールを変えつつある。インターネットラジオサービスのMeeMixやLast.fmがロイヤリティを払わなければならないことを思い出してほしいのだが、Jogliは一切払っていない。ストリーミングやストレージの費用さえ払っていない。YouTubeが(即ちGoogleが)払っているからだ。もちろん、YouTubeがこの手の音楽ビデオの取り締りを始めれば、このトレンドも長くは続かないかもしれない。

Jogliは現在ベータ版で、完璧にはほど遠い。たとえばコミュニティーや発見の機能は事実上存在していない。しかし5億曲という資産は、Jogliが参入のきっかけをつかむのに十分であることは間違いない。

YoutubeのAPIでメタデータを拾って質の悪いサービスを提供しているところは多いが、独自のデータベースを用いて質の高いデータを提供していくようであれば、優良なサイトになっていく可能性はある。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22134.html

  NECビッグローブが運営するBIGLOBEは、クラシック音楽専門のインターネットラジオ「BIGLOBE RADIO」を6月11日より配信する。利用は無料。

 「BIGLOBE RADIO」は、TBSラジオ&コミュニケーションズのデジタル/インターネットラジオ局「OTTAVA」で放送されているリクエスト番組「OTTAVA conbrio」を配信するもの。配信は、毎週月曜~金曜日の22時から25時にかけてライブ配信を行ない、このほかの時間はオンデマンド配信する。

 コンテンツのファイル形式はWindows Media Audioで、配信形式はストリーミング配信、ビットレートは44kbps、64kbpsを用意する。

GYAOですらコンテンツ配信事業では収益が上がっていない現状で、BIGLOBEのほうはどうなのだろう?ISPサービス全体の中で利益が出ればよいということであれば、それでもよいのだろうが。

IT Pro のニュース
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080605/306645/

 米CBS傘下の音楽ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のLast.fmは米国時間2008年6月4日,パートナ企業のサイト向けにストリーミング・ラジオを配信するサービス「Last.fm in a Box」を発表した。パートナ・サイトは,Last.fmが広告収入によって運用するラジオ・サービスをユーザーに無料で提供できるようになる。

 Last.fm In a Boxは,CBSの一部門であるCBS Television Stationsや関連企業,ブログ・サービスの「Six Apart」,英国の大手SNSの「Bebo」,Googleのパーソナライズ・ページ「iGoogle」,オンライン音楽販売サイトの「eMusic」といったパートナのオンライン・プラットフォームで提供される予定。Last.fm in a Boxはオープンなプラットフォームをベースとしているため,パートナ・サイトは迅速かつ容易に導入できるという。

 Last.fmによれば,過去数年においてサードパーティのウィジェットとアプリケーションを通じて新規ユーザーが1900万人以上増えたという。同社はLast.fm In a Boxにより,さらに数百万人の新規ユーザーの獲得を見込んでいる。

メモ。

RBB Navi の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080402/50040.html

 「ニコニコ動画(SP1)」では、アニメ系のニュース、コンテンツ、情報を専門に配信する新コーナー「ニコニコアニメチャンネル」を開設。オリジナルアニメも配信する。

 「ニコニコアニメチャンネル」は、ニコニコ動画内に新設されるコーナーで、アニメ系の公式動画に特化した専門チャンネル。「ニコニコアニメチャンネル」での配信が初出となるオリジナルアニメ作品や、WEBラジオに動画番組、そして動画で楽しむアニメニュースなどバラエティ溢れるコンテンツを用意している。もちろんどのコンテンツも、ニコニコ動画ならではのコメント可能。ネットを通じてコメントをつけながらアニメコンテンツを楽しむ、という、新しいアニメ放送のスタイルを提供している。

 「ニコニコアニメチャンネル」で提供されるのは、初露出となるアニメを配信する「ニコニコアニメ」、人気声優やアーティストたちが出演するWEBラジオ「ニコラジオ・ニコTV」、動画ニュースの読み手「棒読子」がアニメに特化したさまざまなニュース(人気アニメグッズの発売日情報や、人気声優アーティストの楽曲発売情報など)を伝える「ニコアニニュース」など。「ニコニコアニメ」では、第一弾として「ペンギン娘はぁと」を4月19日から、第二弾「Candy boy」を5月2日から、それぞれ配信する。

アニメ、ゲーム、アダルト、グラビアといった分野はは動画配信のコンテンツとしては、これまでも収益が上がっていた分野。ニコニコ動画もアクセスは稼いでいるものの、結局のところそういった分野のコアユーザーからのアクセスでしかないとすれば、これ以上の広がりはあまりないのかもしれない。それはそれで大きい分野なので全く問題ないと思うが、もう少し広がりのある発展がほしいところか。

CnetJapan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20370631,00.htm

 CBS Interactiveが2007年に買収したソーシャル音楽サイトLast.fmは、 CBS Interactive傘下の他事業との統合を近いうちに進める。Last.fmとCBS Radioは米国時間4月1日、CBSのオンライン版ラジオ放送をLast.fmユーザーに、そして、無償音楽ストリーミングをCBS Radioのリスナーに提供するため、ウェブ上のオーディオコンテンツを共有すると共同声明で発表した。

 CBS Radioとの協業は、Last.fmの買収が2007年5月に発表されて以来うわさとなっていた。

 Last.fm共同創設者で最高経営責任者(CEO)のFelix Miller氏は、「CBS Radioと共同で多くの事業を希望しているが、その最初のものとなる」と述べる。CBS Radioは、CBSの全ラジオ局のストリーミング版であり、Last.fmで聞くことが可能となる。一方、ウェブ上にあるCBS Radioのプレーヤーを使えば、Last.fmにある楽曲を聞くことができる。今回の提携は単純で、CBS傘下の2部門におけるクロスオーバーとブラン ド認識を構築するためのものである。

 CBS Radioの約140の放送局は、Last.fmで提供開始となるよう準備中であるという。

あまり日本国内の話に影響もなく、参考にもならないとは思うが、メモ。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/28/news005.html

吉本興業は、「Yahoo!動画」上でお笑い動画配信サービスを始める。CS放送は終了し、ネットにリソースを集中。大御所・新人問わず出演させる予定だ。
2008年03月28日 00時00分 更新

 吉本興業は3月27日、同社のお笑いコンテンツを配信するサービス「Y∞Y動画」(ワイワイ動画)を4月1日に始めると発表した。無料動画を中心に、同社サイトと「Yahoo!動画」で公開する。これまで展開していたCS放送は3月31日に終了し、ネット配信にリソースを集中する。

 同社はYouTubeやニコニコ動画に公式チャンネルを設置するなど、ネット展開には積極的。新たにヤフーの集客力を活用して露出を拡大し、大御所・新人問わず出演させ、本気でネットに切り込む。

ネットなら「CSより質のいいものができる」

 コンテンツは同社が自主制作。お笑いライブやオリジナルドラマのビデオオンデマンド配信、「ヨシモト∞ホール」(渋谷区)のお笑いライブの生中継も行う。一部、有料コンテンツも販売する。

 CSの「ヨシモトファンダンゴTV」は3月31日に終了する。ファンダンゴTVを始めた当時はブロードバンド環境が普及しておらず、CSという選択肢がベターだったが、「今や『時間制限がない』『コマーシャルがない』というブロードバンドの方が、質のいいものができると判断した」と、よしもとファンタンゴの中井秀範社長は言う。

 今後は、Y∞Y動画をプラットフォームとし、自社製作・自社配信を進めていきたいという。ファンダンゴの中井社長は「放送という枠を超え、ブロードバンドに特化した新番組、あるいは逆にここから地上波に上がっていくような新企画をどんどんやっていきたい」と述べた。

 権利関係の問題も、ネット配信を後押しした。地上波やCSにコンテンツを配信すると、一般的に放送局との権利関係が生じるため、例えば動画共有サイトなどに自社コンテンツを配信したいと考えた場合に、権利の複雑さがボトルネックになってしまうこともある。

 吉本興業の場合は、製作者と出演者の双方を自社内に持っており、コンテンツを自力で作れる分、配信まで自社でカバーできれば2次利用も一気にしやすくなるという。Yahoo!動画でも配信は吉本側が行い、Yahoo!動画のページには再生ボタンだけを置く形になるという。

ヤフーと提携も

 吉野社長

 吉本興業とヤフーは業務提携も検討する。「ヤフーとの協力関係をさらに深化させていきたい」と同社の吉野伊佐男社長は話し、両社で新たなビジネスモデルを構築していく考えを示した。ファンダンゴの中井社長はヤフーについて「ブロードバンド上での最大最強のパートナーを得た」と述べる。

 グループ会社のベルロックメディアと共同で秋ごろから「スポンサードコンテンツ」のポータルサイトを始めることも検討している。芸人がスポンサーの商品を使ってネタを披露する――といった動画の配信をイメージしており、実現すればCMとは別の新たな広告コンテンツとなりそうだ。

吉本がどれほど本気か見てほしい

 発表会には人気芸人も

 「吉本がどれほど本気なのかを見てほしい」(中井社長)――同日都内で開かれた発表会には、「Y∞Y動画を盛り上げる芸人」として、西川きよしさんからオリエンタルラジオまで、第一線で活躍する8組12人の芸人が登場した。Y∞Y動画には、東西・大御所新人問わず登場させるという。

 質疑応答では「ギャラはダウンロード数による歩合で発生するのか?」という質問に、吉野社長が「たくさんアクセスを稼いだ人がたくさん報われるというのは間違いない」と発言し、登場した芸人が沸くという一幕も。

 自分のやってみたい番組について聞かれると、世界のナベアツが「(西川)ヘレンさんのアイコラ」、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが「相方が抱いたタレントさんをゲストに」と発言して会場は大いに沸いた。

自分もCSを見ていたりはするが、やはり操作性やコンテンツの質などで地上波には及ばないし、手軽さではネットに敵わない。CS衛星放送というのをやっている国が日本だけという感じなので、だんだん不要になっていくのは仕方のないことか。

中日新聞の記事
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008032001000855.html

【北京20日共同】新華社電によると、中国国家ラジオ・映画・テレビ総局は20日、動画投稿サービスを提供している国内の25のウェブサイトに対し「無許可で、内容も規定に著しく違反している」として動画サービスを禁止する通知を出した。

 昨年12月から今年2月までの調査で「ポルノや暴力、国家の安全と利益に危害を与える内容」の動画を公開しているサイトがあると判断。違反が軽微な32サイトは警告処分とした。

 中国ではチベットなどでの暴動や厳しい取り締まりの様子を映した現地の映像をネット上で見ることができ、今回の処分と関係している可能性がある。

 

中国がチベットの弾圧などの情報を国民に向けては隠したとしても、他の国では動画をしっかりのこってしまう。これから動画に求められるのは、捏造のしようのない情報が、恣意的な誰かにコントロールされずに蓄積されていくということ。

 

Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080303/1007635/


 ヤフーバリューインサイト(本社:東京都中野区)が2008年2月29日に発表した「情報メディアに関する調査」によると、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ の従来型4大メディアは軒並み利用度が低下、テレビと新聞は信用度もダウンした。Web系メディアでは「ポータルサイト」の利用度が大幅に低下、「検索エ ンジン」は利用度・利用意向とも前回並みだったが、「Q&Aサイト」「動画共有サービス」が存在感を示した。

 CGM(消費者作成型メディア)系メディアの認知・利用・参加経験では、新たに評価対象に加えたYouTubeなど動画共有サービスが認知率9割 弱、閲覧経験者6割強に達し、浸透度・利用度・利用意向ともに高く、今後の伸びが期待されるという。一方、セカンドライフなどの「3Dリアルタイム仮想世 界」は7割近い認知率の半面、閲覧経験者は1割以下だった。情報発信経験者は「個人blog」が最も多く、4割弱を占めた。

 シーン・目的別では、「自分の情報を他人に提供したい」ときに利用したいメディアは 「個人ブログ」「SNS」で、逆に「他人から情報を得たい」ときは「Q&Aサイト」「特定カテゴリの掲示板」「動画共有サービス」 。とくに「動画共有サービス」は「目的を持たず、なにか面白い情報を探したい」ときに4割近くの人が利用したいとしていた。

 調査は「情報メディア」の認知や利用経験、今後の利用意向の把握などを目的に、2007年12月7~10日にかけ、同社「スコープNet会員」モニター(15~59歳男女1000人)を対象にインターネットで調査した。

体感的にも自然なデータ。
スポーツニッポンの記事
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080214083.html

 中国政府が1月末に施行した動画投稿ウェブサイトの“国有化”規制で、既存の大半のサイトは継続を許可されていることが14日、分かった。動画サイトの 運営企業は国有企業か国有企業が経営権を持つ企業でなければならないなどとする新たな規定の導入で、動画サイトの大量閉鎖が懸念されていた。

 中国の動画サイト大手「優酷」によると、昨年末の規定公表以前に営業許可を得た企業は再登記するだけで継続可能との説明が、監督当局の国家ラジオ・映 画・テレビ総局からあったという。新たに動画サイト運営の「許可証」を申請する企業は、国有企業が経営権を持つとの条件を満たす必要があるという。
もう少したたないと、どうなるかは分からないが、世論を見ながら規制は始まるのではないだろうか。
EETimes の記事引用
http://www.eetimes.jp/contents/200711/28265_1_20071120163328.cfm

日本円で2000円弱。ネットラジオでチャンネルは多いだろうとは言え、ラジオ単体の機能で2000円はまだ高いか。
NikkeiNet IT Plus からの全文引用
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba002008112007

 ビデオ共有サイトといえば ユーチューブが有名だが、米国では100社を超える様々なビデオ・サイトが乱立し、激しい競争と淘汰が繰り返されている。2003年7月に設立されたメタ カフェ(Metacafe)も、そうした競争を勝ち抜いて生き残っている共有サイトのひとつだ。米サンノゼで6日から開催されているストリーミング関連ビ ジネスの展示会「ストリーミングメディア・ウエスト2007」2日目の基調講演で、同社のエリック・ハッチェンバーグ(Erick Hachenburg)CEOが、最近の業界動向を報告した。(ITジャーナリスト・小池良次)

■オンライン・ビデオはポピュラー化

 冒頭、ハッチェンバーグ氏は「ビデオ共有とそのホスティングは『2006年』に大きな壁を超えた。少なくとも月 1回以上オンライン・ビデオを見る人口は1億3000万人を超えている。その中には、毎日楽しむ人々が24.9%も占めている」と述べ、ビデオ共有サイト がニッチサービスから身近な娯楽へと変わってきたことを指摘した。また、オンライン・ビデオを楽しむ人々は10代から60代まで広く分布し、男女差もほと んどない。米国市民全体が、テレビやラジオと同じようにオンライン・ビデオを楽しんでいるという。

 一方、今年に入っての傾向を見ると、やはり娯楽系ビデオに人気が集中している。最近の調査(注)によれば、娯楽系を好む割合は6割を超える一方、ニュースなどは3割程度にとどまっている。それにつれてオンライン・ビデオ業界でも娯楽系のショートビデオの制作や配信に力を入れる状況が広がっている。

■ビデオ共有サイトの広告モデルは?

 同氏はまた「来年は収益モデルの確立が大きな課題となるだろう」と予測する。オンライン・ビデオが普及するにつ れ、広告を中心とする収益モデルの追求が大きな課題となっている。同分野の広告は年率89%で急上昇しており、その市場規模は7億7500万ドル (2007年推定、eMarketer調べ)に達しようとしている。また、2020年には32億ドルに達する(フォレスター調べ)との予測もある。

 「とはいえ、オンライン・ビデオ広告は、まだまだ不透明で、不明な部分が多い」とハッチェンバーグ氏は指摘す る。たとえば、広告主の意向は「ブランドからターゲット・マーケティングまで多様で、それに応じたきめ細かなキャンペーン手法を編み出すのは、まだまだこ れからの仕事」という。

 また、メタカフェの課題として「オンライン・ビデオとウェブ2.0との関係を見直してゆく」と述べた。ブログや 個人ホームページでオンライン・ビデオを乗せたり、リンクを張ることは一般化している。投稿ビデオはますます増えて、映像品質が悪くても人気を集めてい る。人気を集めるため広告媒体として利用したいが「広告主はやはり映像品質にこだわるところがある」と、その難しさを語った。また、投稿ビデオでは、プラ イバシー問題や猥褻問題をどのように自動処理していくのか、知的財産侵害をどう回避するかといった根本的な問題が十分に解決されていないことも、今後の課 題と述べている。

◇   ◇   ◇

 同氏は講演の最後に、ビデオ共有サイトの乱立と、市場の断片化に大きな懸念を示した。同業界は、同じようなサー ビスを展開するサイトが多く、ビデオの内容も似たものが並んでいる。ユーチューブだけが別格で、そのほかのサイトは差別化ができないで困っている。ユー ザーは多数の共有サイトに細分化しているため、広告主にアピールできるほどのトラフィック規模に達していない。

 こうした乱立状態から「自社のブランドを確立したものだけが生き残ってゆく」と厳しい現状を指摘して、同氏は講演を締めくくった。

注:Frank N. Magid Associates, Inc.社のオンライン・ビデオに関する調査より

国内でも動画投稿サイトは乱立気味。自分でざっと調べただけも20はある。
http://www.doga-now.com/uploader/

Youtube を別格としたら、国内ではニコニコ動画、Amebavision がややリードというところのようだが、それでも明確に成功しているとは言いがたく、収益モデル構築には苦労するだろう。


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