博報堂DYMP調査、若年層でYouTubeやニコニコ動画の利用が定着

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BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22401.html


 博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は8日、生活者のメディア接触状況を分析する「メディア定点調査 2008」の結果を公表した。

 メディア定点調査は、ハードウェアやサービスに対する人々の接触実態を把握し、広告メディア市場形成の今後を模索するのを目的に2004年から実施されているもの。今回の調査では、東京都/大阪府/高知県に在住の15歳から69歳の男女個人を対象に、郵送調査法で実施。サンプル回収数は1867 件(サンプル発信数は2186件)。

 東京地区の調査結果によれば、テレビ/ラジオ/新聞/雑誌のマス4媒体と、PC/携帯電話のインターネット2媒体を合わせた、1日あたりのメディア接触総時間は約5時間20分。2007年調査時から約5.6分減少しているが、男性40代/50代/60代と女性60代では上昇傾向を見せた。一方、男性20代と女性30代/40代では5時間を割り込み、接触時間はそれぞれ4時間半前後となっている。

 インターネットの接触時間は、PCからが59.4分で、携帯電話からは17.7分。PC経由の接触時間は2007年から2.4分減少しており、同研究所では飽和の可能性があると推測している。また、携帯電話経由では3.6分増加しており、増加傾向が続いているという。

ブロードバンド世帯普及率も、ネットの接触時間も現段階でかなり頭打ちになったということか。
インフラ側のコストダウンで収益性のあるビジネスが生まれるとよいが、加入者数などが増える見込みが少なくなったということで、しばらくIT業界にも停滞感は続くのかも。

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