動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「gyao」と一致するもの



Internetwatch の記事
 動画サイトの日本での訪問者数は、2010年4月時点でYouTubeが2502万3000人、Gyao!が1299万4000人、ニコニコ動画が843万4000人。YouTubeの訪問者数は1年前の34%増となっており、引き続き増加傾向を示している。また、2010年に入ってライブ動画配信サービスの利用者が急増しており、2010年4月時点の訪問者数は「ニコニコ生放送」が138万3000人、「Ustream」が99万2000人となっている。 

メモ。
JCAST ニュースの記事

   TBSや電通など5社が、ヤフー子会社でインターネット動画配信のGyaOに出資することになった。ヤフーが2010年3月25日明らかにした。テレビ不況で、動画配信を新たな収益の柱にする狙いがある。

   民放はTBSとテレビ朝日が7%ずつ、テレビ東京が4%を出資する。すでに日本テレビとフジテレビが7%ずつを出資している。また、広告大手は電通が7%、博報堂DYメディアパートナーズが3%を出す。民放3社は動画配信用の番組を提供し、広告2社はネット広告事業を進める。取得額は、合計で7億円弱という。


メモ。
Computer World の記事
http://www.computerworld.jp/topics/google/175129.html

 講演後の質疑応答では、とりわけストリーミング・ビデオとの関係で、ネット中立性に対するGoogleの見解をただす質問も出た。これに対しシュミット氏は、大きな帯域幅を使用し、他のユーザーのサービス低下につながるストリーミング・ビデオなどのサービスを通信事業者がブロックしたり、制限したりする自由は認められるべきであると答え、制限を加える場合には、YouTubeだけではなくすべての動画サイトを対象にするべきとの見解を示した。また同氏は、今後通信事業者が大きな帯域幅を占有している1%~5%程度の加入者に追加料金を請求する可能性も指摘した。

日本の通信事業者もGYAOの初期のころはそういった帯域制限をこっそりやっている、という噂は耳にしたが、最近の状況はどうなのだろう。

帯域を食いつぶしている要因となるコンテンツが、著作権を侵害したYotubeのコンテンツであるということの証明がしっかりできる場合には、ユーザーに対してではなく Youtube に帯域使用料を請求をするような動きもあってよいような気もする。ここ何十か月もYoutubeの「人気の動画」「再生回数が多い動画」のコーナーは、著作権侵害コンテンツばかりなわけだし。

日本の事業者でそんな度胸がある会社はないとは思うけれども。

GyaO!が単月黒字化

|
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/27/news087.html

 ヤフーは1月27日、子会社のGyaOが運営する動画配信サービス「GyaO!」が昨年12月に単月黒字化したと発表した。

 9月のリニューアルオープン後、トップページの広告商品などが好調に推移。収益性向上のための取り組みも寄与したという。

メモ。
個人的には全く見なくなったが、やはり入り口としての Yahoo! の強さが収益化につながったのだろう。
IT  Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091116/340602/?ST=network

USENは2009年11月16日,同社が運営するテレビ向け動画配信サービス「GyaO NEXT」を,2009年12月1日に「U-NEXT」へ名称変更すると発表した。ブランド名称変更に伴うサービス内容や利用料の変更はない。

GYAOを売却したあとの、名称変更は自然な流れだが、この事業自体も加入が10万程度であれば、自前で持っておく必要性に疑問符が付くのかも。
BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/docs/news/20091015_321803.html

メモ。

Youtubeの人気の動画の多くが、テレビ局のコンテンツの不当なアップロードなので、見逃したものなどへの需要は高いのだろうが、PPVという形で十分成立するかは疑問。
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20383532,00.htm

長いので引用はなし。

Hulu のやっていることや記事中に紹介されている事柄はYahoo!動画、GYAO  などで「技術的には」すでに実現しているのだが、すでに期待感がなくなっているのはなぜだろう。日本では主要なメディア企業からのコンテンツが回ってこないということが原因だろうか?

このあたりはいろいろと議論されているところではあるものの、良くわからないところではある。もしかしたら、米国のほうが数年遅れているのかも知れない。
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20383222,00.htm

 YouTubeは、早ければ12月にも、おそらくはハリウッドのメジャーな映画スタジオによって制作された長編映画の配信を開始することになると、ある大手エンターテインメント企業のエグゼクティブが明らかにした。

 YouTubeの親会社であるGoogleは、これまで数カ月に渡り、広告が入った、新たな映画のストリーミングサービスを立ち上げる計画につい て、複数のメジャーな映画スタジオと交渉してきたと、この件に詳しい2名のエグゼクティブが、CNET Newsに対して語っている。このエグゼクティブの1人は「それは今すぐの話ではないものの、いつかは実現するだろう。つまり、何もかもうまく行けば、今 後30~90日以内に実現すると期待してよいという意味だ」と述べた。

 すべての映画スタジオが、YouTubeに対して、喜んでノーカットの長編映画を提供する準備を整えているわけではない。カナダの Lionsgateは、短編の映画クリップに限り、YouTubeで配信することを、7月に許可した。少なくとも1つの他の映画スタジオも、短編の映画コ ンテンツ配信に関して、同種の契約をGoogleと結ぼうとしていると、ある別の業界関係者は語っている。

 視聴者をコマーシャル攻めにすることなく、映画のストリーミングで収益性を確保できるだけの広告を挿入可能なのかに関しては、依然として懐疑的な 見方も少なくない。2名のスタジオ側の情報筋によれば、Googleが長編映画の配信に当たり、ある特定の広告フォーマットの使用にこだわっている点も、 いくつかの映画会社にとってはネックになっているという。Googleがこだわっているのが、プレロール広告なのか、ポストロール広告なのか、それとも別 の形態の広告なのかは、明らかにされていないものの、複数の映画スタジオが、視聴者への広告提供方針の最終決定権を持ちたがっていることが示唆されてい る。

 Googleは、この件に関して、詳細な説明を提供することは拒んでいるが、ある広報担当者は、「現在われわれは、いろいろなエンターテインメン ト企業との交渉を進めている。われわれの目標は、ユーザー、パートナー企業、広告主のすべてにとって、最善の選択肢を提供することにある」とのコメントを 出した。

 確かな点としては、そもそもYouTubeは、特に短編の、(アマチュアユーザーによる)自作動画で、巨大なビジネスを起こそうと考えていたもの の、少なくとも現時点では、この計画は失敗に終わったようである。YouTubeは、10分ほどの長さの、ユーザーの自作動画を配信することにより、世界 中の多くの人々の想像力を掻き立てることには成功したものの、この戦略で収益を確保する点では、あまり成功してこなかった。3年が経過した現在、 YouTubeは、プロフェッショナルに制作されたコンテンツに頼ろうとしている。

YouTube対Hulu

 こうした経緯をたどることになったYouTubeは、今度は新たな直接対決として、長編動画のストリーミング配信では、現在インターネット上で圧倒的な地位を占めているHuluと向き合うことを強いられる。

 HuluとYouTubeとの対決は、必然的なものであった。NBC UniversalとNews Corp.の共同ベンチャーとなるHuluは、毎月のYouTubeの訪問者数が8000万人に達している中で、それと比較すれば、ごくわずかなユーザー 数しか獲得できていないにもかかわらず、ほぼYouTubeと同じ売り上げを、事業を開始した最初の年に弾き出すことができたと、複数のリポートが伝えて いる。

Hulu がどれだけ盛り上がっているのかが実感としてわかないのが、日本に住んでいてつらいところ。

長尺のコンテンツの場合の広告の挿入方法については非常に難しい。GYAOの一部の動画で、機械的に時間で広告を入れてしまうようなコンテンツもあったが(最近は時間をかけてみていないので不明)、そうなると視聴者が一気に興ざめしてしまう。



マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/05/031/

法人向けインターネット動画配信受託サービス「GyaO STREAM」を運営するUSENは5日、同サービスの新メニューとして、Web上で動画のエンコード、コンテンツ・ログ管理などが可能な「GyaO STREAM Advanced Pro」の販売を開始したと発表した。

動画配信受託サービス「GyaO STREAM」のトップページ画面

「GyaO STREAM」は、USENがこれまでブロードバンド放送「GyaO」で培ってきたインターネット動画配信システムやそのノウハウを活用。ネット上でのライブ配信、オンデマンド配信などの動画配信サービスを提供している。

今回新メニューとして販売が開始された「GyaO STREAM Advanced Pro」は、動画配信に関する機能をWeb上で提供。専門的な知識がなくても簡単に動画が配信できるほか、「各種動画フォーマットへの対応や多彩なオプ ション機能を取りそろえている」(USEN)。

エンコード作業のほか、コンテンツ管理やログ管理まで「Contents Manager」で一元管理。「全ての動作が一つの画面上で簡単に行える」(同社)。

また、多数の動画フォーマットへの対応が可能で、「オンデマンド配信はもちろん、ライブ配信も対応できる」(同)としている。

料金は、初期費用が21万円(税込)、月額費用が9万300円(税込、ディスク容量10GB、月次平均トラフィック3Mbps)。追加ディスク容量は月額1,050円/GB(税込)、超過トラフィック月額6,300円/Mbps(同)となっている。

ちょっと費用がかかりすぎのような感じ。

Moneyzine の記事
http://moneyzine.jp/article/detail/100928/
 15時10分現在、USEN(4842)の株価は、変わらずの148円。
大引け後に「GyaO事業を分社するために、100%出資の新子会社を設立する」と発表。
「今まで以上に経営管理を厳格に行い責任の明確化を図れること、また、今後、事業の枠組みを大胆に検討することを目的としております」としていた。
なかなか収益化しない同社の動画配信事業GYAOだが、類似サービスは、ドワンゴ(3715)の「ニコニコ動画」を筆頭に、ヤフー(4689)や楽天(4755)なども手掛けている。
(H)

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23509.html

 USENは15日、同社が運営する動画配信サービス「GyaO」事業を分社化すると発表した。新会社は10月下旬に設立する予定。

 GyaOは、USENが2005年4月にサービスを開始した動画配信サービス。簡易なユーザー登録のみで映画やドラマ、バラエティなどさまざまな動画コンテンツを視聴できる点を特徴とし、2008年9月末には2000万を超える会員数を有している。

 USENではGyaO事業を分社化することで、今まで以上の厳格な経営管理によって責任を明確化できるほか、「事業の枠組みも大胆に検討する」 と説明。新会社はUSEN100%出資の子会社となるが、資本金額や社長などの詳細は現在のところ未定。詳細は追って発表するとしている。

記事を追っても、これの意図するところがよく分からない。赤字のまま、早めにどこかに売り飛ばしてキャッシュを得たいということだろうか?



Info com ニュースレターの記事
http://www.icr.co.jp/newsletter/rockmedia/2008/rm2008014.html

長めのなので、引用はなし。

米国内の状況をしっかりと日本語でレポートしてくれる記事を見たのは個人的には初めてだったので、本記事は非常に興味深かった。日本の状況と比較してくれれば、さらに面白かったと思うのだが。

gorin.jp はどれくらいのアクセスを稼ぎ、どれくらい盛り上がったのかを知りたいところ。

Google Trends で Gyao と比較すると大したことはなさそうなのだが。
http://trends.google.com/websites?q=gorin.jp%2Cgyao.jp&geo=all&date=all&sort=0

大手の広告代理店が絡んでいるだけに、あまりうまくいかなかった場合のアナウンスはこれからもないと考えたほうがよいのだろうか。
IT Meda News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/29/news063.html

 インターネット経由で映画やテレビ番組を配信するのに使われている米Adobe Systemsのソフトにセキュリティホールがあり、ユーザーが米Amazon.comのビデオストリーミングサービスからビデオを自由に録画、複製できるようになっている。

 この問題は、オンラインビデオコンテンツを、Napster時代に音楽業界を苦しめていた違法コピーの横行にさらすものだ。また膨大な数の視聴者から利益を得ようとする小売業者、映画会社、テレビネットワークの取り組みを台無しにしている。

 「Adobeの設計の根本的な欠陥だ。間抜けな設計になっている」とセキュリティ研究者で英British Telecom(BT)のCTO(最高技術責任者)でもあるブルース・シュナイアー氏は語る。

 このセキュリティホールは、Webに接続したコンピュータのほとんどにインストールされているAdobe製プレーヤーに接続するFlashビデオサーバに存在する。

 このソフトはオンラインコンテンツを暗号化せず、再生開始や停止などのビデオプレーヤーへの命令のみを暗号化する。Adobeはダウンロード速度を上げるために、サーバソフトとプレーヤー間の接続を保護する厳しいセキュリティ対策を外した。

 「Adobeはプレーヤーからサーバソフトに至るまで、すべての製品のセキュリティに力を入れている。ユーザーを潜在的な脆弱性から守るためにかなりの取り組みを行っている」と同社は声明文で述べている。

 Adobeは今月、オンラインコンテンツを守る最善の方法を記したセキュリティ情報を公開し、同社のソフトのセキュリティ機能と、ビデオプレーヤーの有効性を確認する機能を併用するよう顧客に呼び掛けた。

 Amazonの広報担当者は、4万作の映画とテレビ番組を提供する同社のVideo On Demandサービスのコンテンツは、ビデオストリームキャプチャソフトで無断複製することはできないと語った。

 しかしReutersのテストでは、少なくとも1種のオンラインビデオ録画ソフト(Applian TechnologiesのReplay Media Catcher)で、Amazonや、Adobeの暗号化技術とビデオプレーヤー認証を使っているほかのサイトの映画を録画できた。

 「Adobe(のストリーム)は実際は暗号化されていない」とApplianのビル・デタリングCEOは指摘する。「同社のソフト設計の失敗の1つは、ストリームをキャプチャできる点だ。同社は近いうちにもっと強固な対策を施すだろう」

タダで視聴できる仕組み

 Replay Media Catcherの無料デモ版を使えば、録画されているあらゆるビデオの75%、YouTubeビデオの100%を誰でも視聴できる。39ドルの製品版を使えば、すべてのビデオを視聴可能だ。

 あるWebサイト(www.tvadfree.com)では、このソフトを使う手順を1つ1つ説明している。

 Adobeソフトを使ったAmazonのVideo On Demandでは、映画とテレビ番組の最初の2分間を無料で視聴できる。映画を24時間レンタルするには3.99ドル、ダウンロード購入するには最高で14.99ドル掛かる。

 Amazonはこの無料プレビューの間に、映画全体のストリーミングを始める――たとえ最初の2分が経過した時点で、Webブラウザ上でビデオが停止されても。ユーザーが料金を払った後でビデオの残りの部分を見られるようにするためだ。

 「以前からあるトレードオフだ。一方は利便性、もう一方はセキュリティ」と米Gartnerのアナリスト、レイ・バルデス氏は言う。

 だが、ユーザーがお金を払っていなくても、映画のストリーミングはブラウザではなくストリームキャプチャソフトに送信される。

 Video On Demandは、映画やテレビ番組のパッケージ販売の減少と、ネット上で視聴、保存できるデジタルコンテンツへの需要増に対するAmazonの解だ。

 Amazonとは異なり、Hulu.com、NBC.com、CBS.comはビデオを無料で提供しているが、番組の合間にCMが入る。だがストリームキャプチャソフトはCMと番組を2つのフォルダに分けるため、広告抜きの番組を保存できる。

 米News Corp.傘下のFox Networkと米General Electric傘下のNBC Universalの合弁であるHulu.comは、動画共有サイトYouTubeへの大手テレビネットワークの対抗策だ。YouTubeには多くのユーザーが、テレビ番組などメディア企業のコンテンツをアップロードするようになっている。

 テレビ局は、拡大するネット視聴者から新たな広告収入を得ようと、先を争って自社サイトにビデオを掲載したが、Webで番組を流すときの最適なCMの見せ方に苦労している。

 オンラインビデオブームを巻き起こし、2006年11月に米Googleに16億5000万ドルで買収されたYouTubeも、ユーザーが急速に増え続けているにもかかわらず、その人気を収益に変えるのに苦戦している。

ビジネスモデルを破壊するか

 このセキュリティホールの解決策の1つとして、デジタル権利管理(DRM)システムを使うことが考えられる。Widevine Technologiesというシアトルの企業には、Flashを使ったオンラインビデオを暗号化するDRMシステムがある。

 「ここで根本的な問題は、Adobe側に技術がなく、このビジネスモデルを維持できないということだ」とWidevineのブライアン・ベイカーCEOは指摘する。

 同氏は、コンテンツ保護の欠如は、Webビデオに今日用いられているすべてのビジネスモデルを脅かすと主張する。

 iTunes Storeで映画とテレビ番組を販売する米Appleは、独自のDRM技術「FairPlay」を使っているが、これはiTunes Storeで購入したビデオにのみ有効だ。

 米Forrester Researchのアナリスト、ジェームズ・マクベイ氏は、ビデオストリーミングキャプチャ技術が、テレビ局がオンラインビデオに利用している広告収入ビジネスモデルを完全に頓挫させることはないだろうと語る。

 「ほとんどのユーザーには複雑すぎる」とマクベイ氏は語り、BitTorrentのようなファイル交換サービスは以前からあるが、少数の人しか使っていないと指摘した。

 「人々は見つけやすく、使いやすいものを求めている」


日本のコンテンツでこんな状況だと、いまだにWinnyを使っていて情報が漏洩する事件が発生しているくらいなのでがんがんコピーされてアップロードされそうだが、英語が出来ないことが幸いしているのかもしれない。

いずれにしてもDRMの技術の未熟さのために、動画のデジタルコンテンツの流通が進まない状況。Windows Media は割りといい線いっているのだろうが、プラットフォーム依存なのが問題か。日本ではYahoo! やGyao、Biglobe などで広く使われているのだが。

もうしばらくは混沌とした状況が続くか。
TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080901can-hulu-be-a-bigger-business-than-youtube/

非常に読み応えのあるよい記事。米国内でのHuluの収益面での台頭がよくわかる。

「投稿サイト」対「公式動画サイト」

という構図で行けば、日本でも

「Youtube、ニコニコ動画」対「Yahoo!動画、Gyao、Biglobeストリーム」

という図式が成り立つが、日本では後者はそれほどの期待感を持って報道されることはない状況になってしまっている。

決定的な違いはHuluでは米国テレビ局の人気番組の完全版が流れることだろうか。安いコンテンツをいくら集めてきても広告主は集まらないと思われるので、その意味では日本の正規動画サイトはコンテンツ面で中途半端になってしまっているのかもしれない。

状況打開のために、たとえばNHKの大河ドラマか朝の連ドラクラスのコンテンツの完全版を Yahoo!動画やGYAOにほぼリアルタイムで卸して、広告付きでもよいから配信するようなことが行われると、相当に広告効果や閲覧へのモチベーションも変わってくるかも。朝ドラなどは、1日に5回も電波を使って配信するくらいなら、コスト的にもよっぽど安く済むはず。(当然NHKには法的な縛りはあるだろうが)

コンテンツベンダー側の前向きな行動を期待したいところである。

CNet Japan Blog の記事
http://japan.cnet.com/blog/kirifue/2008/08/28/entry_27013254/

良記事。

NTT東日本はともかく、最近のUSENの電話営業は法人向け、個人向けともにやり方がひどいと感じるケースが多い。チャレンジングな姿勢に、以前は応援する気持ちももてたが、何度か不快な営業電話を受けるにつれ、個人的には全くその気もなくなってしまった。

個人的なシチュエーションとしては、GYAOに(GYAOツールバーインストールの)キャンペーン登録すると、個人の携帯宛に電話をかけてきて、

「先日はキャンペーン登録ありがとうございました!!」

と始まって、応募しておいた商品が当たったかのような思わせぶりな話をして、個人的な情報を電話口で収集した上で、

「実は本日は別のキャンペーンをご案内でお電話しました。」

といって、FTTHのオンデマンドーサービスを押し売りをはじめるという手法であった。すぐに電話を切り、即座にツールバーをアンインストールしたのち、それ以来GYAOは見ていない。

ITのサービスとして新しいことをはじめて支持を得るためには、付加価値をつけたサービスを提供し、ユーザーの意思で自然に広がっていくモデルを形成するようなものでなければ、すぐにユーザーからは見捨てられる。

Adage.com の記事
http://adage.com/digital/article?article_id=130375

日本のexcite で記事を見つけて、日本語の概要が書いてあったが、原文を読むとちょっとニュアンス的にしっくり来ない部分もあったので、タイトルについては独自訳。

海外の調査会社が、「プレロール広告をいれると、視聴者がすぐに離れていく」という仮説について、実際にはそれほどでもないという示唆をしている。

説明によると、プレロールがない動画でも15秒以内に視聴をやめる人が10%程度以上はいるのだが、プレロールを行っているサイトで最初の15秒で離れていく視聴者は20% 程度であるので、純粋にプレロール広告がついたことで離れていく視聴者は5%という論理を導いている。

プレロール広告についての意識調査でも視聴者はだんだんとプレロール広告を受け入れる方向に動いているとのこと。

日本でもYahoo!動画、GYAO、Biglobe ではプレロール広告を行っているので、それほど嫌悪されてはいないのだろう。特に日本では、テレビの広告手法としてのいわゆる「山場広告」平然と打たれている状況であることからすれば、法律やモラルの縛りで山場CMを禁じている英国などの欧米よりもさらに動画のプレロール広告が受け入れられやすい土壌があるのかもしれない。

広告モデルが発達しないと、この業界の拡張も難しいので、こういった情報は貴重。

Japan.internet.com
http://japan.internet.com/wmnews/20080812/5.html

株式会社 USEN は2008年8月11日、テレビ向け動画配信サービス「GyaO NEXT(ギャオネクスト)」専用端末にブラウザ機能を追加した。

GyaO NEXT は、テレビ向けの IP 動画配信サービス(IPTV サービス)で、ハリウッド映画・ドラマ・アニメなどの動画コンテンツのほか、カラオケコンテンツ、BBC ワールドニュース、ナショナルジオグラフィックチャンネルなどのチャンネルサービスの配信を行なっている。

今回端末新機能として追加したブラウザ機能は、OperaVer.9.5 for device を採用。リモコンでの簡便なブラウザ操作が可能なほか、上下スクロールボタンでフォーカス移動、スクロールも可能だ。

ブラウザの「戻る」「進む」「中止」「更新」機能もリモコンボタンで可能。また、リモコンボタンを活用した、携帯電話と同等の文字入力機能を搭載。携帯メール文字入力操作と同じ操作で、簡便な文字入力が可能となっている。

どんな大手がやっても、それほど成功していないので、ネットだけのビジネスで専用端末を販売するのは苦しいのかも。

毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/07/25/20377813.html

 Yahoo Musicのサポートは9月30日をもって終了する。これにより、利用者は10月1日以降、音楽を別のハードドライブやコンピュータに移すことができなくなる。

 Los Angeles Timesが米国時間7月24日に伝えたところによると、Yahoo Musicは利用者に電子メールを送り、同サイトの音楽に適用されているデジタル著作権管理を解除するキーの提供が打ち切られることを警告したという。

 筆者が同社広報担当者から聞いた話によると、この変更はRealNetworksのRhapsody音楽サービスとの提携に伴い2008年初めに公表されていたという。Yahoo Musicの利用者は自分の音楽ライブラリーを新サービスに移行することができる。

 Yahooのサブスクリプションサービスを利用していた人にとってはそれで問題はなく、Rhapsodyに移行しなければ支払いをやめた時点でライブラリーが消えることも周知されている。しかし、Yahoo Musicで音楽を購入した人はどうなるのだろうか。その音楽にもDRMは適用されているのだ。

 そう、その場合、期限後は音楽を移すことができない。

 驚いたことに、Yahooは、2008年に入ってからMicrosoftが陥っていた論争に真っ正面から飛び込んだのだ。この4月、MSNは廃止したMSN Musicサービスで購入された音楽に対する認証キーの提供を打ち切ると発表し、批判を受けた。このキーは購入した音楽に組み込まれている著作権保護ソフトウェアを解除するもので、これがないと音楽を所有していても別のコンピュータやデジタル音楽プレーヤーに移すことができない。

 キーがなければ音楽を移すことができず、コンピュータが故障すればその音楽は失われることになる。

 6月になってMicrosoftは期限を延長し今後3年間キーの提供を続けると発表した。Yahooは、この教訓に学ぶべきだろう。先の広報担当者は、購入した音楽をディスクにバックアップするよう6カ月間も警告してきたと言う。だが、これにはディスクにコピーすれば音質は低下するという問題が存在する。

 このたびのYahooの決定を機会に、アンチDRM派は、DRMで保護された音楽というものは本当の意味でユーザーの所有物にはなり得ないと声高に叫ぶだろう。著作権保護技術により、企業はいつでも音楽を消費者からとりあげることができてしまうのだから。

有料音楽配信ではDRMをはずす方向で動いている一方で、Yahoo!動画や、GYAOなどの無料動画配信でDRMをかけていく方向になっていることは、以前は考えもつかなかった状況。今後の方向性については、DRMあり、なし、もうしばらくはぶれそう。

 

@IT の記事
http://www.atmarkit.co.jp/news/200807/18/flash.html

 ミクシィは7月9日に始めたSNS「mixi」の音楽配信サービス「mixi Radio」で、アドビシステムズのストリーミングサーバ「Adobe Flash Media Interactive Server 3.0」(Adobe Media Serverファミリの1製品)を採用した。ミクシィは何を評価して、同製品を選んだのか。アドビ側の担当者に聞いた。

 アドビのマーケティング本部 クリエイティブソリューション部ビデオグループシニアグループリーダーの古村秀幸氏は「数カ月前にミクシィから話があった」と明らかにした上で、「彼らは音楽配信の新しいサービスについて、『ソフトウェアをユーザーにダウンロードさせたくない』『ユーザー・インターフェイスをリッチにしたい』、そして一番大きなポイントとして『Mac、 Windowsの両方のユーザーに使ってもらいたい』と考えていた」と話した。

 「このような条件に合う技術は、Flashしかない」と古村氏は語る。Flash Playerはアドビの資料によると98%以上のPCにインストールされている。また、ActionScriptを使ったインタラクティブなUIも可能だ。さらにWindows、Macを問わず動く。

 しかし、Flashを使った音楽配信についてミクシィが考える「最大の問題点はセキュリティだった」(古村氏)。Flashを使った配信では YouTubeが有名。しかし、YouTubeはツールを使えば映像コンテンツをローカルにダウンロードできるなど、コンテンツオーナーにとっては評判がいいとはいえない。ミクシィもFlashを採用するに当たって、コンテンツオーナーの反応を意識したようだ。

 「配信サービスを展開する上で難しいのは、コンテンツオーナーと配信者が違うこと」。米アドビのAdobe Flash Media Server Services担当シニアプロダクトマネージャー ローレル・ライトマン(Laurel Reitman)氏はこう語る。コンテンツの流出を防ぎたいというコンテンツオーナーの要望を実現しながら、ユーザーが利用しやすい環境を整える必要があるためだ。

 古村氏らアドビ側はミクシィに対して、アドビが昨年12月に発表したAdobe Flash Media Interactive Server 3.0を提案した。アピールしたのはコンテンツを保護するセキュリティ技術と、海外での実績だ。

  Flash Media Interactive Server 3.0は、独自ストリーミングプロトコルの「RTMP」(Real Time Messaging Protocol)を128bitで暗号化した「RTMPE」を新たに実装し、ストリーミングデータの安全性を高めた。また、ハッシュ値をチェックしてオリジナルから改ざんされたり、別のホストに配置されたSWFファイルからはコンテンツを再生できないようにするSWF検証機能を搭載した。これによって偽のクライアントやリッピングツールから音楽が再生されることを防ぐ。

 米アドビのAdobe Flash Media Server担当プロダクト マネージャーのケビン・トゥス(Kevin Towes)氏によると、欧米ではFlashを使った映像/音楽配信サービスが拡大している。トゥス氏は例としてクウェートの米軍兵士のために行ったコンサート「Operation MySpace」を、Flash Media Serverを使って米国本土にライブ・ストリーミング配信したことを紹介した。衛星を使ってクウェートから米国本土に配信し、1億1000万人が閲覧した。

  HuluDisney.comもFlash Media Serverを使って映像のストリーミング配信を行っている。いずれもRTMPEやSWF検証などのコンテンツ保護技術を評価し、Flash Media Serverに決めたという。特にHuluは映像をブログに貼り付けられるなどソーシャルな取り組みを行っている。このようなコンテンツの柔軟な利用ができるのも「Flash Media Serverがコンテンツ保護を実現しているからだ」とトゥス氏は語った。YouTubeはインスタントアップロード、クイックキャプチャではFlash Media Serverを使っているが、映像配信はHTTPで行っている。

 古村氏らはこのような海外でのFlash Media Serverの実績をアピールし、ミクシィやmixi Radioにコンテンツを提供したレコード会社を納得させた。結果的にmixi Radioは30以上のレコード会社、コンテンツプロバイダーが協力することになった。

 国内最大のSNSであるmixiがFlash Media Serverを採用したことはアドビにとって追い風だ。同社は11月に同様にFlash技術をベースにした映像プレーヤー「Adobe Media Player」を国内でリリースする予定で、「現在、コンテンツプロバイダーと話をしている」(同社の代表取締役社長 ギャレット・イルグ氏)。mixiへの導入事例はコンテンツプロバイダーに対する大きなアピールになるだろう。

現状、Yahoo,GYAO,biglobe がMicrosoftの製品を使って動画の配信サービスを行っているが、これがAdobeに置き換わっていくかどうかというところに注目。Flashでは、Microsoft以外の製品ともかなり相性もよいと思われるので、どこかが乗り換えるとなった瞬間に、業界の地図が一気に入れ替わる可能性すらある。

その点でmixi が採用を発表したことは大きい。

注目。

Nikkei BP net の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz08q3/578711/

USENの無料動画配信サービス「GyaO」の視聴登録者数が7月16日に2000万人を超えた。GyaOのサービス開始は2005年4月で、2006年6月に1000万人、2007年7月に1500万人を突破していた。

同社は登録者数を増やすため、魅力ある番組作りにつながるコンテンツ調達/編成、オリジナルコンテンツ拡充、技術開発に尽力してきたという。7月1日には全面リニューアルを実施し、トップページのカスタマイズ機能や再生画面サイズの選択機能などを導入した。

GyaOで映像を視聴するには、パソコン単位で視聴登録を行う必要がある。同社の公表する視聴登録者数は、パソコン買い換えで再登録したり、自宅とオフィスなど別々のパソコンで登録したりする場合の重複登録を含んでいるため、実際のユーザー数とは異なる。

明らかに登録のペースが落ちている。実際に利用している人の割合はかなり低いと思われるので、今後も収益的には厳しい状況が続くか?

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22493.html

 マイクロソフト、NECビッグローブ、USEN、ヤフーの4社は、ワタナベエンターテインメントが制作したオリジナル番組「「芸人タイマンワンデイトーナメント『TAIMAN"笑"BATTLE』」を7月15日より共同で配信する。

 「芸人タイマンワンデイトーナメント『TAIMAN"笑"BATTLE』」は、お笑い芸人が「コント」「ピン芸人」「漫才」「女芸人」の4カテゴリに分かれて予選を行うお笑いイベント。各カテゴリの上位2組が決勝トーナメントに進出し、勝ち抜き戦によって初代王者を決定する。

 各カテゴリの予選は、マイクロソフトの「MSNビデオ」、NECビッグローブの「BIGLOBEストリーム」、USENの「GyaO」、ヤフーの「Yahoo!動画」が共同で配信。各サイトごとに1カテゴリ6作品、その他のカテゴリから1作品ずつを7月15日より配信し、8月1日からはすべての作品を各サイトで配信する。

 各サイトのカテゴリは、MSNビデオが「漫才」、BIGLOBEストリームが「ピン芸人」、GyaOが「女芸人」、Yahoo!動画が「コント」。決勝トーナメントは8月8日から12月31日まで、優勝者の特別作品は9月1日から12月31日まで4サイトで配信する。配信方式は各サイトごと異なる。

それぞれのサイト単独で事業収益を上げることがむずかしいのであれば、協力してコンテンツを配信するというのは自然な流れか。

いずれ合併などもあるのだろうか?

 

Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080709/1016521/?top

 アッカ・ネットワークス子会社の参加型ムービーコミュニティ「zoome(ズーミー)」は7月8日、USENと協力し、動物に特化した動画投稿企画「動物ふぇち動画」を始めた。USENが運営する動画配信サービス「GyaO」の娯楽情報サイト「トレンドGyaO」と連携して、動画作品発表の新たな場を提供する。

 テーマごとにユーザー同士が集まって動画を共有するサークル機能を利用してzoome内に特設サークルを設けた。動物の愛くるしい仕草やかわいい体の部分を撮影した動画を募集する。無料登録のzoome会員になれば誰でも自分の動画作品を投稿/公開できる。

 人気のある動画については、毎日の締めくくりにふさわしい動画として掲載するトレンドGyaO内のコーナー「本日のほっこり動画」で取り上げる。このコーナーでは、毎月グランプリ作品を選出し、受賞作品に賞品を出す。また個性的なペットがいる場合、トレンドGyaOの記者が訪問取材し、その模様を後日番組内で紹介するといった企画も予定する。

それほど大きな流れになるとも思えないが、メモ。動画サイトもだんだんと専門化が進みつつある。

RBB Today の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080704/52528.html

 外務省および内閣官房内閣広報室は4日より、NECビッグローブ、YouTube、マイクロソフト、ヤフー、USENのインターネット運営事業者5社と協力して、7月7日から始まる北海道洞爺湖サミットの関連動画を配信する。

 外務省と内閣官房では「近年、インターネットを通じた情報発信は、新聞やテレビと同様、効果的な情報発信手段の1つとして重要度を増している中、北海道洞爺湖サミットにおいても、インターネット広報、特に動画による広報は、臨場感ある親しみやすい情報発信の手段として効果的であると認識している」としており、その効果を踏まえて、広範に動画配信を行うものと見られる。

 サミット広報については、北海道洞爺湖サミット公式ホームページ上でも動画コーナーを設け、サミットの事前広報を行っているが、同ホームページを補完し、国内外で利用者が多い民間企業の動画配信サイトを活用するとのことで、動画は、「首相官邸ホームページ」「北海道洞爺湖サミット公式ホームページ」に加えて、「BIGLOBEストリーム」「YouTube」「MSNビデオ」「Yahoo!みんなの政治」「GyaO」の各サイトで配信される。

 配信期間は4日から8月8日まで。

メモ。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/02/news103.html

 楽天とUSENは7月2日、コンテンツの相互提供に関する業務提携を拡大すると発表した。USENの動画サイト「GyaO」に「楽天市場」の商品情報を提供するほか、今秋をめどに、GyaOを楽天グループのサービスに取り入れる。

 楽天が公開しているAPIを活用し、GyaOの再生画面右側に、楽天市場の売れ筋ランキングを表示。コンテンツに関連する商品情報を得られるようにする。

 GyaOを楽天グループのサービスに取り入れる際は広告モデルでの事業展開を検討しているが、詳細は未定。

 両社は2001年に合弁会社ショウタイムを設立し、動画サイト「ShowTime」を運営するなど動画サービスで連携してきた。

楽天とUSENの提携はこれまでもあったので、特に目新しいということはなし。詳細も未定とのことで、インパクトはなし。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080701/309926/?ST=network

 USEN(本社:東京都港区,社長:宇野康秀氏)は2008年7月1日,同社が運営する動画配信サービス「GyaO」を全面リニューアルしたと発表した(発表資料)。トップページのデザインをユーザーごとにカスタマイズできるほか,全画面表示を含む3種類の画面サイズから好きなサイズで動画を視聴できるようになった(図1)。

 トップページにマイクロソフトが開発したプラグインソフト「Silverlight」を採用することで,ユーザーごとにドラッグアンドドロップでレイアウトを変更できるようになった。また,Silverlightを使って配信するコンテンツはMac OSでも視聴可能で,今後追加するコンテンツは主にSilverlightを使って配信するという。

 コンテンツに関してはこれまでの総合的な編成を見直し,アニメ,バラエティなどの13のジャンル別編成に変更した。その結果,利用者は自分の好みに合う番組を見つけやすくなり,広告主はよりターゲットを絞った広告出稿が可能になるという。またこれまでの動画だけのコンテンツに加え,テキストと動画を組み合わせたオリジナルのニュース記事やコンテンツの制作,ライブチャットなどの新たな試みも行なう。

 広告メニューについても見直しを行った(図2)。動画CMではGyaOの特徴である「属性別配信」を強化・充実し,地域別や性別といった属性に加えて,これまでよりも細かい5歳きざみの年齢別に広告配信を可能にした。また,バナー広告メニューをより大きくし,広告効果を高めた。また,CMの配信回数を保証する「リーチ保証」や,番組の始めに必ずCMを配信する「初回CMポジション固定」など,新しい概念の広告メニューも開始する。

すでにアナウンス済みであったが、アナウンスどおりリニューアル。MacOS でも閲覧可能になったのは大きいか。ただ、今回のリニューアルで収益化のめどが立つかどうかは疑問。

AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080626/usen.htm

 株式会社USENは、7月1日正午に無料動画配信サービス「GyaO」をリニューアルオープンする。動画の配信用にMicrosoftのWebブラウザプラグイン技術「Silverlight」を導入するほか、チャンネル構成の刷新も行なう。これに伴い、1日の午前11時~正午まではサービスが一時停止される。

 従来はFlashを使用しており、リニューアル後もFlashは使用するが、MicrosoftのSilverlightも一部のコンテンツで導入予定。今後はSilverlightを推奨環境とする予定で、利用者にインストールを呼びかけている。コンテンツの表示サイズは大/中/小の3サイズから選択可能。

 チャンネル構成のリニューアルでは、コンテンツを13個のステーションに分類。最新ニュースを扱う「News」、ネットの流行を紹介する「知ってる? トレンド」、映画や海外/国内ドラマの配信を行なう「シネマ&ドラマ」、アニメの配信やゲームのPV配信を行なう「アニゲー」、地球環境やエコに関する動画を扱う「ちきゅうGyaO」などが作られる。各ステーションのページは異なるデザインとなり、独自のサービスも提供予定。

動画の視聴環境が、ブラウザに依存しない、ということはサービスの業者からすると非常に重要な事柄。ちゃんと動くかは要確認。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22166.html


 BIGLOBEは13日、動画配信サイト「BIGLOBEストリーム」の視聴登録者数が1,000万人を突破したと発表した。

 BIGLOBEストリームは、BIGLOBEが2003年10月よりサービス提供を開始した動画配信サイト。BIGLOBEによれば、6月12 日に視聴登録者数が1,000万人を突破したとしており、今後は放送と連動したサービスの強化や、ECサービスの連携拡大、ブロードバンドを通じた動画サービスの新しい価値提案を行なうとしている。

 なお、動画配信サイトで視聴登録者数を公表しているUSENの「GyaO」では、2008年5月末時点での視聴登録者数は1,953万7,830件となっている。

視聴登録者数という無意味な基準を発表するのはやめたほうがよいと思うのだが。そのうちの実アクセス数が問題。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22134.html

  NECビッグローブが運営するBIGLOBEは、クラシック音楽専門のインターネットラジオ「BIGLOBE RADIO」を6月11日より配信する。利用は無料。

 「BIGLOBE RADIO」は、TBSラジオ&コミュニケーションズのデジタル/インターネットラジオ局「OTTAVA」で放送されているリクエスト番組「OTTAVA conbrio」を配信するもの。配信は、毎週月曜~金曜日の22時から25時にかけてライブ配信を行ない、このほかの時間はオンデマンド配信する。

 コンテンツのファイル形式はWindows Media Audioで、配信形式はストリーミング配信、ビットレートは44kbps、64kbpsを用意する。

GYAOですらコンテンツ配信事業では収益が上がっていない現状で、BIGLOBEのほうはどうなのだろう?ISPサービス全体の中で利益が出ればよいということであれば、それでもよいのだろうが。

IBTimes の記事
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080602/20138.html

 USENは2日、携帯電話向け動画配信サイト「モバイルGyaO」で、NTTドコモの対応端末向けにWMV形式の動画配信を開始すると発表した。従来より高品質で長時間の動画が視聴できるようになる。

 モバイルGyaOではこれまで、iモーションやiアプリを使用して映像配信を行っていたが、2日からはWMV形式を選択できる。配信本数は約400本から開始し、順次拡大していくという。

 ジャンルとしては、ドラマ、アニメ、映画、音楽、スポーツ、ドキュメンタリーなどが用意されている。アニメでは「機動戦士ガンダム00」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」、ドラマでは「雪の女王」などが配信される。

 対応端末は、P903iX HIGH-SPEED、P905i、P905iTV、SH905i、SH905iTV、P906i、SH906i、N906i、N906iμ、N906iL、SO906iとなっている。

WindowsMedia であれば、iモーションよりも汎用性が高いので、キャリアに依存する現状を少しずつ変わってくることが期待できる。もう少し時間はかかるか。

 

Japan Internet .com の記事
http://japan.internet.com/research/20080501/1.html

 昨年秋に実施した「プロ野球の情報収集に関する調査」ではインターネットを利用したスポーツ番組の情報収集に焦点をあてて、利用実態を調査した。 前回の調査に引き続き、インターネットによる情報収集についての調査を行った。

インターネットコム株式会社株式会社マーシュが実施した「野球中継に関する調査」によると、インターネットを利用した野球中継の視聴者はインターネットを利用してプロ野球情報を集める人の半分弱であることがわかった。

調査対象は、全国在住の10代~70代の男女300人。男女比は男性50.0%、女性50.0%、年齢別では10代20.0%、20代20.0%、30代20.0%、40代20.0%、50代14.7%、60代以上5.3%。

まず、回答者300人にプロ野球情報をインターネットで収集しているかどうか尋ねた。結果、野球情報を収集しているのは35.3%(106人)、していない人が64.7%(194人)となった。

次に、具体的にどのような情報をインターネットを用いて収集しているのか調査すると、もっとも多かったのは「試合日程や試合結果」で、プロ野球に関する情報をWebで収集している106人の97.2%(103人)が利用していることがわかった。続いて多かったのは、「選手/開催地/チームに関する情報」で 53.8%(57人)。あるいは、「観戦のための旅券・宿泊手続き」が18.0%、「音声による試合中継」と「ファン同士のコミュニケーション」がともに 16.0%(17人)などとなった。

さらに、野球中継をインターネット経由で利用しているかどうか調べるために、動画による試合の観戦を行っているか聞いた。この質問に「はい」と回答したのは、インターネットでプロ野球の情報を収集している人々の48.1%(51人)となった。半分弱の割合で動画でプロ野球を観戦している計算である。

では、具体的にどの動画配信サービスを利用しているのだろうか。聞いたところ、「Yahoo!]が動画中継を利用している人の76.5%(39人)、「GyaO」が23.5%(12人)、同じく「楽天」が23.5%(12人)となった。ほかには「ソフトバンク」15.7%(8人)などとなった。

ちなみに、動画を利用している人に接続している通信方式を尋ねると、「ADSL」が37.3%(19人)、「FTTH(光回線)」が52.9%(27人)などとなり、ブロードバンドでの利用が一般的であることがわかる。

また、文字によるプロ野球情報の収集はどうかというと、文字情報を利用しているのは、57.5%(61人)となった。具体的な媒体は「Yahoo!」 34%(48人)、「goo」11.5%(7人)、「infoseek」13.1%(8人)、「スポニチ」21.3%(13人)、「サンスポ」18.0%(11人)、「デイリースポーツ」18.0%(11人)、「各球団公式HP」39.3%(24人)となった。

加えて、インターネットを利用してプロ野球情報を収集している106人に収集している情報に満足しているかどうか尋ねたところ、「満足している」 34.0%(36人)、「やや満足してる」53.8%(57人)、や「やや不満」10.4%(11人)、「不満」1.9%(2人)との結果を得た。

最後にプロ野球期間中の試合開催でインターネット利用時間が増えるかどうか回答者全員に聞いた。回答は「増えると思う」25.0%(75人)、「減ると思う」4.0%(12人)、「変わらない」71.0%(213人)となった。

 

調査対象が野球ファンではないので、データ不足の感じはあるが、参考にはなるデータ。若干データも古いか。プロ野球に関してはYahoo! とうのインターネット系の企業の取り組みで、パリーグに関してはかなり使いやすさが増している印象。CSなどよりもかなり便利なので、こういった流れは加速するはず。

 

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21742.html

  USENが運営する動画配信サービス「GyaO」は、GyaOの配信タイトルなどを確認できるWebブラウザ向けツールバー「GyaOツールバー」の配布を開始した。利用は無料。

 GyaOツールバーは、ニッポン放送とWEBエンターテインメントが共同提供するツールバー「Tibee」をGyao向けにカスタマイズしたツールバー。GyaOの映画/ドラマ/アニメといった各ジャンルのトップページに遷移できるほか、各ジャンルで配信されている動画の確認や閲覧、特集/プレゼントなどの各企画の確認も可能。動画検索やYahoo! Japanの検索サービスも利用できる。

 対応OSは、Windows Vista/XP/2000/Me/98/95で、WebブラウザはInternet Explorer 5.0以上に対応する。

最近はめっきりニュース等でも取り上げられることが少なくなったが、特に黒字化や収益性の改善の話題もないので、低空飛行の模索が続いているということか。合法的なコンテンツ提供者が失敗して、投稿サイトのほうが生き残るのでは業界のムードも悪くなるので、ここはがんばってほしいところ。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/16/news139.html

 USENは4月16日、企業向けの動画配信受託サービス「GyaO STREAM」を始めた。企業がGyaOのインフラを使い、自社サイトなどで動画を配信できる。

 (1)企業から預かった動画をGyaOサーバを通じて企業のサイトで配信する「type VOD」、(2)映像を企業サイトでライブ配信する「type LIVE」、(3)ストリーミング配信の設備を持っている企業に、GyaOの大規模なバックボーン回線を提供する「type TRANSIT」――の3種類。

 ファイル形式はWMVで、DRMの有無を選べる。日ごとや週・月ごとのアクセスログを集計したデータも提供する。動画配信に障害が起こった際などに対応するサポートセンターも準備した。料金は数十万円程度から。

 今年9月以降、ハイビジョン配信対応の「type HD」、動画をダウンロード形式で配信する「type DOWNROAD」、携帯電話向けに動画を配信できる「type MOBILE」を提供する予定。


「いまさらインフラのサービスか」、という印象。Jstreamなどでもかなり苦戦しているようにも思われるので、アプリケーションのサービスのレベルで勝負したほうがよいと思うが。


InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/25/18926.html

  日本テレビグループのバップとフォアキャスト・コミュニケーションズは24日、動画配信ビジネスにおいて、有限責任事業組合(LLP)「V.F.パートナーズ(仮称)」を設立することで合意したと発表した。

 「V.F.パートナーズ(仮称)」では、オンデマンド配信展開を視野に入れたコンテンツへの投資、および日本テレビが出資するアニメ作品や、バップが保有するコンテンツについて配信事業者へのライセンスを行なう。設立は4月1日で、出資金は3億円(バップ1億5,000万円、フォアキャスト1 億5,000万円)。

 オンデマンド配信第1弾として、日本テレビ系列で4月8日より放送するアニメ番組「RD 潜脳調査室」を扱う。配信サイトは「GyaO」「モバイルGyaO」「ギャオネクスト」「ShowTime」で、地上波放送終了翌日の4月9日正午から順次開始する予定。なお、同作品は日本テレビ放送網とNTTドコモが設立したLLPのD.N.ドリームパートナーズが投資する作品だ。

memo

マイコムジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/column/svalley/258/

非常に興味深い記事。

国内のGYAOやYahoo! の動画がストレス感の大きいCM挿入をしているだけに、Hulu の試行錯誤は今後の国内系のサービスにも参考になるかも。誰でも投稿できるサイトでないところにも注目。
IT Plus の記事
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITaj000021012008

非常に面白い記事。
世代間の視聴動向の違いに、遵法意識のようなものの世代間の格差も関係しているのではないか?
Nikkei Trendy Net
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080121/1006292/

 USENは2008年1月21日、携帯電話向け動画配信サービスの名称を「モバイルGyaO」に統合。iモード公式サイト「ケータイGyaO」の名称を変更し、サイトもリニューアルした。同時に音楽ビデオクリップ、カラオケ動画などの有料配信サービスも始めた。

 USENの携帯電話向け動画配信サービスは、2006年4月スタートの一般サイト「モバイルGyaO」と、同年12月スタートの「ケータイGyaO」との2本立てになっていたが、両サービスを統合して、人気の高い音楽コンテンツを中心とした動画配信サービスにまとめた。

 ストリーミング配信による無料コンテンツに加え、ダウンロード配信の有料コンテンツ(月額・従量制)も提供。気に入った動画を携帯電話にダウンロードし て楽しめるようになる。サービス開始当初から5000以上の動画コンテンツを配信する。ストリーミング配信の専用アプリには、jig.jp(本社:東京都 新宿区)が提供する「jig ムービー」技術を採用している。

メモ。
Cnet Japan の記事
http://v.japan.cnet.com/column/kabuka2/story/0,3800082376,20364785,00.htm

現状はGYAOでも収支の改善の見込みがないという内容の記事。非常に残念。

Youtube などの実質違法動画でアクセスを稼いでいる投稿サイトなどへの取り締まりが強化されれば、流れが変わる可能性もあるのではないか?権利の取得などについて、まじめにやっているサイトのほうが苦労するようでは、業界全体に未来がない。
nikkei BPnet の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/ma/071225_2nd/

「ネット動画」のサイトの詳細が知りたいところ。Youtube、ニコニコ動画の視聴がほとんどであれば、不法投稿動画閲覧に関しての意識が低いだけという可能性も捨てきれない気もするが。

Yahoo!動画、ニコニコ動画、Gyao、Youtube いずれのメガサイトも事業単体での黒字化は実現していないと思われるため、視聴者層がこういう分布のままだと、インフラコストの高止まりの要因と併せて、しばらくは商売として成立しにくい状況は続きそう。
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20363642,00.htm

日本国内の主要な動画配信サービス、Yahoo!、Gyao、Biglobe などほとんどが Windows のみの対応。国内でもこういった動きになるほうがよいと思うが、WindowsMedia でやっている現状致し方ないか?
NikkeiBPの記事
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it07q4/554020/

USENは、動画配信サービス「GyaO」で映像番組を途切れさせず24時間連続配信する新たなチャンネル「ノンストップチャンネル」を公開した。

6ジャンル「映画」「音楽」「ドラマ」「アニメ」「アイドル」「スポーツ」のお薦め番組を、GyaOの作成した編成リストに合わせて連続配信する。 映画やドラマ、アーティストのミュージック・ビデオなどを、テレビと同じような感覚で楽しめる。既に始まっている番組を最初から視聴できる機能や、視聴中 にコメントを投稿できる掲示板も用意する。 GyaOで配信している通常コンテンツと同様、約10分に1回の割合で動画広告が挿入される。画面サイズは 560×420ピクセル。配信レートは768kpbs(VBR)。

現状の Gyao や Biglobeストリームのコンテンツの頭に必ず広告が挿入されるのは非常に不快感の大きい配信方式なので、こちらのほうが受け入れられやすいかも。

Broadband Watch の記事引用
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20144.html

eyeVio HD
 ソニーが運営する動画共有サービス「eyeVio」は、同社のネットワークTVボックス経由でHD画質の動画コンテンツを配信するサービス「eyeVio HD」を11月20日より開始する。

 eyeVio HDは、ソニーが11月20日発売するネットワークTVボックス「BRX-NT1」向けにHD画質の動画コンテンツを配信するサービス。BRX-NT1は、液晶テレビ「BRAVIA」でeyeVio」のほか「GyaO」「オンデマンドTV」「クラビット・アリーナ」「アクトビラ」などのインターネット動画配信サービスを視聴可能とする製品だ。

 eyeVio HDの配信コンテンツはMPEG-4 AVCを採用し、ビットレートは非公表だが動画サイズは1,280×720ピクセル。配信コンテンツには、3DCGのショームービー「放課後MIDNIGHT」をはじめ、「晴香葉子の恋愛バイブル」「現役女子大生バトン」といった“eyeVioの試みに賛同したパートナー”によるコンテンツを用意。一般ユーザーがPC上からeyeVio HDにHD画質の動画投稿ができる機能も、2008年春以降に提供する予定だ。
投稿サイトの動画をどれだけ、一般家庭用の機器で閲覧するかが疑問符。あまり爆発的には拡大はしないと思われるが、動きとしては要チェック。


IT Pro のニュース引用
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071119/287550/

 USENは11月19日,無料動画配信サービス「GyaO」でマイクロソフトのWebブラウザ・プラグイン「Silverlight」を使った映画予告編の配信を開始した。従来のWindowsだけでなく,Mac OS Xでも動画を閲覧できる。同社では2008年以降に,広告収入を基盤とする主力の動画配信でもSilverlightを採用する方針。

 USENのGyaOは,広告収入を基盤とした無料動画配信サービスで,コンテンツの著作権保護に「Windows Media DRM」を採用している。そのため,Windows上で稼働するInternet Explorer(IE)でなければ,GyaOのコンテンツを視聴できなかった。SilverlightはWindowsのIEだけでなく, FirefoxやMac OS XのSafariにも対応しており,IE以外のブラウザでもコンテンツを視聴できる(写真)。

 USENでは今回,DRMを使用していない映画予告編の配信にSilverlightを採用している。マイクロソフトは2008年上期にDRMを実装し た「Silverlight 1.1」を出荷する予定であり,USENではこのSilverlight 1.1を使って映画予告編以外のコンテンツも配信する予定。Silverlight 1.1が登場することで,GyaOの本編がWindows以外のプラットフォームで視聴可能になる。

 同社GyaO編成局WEB制作部長の高野輝次氏は「GyaO開始当初から『Macで見られないのか』という問い合わせが多かった。まずは一部のコ ンテンツをSilverlightで視聴できるようにするが,なるべく速やかに,多くのコンテンツをSilverlightに対応させたい」と述べてい る。

 同社によれば,従来からGyaOをFlashやQuick Timeなどに対応させることも検討していたが,DRMの有無などが足かせになっていた。また「既に数十万タイトルがWindows Media Video(WMV)形式でデータベース化されており,これをH.264などに変換するのは容易ではない」(高野部長)ことから,既存のWMV形式の動画 データベースを利用できるSilverlightの採用を決めたという。

Mac やIE以外のブラウザでリッチなコンテンツをDRMつきで見られるようになるということは非常に大きな壁が取り払われることになる。個人的にも Firefox をメインのブラウザとして使うようになっているが、そういう人は Gyao、Biglobeストリームなどから足が遠のく。


PC上のサイトで、OSやブラウザに依存しないDRMつきのプレイヤーは、 Microsoft に流れが向かうのか?
「DRMなし」であれば現状 Flash だが、セキュリティの完成度が高ければ、再度Windowsに流れが傾くかも。

広告




広告