動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングでタグ「アニメ」が付けられているもの



毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080929mog00m200036000c.html

 10月からチバテレビなどで放送されるアニメ「あかね色に染まる坂」の第1話試写会が、動画配信サービスの「ニコニコ動画」内で行われることが分かった。10月1日午後10時から1万人限定で行われる。

 「あかね色に染まる坂」は同名のPC用恋愛ゲームが原作で、転校生・優姫を助けたことで高校生の準一に巻き起こる騒動を描くラブコメディー。07 年に、実際の事件との類似点が問題となって最終回が放送されなかったアニメ「スクールデイズ」の元永慶太郎監督とシリーズ構成の上江州誠さんが再びコンビ を組むことでも注目されている。

 試写会は「ニコニコ動画」内のライブサイト「ニコニコ生放送」で行われる。視聴には同サイトのID(無料)が必要。放送前のアニメ作品を同サイトで先行配信するのは初の試みで、同サイトとの親和性が高いアニメファンの取り込みを狙うものと思われる。
本格的な映画の話かと思ったら、アニメの話。
固定客が多い、安定した市場なので、こういった試みで顧客が離れない仕組みを作っていければ、収益的にもめどが立つ可能性があるか。
アニメ!アニメ! の記事
http://animeanime.jp/biz/archives/2008/09/viz_hulu.html
米国の大手無料動画配信サービスHuluは、9月23日に日本アニメに特化したアニメチャンネルをスタートした。チャンネルでは米国のアニメ流通会社の大手2社ファニメーションとVIZメディア、それにGONGが作品を提供する。
 23日には既に『NARUTO』、『DEATH NOTE』、『蟲師』の番組配信を開始した。番組配信直後の23日には、人気の番組の上位のほとんどを『DEATH NOTE』が占めている。
 Huluは今後さらに『一騎当千』、『BLEACH』、『バジリスク』、『BLACK BLOOD BROTHERS』、『キディ・グレイド』、『月詠 MoonPhase』、『ピーチガール』 、『スクールランブル』の無料配信を行う予定である。今回の配信は全て米国限定で、米国以外の地域からはアクセスは出来ない。

 Huluは、米国のメディアコングロマリットであるニューズ(News Corp)とNBCの2社が共同で運営を行う完全無料の動画配信サイトである。
 合法コンテンツだけを配信し、広告収入で運営をされている。ニューズ、NBCのほかに、ワーナーブラザーズ、MGM、ソニー ピクチャーズなどの大手メディアも番組を供給する。

 Hulu はYouTubeに対抗する目的で今年3月にサービスを開始した。既に広告収益を確実に挙げ始めており、米国におけるポストYouTubeの筆頭とされている。 
 サイトの特長は著作権者未許諾の動画が違法アップロードされ易い投稿機能を持たずに、コンテンツプロバイダーからの作品だけを配信する点である。一方で、コメント機能などのコミュニティ機能は残されている。
 
 一方、ファニメーションは北米で日本アニメ市場のトップシエアを握る業界第1位の企業、VIZメディアは日本マンガの流通トップで、アニメ流通でもファニメーションに次ぐ2位となっている。GONGは新興のアニメ流通企業である。
 ポップカルチャーの業界情報サイトであるICv2が発表した北米市場におけるアニメDVDのシェアはファニメーションが3割以上、VIZメディアが 15%程度と業界の1、2位を占める。さらにファニメーションは、ジェネオンUSAとADVが保有するタイトルの一部を今年になって相次いで引継ぎ、市場 シェアはさらに上昇傾向にある。ファニメーションとVIZメディアを合わせた北米のアニメ市場でのDVDシェアは過半数に達しているとみられる。
 それだけに両社が、北米最有力の無料動画配信サービスに参加することは、今後の日本アニメのインターネットビジネスの動向にも大きな影響を及ぼすに違いない。

 こうした両社の動きは、現在コンシュマーから求められている手頃に観ることの出来るアニメの動画配信サービスというニーズに応えたものである。
 これに加えて、HuluがYouTubeに対抗して生まれたのと同様に、日本アニメを中心としたアジアコンテンツ専門投稿動画共有サイトであるクランチロール(Crunchyroll)に対抗する意味もあると見られる。

 クランチロールは、この春以降日米のアニメの権利保有者に積極的に働きかけ、自社サイトへのコンテンツ提供を持ちかけている。実際に複数の企業 が、現在クランチロールにコンテンツを提供している。しかし一方で、ほぼ違法アップロードのコンテンツだけで成り立っている投稿動画は野放し状態になって いるため合法コンテンツと違法コンテンツが同居するという奇妙な状態が続いている。
 ファニメーションとVIZメディアは、こうしたクランチロールのビジネスモデルに、強く抵抗してきた企業である。今回のHuluでの無料配信の開始は、こうしたクランチロールの動きを牽制する意図があると考えられる。
(情報元:アニメニューズネットワーク

アニメコンテンツは日本のコンテンツの中でも収益性が高いので、その合法的な海外への展開方法についてもこれからは注目されるところ。比較的メジャーなHulu で展開されるということで、本格的な展開への道筋がつき始めているのかもしれない。

注目。



アニメ!アニメ! の記事
http://animeanime.jp/biz/archives/2008/07/nhk.html

 NHKはインターネット動画配信の新興企業Joostの運営するサイトで、日本のアニメ、マンガ、ゲームの海外向け情報番組「imagine-nation」を8月から配信する。
 「imagine-nation」は、NHKの海外向けのチャンネルであるNHKワールドTVで、週6回放映されている30分番組。最新のエンタテインメント作品やクリエイターのインタビューなどから構成されている。世界で人気の高い日本のポップカルチャーを通じてNHKに親しんで貰う目的がある。

 NHKとJoostの連携は、この程開催された洞爺湖サミットのニュースを伝えるニュース番組「Newsline」から始まった。そして、コンテンツ供給の第2弾として「imagine-nation」の配信を始める。
 番組は英語で配信され、無料で誰でも利用が出来る。NHKワールドTVと同様に、世界的に人気の高い日本のポップカルチャーの番組をまず配信することで、サービスの利用を進める狙いとみられる。

 Joostはインターネットを利用した格安電話サービスで知られるスカイプの創設者であるニクラス・センストローム氏とヤーヌス・フリース氏が2006年に設立した。P2P型のシステムを利用して、テレビ番組の配信を行う。
 サイト公開は昨年5月と歴史は浅いが、既に数あるインターネット動画配信サイトのひとつに成長している。現在のコンテンツ供給者には、MTVやパラマウント、それにイギリスのアニメーション制作会社アードマンなど大手企業が多数含まれている。日本からのコンテンツ提供はこれまで少ないが、NHKとの提携により会社の知名度は一気に高まりそうだ。

 一方、NHKは昨年暮れの放送法改正で、オンラインビジネスが可能になってとし、今年暮れには独自のオンデマンドサービスを開始する予定である。今回のJOOSTとの提携も、そうした環境の変化を踏まえた新たな試みである。
 日本のテレビ放送局は、インターネットを通じた番組配信の取り組みが世界的に遅れているとされる。国内放送事業の巨人であるNHKの海外向けのオンライン配信の取り組みやオンデマンドサービスは、他の民間放送局にも大きなインパクトを与える可能性が高い。

今後のNHKの動きで、国内のテレビ局の動画配信の方向性も見えてくる部分も大きいと思われるので、注目度大。

Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080421/1009692/

 ニワンゴ(本社:東京都中央区)は2008年4月18日、「ニコニコ動画(SP1)」で、全ユーザーにリアルタイムで情報伝達する「ニコニコ割り込み」 (ニコ割)の配信枠を拡大すると発表した。新たに毎日29時(午前5時)のアニメ専門枠を設け、関連スポンサーの広告を帯で配信する。

 「ニコ割」は、一定の時刻にニコニコ動画にアクセスして動画を視聴している全ユーザーに、動画のリアルタイム情報を同時に伝達するシステム。現在、毎日19時、24時、26時に、時報とともに広告を配信。これまでに映画や米などのCMを流している。

 新設する29時枠は、内容をアニメ関連に絞った「深夜アニメ枠」で、時報とスポンサーの広告、アニメ関連情報の番組とで構成。通常の「ニコ割」が動画視聴画面上の枠を使うのに対して、視聴画面をフルに使用して大きな動画で配信する。

 第1回は4月19日午前5時で、フィギュア企画・製造・販売のグッドスマイルカンパニー(本社:千葉県松戸市)がスポンサー。コンテンツ・広告制作は、CELL(本社:東京都千代田区)。

アニメのような分野であれば、こういったタイプの広告の導入も受け入れられやすいか。一般的な用途ではまだ苦しいとは思うが。


Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/17/19257.html


 コードギアス製作委員会は16日、インターネット上の動画投稿サイトにテレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2(以下、コードギアス)」第3話の一部が放送前に漏出したことを明らかにした。

 発表によれば、4月15日17時頃、コードギアスのインターネット配信を担当するバンダイチャンネルが、不正投稿を防止する作業の過程でシステムの操作を誤り、当該映像をインターネット上にアップロードしたことが原因としている。

 なお、第3話は予定通り4月20日17時から放送する。コードギアス製作委員会は、「放送を楽しみにお待ちいただいた方には、ご心配、ご迷惑を おかけいたしまして大変申し訳ありません。今後、二度とこのようなことが無いよう十分に注意して作業を進めてまいります」とコメントしている。
【追記 13:25】
 この件についてバンダイチャンネルでもコメントを発表した。それによれば、不正投稿検証用に切り出した映像の一部が漏出した模様。検証作業委託先のソリッド・エクスチェンジにて、同作業中に操作を誤り、当該映像を動画投稿サイトにアップロードしてしまったという。

 なお、不正投稿検証用に切り出した映像以外の部分は漏出していないとしており、バンダイチャンネルでは今後、業務工程の見直しを図る。

【追記 16:00】
 また、 この件についてソリッド・エクスチェンジは、「バンダイチャンネルが発表している以外のことは申し上げられない。この度は、多大なご迷惑をおかけして申し訳ありません」とコメントした。

 なお、今回の漏出元となった動画投稿サイトでは、コンテンツ事業者と共同で不正投稿を防止するシステムを導入している。本編映像の一部を不正投 稿判定用としてアップロード・指定しておくことで、当該映像にマッチングする他の投稿動画を自動的に識別できる仕組みだ。今回は、この作業中に誤って公開 したと見られる。

先進的な取り組みを行っているところで、プロセス面で問題が起こることはやむを得ない。第三者としては、こういったことが時々表に出てくれるほうが、何が進んでいるかがわかるのでありがたいかも。


RBB Navi の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080402/50040.html

 「ニコニコ動画(SP1)」では、アニメ系のニュース、コンテンツ、情報を専門に配信する新コーナー「ニコニコアニメチャンネル」を開設。オリジナルアニメも配信する。

 「ニコニコアニメチャンネル」は、ニコニコ動画内に新設されるコーナーで、アニメ系の公式動画に特化した専門チャンネル。「ニコニコアニメチャンネル」での配信が初出となるオリジナルアニメ作品や、WEBラジオに動画番組、そして動画で楽しむアニメニュースなどバラエティ溢れるコンテンツを用意している。もちろんどのコンテンツも、ニコニコ動画ならではのコメント可能。ネットを通じてコメントをつけながらアニメコンテンツを楽しむ、という、新しいアニメ放送のスタイルを提供している。

 「ニコニコアニメチャンネル」で提供されるのは、初露出となるアニメを配信する「ニコニコアニメ」、人気声優やアーティストたちが出演するWEBラジオ「ニコラジオ・ニコTV」、動画ニュースの読み手「棒読子」がアニメに特化したさまざまなニュース(人気アニメグッズの発売日情報や、人気声優アーティストの楽曲発売情報など)を伝える「ニコアニニュース」など。「ニコニコアニメ」では、第一弾として「ペンギン娘はぁと」を4月19日から、第二弾「Candy boy」を5月2日から、それぞれ配信する。

アニメ、ゲーム、アダルト、グラビアといった分野はは動画配信のコンテンツとしては、これまでも収益が上がっていた分野。ニコニコ動画もアクセスは稼いでいるものの、結局のところそういった分野のコアユーザーからのアクセスでしかないとすれば、これ以上の広がりはあまりないのかもしれない。それはそれで大きい分野なので全く問題ないと思うが、もう少し広がりのある発展がほしいところか。

NIKKEI NET の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080321AT1D2000L20032008.html

 テレビ局などが相次ぎ地上波で放送したアニメを、動画配信サービスを使ってネットで配信する。日本テレビ放送網は放送翌日にUSENの動画配信サービス「GyaO(ギャオ)」で無料配信。アニメ企画制作のGDHは米動画サイト「ユーチューブ」などを活用し、海外に限定して配信する。番組の認知度を高めることや動画サイトに投稿する行為に歯止めをかけることなどが狙いだ。

 日テレは4月にスタートする深夜アニメ「RD潜脳調査室」を放送翌日に配信する。複数のメディアにほぼ同時に露出することで番組の認知度が上がり、地上波の視聴率を押し上げる効果があると判断した。(12:08)

テレビの収益源として、「即時ライブ性のあるニュース」とドラマやアニメのように「オンデマンドでもよいコンテンツ」では、扱いが変わって、いろいろな模索がされると思われる。

現状は、大手のスポンサーを持ったテレビ局が中心となって、安心してコンテンツを作る体制が出来上がっているが、テレビの広告効果がさがってくると、このあたりの構造が大きく変化する可能性はある。

MSN 産経ニュースの記事
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/080318/its0803181858001-n1.htm

 コメントをつけて楽しむ動画投稿サイト「ニコニコ動画」を運営する「ニワンゴ」は、4月2日からアニメコンテンツを配信する「ニコニコアニメチャンネル」を新設する。「ニワンゴ」を傘下に持つ「ドワンゴ」が17日、発表したもので、4月19日からはオリジナル作品となる「ぺんぎん娘 はぁと」(全21回)を無料配信する。同社によると、商業アニメ作品がニコニコ動画向けに制作、「放送」されるのは初めて。

 「ぺんぎん娘 はぁと」はオタクの女の子が主人公の学園ラブコメディ。会見でまついひとゆき監督は「せっかくのニコニコ動画だから、いろいろなところで利用者が参加できるアニメを作りたい」とコメントした。

 ニコニコ動画は3月までに560万人の会員を獲得、その一方で投稿された動画に著作権の侵害が指摘されるなどの問題も起こっている。ニワンゴは監視・削除体制を強化するほか、音楽関係やお笑いなどコンテンツを持つ企業に動画を提供してもらう「公式動画」の取り組みも進めるなど、コンテンツを発信する「放送」として性格を強めている。これまで著作権で問題が生じていたテレビコンテンツの投稿動画については、在京テレビ局6社に映像を削除するとの申し入れを行った。

 ドワンゴ、ニコニコ事業部の中澤友作氏は、ニコニコアニメチャンネルについて「公式動画の延長として、きちんと権利関係を明らかにしたニコニコ動画オリジナルのコンテンツを用意していきたい」と説明、今後は「アニメ以外への進出も考えられる」としている。

 会見の様子はニコニコ動画で“生放送”され、選ばれた利用者約1000人が視聴。さらに会場の大型スクリーンにはリアルタイムで会見の様子が放映され、これに対してコメントが投稿された。ある利用者から寄せられた「(同アニメの)二次創作作品を作っていいですか」とのコメントが流れると、中澤氏が「大歓迎です」と回答するなど、双方向性を生かしたニコニコ動画ならではの中継が行われた。

公式コンテンツを提供する側としては、ニコニコ動画的なツッコミを好まないほうが多いのではないか?強力なサポーターも多いサイトだが、これから先の展開には案外壁が大きいか。

Ascii.jp の記事
http://ascii.jp/elem/000/000/102/102874/

ビットトレントの動きや、今回の発表のように角川グループによる外資系との提携が目に付く。技術的には国内の企業でもやれるのだろうが、やはり外資のほうが組みやすいということか?


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