動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「netflix」と一致するもの



AFPBB News の記事
http://www.afpbb.com/article/economy/2759296/6233470?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

【9月24日 AFP】米ビデオレンタル大手ブロックバスター(Blockbuster)は23日、米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻(はたん)したと発表した。米動画サービス大手ネットフリックス(Netflix)などのネット配信や、設置型のDVDレンタルサービス、レッドボックス(Redbox)などに顧客を奪われ、業績不振に陥っていた。
日本でも中小のビデオレンタル屋はどんどんつぶれている感じなので、これから先こういう話はさらに増えるのだろう。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100326_357051.html

 米オンラインDVDレンタルサービス大手のNetflixは25日、任天堂のゲーム機「Wii」向けのストリーミング配信サービスを計画していることを、公式ブログで明らかにした。

 同社によると、Wiiとブロードバンド接続回線があれば、見たい番組や映画を選択するだけで、その場でストリーミングで視聴できるようになるとしている。月額8.99ドルからの「Netflix unlimited plan」への加入が必要で、従来通り郵送によるDVDレンタルも定額料金で利用できる。

 この新サービスはまもなく発表され、利用者には専用ディスクを自動的に送付するとしている。 

メモ。
TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20100127netflix-q4-2009-earnings/

ストリーミングに移行するかどうかはともかく、ここ数年小規模なレンタルビデオ屋がつぶれる光景を何か所となく見てきているので、時代が終わりつつあるのは間違いがないところか。
Business Of Online Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2010/01/netflix-confirms-streaming-coming-to-the-wii-hd-isnt-important-but-most-wiis-arent-internet-enabled.html

The biggest problem is that most Wii's are not connected to the Internet. While it is impossible to know exactly what percentage aren't connected, folks inside Nintendo have told me the figure is as high as 85%. 

このあたりは、だいぶ日本とは事情が違うらしい。
興味深い記事。
IT Pro のニュース
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100107/342960/

 米Warner Bros. Home Entertainment Groupと米Netflixは米国時間2010年1月6日、映画レンタル・サービスに関する提携強化を発表した。Netflixは、Warner Bros.の新作DVDおよびBlu-rayのレンタルを発売後28日間の猶予を置いてから開始する。一方、Warner Bros.はNetflixにより多くのDVDおよびBlu-rayをレンタル用に提供し、ストリーミング・サービス向けに供給するタイトルも拡大する。
米国内では、Netflix は確実に広がりを見せている模様。
デジタルコンテンツの販売は、デジタルコンテンツだけで完結するのではなく物販と紐づけているところがカギか。
BP Net の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091013/188201/

日本の感覚からすると「ほんとかよ」、という感じもするがアメリカでは、Netflix が相当に進んでいるようなので、そういうことも起こりうるのだろう。

ドガッチやNHKオンラインのような、コンテンツベンダー側の論理でいくつか始まっているが、ネットの世界では最初から最後までCustomerオリエンテッドで進まなければ、普及もないということだろう。
AV Watch の記事
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081216/dmm.htm
株式会社デジタルメディアマートは、動画配信サービス「DMM.com」において、STBを使った新サービス「DMM.TV」を15日より開始した。当初7月のサービス開始を予告していたが、システムの調整などにより12月開始となった。

AVeL LinkPlayer「AV-LS500V」

 アイ・オー・データ機器製のSTB「AVeL LinkPlayer AV-LS500V」を利用した動画配信サービス。STBはDMMからのレンタルで提供。月額利用価格は680円。STBの料金のほか、各作品の視聴料が必要となる。

 STBを使ってDMMの約37,000タイトルのコンテンツを視聴できる。グラビア、格闘技、映画やドキュメンタリーなどの各ジャンルの番組をストリーミングで再生可能。配信形式はWMV。

 DMM.TVは、今後、月額固定料金の「月額動画」や、DVD/CDレンタルサービス、通信販売サービス、HD動画配信などの機能拡張も予定しているという。

 また、AV-LS500Vは単体のメディアプレーヤーとしても利用可能。DLNA対応サーバーなどに蓄積したWMVやMPEG-4 AVC/H.264動画、音楽ファイルなどのストリーム再生が行なえる。HDMI出力も装備している。


アメリカではnetflix が伸びていることもあるので、プラットフォーム非依存のこういったサービスは地味に広がる可能性はあるか。注目。
IT Media New の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/19/news036.html

オンライン映画レンタルサービスの米Netflixは11月18日、米MicrosoftのXbox 360経由での同社サービスの提供開始を発表した。サービスは19日から開始される。Netflixが提供する映画やテレビ番組をストリーミングできる ゲーム機はXbox 360が初めて。

 Xbox LIVE Goldの会員資格を持つNetflix会員は、追加料金なしでこのサービスを利用できる。Netflixのサイトで約1万2000本のコンテンツから見 たい映画やテレビ番組を選択すると、Xbox 360経由でテレビ画面にそれらが表示され、視聴できる。

 ストリーミングできるコンテンツにはHD(高精細)画質の映画とテレビ番組も含まれる。まずは300本のHDコンテンツを配信するという。

アメリカでのSTB配信のニュースといえば、Netflix オンリーになってしまったような感じだが、これは国外に展開する考えなどはないのだろうか?

Xbox の普及状況についても、調べてみる必要はありか。
Nikkei BP の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081031/318296/

 デジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)を手がける米TiVoとオンライン映画レンタルの米Netflixは米国時間2008年10月30日,TiVoの 一部DVR向けにNetflixの映画/テレビ番組をストリーミング配信するサービスを開始すると発表した。同日より,米国の数千世帯を対象に試験サービ スを始めた。正式なサービス開始は今年12月上旬になる予定。

 Netflixがライブラリに抱える1万2000本超の映画やテレビ番組を,TiVoのDVRを介してテレビ画面で楽しむことができる。対象とな る機種は「TiVo Series3」「TiVo HD」「TiVo HD XL」。すでに両社のサービスに加入しているユーザーは,追加費用を支払うことなく新サービスを利用できる。

 DVRへのストリーミング配信は,有線または無線のブロードバンド接続を通して行う。ユーザーは,まずNetflixのWebサイトにアクセスし て,視聴したい映画やテレビ番組をキューに登録する。そうすると,このキューがTiVoサービスを通して自動的にテレビ画面に表示されるので,その中から 見たい作品を選んで視聴する。

 テレビ画面上でのキューの閲覧や作品の選択には,TiVoのリモコンを使用する。ストリーミング配信される作品は,視聴中にいつでも早送りや巻き戻し,一時停止などを行える。作品のあらすじを読んだり,映画を評価したりすることも可能。

 米メディア(CNET News) によると,Netflixは米Rokuや韓国LG Electronics,韓国Samsungの一部デバイスを対象に,すでに同様のサービスを提供している。さらに,2008年11月中旬には,米 Microsoftのビデオ・ゲーム機「Xbox 360」向けのサービスも開始する予定。

米国では、こういったサービスもジワリジワリと立ち上がりつつある模様。

日本では、インフラ屋がそういうビジネスを囲い込もうとするので、顧客のこえを聞きながらの発展ではなく、親会社の都合中心のサービスとなってしまうのだろう。(ありえない話だと思うが、特定のインフラ会社のグループが過半数の株の取得を禁止するなど、インフラ提供会社がコンテンツビジネス配信への直接的な参入を禁止したらどうなんだろう。)
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081024/317673/

 オンライン映画レンタル・サービスを手がける米Netflixと韓国Samsung Electronicsの子会社である米Samsung Electronics Americaは米国時間2008年10月23日,動画のストリーミング配信で提携すると発表した。今回の提携により,Samsung製のBlu-ray Discプレーヤを通じてNetflixの動画配信サービスを利用できるようになる。

 今回,Netflixの動画配信サービスに対応するBlu-ray Discプレーヤは「BD-P2500」と「BD-P2550」。これらのプレーヤを通じて,Netflixサービスが提供する1万2000本を超える映 画やテレビ番組を視聴可能になる。リモコンを使ってテレビ画面上でコンテンツを選択できるほか,あらすじを読んだり映画の評価ができる。コンテンツ選択 後,30秒程度でストリーミング配信が始まる。

 両機種は,現在399.99ドルで販売されており,購入済みの場合には追加費用なしでNetflixサービスに対応するようにアップグレードできる。

 両社は,Samsung製品以外のホーム・エンタテインメント製品についてもNetflixのサービスに対応させることで協力する。

こういった製品は日本のほうがきめ細かい製品を作るのだろうが、大味なアメリカ人なら安い韓国製品のほうがよいという判断になるのか。それとも日本企業のマーケティングが緩いだけか。
Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081002/316056/

 オンラインDVDレンタル・サービスの米Netflixは米国時間2008年10月1日,米Starz Entertainmentとストリーミング配信で提携したと発表した。同日より,NetflixのWebサイトでは,Starzの動画ダウンロード・ サービス「Starz Play」の約1000本のタイトルが視聴可能となっている。

 今回の提携により,現在Netflixが提供している1万2000本を超える映画とテレビ番組のライブラリに,Starz Playの約2500本のコンテンツが追加される。Starz Playは,新作映画,独立系映画,クラシック映画,オリジナル・コンテンツに加え,スポーツやコンサートなどのコンテンツも提供する。Netflixの サービス加入者は,パソコン上でStarz TVネットワークのライブ映像も楽しめるようになる。

 Netflixの無制限サブスクリプション・プラン(月額8.99ドルから)の加入者は,追加料金なしでStarz Playのコンテンツにアクセスできるようになる。Starz Playサービスだけを月額7.99ドルで利用できるプランも用意する。

米国内でのNetflix の注目度はかなり高いし、おそらくは順調なのだろう。
日本でも技術的には難しくはないところなのだろうが、インフラ屋のサービスと紐づいてしまっている時点でだめなのだろう。
マイコムジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/column/svalley/285/


米ケーブル大手Comcast(=ウチのISP)が10月1日から、一般向けインターネット接続サービスのデータ利用に上限を設ける。1カウントあたり250GB/月まで。超過すると、"過度の利用"を警告する連絡があり、サービスの品質を守るための利用ポリシー「Acceptable Use Policy (AUP)」について説かれるそうだ。そして6カ月の間に再び制限を超えると1年間のサービス停止の対象になる。

250GBのデータ量というのは4MBの音楽なら62,500曲、10MBの高解像度写真だと25,000枚、2GBの映画125本に相当する。 Comcastの契約者で1カ月に、これだけの量を使用するユーザーは全体の1%未満。ところが通信帯域全体の数十%を占めていることから、その突出した "過度な利用"を解消するのがデータ利用キャップの狙いだという。Comcastの詳細データが見あたらないので、ベイエリアで同社のライバルISPであ るAT&T(DSL)のデータを参考にすると、データ利用の多いユーザーの5%が通信帯域の半分近くを使用し、トップ1%が通信帯域の21%を占 めているそうだ。Comcastも、これに近い状態なのだろう。

Comcastによると「EメールやWeb、ストリーミングビデオを視聴する標準的なユーザーでひと月に2~3GB、毎月1,000枚規模で写真を アップロード/ダウンロードするユーザーでも10GB程度だ」と説明している。だとすると、わが家は間違いなく迷惑ユーザーに近い。メール/Webに加え て、iTunes Storeを使い、音楽のサブスクリプションサービスも契約している。Roku Playerを手に入れてからはNetflixの無料ストリーミングも頻繁に利用するようになった。ほかにもオンラインバックアップ、仕事のデータのやり 取り、写真/ビデオ共有など……。試しに8月30日のデータ利用量を測ってみたら3.6GBだった。標準ユーザーの1カ月分を、軽く1日で消費している。 単純に、それが30日だとしても108GB。250GBははるか先だが、今の画質を妥協した映画のストリーミング配信ですら1本1.5GB程度なのだ。た とえば夏の北京オリンピックはNBCのオンライン配信「NBCOlympics.com」で、テレビでは放映されないマイナー競技を見まくりだった。この ようにネット依存が進めば、ウチなど早晩250GBをヒットするのは間違いない。

警告にびくびくしながらインターネットを使うのはイヤなので、とりあえず質問をまとめてサポートに電話してみると、あまりスッキリしない答えが返っ てきた。違法ユーザーの締め出しが主な目的と期待していたのだが、適法でも過度の利用は、言い訳無用でブラックリストに載せる模様。「Comcastが計 測しているデータにアクセスできるか」「計測ユーティリティを提供するか」「将来の上限拡大の可能性は」「従量サービスを用意するか」「ビジネス向けサー ビスにも同様の制限を設ける可能性は」などをたずねたが、いずれも明確な答えが得られなかった。とにかく、制限の対象になるのが1%に満たないごくわずか なユーザーであり、「標準的なユーザーにとって制限はあってないようなもの」の一点張りだった。

5~40GBのキャップを検討するISPも

Comcastが250GB制限に至った背景にはBitTorrent問題がある。同社がBitTorrentユーザーのトラフィックを制限してい ると指摘され、ネットの中立性に反する行為と批判された。これに対してComcastは、帯域全体の多くをBitTorrentユーザーに占められた窮状 を訴え、ユーザー全体の接続品質を守るための対策だったと理解を求めた。だが、8月1日(米国時間)、米連邦通信委員会(FCC)がBitTorrent のトラフィックをブロックした行為を違法とする判断を下した。これを受けて、Comcastが至った結果が250GB制限だ。

ネットの中立性維持とトラフィック品質維持のバランスに配慮したソリューションと言えるが、ユーザーやメディアの反応は芳しくない。完全に自由なイ ンターネット利用ではなくなるし、ピーク時のサービス品質の低下は解消されないままだ。中には上質な広告をユーザーに提供するのを優先したトラフィック管 理であるとか、Netflixのようなビデオオンデマンドのライバルサービスを牽制する動きというような意見も見られる。

BitTorrent問題、そして今回の250GB制限の報道を通じて、Comcastはユーザーを軽視した企業のような印象を持たれているが、い ちユーザーとして同社には不満も好感も抱いていない。BitTorrentユーザーのトラフィックをブロックしたものの、その一方でBitTorrentと提携してP2Pを活用するプログラムを進めているし、 サービスアップグレードへの投資にも積極的だ。ユーザー本位の姿勢で、現時点でサービス品質を維持するために現時点では多少の制限を我慢してほしいという のならば、我慢しようじゃないか……と思う。ただ印象が極端すぎて、どちらが本当のComcastの顔なのか判断できていないのが現状だ。

心配なのは大手ISPのComcastが正式にデータ利用キャップを採用したことで、ビジネスのためだけに同様の制限を設けるISPが増えそうな点 だ。Time Warner Cableが一部地域でテストしているサービスは5GBから40GBの範囲でキャップが設定されている。Frontier Communicationsは5GB以上を従量制にするプランを計画している。いずれも、これからのネット利用を考えると現実的とは言い難く、 Comcastの判断がこのようなサービスを後押しする前例にはなってほしくない。

義務化では前に進まないインターネット

8月29日のNew York Times紙に、米国を迂回するインターネットトラフィックの増加を報告する記事が掲載された。インターネットの土台が築かれたことから、10年前は世界 のトラフィックのおよそ70%を米国を通過していたという。負担にはなるが、技術革新を育む土壌となるし、National Security Agencyが安全保障プログラムに活用するなど、米国にとって利点の方が多かった。ところが、その立場に満足し、インターネット技術に対する投資を怠っ た結果、グローバルデータネットワークにおける米国のメリットが急速に失われている。今では米国を通過するトラフィックは25%程度。トラフィック量自体 は今でも順調に増加しているのだが、米国外の伸びをはるかに下回るのが現状で、次第にアジアや欧州の企業にインターネットの主導権を奪われつつあるとい う。うまみを感じなくなった米国の通信会社は、さらにインターネット技術への投資を控えるという悪循環に陥っているとまとめている。

ネットワークキャパシティが制限として存在するのだから、ネットの中立性維持とトラフィック管理が大きな課題になるのは間違いない。ただNew York Times紙の記事の内容が正しいとすると、今のタイミングでのComcastのデータ通信量の制限はインフラの未整備から発生する問題を利用者に転嫁し ているだけにも思えてくる。

Comcastの2つの顔のどちらが本物か分からないと書いたが、BitTorrentのトラフィック・ブロックを違法としたFCC判断(=ネット ワーク中立性の義務づけ)に振り回されているのが実情ではないだろうか。判断を受けて現状のままのインターネットを守ろうとするあまり、P2Pの活用を含 めたトラフィック管理の取り組みが雲散霧消してしまった。

つまり今回の250GB制限は、ネットの中立性維持が旧態依然としたインターネットの保護に結びつき、インターネット技術やインフラへの投資を閉め 出した結果のように思えてならない。このように考えると、Googleなどが叫んでいるネットの中立性の"義務化"が必ずしも奏功するとは限らない。イン ターネットは本来、保護されるべきものではないのだ。ネットの中立性は意識として確立されるべきだが、技術革新によって維持されていかなければ、インター ネットのダイナミズムを引き出せないということだ。

日本でも自動ダウンローダ等を使って異常な量の帯域を利用しているユーザーがインフラを使いつぶしているというような問題が実際にはISP内部では起こっているらしいとは聞く。

日本で上記のような上限を設けたサービスを行うようなことをアナウンスしてしまうと、2ch を中心にたたかれかねないが、ComCastが主張しているように、実際にインフラを荒らしているのはほんの1部のユーザであるので、強制的にアカウント削除をするような運用をすることによって、相当に健全化する可能性はあると思うので、個人的には反対ではない。インフラ側が不当に費用を負担している状況はすぐにでも改善に向けて動くべき。

インフラも公共財でマナーを守って使いましょう、というような標語を掲げてすすめれば、案外受け入れられやすいかも。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080801/311990/

 会員制の郵送DVDレンタルサービスと動画配信サービスを手がける米Netflixは2008年7月31日(現地時間),韓国LG ElectronicsがNetflixの動画配信サービスに対応したブルーレイディスク(BD)プレーヤー「LG BD300」を,今秋に発売すると発表した。通常のDVDを「1080p」にアップコンバート再生する機能を持ち,BD用のネットワーク機能である「BD Live」にも対応している(発表資料・英語)。

 既存のNetflixサービスの利用者は,追加の費用なしで動画配信サービスを利用できる。NetflixのWebサイトから視聴したい映画や番組を視聴リストに追加すると,自動的にテレビ画面に表示される視聴リストにも反映され,すぐに視聴可能となる。リモコンを使ってテレビ画面から作品を選択,登録することも可能で,作品のあらすじや視聴者による評価レートを見ながら作品を探せる。選択した作品は30秒程度の待ち時間で再生が始まり,早送りや巻き戻し再生も可能である。

 NetflixとLGは2008年1月に開催された家電製品の展示会「CES」で,一般利用者に動画配信用STB(セットトップボックス)を提供するための技術提携を発表していた。またNetflixは2008年7月14日にも,米Microsoftのゲーム機「Xbox 360」向けに自社の動画配信サービスを提供することを発表している(発表資料)。

アメリカではNetflixの勢いが加速しつつある模様。サービスオリエンテッドで利用が広がっているようなので、機器をベースにサービスを展開して行こうとしているところよりは有利に展開できるか。

 

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080728/311582/?ST=ittrend

オンライン映画レンタル・サービスを手がける米Netflixは米国時間2008年7月25日,2008年第2四半期の決算を発表した。売上高は3 億3760万ドルで,前年同期の3億370万ドルと比べ11%の増収。会計原則(GAAP)に基づく純利益は2660万ドルで,前年同期の2560万ドルと比べ4%の増益,希薄化後の1株あたり利益は42セントで前年同期の37セントと比べ14%の増益となった。

 第2四半期末時点の加入者数は841万1000人で,前年同期比25%増。1人あたり加入者獲得費用(SAC:subscriber acquisition cost)は28.95ドルで,前年同期の44.02ドルから大幅な減少を達成した。

 同社の共同設立者でCEOのReed Hastings氏は,「加入者獲得費用をこれまでで最も低い水準に抑えたにもかかわらず,25%の会員数増加と1株あたり利益14%増を達成できた」と述べている。

 今後の見通しについては,第3四半期は売上高が3億4300万~3億4800万ドルの範囲,GAAPに基づく純利益が1600万~2100万ドルの範囲と見ている。会員数は,867万5000~887万5000人に達すると予測する。

 2008年通期では,売上高が13億6400万~13億7900万ドル,GAAPに基づく純利益が7500万~8300万ドルを見込む。会員数は,910万~970万人に達すると予測する。

 Netflixは,DVDの宅配レンタルのほか,パソコンやセットトップ・ボックス向けに映画やテレビ番組のストリーミング・サービスを手がけている。今秋からは,米Microsoftのゲーム機「Xbox 360」向けのストリーミング配信も開始する予定(関連記事:MicrosoftとNetflix,「Xbox 360」向けの映画配信サービスで提携)。

このあたりのビジネスが増収、増益を続けているところが、アメリカと日本とのビジネス環境の違い。
日本ではNTTやUSENなどのインフラの会社が囲い込んでやろうとするので、うまくいかないということか?

 

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/18/002/

米Amazonがストリーミング方式のビデオオンデマンド・サービスの一般向けベータプログラムを開始した。

米国時間の7月16日に映画・TV番組配信サービス「Amazon Unbox」で新オンデマンド・サービスのベータテスター募集開始を告知。すぐに定員に達した。New York Times紙によると、新サービスの名称は「Amazon Video On Demand」になる。現在Amazon.comは、Unboxで映画やTV番組のダウンロード販売/レンタルを提供している。利用するにはWindows PC用のメディアソフトUnbox Video Player、またはTiVo DVRが必要だ。これに対してVideo On Demandは専用のメディアソフトをインストールする必要はなく、Macからもアクセスできる。またファイルがダウンロードされるのを待たずに、すぐに40,000本を超える映画・ TV番組を視聴できる。Amazon.comはSony Electronicsと提携し、Bravia Internet Video linkを通じてTVから同サービスを利用できるようにするという。

米国ではオンラインDVDレンタルのNetflixが契約メンバーに対して10,000本以上の映画のストリーミング配信を提供している。サービス開始時は視聴がPCに限られていたためユーザーの反応も鈍かったが、Rokuが同サービスをTVで利用可能にするThe Netflix Playerを発売してから評価が一変した。ロサンゼルスで開催されていたE3 Media & Business Summitでは、MicrosoftがNetflixとの提携を発表。Xbox 360でNetflixのストリーミングサービスをサポートする。

Amazon Video On Demandは、人気が高まるNetflixのストリーミングサービスへの対抗策と見られる。ただしNetflixは従来同様に月額17ドルでオンラインDVDレンタルを提供しながら、ストリーミングサービスを追加した。月額約1800円でDVDを自由に借りられてストリーミングを見放題という、映画・TV好きの欲求を満たすサービス形態であるのも人気の理由だ。一方Amazon Video On Demandはサブスクリプション形式ではなく、サンプルを見ながら作品をブラウズし、作品ごとに購入またはレンタルする形になりそうだ。

これは米国内では大きなニュースか。日本国内では、まったく関心を呼ばないサービスだとは思うが。

TechCrunch Japaneseにも関連記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080717amazon-to-debut-streaming-movietv-service-today/

 

Business of Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/07/limelight-net-1.html

I've been able to confirm that Limelight Networks will be streaming all of the movies for the new XBOX 360 Netflix offering and that this is part of a recently expanded contract between Netflix and Limelight. I'm still trying to get some details on who is actually paying for this, Netflix or Microsoft, or a combination of the two, but I expect we'll hear more from Limelight about this later in the year. On a side note, I think it was a good Q2 for Limelight and I expect them to be on the high end of their revenue guidance or to have beat estimates.

CDNについては、Akamai が順調という報道が多いが、Limelight も何とかいけそうということになるか。

IT Proの記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080521/303365/?ST=ittrend

 オンライン映画レンタル・サービスを手がける米Netflixは,映画やテレビ番組のコンテンツを,テレビにストリーミングして視聴できるセットトッ プ・ボックス「Netflix Player」の販売を開始した。価格は99.99ドルと,米Appleの同様の製品「Apple TV」と比べ,半分以下の価格設定にした。

 デジタル・コンテンツのストリーミング技術を手がける米Rokuが開発した。大きさは約12.7×12.7×5.1cm。ブロードバンド接続すれ ば,テレビでストリーミング視聴できるようになる。追加料金は必要なく、同社の通常の月額利用料金(3.99~16.99ドル)で利用できる。

 同社はWebサイトに,見たい作品のタイトルを集めておく「Your Queue」画面を用意しているルが,ユーザーがストリーミング視聴可能なタイトルを「Instant Queue」画面に表示できるようにしている。セットトップ・ボックスを介して同じ一覧がテレビに表示されるため,ユーザーは見たい作品を選択するだけで よい。

 なお同社はDVDなど10万本以上のレンタル作品を用意しているが,パソコンやテレビでストリーミング視聴できるのは,その10分の1に相当する約1万本となる。

米国内でのはなし。
日本国内では、NGNだの何だのでインフラに紐付けられてしまうので、こういったサービスはやりにくいか。AppleTVでもうまくいかないと思われる。


Tech Crunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080501better-late-than-never-apple-finally-gets-serious-about-movie-downloads/

何年も交渉の末、スティーブ・ジョブズがついに映画DVD発売日と同じ日にiTunesでも新作を発売することで映画スタジオ各社から合意を取った。

これで2006年9月からiTunesで映画販売しているディズニーに加え、20世紀フォックス、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ワーナー、パラマウント、ユニバーサル、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント、Lionsgate、Image Entertainment、First Look Studioの計1500作品の販売も手掛けることになる。

お値段は新作映画は購入が$15、レンタル$4(古めの映画は購入$10、レンタル$3)。

アップル・ウォッチャーたちはずっとこの日を待っていた。1月にはレンタル配信契約成立を発表したが、それも情報は前からリークしていた。映画DL&ストリーミングサービスならアマゾンNetflixも既に提供しており、映画タイトルの数も多い。―Netflixは6000作品超、アマゾンは1万2000作品近くを扱っている(アマゾンは自社のUnboxサービスを再検討中の可能性もあるが)。

映画スタジオが折れてアップルの契約に応じるのは時間の問題だった。これまで長いこと彼らはただ蚊帳の外に立って、ディズニーが打ち出の小槌を振る姿を傍観する以外なかったのだ。販売窓口という発想はとにかくあまりにも20世紀的だ。

あとどれぐらい待てば劇場公開と同時にオンラインに映画が出る日が来るんだろう? がんばれ、スティーブ。みんな頼りにしてるんだから。

こういった動きが急速に進むことがコンテンツ業界にとってよいことかどうかは判然としない。音楽業界同様、急激に市場がしぼむ可能性があるかもしれない。

今後の動向に注目。

IT MediaNews の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/26/news049.html

この調査が両社の提携が近いうちに発表される前触れかどうかは明らかになっていない。(ロイター)
2008年03月26日 12時55分 更新

 オンライン映画レンタル会社の米Netflixが会員を対象に、MicrosoftのXbox 360を利用してテレビにストリーミング方式で映画配信することに対する関心を調査した。Netflixの広報担当者が3月24日に明らかにした。

 Netflixの広報担当者スティーブ・スワシー氏は、この調査が両社の提携が近いうちに発表される前触れかどうかを明らかにはしなかった。だが、Netflixは、映画を消費者のテレビに「できるだけ多くの方法で」提供したいと考えていると同氏は述べた。

 Netflixは1月、高精細テレビへのストリーミングによる映画配信に対応するセットトップボックスの開発でLG Electronicsと提携したと発表している。

動画のフォーマットとしては、標準ベースのものやフラッシュ系のものに押されているだけに、WindowsMediaの巻き返しがあるかは注目。

IT media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news022.html


 オンラインDVDレンタルの米Netflixは1月14日、映画やテレビ番組などのコンテンツをストリーミング視聴できるサービスを開始した。

 定額の無制限レンタルプランの加入者は、従来のタイトル数の上限なしでDVDをレンタルできるサービスに加え、6000本以上の映画やテレビ番組 の中から、好きなだけPCでストリーミング視聴できる。定額無制限プランは月額8.99ドルからで、1回にレンタル可能なDVD枚数によって金額が異な る。1枚8.99ドルから4段階で4枚23.99ドルまで。

CinemaNow が日本では撤退したとおり、このタイプのビジネスで大きな成功事例はないが・・・


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