動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「CNN」と一致するもの



RBB Today の記事
http://www.rbbtoday.com/article/2010/04/02/66792.html

 ページ上ではCNN、Reuters、New York Times、Time、Major League Baseball、Flickrといった代表的なニュースサイトやSNSを列挙し、快適な動画再生をうたっている。CNNの例では「iPadでCNN.comを閲覧した場合、サイト側で自動的にHTML5 video playerで表示します。できる限りベストな状況でweb閲覧を体験できるでしょう」とコメントしている。
メモ。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100319_355769.html

 例えば、YouTube公開直後の2005年4月25日にChad氏が送信した内部メールでは、「BootieChristが投稿したビデオは取り下げるべきだと思うんだ。これはレイプものだからね。だけど『South Park』のやつは著作物だからどうすべきかな。よくわからない」といったものがある。

 このメールに対してChen氏は、「同意するよ。彼のビデオの一部は取り除くべきだな。最初に公開されているビデオのラインナップは、このサイトで我々が見て欲しいと思っている種類のビデオになるから本当に重要になる。ビデオのチェックをしなきゃだめだ!」と返信し、著作物の存在を認識したことがわかる。

 また、2005年8月にはChen氏が、「映画やテレビ番組みたいなのは削除しよう。今のところは短いニュース映像はそのままにしておこう。すぐにではなく、時間をかけて厳しくしていった方がいい。例えばCNNのスペースシャトルの映像みたいなモノは気に入っているんだ。我々がもっと大きくなってよく知られるようになったら、削除すればいい。だけど今のところこの映像はいいと思う」とメールし、Jawed氏も「それでいい」と認めている。これは著作物の放置を暗に認めたようにも受け取れる。

こんな証拠が残っていたら、日本だったらメディアに徹底的に叩かれてあっという間に社会的に抹消されているか。残っていなかったとしても、「作為的な不作為」みたいなことを言われて、しょっ引かれてただろう。
Business of online video
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/11/youtubes-live-event-as-overhyped-as-the-company.html

さすがに技術の分かっている人は冷静な論調。

"All this expensive CDN infrastructure really isn't necessary to handle live video streams effectively. P2P software can handle it effectively and far cheaper since the users are serving most of the video to others." Really? Of all the P2P based services on the web, almost none of them support live streaming. Some say they do, but try getting a real demo of a live P2P stream. Octoshape works (used by CNN.com), but most others aren't doing live at all. So how is P2P going to solve the problem? It won't, but it's easy to simply make a blanket statement that says CDN is crap, just solve the problem with P2P.
日本ではちょっとだけやっているところがあるのだけれど、日本のことはほどんど関心がないのだろう。

I think too many people were expecting YouTube to roll out their own webcasting service, which makes no sense. If YouTube were to do that, they would not do it via their own network and would have to use a content delivery network. But the bigger question is does YouTube really need a live service? Absolutely not. If they can't make money with on-demand video, they won't make it with live content either.
これはそのとおりで、オンデマンド配信でのビジネスモデルもできていないのにLive 配信でのビジネスモデルの構築はもっと難しいし、Google がやるべきことでもない気がする。

I don't get all the fuss about YouTube. It has no business model, no clear ad strategy, is slow to adopt technology, has poor video quality and has absolutely no focus at all. I'm reading articles now about how YouTube is starting to offer some videos in HD. You mean the same HD quality that ABC and others started offering a year and a half ago? Welcome to the game YouTube, late as always.
今回のライブイベントは、これからのYoutube に劇的なビジネスモデルの変化を予感させるものでもなかったし、それほど業界的にはインパクトのないイベントだったということでメモをしておけばよいか。
Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20081030/318201/


 米Cisco Systemsは米国時間2008年10月29日,米国有権者に対してオンライン動画やソーシャル・メディアが与える影響を調査した結果を発表した。それ によると,米大統領選挙戦の情報源としてビジュアル・ネットワーキングが果たす役割が増しているという。

 2008年は,ニュース専門チャンネルの米CNNや米3大ネットワーク(米NBC,米CBS,米ABC)などのWebサイトにおける動画視聴のト ラフィックが,前回大統領選があった2004年と比べて5倍に増加している。これには,ビデオ共有サービスの米YouTubeや人気のある動画ブログなど も含まれる。

 インターネットは,米国人が大統領選の情報を収集する媒体として,テレビの次に最も利用されている。定期的な情報収集にテレビを使うと回答者の 82%が答えたのに対し,インターネットを使うとする回答は62%だった。回答者の約30%はオンライン動画を使って大統領選の報道をチェックしており, このうち75%はオンライン動画によって「より詳しく大統領選のニュースやイベントを理解できる」と感じている。

 「ビジュアル・ネットワーキングは,米国有権者の情報収集や意見を明らかにする手段として重要な役割を果たしている。インターネットは,論点に対 する調査や情報に基づいた選択をサポートするほか,意見を共有するための非常に有効なツールとして役立っている」(Ciscoコンシューマ・マーケティン グ担当副社長のKen Wirt氏)。

 この調査は,Ciscoの委託により調査会社の米Competeが2008年9月,米国の1800人以上の登録有権者を対象に実施した。

4年前とはさすがにインフラやPCの性能など状況が違う。オリンピックではそれほど盛り上がらなかったとは言われているが、大統領選となればまた話も違ってくるのだろう。

Silverlight 関連ニュース。一般誌でも大きく取り上げられる状況。

マイクロソフトの次期RIA環境「Silverlight 2」はDRMに対応、開発環境を強化
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20081014/1019973/

マイクロソフト、次世代ブラウザプラグイン「Silverlight 2」の概要を発表
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200810140001.html

「Silverlight 2」、米国時間の14日にダウンロード提供開始
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/10/14/003/



Asahi.com の記事
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200809250014.html

 KDDIは9月25日、テレビや携帯電話を接続して音楽や動画を楽しむことができるSTB(セットトップボックス)「au BOX」を開発し、11月1日からレンタルを開始すると発表した。携帯電話ブランド「au」のユーザーを対象に提供する。レンタル料は月額315円。

 STBは、CD・DVDの再生用のドライブとスピーカーを内蔵。ブロードバンド(BB)接続用のLANポート1基、携帯電話などとの接続に利用す るUSBポート2基を備える。アナログのAV入出力端子、音声入力端子も搭載。AV端子を使ってテレビとSTBを接続し、リモコンを使って専用インター フェイスを見ながら操作する。

 音楽機能では携帯電話と接続してダウンロードした着うたフルを再生したり、手持ちのCDを取り込んでauの対応携帯電話に楽曲を転送できるほか、 インターネットの音楽配信サービス「mora for LISMO」から音楽を購入することができる。最新の音響技術「EUPHONY(ユーフォニー)」を採用しており、サラウンドで音楽を内蔵スピーカーで楽 しめる。

 映像機能ではDVDの再生が可能なほか、KDDIの有料のネット動画配信サービス「LISMO Video Store」からハリウッド映画や海外ドラマなどを購入して、ストリーミング形式で視聴することが可能。KDDIの光ファイバーを使った映像配信サービス 「ひかりone TV」を利用すれば40チャンネルの多チャンネル放送を楽しめる。また、AV端子からビデオカメラなどの映像を取り込んで携帯電話に転送することもでき る。

 インターネットを閲覧するブラウザ機能も搭載。KDDIではSTB専用のポータルサイトを用意しており、検索をはじめニュースや天気などの情報を閲覧できるようにした。

 STBはモトローラ製で、1GBのフラッシュメモリを内蔵しており、約200MBを音楽の保存用、500MBを映像保存用として使用できる。BB回線はKDDI以外の通信会社も利用できる。サイズは幅266×高さ80×奥行き221mm、重さは約1.6Kg。

 KDDIではauユーザーでPCを使わない10-30代の男女をターゲットに設定。操作画面などをわかりやすくシンプルにすることでPCが苦手な 人でも使いやすいように工夫した。リビングではなく、自分の部屋のアナログテレビに接続して使ってもらうことを狙う。STBの利用者を対象に着うたフルや 海外ドラマなどを収録したDVDを無料で配布するほか、KDDIのADSLを割安で利用できるサービスも用意した。

 発表会で高橋誠・取締役執行役員常務コンシューマ事業統轄本部長は「PCの操作が難しい人でもわかりやすいインターフェイスができた。月額315 円という携帯電話のコンテンツ料金と同じ安い価格で、PCなしで音楽配信サービスなどが使えることが『au BOX』の最大のメリットだ」と自信をみせた。

 発表会には特別ゲストとしてグラビアアイドルの南明奈さんが登場。ピンクのパジャマ姿で現れた南さんは「最近、女らしくなろうと思って服にピンク を取り入れてるんです」と話した。「au BOX」について聞かれると、「メカは苦手なので、カンタンな機器は嬉しい」と感想を語った。

 音楽についての質問には「テンションを上げる時にはトランスを聴いてます」と答えた。「au BOX」の映像機能の感想を求められると、「映画を観たい時に観られるのは嬉しい。秋な(明奈)夜長に映画三昧ですね!」と自分の名前に掛けたシャレで会場の笑いを誘った。

インフラに紐づいたSTB を売ろうとするのが日本企業。業界全体のシェアにインパクトを与えそうな気はしないが、とりあえずの動きとしてメモ。


TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080805myspace-to-offer-official-web-portal-for-presidential-debates/

大統領候補者討論会組織委員会(CPD)は秋の大統領選に向けて、ビデオのライブストリーミングとリアルタイム・アンケートを実施するオンライン・ポータルの提供をMySpaceに依頼した。このサイトはMyDebates.orgと呼ばれ、9月26日の第1回討論会に向けて一般ユーザーに広く公開される(利用にあたってアカウントを作る必要はない)。

CPD は11月の大統領選挙に先立って4回の候補者討論会を組織することを委任されている。(これは過去18ヶ月、予備選挙の過程で実施されてきた討論会とは別物)。MySpaceとの提携は、CPDとして大統領候補者討論会への一般聴衆のリアルタイム参加を可能にする初の試みとなる。

サイトを訪問すると、討論会をリアルタイムで視聴することができる。裏方のスタッフが討論をモニタし、随時、議論のテーマに応じて視聴者に対して質問を提示する。これは画面内に小さいポップアップで表示される。こうして、サイトでは大量のユーザー反応のデータをリアルタイムで収集できる。視聴者はさまざまなテーマに関する公衆の反応を即座に知ることができる。10月7日に予定されている〔聴衆からの質問を受け付ける〕「タウンホール討論会」でも、この MyDebates.orgに寄せられた質問の中から実際の質問がいくつか選ばれる予定だ。

MyDebates.orgでは、ユーザーは「Issue Card」と呼ばれるウィジェットを作成して自分のブログやウェブページにエンベッドすることができる。似たような機能をサポートするサイトは多数あるが、MyDebates.orgは切り札を隠し持っている。それぞれの討論会が実施される間、この「Issue Card」はミニ・ビデオプレイヤーに変化して討論会のビデオ・ストリーミングによる中継が見られるのだ。

公職選挙の討論会の組織委員会とオンラインサイトの提携はこれが初めてではない。 昨年は似たような提携がCNNとYouTubeの間で行われたが、結果は不満の残るものになった。しかし、予備選挙の討論会と総選挙本番の討論会では重みが比較にならない。MySpaceとCPDの新しいアプローチには期待が持てる。

テレビは選挙のプロセスを決定的に変化させてしまった。いわば、テレビは候補者をアメリカ人全員のリビング・ルームに招き入れたといえよう。ウェブは明らかに次のフロンティアだ。しかしまだその潜在的な可能性は十分に開花していない。今回、MySpaceが分りやすく、かつ情報豊富なサービスを提供することに成功すれば、普段選挙に無関心な何百万人もの有権者に投票所に足を運ばせる動機付けとして役立つかもしれない。

公職選挙法の縛りで、選挙期間中に何もできない日本よりかは断然進歩的。

インフラは世界一のものを整えているにもかかわらず、結局アメリカでの前例ができないと日本は動かない・・・。

TechCrunch Japanese
http://jp.techcrunch.com/archives/20080725redlasso-shuts-down-in-response-to-foxnbc-lawsuit/

ブロガーによるTV録画クリップの投稿を可能にした動画サイト「Redlasso」がベータ版サービス閉鎖に追い込まれた。Huluを運営するFox、NBCが最近起こした提訴を受けたもの。

Fox、CBS、NBCの各社は去る5月、著作権侵害でRedlassoにC&D取り下げ勧告を提出したが、Redlassoはこれを大幅に無視し、6月に入って大勢のスタジオ元幹部率いる「メディア諮問委員会」を結成し、TVネットワーク各社との関係円満化を図る方向に期待を繋いでいた。

8ヶ月前のサービス開始以来、Redlassoはブロガーたちの間で爆発的成長を遂げ、ニュース、ゴシップ、政治分野のトップのブログ多数がここの動画をブログに貼った。サイトではTV番組多数の録画フィードが視聴可能で、その“クリップ”の部分はサイトで再生用に使える。対象テレビ局には ESPN、Fox News、CNNも入っている。

Redlassoはコンテンツすべてを録画し、自社サーバーから配信しているのだが、そのいずれにも合法ライセンスは取っていない。同社はずっと長い間、これは憲法修正第1号で守られている行為であり、ブロガーが映像配信に使うスニペットもフェアユース範疇という信念でやってきた(埋め込みできるクリップの長さは最大たったの10分だ)。 スニペットにはフェアユース条項が適用できても、サイトが全放映回数分の映像をホストしていることには変わりない。実績のあるブロガー相手にしか流していないとしても。

サイトは今後、Bussinessサービス、“Radio to Web”サービスの顧客を対象に営業を続ける。

どう考えてもフェアユースには当たらない運用だけに、閉鎖はやむを得ないか。日本ではすぐに閉鎖が裁判所から命令が出るところ。

 

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/13/002/

米CNNは11日(現地時間)、今年3月に動画投稿サイト「YouTube」に投稿された映像の中で、子犬を崖に投げ殺した疑いのある米海兵隊員2人が米軍によって懲戒処分にされたと報じた。

CNNによると、問題となった映像が投稿されたのは今年3月3日。同映像では、米軍の兵士と思われる人物が、同僚と思われる兵士と遊び感覚で子犬を手でつかみ、「puppy(子犬)、puppy」などと言いながら、鼻歌まじりで力いっぱい子犬を崖に投げる。子犬は「キャンキャン」と悲しそうな声を出しながら崖下に消えていく。

投稿直後から世界から非難するコメントが殺到。YouTubeでは規約違反の映像として削除されたが、動画のコピーが相次いで同サイトや同サイト以外の動画投稿サイトなどにアップされ、日本でも「最悪な物見せられた。犬がかわいそう・・」「酷すぎる」などの声が相次いでいた。

CNNによると、映像での行為に関わったとして米軍に処分されたのは、David Motari上等兵とCrismarvin Banez Encarnacion軍曹の2人。

同映像で直接子犬を崖に投げ殺したのは1人の兵士だが、今回米軍により懲戒処分とされた2人のうちどちらが投げ殺したのかは明らかとなっていない。

大きな組織の中での内部告発や事実を誰にも邪魔されずに公開できることは投稿サイトのメリットであるが、悪意を持って恣意的に投稿するリスクもあり実際そういったことも起こっている。

これからそういったことを象徴するいろいろなことが起こって、だんだんと収束していくことになるのであろう。

 

Tech Crunch Japanese の記事
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/ichiro/?1213236663

テレビ番組をビデオクリップとして直接エンベッドして引用できるRedlassoは、役に立つが賛否両論あるサービスだ。同社はこのほど訴訟好きな著作権所有者対策として「メディア諮問委員会(Media Advisory Board)」を設置、紛争について助言を受けることとした。委員会のメンバーにはViacomの元CFO、Michael DolanとParamount Station Groupの元社長、Anthony Cassaraが含まれている。2週間前にはRedlassoはCBSの元CEO、Michael Jordanを上級顧問に迎えている

Redlasso はブロガー(ブロガー以外は利用できない建前)に対し、テレビ番組の一部をビデオクリップとして自分の記事中にエンベッドできるサービスを提供している。このサービスはCNN、Fox News、ESPNを含む多くの放送局からの何時間分もの人気コンテンツを利用できるもので、たいへん便利だ。

ところが残念なことに、Redlassoはこのコンテンツを配信する正式なライセンス契約をなんら結んでいない。同社ではブロガーがビデオクリップを利用するのは「公正な引用(fair use)」に当ると主張しているが、この点については議論の余地がある。しかしそれ以前に、Redlassoのサーバ上には何千もの番組がアップロードされてブロガーなら誰でも閲覧することができる。これは明らかに著作権法違反だ。

先月、Fox、CBS、NBCはRedlassoにサービスの差し止め要求を出し、著作権のあるコンテンツをサーバから削除するよう要求している。またテレビ局側は、Redlassoがコンテンツ所有者との間になんら関係がないにもかかわらず、提携関係があるかのように偽装したとして非難している。これに対してRedlassoは「コンテンツ所有者にとってもメリットのあるような協力関係が成立することを目指して引き続き努力するが、当面サービスは継続する」と宣言した。一言でいえばテレビ局側の差し止め要求に従う気はない、ということだ。

もちろんRedlassoはコンテンツ配信契約を結びたがっている。(何年もネットワーク局と交渉を続けているということだ)。ということで、今回コンテンツ所有者側の大物を次々に雇い入れているのはこの著作権紛争対策なのだろう。しかしテレビ、映画の側ではHuluのような独自の配信チャンネルに莫大な投資をしている上に、こういったサイトもブロガー向けに引用可能なビデオクリップを提供しているのだから、RedlassoがこれらのOBのパワーにどれほど期待できるのか疑問ではある。

これを日本でやったら、テレビ局に連名で訴えられてサービス停止の命令が裁判所から降りそうなものだが、訴訟社会のアメリカでこの状態のまま続いているのが驚き。いずれにしても本道のビジネスではない。

TechCurnch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/the-censors-take-down-youtube-and-google-news-in-china-how-will-google-respond/

チベットで抗議活動と武力弾圧が混迷を続ける中、中国政府がチベットへの報道機関の立ち入りを遮断し、国内のチベット報道に検閲を敷いている。

検閲の対象はCNNだけでなく、YouTubeとGoogle Newsも。グーグルの両サイトは中国国内ではネットから接続不能になっている。チベット域内から流出したと見られるデモ関連のニュース・画像はYouTubeに出ている(以下スライドショー[警告: 路上の死体の画像も出てきます] とCNNニュースを貼っておこう)。 中国国民がこうした動画・報道に触れないよう、中国政府は国内でYouTubeおよびGoogle Newsを全遮断にした模様。

YouTubeの検閲は今回が初めてではない。先月もパキスタンが“冒涜的”なYouTube動画を削除しようとしたところ、おそらくこれが遠因となって世界一円でYouTubeが数時間ダウンする事態が発生した。9月にはミャンマーが政情不安定な間ずっと全てのインターネット接続を遮断している。

問題は、YouTube、Google Newsのアクセスを中国国内で回復するためにグーグルは何をすべきか? 中国は巨大市場なので、グーグルもその一員としてプレイに加わる必要がある。となれば自ら進んでチベット関連の動画・ニュースを全削除するんだろうか? それとも中国政府が自分たちで削除法を探して済ませるまでか?  ここで前例として思い出されるのが1989年の天安門事件だ。天安門関連の情報はネットで探しても極端に少ない。人民解放軍の戦車の列に一人立ち向かう男性の、あの有名な画像も見つかりにくい。中国のほとんどの若者は、あの画像を一度も見たことがない。

これは僕の憶測に過ぎないが、—チベット関連の情報を削除するようグーグルが勧告を受けた形跡はないし、削除の意思を示した形跡もないわけで、それでも削除するならグーグルは中国の検閲の共謀者ということになるのではないか。中国の人たちにYouTubeとGoogle Newsに出る他の情報を通常通り配信するのと引き換えに、チベットの件で検閲に応じることが代償だったのかもしれない。それを拒めば、残る選択肢は永久追放だったとか。

悪は働かないと誓った会社が、悪を小さく止めておける選択肢はなんだろう? 

[原文へ]

 

相変わらずひどい国。

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/could-spitzer-scandal-take-skype-video-mainstream/

skype_logo.jpgエリオット・スピッツァー(Eliot Spitzer)が売春婦(おっと、「高級コールガール」)がお好みだった件は世界的なトップニュースになってしまったが、この騒ぎの副産物としてSkypeビデオが脚光を浴びることになった。

全国ネットのテレビとしては初の試みだが、月曜日、CNNはSkypeのビデオ・チャットをライブ・インタビューに活用した。 Reutersによると、CNNは Spitzerとハーバード・ロースクールで同級生だったJeffrey Toobin氏に対するインタビューをSkype経由でマウイ島から中継した。

Reutersの記事によると、Toobin氏は家族と共に滞在していたホテルのビジネスセンターからノートパソコンとウェブカムを借り出したのだという。インタビューはCNNのゴールデンアワーの政治番組で放映された。またToobin氏は「Anderson Cooper 360」でもSkypeビデオを通じて討論に参加した。

Skypeは長らくインスタントメッセージと音声通話では使われてきたが、比較的最近追加されたビデオ機能の利用はまだそれほど普及しているとはいえない。CNNがSkypeビデオを生番組のインタビューに使ったことは、他のビデオ通話やビデオ会議システムに対するSkypeの優位性を大いに印象付け、人気を高める役にたつかもしれない。

ちなみに、スピッツァーをおもてなししたコールガールはAmie Streetで曲を売っていることがわかった。なにやら意味深なタイトルに見えてしまうが、「Unspoken Words」というアルバムの「What We Want」という曲は89セントで購入できる。

日本ではいまひとつ動画電話は流りにくいかもしれないが、回線トラブルの多い衛星中継と比べるとこういったものがメディアの露出は増えると思われる。

Asahi.comの記事
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200803120015.html

 ソースネクスト(松田憲幸社長)は3月11日、動画ファイルやDVDファイルをiPodやPSPで再生可能な形式に変換する「モバイル動画プラスDVD(iPod・PSP対応版)」を4月3日に発売すると発表した。価格は3970円。

 「動画ファイルを指定」「変換ボタンをクリック」「動画ファイルを転送」の3ステップで、動画ファイルをiPodやPSPで再生できる形式に変換・移行 できる。このため、デジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影した動画や、TVチューナー付きPCで録画したテレビ番組、好みのDVDなどをiPodや PSP上で鑑賞できる。

 このほか、始点と終点を指定して「変換」ボタンを押せば、必要な部分だけを切り出して変換することが可能。作成したムービーを再生する画像サイズや画質 を調整することもでき、iPodは320×240/480×360に、PSPは320×240/368×208/480×160に変更できる。画質は最 高・高・標準の3段階から選択できる。動画ファイルの圧縮も可能で、例えば1GBのムービーを120MBに圧縮することもできる。

 対応機種はiPod/iPod nano/iPod classic/iPod touchと、PSP-1000/PSP-2000。変換できるファイル形式は、入力はiPod・PSPともにAVI、MPEG-1、WMV、ASF、 DVD-Video。出力はiPodがH.264(MPEG-4/AVC)、PSPがメモリースティックビデオフォーマット(MP4準拠)。いずれも DVD-VR、DVD+VR、CPRMディスク、プロテクトのかかったDVD-Video形式には非対応。なお、変換した動画ファイルをiPodへ転送す る際は、iTunesなどの転送ソフトが別途必要。対応OSはWindows Vista、XP。

動画のエンコードが特定用途向けに安く、簡単にできるのは非常によいアイデア。
TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/newsclipper-brings-all-the-news-video-from-around-the-web-to-one-place/

newsclipper-scren-small.png
どうしてビデオ版のGoogle Newsがないのだろう。Appleでアルバイトをする27歳のノルウェー人ウェブデベロッパー、Onar Vikingstadはそう思ったのでNewsClipperを作った。このサイトは、Vikingstadが別のプロジェクトでABC、BBC、CBS、CNN、ESPN、Fox News、NBC、MSNBCなどのウェブサイトからニュースビデオのクリップを集めた副産物だ。彼の説明を聞こう。

NewsClipperでやりたかったのは、テレビの主要ニュースネットワークのニュースクリップを一か所にまと めることです。あちこちの管理や規制の厳しいサイトを走り回らなくてもいいように。基本は、主要テレビネットワークの最新ニュースクリップを、広告だらけ で遅いサイトに行かずに、一か所で見られることです。

サイトはこの上なく単純。画面の左側にはビデオクリップの一覧があって、「最新順」か「視聴回数順」でソートできる。自分のプレイリストを作って ネットワークやカテゴリー(政治、国外、国内、ビジネス、テクノロジー、スポーツ、天気等)の順にソートすることもできる。検索機能はないが、近いうちに 出来る予定で、視聴者による評価や、コメント機能も予定されている。リンクをクリックすると中央の画面でビデオが再生される。NewsClipperでは オープンソースの Flowplayerを使用している。プレーヤーは全画面表示にしたり、これが議論のあるところなのだが、他サイトに自由に埋め込むことができる。

例えばCNN.comでは、ビデオの埋め込みは許されていない。リンクをメールすることはできるが、そこまでだ。NewsClipperを使うと、 CNNのビデオを見るだけでなく、プレーヤーの埋め込みコードを使って、自分のブログやMySpaceページにも置くことができる(例えば、このCNNのオバマの演説のビデオ)。これが著作権違反になるのかどうか、私にはよくわからないが、VeohがVeoh TVのダウンロード用クライアントソフトでやっているのと似ている。Vikingstadの言い分はこうだ。

厳密にいえばビデオのストリームはテレビネットワークから送られています。私は埋め込んでいるだけ。だから、公式には埋め込めると言われていないビデオを私が埋め込んでいる、とは言えるかもしれません。

建て前上は彼の言うことは正しいのかもしれない。ビデオのホスティングはしていない、と。ビデオはCNNのサーバーからストリームされている。しか し、広告を外していることで、Vikingstadがテレビネットワークの法務部門に気に入られることはないだろう。でも、実にいいサイトなのだ。閉鎖さ れる前に見ておこう。

これは日本でやったら、速攻でサイト閉鎖の仮処分申請が出されて認められるだろう。下手な挑発をすると逮捕かも。
広告を抜かない形で、うまくやる方法はないのだろうか?

TechCrunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/whats-next-for-youtube-video-editing-recommendations-advertiser-analytics/
昨晩(米国時間2/13)ニューヨーク市で開かれた「Videocracy」と銘打つイベントで、YouTubeがマーケットの専門家たちを前に近日登場となる新事業の一端を披露した。

Silicon Alley InsiderMichael Learmonth記者も潜入を試みたが会場からつまみ出されたようだ。幸いDeep Focus社CEOのIan Schaferがスニークピークで発表になった内容をまとめてくれた

氏が知りえた情報を一部並べとこう。:

—YouTubeが自信を持ってお届けする新機能は「アクティブ共有」。これでYouTube動画を見ながら他の視聴者にサインが送れるように(設定をオンにすると同じ動画を一緒に見ている相手の画面右手に自分のユーザーネームが出る)

—ベターな動画編集用ツールも公開を待つばかり(何故こんなに時間がかかったんだろう?)

—自分が既に観た動画をベースにオススメを出す「動画レコメンデーション」機能も間もなく実現(アマゾンの「この本が好きな人はあれも好き」というコラボレーティブ・フィルタリングみたいなものだ)

—「どこでもYouTube」実現に向け、ウェブ専用ブラウザの枠を越えモバイル端末、お茶の間の大型フラットスクリーンTVまで動画を引き続き配信。

—マーケターの目から見て「一番大きなニュースは公開目前の高度分析ツールについての発表。動画ビューの発信源(所在地&サイト)はじめデータポイ ントが多数確認可能になる。YouTubeで展開する宣伝活動の成果を測るメトリックス(指標)やデータをもっと抽出したい広告主にとっては大助かり」

YouTubeではさらにマスの視聴者誘致策「Tentpole Content Initiatives」を多数企画中のようだ。これはCNNと提携で行った大統領候補討論会のようなもの。今後は以下のラインナップも予定している。:

The YouTube Games(YouTube五輪) オリンピック開幕に合わせ「ヘンなスポーツ大集合」をテーマにホームビデオをフィーチャー
Living Legends(生ける伝説) ローリング・ストーンズのように生きた伝説とうたわれた著名人(生存者)を動画で紹介
The YouTube Global Gathering(YouTubeの世界パーティー) YouTubeで世界の各地を繋ぐ全地球規模のイベント

Ianさんの情報提供に感謝!

上記のような機能が短期間でどんどんと追加されていくことで、汎用的な動画投稿サイトはやはりYoutube の1人勝ちの気配か・・・。

Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20367201,00.htm

国内の新聞社なども動画投稿サイトを開始しているが、米国内でCNNが始めることのインパクトは大きい。それほど大きくはじめる気持ちはないにしても、業界動向には大きく影響する。
asahi.com の記事引用
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200711150019.html

 KLab(真田哲弥社長)は11月14日、携帯電話向け動画配信のASPサービス「モバラジムービー」を短期間・低価格で利用できるエントリー版「同Lite」を発売した。

 「モバラジムービー」は、パケット通信を活用して動画コンテンツをストリーミング配信し、携帯電話で視聴するためのインフラ提供サービス。「同 Lite」では、「1コンテンツだけ配信したい」「1か月だけ配信したい」など、簡易的にサービスを利用したいユーザー向けに内容をカスタマイズした。安 価な料金にしたほか、1か月単位でサービスを利用できるようにした。

 顧客は、コンテンツのファイル形式変換・分割、サーバーと回線の用意などの作業が必要なく、申し込み用紙に必要な情報を記載し、配信したい動画データをKLabに送付するだけでサービスを利用できる。利用形態は月契約で、価格は月額3万円から。初期費用は無料。

 サービス開始に合わせ、2か月以上契約したユーザーには、初回月の料金を無料するキャンペーンを12月14日まで実施する。

今週NECなど携帯向けのストリーミングの発表が相次ぐ。まだ、本格化は先と思われるが、参入時期としては、このタイミングということか。
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