動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングでタグ「インフラ」が付けられているもの



@ITの記事
http://www.atmarkit.co.jp/news/200809/22/p2p.html

興味深い記事。

動画サービスがかなり帯域を食ってしまっているというのは、Google Trends などでみても、予測はつくところ。

ライブではP2P は非常に効果的と思われるが、ダウンロードでのP2Pは利用する側のモラルに期待するのでは、何の解決にもならない。海外の動画サービスで違法動画をアップロードしたり、それを必死で探している日本人がインフラ市場を荒らしているのであれば、何らかの自主規制をしてもよいのではないかと個人的には思う。

NIKKEI NET の記事
http://www.nikkei.co.jp/chubu/news/arc2580.html
  中部電力は25日、子会社で光通信サービス「コミュファ」を展開する中部テレコミュニケーション(CTC、名古屋市)をKDDIに売却すると正式発表した。インターネット動画配信など多様化する通信サービスへの対応が困難との判断から売却を決めた。

 同日、記者会見で越智洋・中部電副社長は「半年前にKDDIに売却を持ち掛けた」と明らかにした。通信事業で次々に新しいサービスが出るなかで、ノウハウがあるKDDIに売却する方が「サービス内容を最大限に高められる」と売却の理由を語った。

  通信業界はサービス競争が激化している。NTT東西はブロードバンド回線を通じたビデオ・オン・デマンドなど動画配信を拡充しているが、CTCはこの分野 で見劣りする。営業や光回線の敷設では中部電の経営資源を活用できたが、コンテンツ(情報の内容)配信ではノウハウは持ち合わせていなかった。
Hi-ho の売却に続いて、CTCの売却のニュース。インフラ側は完全に淘汰が進みつつある。
Yomiuri Online の記事
http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20080124nt06.htm

 インターネットイニシアティブ(IIJ)傘下のハイホー(hi-ho)とアイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)は1月23日、hi-hoの法人向けサービス事業の一部を、IIJ-Techに譲渡することで基本合意した。

 今回の事業譲渡の対象となるのは、ハウジング、レンタルサーバ、ストリーミング、の3サービス事業で、4月1日に譲渡を行う予定。

 両社は、広く法人向け各種サービスを展開するIIJ-Techがhi-hoの法人向けサービスを引き継ぐことで、顧客に対してより幅広いサービスを提供できる可能性を広げ、顧客満足度の高いサービスを提供することを目指すとしている。(CNET Japan)

国内のインフラ事業者も整理統合が進みつつある。
Internet Magazine の記事の引用
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2007/11/08/2184

ハウジング、ホスティング、ストリーミングサービスを展開しているNTTグループのNTTスマートコネクトは、同社のASP型ストリーミングサービ ス「SmartSTREAM(スマートストリーム)」で、配信帯域を優先的に確保して安定的な映像配信を可能にする「プライオリティ配信サービス」を新た にオプションに追加。12月3日に提供開始する、と11月7日発表した。ASP型ストリーミングサービスでの帯域保証は映像配信業界で初めてという。オプ ション料金は、基本保証10Mbpsで初期費用1万500円、月額10万5000円。追加保証1Mbpsあたり月額1万500円。

従来のASP型ストリーミングサービスでは、アクセスが突発的に集中した場合、映像配信の帯域は保証されず、ベストエフォートでの配信となってい た。しかしユーザーからは、最低限のアクセスを確保したい、突発的なアクセス増があっても対応したい、との要望が強く、今回同社は他に先駆けて帯域を保証 するサービスを提供することにした。保証帯域は10Mbpsからで、1Mbps単位で追加できる。アクセスがそれ以上に集中しても、空いた帯域を利用して ベストエフォートでの配信が可能。また、他のユーザーに突発的なアクセスがあっても影響を受けることはない。

スマートストリームは、月額4万2000円(Flash、Windows Mediaエントリープラン)からのサービス。10月にはモバイルストリーミングサービスの提供を開始し、今回新たにプライオリティ配信サービスをオプ ションに加え、今後も映像配信をビジネス活用したいユーザーのニーズに応えられるよう充実を図っていく考え。ただ、エントリープランはプライオリティ配信 サービスの対象外。プライオリティ配信がオプションとして利用できるのは月額10万5000円からのFlash、Windows Media、モバイルの各オンデマンド配信サービス。

帯域保障って業界初だっけな?という疑問が少し沸いたけれども、そういえば他のところのサービスで帯域保障をしているところも思いつかないので、そうなのかも(KDDIが1Mbps 保障とかやってた気もするが)。ベストエフォートの固定IP光のサービスが数万まで来ている状況であるので、帯域を保障するから10万という料金設定も少々きつめの設定か。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/30/17341.html

 コンテンツ配信ネットワーク最大手の米Akamaiは29日、ハイビジョンによる動画を体験してもらうための実証サイトを開設したと発表した。 Apple、BBC Motion Gallery、CBS、Gannet、MTV Networks、NBAなどがコンテンツを提供しており、無料で視聴できる。

 Akamaiは8月、同社の戦略として今後ハイビジョン動画の配信ネットワークを推し進めていくことを発表していた。今回、自らユーザーによる 需要を喚起するために実証サイトを開設した格好となった。この分野では新興企業のLimelight Networksも10月にハイビジョンのコンテンツ配信ネットワーク事業を開始したことを発表しており、競争が激しくなりつつある。

 Akamaiの実証サイトでは、720p/1080i/1080pの解像度の画像を見ることができる。視聴には最新バージョンのFlash 9がインストールされている必要があるほか、かなり高速なブロードバンド回線が必要となる。ただし、回線速度が必要条件を満たさない場合にもある程度動画 を視聴できるようだ。

 Akamaiはこのサイトを開設した理由として、ブランド力のある優良コンテンツを集めてインターネットの未来を見せ、視聴者に高品質な動画体験を体感させることによって優良コンテンツ収益化戦略への道を開くことを目的としているという。

非常に興味深い記事。すでに日本でもスカパーBBなども始まっているので、パソコン上の動画配信に限定されないインフラのニュースというのは、世界的に増えてくるでしょう。
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