動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「AIR」と一致するもの



Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100618_375365.html

 アドビシステムズ株式会社は、既存のWebサーバーでビデオのストリーミング配信を可能にする「HTTP Dynamic Streaming」の日本語版サイトを開設した。

 「HTTP Dynamic Streaming」は、米Adobe Systemsが5月11日に発表した、既存のWebサーバーに加えるだけでHTTPプロトコルを使用したMP4ビデオのストリーミング配信を可能にする技術。H.264やVP6など、Flashがサポートするメディアコーデックをすべてサポートし、オンデマンド配信のほか秋以降にはライブ配信にも対応する。

 再生環境としては、6月10日に公開されたFlash Player 10.1やAdobe AIR 2が利用可能。また、5月27日にはカスタムメディアプレーヤーを開発するためのオープンな枠組み「Open Source Media Framework(OSMF)」を発表しており、OSMFにより開発された環境でも再生に対応する。 

メモ
産経ニュースの記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091113/trl0911131921018-n1.htm

 動画投稿サイト「TVブレイク」で楽曲が無断使用され著作権を侵害されたとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)がサイトを運営する「ジャストオンライン」(東京都中央区)に、楽曲の配信差し止めと約1億2800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。岡本岳裁判長は、著作権侵害を認め、配信差し止めと約9千万円の支払いを命じた。

サイト運営者としてどのような対応をとればOKで、何をすると訴えられ有罪となるかという基準まで報道をしてほしいところ。

泡沫サイトにこのような判決がでると、全体的な開発意欲減退につながりかねないと思うのだが。

Enterprise Watch の記事
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20091006_319758.html

 HTTPストリーミングを利用した配信を活用する「Zeri」(開発コード名)も特徴で、自社コンテンツ保護技術「Flash Access 2.0」(旧Flash Media Rights Management Server)を統合。Flash Palyer 10.1と「Adobe AIR 2.0」を利用してHTTPインフラで高品質メディア配信するのに必要なツールを提供する。また、GPUへの対応も強化しており、動画品質を改善しながら電力消費を削減する。
このあたりの完成度がポイントか。
IT Meda News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/29/news063.html

 インターネット経由で映画やテレビ番組を配信するのに使われている米Adobe Systemsのソフトにセキュリティホールがあり、ユーザーが米Amazon.comのビデオストリーミングサービスからビデオを自由に録画、複製できるようになっている。

 この問題は、オンラインビデオコンテンツを、Napster時代に音楽業界を苦しめていた違法コピーの横行にさらすものだ。また膨大な数の視聴者から利益を得ようとする小売業者、映画会社、テレビネットワークの取り組みを台無しにしている。

 「Adobeの設計の根本的な欠陥だ。間抜けな設計になっている」とセキュリティ研究者で英British Telecom(BT)のCTO(最高技術責任者)でもあるブルース・シュナイアー氏は語る。

 このセキュリティホールは、Webに接続したコンピュータのほとんどにインストールされているAdobe製プレーヤーに接続するFlashビデオサーバに存在する。

 このソフトはオンラインコンテンツを暗号化せず、再生開始や停止などのビデオプレーヤーへの命令のみを暗号化する。Adobeはダウンロード速度を上げるために、サーバソフトとプレーヤー間の接続を保護する厳しいセキュリティ対策を外した。

 「Adobeはプレーヤーからサーバソフトに至るまで、すべての製品のセキュリティに力を入れている。ユーザーを潜在的な脆弱性から守るためにかなりの取り組みを行っている」と同社は声明文で述べている。

 Adobeは今月、オンラインコンテンツを守る最善の方法を記したセキュリティ情報を公開し、同社のソフトのセキュリティ機能と、ビデオプレーヤーの有効性を確認する機能を併用するよう顧客に呼び掛けた。

 Amazonの広報担当者は、4万作の映画とテレビ番組を提供する同社のVideo On Demandサービスのコンテンツは、ビデオストリームキャプチャソフトで無断複製することはできないと語った。

 しかしReutersのテストでは、少なくとも1種のオンラインビデオ録画ソフト(Applian TechnologiesのReplay Media Catcher)で、Amazonや、Adobeの暗号化技術とビデオプレーヤー認証を使っているほかのサイトの映画を録画できた。

 「Adobe(のストリーム)は実際は暗号化されていない」とApplianのビル・デタリングCEOは指摘する。「同社のソフト設計の失敗の1つは、ストリームをキャプチャできる点だ。同社は近いうちにもっと強固な対策を施すだろう」

タダで視聴できる仕組み

 Replay Media Catcherの無料デモ版を使えば、録画されているあらゆるビデオの75%、YouTubeビデオの100%を誰でも視聴できる。39ドルの製品版を使えば、すべてのビデオを視聴可能だ。

 あるWebサイト(www.tvadfree.com)では、このソフトを使う手順を1つ1つ説明している。

 Adobeソフトを使ったAmazonのVideo On Demandでは、映画とテレビ番組の最初の2分間を無料で視聴できる。映画を24時間レンタルするには3.99ドル、ダウンロード購入するには最高で14.99ドル掛かる。

 Amazonはこの無料プレビューの間に、映画全体のストリーミングを始める――たとえ最初の2分が経過した時点で、Webブラウザ上でビデオが停止されても。ユーザーが料金を払った後でビデオの残りの部分を見られるようにするためだ。

 「以前からあるトレードオフだ。一方は利便性、もう一方はセキュリティ」と米Gartnerのアナリスト、レイ・バルデス氏は言う。

 だが、ユーザーがお金を払っていなくても、映画のストリーミングはブラウザではなくストリームキャプチャソフトに送信される。

 Video On Demandは、映画やテレビ番組のパッケージ販売の減少と、ネット上で視聴、保存できるデジタルコンテンツへの需要増に対するAmazonの解だ。

 Amazonとは異なり、Hulu.com、NBC.com、CBS.comはビデオを無料で提供しているが、番組の合間にCMが入る。だがストリームキャプチャソフトはCMと番組を2つのフォルダに分けるため、広告抜きの番組を保存できる。

 米News Corp.傘下のFox Networkと米General Electric傘下のNBC Universalの合弁であるHulu.comは、動画共有サイトYouTubeへの大手テレビネットワークの対抗策だ。YouTubeには多くのユーザーが、テレビ番組などメディア企業のコンテンツをアップロードするようになっている。

 テレビ局は、拡大するネット視聴者から新たな広告収入を得ようと、先を争って自社サイトにビデオを掲載したが、Webで番組を流すときの最適なCMの見せ方に苦労している。

 オンラインビデオブームを巻き起こし、2006年11月に米Googleに16億5000万ドルで買収されたYouTubeも、ユーザーが急速に増え続けているにもかかわらず、その人気を収益に変えるのに苦戦している。

ビジネスモデルを破壊するか

 このセキュリティホールの解決策の1つとして、デジタル権利管理(DRM)システムを使うことが考えられる。Widevine Technologiesというシアトルの企業には、Flashを使ったオンラインビデオを暗号化するDRMシステムがある。

 「ここで根本的な問題は、Adobe側に技術がなく、このビジネスモデルを維持できないということだ」とWidevineのブライアン・ベイカーCEOは指摘する。

 同氏は、コンテンツ保護の欠如は、Webビデオに今日用いられているすべてのビジネスモデルを脅かすと主張する。

 iTunes Storeで映画とテレビ番組を販売する米Appleは、独自のDRM技術「FairPlay」を使っているが、これはiTunes Storeで購入したビデオにのみ有効だ。

 米Forrester Researchのアナリスト、ジェームズ・マクベイ氏は、ビデオストリーミングキャプチャ技術が、テレビ局がオンラインビデオに利用している広告収入ビジネスモデルを完全に頓挫させることはないだろうと語る。

 「ほとんどのユーザーには複雑すぎる」とマクベイ氏は語り、BitTorrentのようなファイル交換サービスは以前からあるが、少数の人しか使っていないと指摘した。

 「人々は見つけやすく、使いやすいものを求めている」


日本のコンテンツでこんな状況だと、いまだにWinnyを使っていて情報が漏洩する事件が発生しているくらいなのでがんがんコピーされてアップロードされそうだが、英語が出来ないことが幸いしているのかもしれない。

いずれにしてもDRMの技術の未熟さのために、動画のデジタルコンテンツの流通が進まない状況。Windows Media は割りといい線いっているのだろうが、プラットフォーム依存なのが問題か。日本ではYahoo! やGyao、Biglobe などで広く使われているのだが。

もうしばらくは混沌とした状況が続くか。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/17/news027.html

 米Adobe Systemsは9月16日、RIA(リッチインターネットアプリケーション)プラットフォームAdobe AIRのLinux版「Adobe AIR for Linux」のβ版をリリースした。Adobe Labsのサイトからダウンロードできる。Ubuntu 7.10、Fedora 8、openSUSE 10.3に対応し、日本語を含む11言語をサポートする。

 サポートする機能はWindows版AIRに準ずるが、DRMとBadge Installは未実装。このバージョンで追加された機能は、システムトレイアイコン、キーボードショートカット、ローカリゼーション、IMEのサポー ト、ファイル形式登録、HTML内でのSWF形式とPDF形式のサポート、マルチディスプレイ、フルスクリーンモード、ローカルストレージの暗号化、 V4L2カメラなど。

 WindowsおよびMac向けAIRのバージョン1.1で動作するAIRアプリケーションは、DRM関連のものを除きLinux版でも動作する
DRM が未実装というのでは、Windows をリードするということにはまだならないか。

Tech Curunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080912update-digital-entertainment-industry-announces-one-drm-to-rule-them-all/

    映画スタジオ、デジタル端末メーカー、電子機器販売業者などで組織するデジタルエンターテイメント企業コンソーシアムが、自分たちのDRM慣行の標準化を図ることで、アップルに対抗しようとしている。元々は“Open Market”と呼ばれていたイニシアテチブを、正式名称「Digital Entertainment Content Ecosystem(DECE)」に改めた。これは数週間前の初報でお伝えしたように;

        特定の営業方式とソフトウェアと一定の形のサービスを組み合わせて、現状で市場を分裂させているさまざまな製品形式とDRMへの取り組みの間に相互運用性を実現することが、Open Marketのねらいだ。その分裂は、ユーザを特定の店と形式に縛りつける。また、オンラインの映画販売の普及を致命的に妨げる。複数の情報筋によると、映画業界は今、音楽業界の二の足を踏まないため、そしてノンDRM映画の売れ行きの先細りや停止を阻止する最後の手段として、この運動を支持しているのだそうだ。

    基本の考え方は「ある一つの端末から買ったデジタルコンテンツは、他のどんな端末でも再生できなくてはおかしい」ということ。デジタルでダウンロードした映画の再生可能な回数や端末数に50通りのルールを適用するのではなく、DECEでは業界全体の標準をひとつ設けようとしている。そしてDECE標準準拠コンテンツや端末には新DECEロゴを表示する。

    コンソーシアム加盟企業はアルカテル・ルーセント、Best Buy、シスコ、コムキャスト、フォックス・エンターテインメント・グループ、ヒューレットパッカード(HP)、インテル、Lionsgate、マイクロソフト、NBCユニバーサル、パラマウントピクチャーズ、フィリップス、ソニー、東芝、VeriSign、ワーナーブラザーズエンターテイメントなど。

    アップルとディズニーの不在が目立つが、気づいただろうか? アップルはとっくの昔にこれに気づいてiTunesにFairplay DRMを導入したからね(これも嫌だけど、少なくとも一貫性はある)。
日本企業で参加を表明しているのは、東芝とソニーのみ。米国では流れができたとしても、日本国内では電機メーカーの思惑などもあってあまりスムースには進まないか。

Tech Crunch Japanese
http://jp.techcrunch.com/archives/20080826movie-labels-to-launch-new-open-market-play-anywhere-scheme-as-last-ditch-effort-to-save-drm/

大手映画会社とオンラインの映画リテイラーたちが、昨年Sony Picturesが提唱した仮称Open Marketと呼ばれる運動を準備中だそうだ。Walt Disney系以外の大手スタジオが全員すでに参加していて、来月発表される声明に名を連ねる。

Open Marketを支持する業界関係者にSony PicturesのCTO、Mitch Singerが見せたプレゼンテーションが、ここにある。

特定の営業方式とソフトウェアと一定の形のサービスを組み合わせて、現状で市場を分裂させているさまざまな製品形式とDRMへの取り組みの間に相互運用性を実現することが、Open Marketのねらいだ。その分裂は、ユーザを特定の店と形式に縛りつける。また、オンラインの映画販売の普及を致命的に妨げる。複数の情報筋によると、映画業界は今、音楽業界の二の足を踏まないため、そしてノンDRM映画の売れ行きを頓挫または細くするための最後の手段として、この運動を支持しているのだそうだ。

業界は、DRMの相互運用性をめぐって足並みが揃わないことに疲れ果てていた(この分野ではCoral Consortiumが大きな希望だったが、ほとんど行き詰まっている)。そこでそれらの不毛な対策に代わるものとして、Sony PicturesはOpen Marketを提案した。それは、映画コンテンツの諸形式間の、ユーザに不便をかけない/ユーザを束縛しない完全な互換性と、DRMへの異なる取り組み間の相互運用性を、技術面よりもむしろ営業方式の面で実現しようとする。

その中心的な部分が、装置の登録と映画の購入/レンタルを管理することによって相互運用性を確立しようとする中立のサードパーティーだろう。それを “ドメインプロバイダ”と呼び、彼らがユーザの装置登録サービスを管理する(PCかテレビかモバイルデバイスか等々)。そうすると、登録した装置の上でなら、どこからどんな映画を買おうと借りようと無事に見ることができる。

おそらく、映画各社はこぞってこの運動を支持しているだろう。Fox、Paramount、Sony、Universal、Time Warnerなどはすでに参加している。Amazon、Target、WalMart、Comcast、MovieLink、CinemaNowなどのリテイラーも、参加すると言われている。

不在が目立つのは、Appleと、Walt Disney系のスタジオだ(Pixar、Touchstone、Miramaxなど)。彼らはiTunes/Fairplay方式を強力に支持している。

こういった話は、日本で議論されても絶対にまとまらない動きなので、アメリカでこういった動きが出てきたのはインパクトのある動きになる可能性もある。ただし、これまでも、何度も似たような話は沸いては消えているので、これが本流になるかどうかは不明。

@ITの記事
http://www.atmarkit.co.jp/news/200807/16/livecycle.html

 アドビ システムズは7月25日に出荷開始する予定のサーバ製品スイート「LiveCycle Enterprise Suite」の新製品「Update 1」の説明会を7月16日に開催した。Update 1の特徴は「Adobe AIR」のサポート強化で、米アドビの担当ディレクターブライアン・ウィック氏は「AIRを使ってエンタープライズクラスの業務システムを構築できる」と話した。

 LiveCycle Enterprise SuiteはPDFやFlexアプリケーションを使った業務プロセスを構築、運用するためのスイート製品。データの取り込み、ビジネスプロセス管理、コンテンツ管理など多くの製品で構成する。Update 1では新たに英Alfresco Softwareのオープンソースのコンテンツ管理ソフトウェアを組み込んだ「LiveCycle Content Services ES」と、「Acrobat 9 Pro Extended」の機能をサーバで提供する「LiveCycle PDF Generator 3D ES」を追加した。

 PDF GeneratorはCADツールをはじめ、40種類以上のファイルフォーマットをPDFに変換できるソフトウェア。デスクトップ・アプリケーションの Acrobat 9 Pro Extendedと異なり、全社共通のルールでPDFを作成したり、大量のドキュメントをバッチ処理でPDFに変換、業務プロセス内にPDF自動生成を組み込む、などの使い方ができる。

 また、ドキュメントに対してアクセス権限をかける「LiveCycle Rights Management ES」を強化し、従来のPDF、Word、Excelに加えて、「Microsoft Office 2007」の全フォーマットと、CADツールの「PTC Pro/ENGINEER」ファイルもアクセス権限を設定できるようにした。

 AIRアプリケーションのサポート強化は、これまで「LiveCycle Data Services ES」で提供してきたAMF通信、リモーティング機能、プロセス連携機能をLiveCycleの共通基盤である「LiveCycle Foundation」に組み込んで実現した。AIR/Flexアプリケーションからサーバ側アプリケーションの呼び出しが従来より高速になり、実装も簡単になるという。

 ウィック氏は「エンドユーザーがオンラインなのか、オフラインなのか、その状態によってアプリケーションの挙動を変えることができる」と話し、「AIRは、ユーザーがよくオフラインになるようなアプリケーションに向いているだろう」と語った。

 アドビは、LiveCycleとAIRを組み合わせたソリューションを試すことができるデモアプリケーション「LiveCycle on AIR」をAIRで開発した。PDFへのアクセス権限設定やPDFフォーム連携などの機能を実際に試すことができる。「Adobe AIRギャラリー」で近く公開する。

IT業界はこれからは、動画音声に限らない様々なファイルの暗号化と、閲覧履歴の管理なども大きな産業となるはず。Adobeの動き、パッケージの完成度の高さはこれからの流れに、大きく影響する。要注目。

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/18/042/

アドビシステムズは18日、RIA(Rich Internet Application)やPDFに対応したアプリケーション開発/実行基盤の新版「Adobe LiveCycle Enterprise Suite Update 1」をリリースすると発表した。

LiveCycle ES Update 1では、同社製RIA技術の最新版「Adobe Flex 3」「Adobe AIR 1.1」に対応。LiveCycle ESに含まれるデータ連携コンポーネント「LiveCycle Data Services ES」を拡張して、AIRアプリケーションによるオフライン処理(およびオンライン復帰時のデータ同期処理)を簡単に実装できるようにするなど、両技術との連携も強化されている。

また、新たに「LiveCycle PDF Generator 3D ES」「LiveCycle Content Services ES」という2つのコンポーネントを追加。前者は、40種類以上に及ぶ2次元/3次元CAD設計データをPDFに自動変換するためのもので、後者は「企業コンテンツと密接に連携した、ビジネスプロセスやアプリケーションの迅速な開発」を可能にするものだという。

加えて、DRM(Digital Right Management)機能を提供する「LiveCycle Rights Management ES」も拡張し、Microsoft Office 2007やPTC Pro/ENGINEERのファイルについてもユーザー権限に応じた閲覧/編集制限が可能になったという。

提供は、英語版が7月より、日本語版が7月下旬より開始される予定。なお、同社は併せて、LiveCycle Data Services ESの主要機能をオープンソース化した「BlazeDS」の認定ビルド(安定性を検証済みのバージョン)に対するサポートプログラム「LiveCycle Data Services Community Edition」を6月20日から提供することも発表した。

アドビが、文書・動画ともにDRMのコンポーネント安定的に提供するようになると、最強かも。そういえばWord文書などについては Microsoft自体は何か製品は出していたのだろうか? 要確認。

 

Tech Crunch Japanese の記事
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/ichiro/?1213236663

テレビ番組をビデオクリップとして直接エンベッドして引用できるRedlassoは、役に立つが賛否両論あるサービスだ。同社はこのほど訴訟好きな著作権所有者対策として「メディア諮問委員会(Media Advisory Board)」を設置、紛争について助言を受けることとした。委員会のメンバーにはViacomの元CFO、Michael DolanとParamount Station Groupの元社長、Anthony Cassaraが含まれている。2週間前にはRedlassoはCBSの元CEO、Michael Jordanを上級顧問に迎えている

Redlasso はブロガー(ブロガー以外は利用できない建前)に対し、テレビ番組の一部をビデオクリップとして自分の記事中にエンベッドできるサービスを提供している。このサービスはCNN、Fox News、ESPNを含む多くの放送局からの何時間分もの人気コンテンツを利用できるもので、たいへん便利だ。

ところが残念なことに、Redlassoはこのコンテンツを配信する正式なライセンス契約をなんら結んでいない。同社ではブロガーがビデオクリップを利用するのは「公正な引用(fair use)」に当ると主張しているが、この点については議論の余地がある。しかしそれ以前に、Redlassoのサーバ上には何千もの番組がアップロードされてブロガーなら誰でも閲覧することができる。これは明らかに著作権法違反だ。

先月、Fox、CBS、NBCはRedlassoにサービスの差し止め要求を出し、著作権のあるコンテンツをサーバから削除するよう要求している。またテレビ局側は、Redlassoがコンテンツ所有者との間になんら関係がないにもかかわらず、提携関係があるかのように偽装したとして非難している。これに対してRedlassoは「コンテンツ所有者にとってもメリットのあるような協力関係が成立することを目指して引き続き努力するが、当面サービスは継続する」と宣言した。一言でいえばテレビ局側の差し止め要求に従う気はない、ということだ。

もちろんRedlassoはコンテンツ配信契約を結びたがっている。(何年もネットワーク局と交渉を続けているということだ)。ということで、今回コンテンツ所有者側の大物を次々に雇い入れているのはこの著作権紛争対策なのだろう。しかしテレビ、映画の側ではHuluのような独自の配信チャンネルに莫大な投資をしている上に、こういったサイトもブロガー向けに引用可能なビデオクリップを提供しているのだから、RedlassoがこれらのOBのパワーにどれほど期待できるのか疑問ではある。

これを日本でやったら、テレビ局に連名で訴えられてサービス停止の命令が裁判所から降りそうなものだが、訴訟社会のアメリカでこの状態のまま続いているのが驚き。いずれにしても本道のビジネスではない。

AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080409/adobe.htm

 米Adobe Systems(Adobe)は9日、動画配信に対応するFlashプレーヤーソフト「Adobe Media Player 1.0」の無償ダウンロードを開始した。対応OSはWindows XP/VistaとMac OS X 10.4.9~4.11、10.5.1~5.2。

 Flash形式の動画ファイルをストリーミング/ダウンロード再生が可能なプレーヤーソフトで、発表当初は2008年初頭に無償配布を行なうとアナウンスされていた。

 同社が開発したパソコン向けアプリケーション実行環境「AIR」(Adobe Integrated Runtime)を採用し、AIRを利用した他のアプリケーションとの連携などが可能。1080p/720p/480iの映像表示に対応する。

 Adobe Media Playerの画面内に、提供されている動画が一覧で表示されており、ソフト上でストリーミング/ダウンロード再生とコンテンツの管理が行なえる。現在は CBSやMTV Networks、Universal Music Group、PBSなどがテレビ番組などのコンテンツを提供しており、無料で視聴できる。


一覧からサムネイルを選ぶと、画面がスライドして再生が始まる。全画面再生も可能 動画のカタログページ

 コンテンツ提供者にとってのメリットとして、サーバー上から視聴者数や視聴回数のチェックなどが可能。ストリーミング再生時だけでなく、 ダウンロードしたファイルのオフライン時の再生回数などもチェックできるため、視聴者のニーズに合ったコンテンツが判断しやすいという。コンテンツ提供者 の要望に応じて、動画にDRMを付加することもできる。



■ 「BIGLOBEストリーム for Adobe AIR」も公開

 同じくAdobeのAIRを用いたソフトとして、動画配信サービス「BIGLOBEストリーム」の映像を、サムネイルから選択して再生で きるプレーヤー「BIGLOBEストリーム for Adobe AIR」のテスト版がBIGLOBEストリームラボにおいて9日より公開されている。

 現在は2種類のプレーヤーが公開。いずれもサムネイルをクリックすることで再生できる。なお、コンテンツはテスト用のものが公開されて いる。プレーヤー1では、フォルダをドラッグ&ドロップすることで、フォルダ内の動画/静止画ファイルを連続再生することも可能。

 パソコンにAIRがインストールされていない場合でも、ランタイムとアプリケーションを一括してインストール可能となっており、OSを問わず利用できる。
いよいよプレイヤー分野の本命が具体的なリリースを行い、さらにそれを使った本格的なサイトが出てきている。ここ数年で今後10数年の流れが決まる重要な時期になるだろう。



BB Watech の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21486.html

 アドビシステムズは2日、Flashコンテンツを配信する際の著作権保護管理できるサーバーソフト「Flash Media Rights Management Server」について、4月中旬をめどに国内受注を開始すると発表した。Adobeマスターソリューションリセラーを通じて提供され、参考価格は546 万円。

 「Flash Media Rights Management Server(FMRMS)」は、コンテンツを配信する際の視聴制限やコンテンツ保護などが行なえるサーバーソフト。WindowsやMac OSなどプラットフォームを問わずにコンテンツ配信が可能で、視聴時におけるパラメータ設定はユーザーがダウンロードしたファイルに対しても適用できる。

 また、配信事業者が持つ既存のインフラとの連携にも対応。各事業者のニーズに応じて、ログイン認証や課金認証システムとの組み合せが可能だとしている。ユーザー側のコンテンツ再生にあたっては、「Adobe AIR」または「Adobe AIR」ベースのメディアプレーヤー「Adobe Media Player」を利用する。

 アドビシステムズの古村秀幸氏は、「これまでFlash Videoは著作権保護面で弱点があると言われていたが、FMRMSによって一気に問題が解決できる」とコメント。また、「Flash VideoはCGMコンテンツで多数使用されているが、今後は商用ベースでの広がりにも期待している」と述べた。


FMRMSの動作環境と視聴者側環境 利用シーンイメージ FMRMSの活用を含めたコンテンツ配信のケース比較

米Adobeのジェニファー テイラー氏
 FMRMSの日本発表に合わせて、米Adobe SystemsからAdobe Flash ビジネス担当グループプロダクトマネージャーのジェニファーテイラー氏が来日。FMRMSの特徴を説明した同氏は、「FMRMSは1.0になるが、文書保護における15年の実績を踏まえて開発されたものだ」と製品に対する自信を示した。

 テイラー氏からはまた、パブリックベータ版が公開されているメディアプレーヤー「Adobe Media Player」も紹介された。テイラー氏は「当社の他のクライアントソフトと同様に幅広いユーザーに使用してもらうのが目標である」と述べ、英語版の正式リリースを今四半期末までに実施することが明かされた。

 なお、Adobe Media Playerの配布に当たっては、パートナー企業と協業施策も実施。ユーザーがコンテンツをダウンロードする際に、Adobe Media Playerをダウンロードするためのファイルなどを同梱していく考えという。


正式版リリースを予定する「Adobe Media Player」 Flash Video利用例としてBBCの事例も紹介された

ようやく本命が、ちゃんとしたリリースをして、日本国内で発表したな、という感じ。やっぱり、本命はAdobeということになるか。品質は今の段階では期待しにくいとは思うが、とにかく前に進んでいることを歓迎。

Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20369866,00.htm

 Adobe Systemsは米国時間3月19日、「Adobe Flash Media Server」が配信するコンテンツの利用を制限するための新サーバ「Adobe Flash Media Rights Management Server」をリリースした。

 Adobe Flash Media Rights Management Serverというこのソフトウェアは、動画の閲覧を細かく制御したいテレビ番組や映画の制作者を対象としている。

 例えば、コンテンツ制作者は、広告を見ないとユーザーが動画を閲覧できないようにしたり、閲覧を一定時間内に制限したりすることができる。

 同社のFlashメディアサービス担当シニアプロダクトマネージャーであるLaurel Reitman氏によると、同社はまた同サーバ向けのAPIもリリースしており、これを利用すると、開発者はデジタル著作権管理(DRM)機能を搭載した AIR(Adobe Integrated Runtime)メディアアプリケーションを書くことができるという。

 AIRは同社が開発したウェブアプリケーションをオフラインで実行するためのプラットフォーム。

 Reitman氏によると、2008年春にリリースを予定している「Adobe Media Player」にも、このコンテンツ著作権管理ソフトウェアが組み込まれる予定だという。

Flashにこの機能が付くことの業界へのインパクトは非常に大きいはず。これまでのDRMフリーの流れも、一気に変わってくる可能性もある。

TechCrunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/microsoft-adopts-flash-lite-for-windows-mobile-as-a-stopgap-measure-2/

モバイル対応のFlash Liteはスティーブ・ジョブズには落第でも、マイクロソフトはそこまで選り好みしないようで、Windows Mobileでも使えるようFlash Liteのライセンスを取得した。これで明らかになった点は2つある。:Flashで仕事している開発者や既存サイトが山とあること、そしてFlashに対抗して打ち出したマイクロソフト独自のソフトSilverlightのモバイル版は導入に程遠い状況にあることだ。

マイクロソフトは実践重視で動いてるだけかもしれない。Adobe Flashはウェブ、特に動画では今やユビキタスな存在。Flash Liteは妥協かもしれないが(例えばAdobe Flexツール群で開発したWebページやアプリは動かせない)、それでも携帯電話5億台が既に対応しているわけで、マイクロソフトとしてもFlash Lite用に開発されたアプリを全部無視するわけにもいかない(ジョブズは無視できる。何故ならiPhoneを厳しく統制することでiPhoneエクスペリエンスの全一性を守る方が氏にとっては重要だから)。

ただマイクロソフトにとってこれはFlashのライバル「Silverlight」のシェア確保までの単なる埋め合わせと見ることも可能だ。Sliverlight 2.0のモバイル対応版は第2四半期まで出荷されない。WinMoの機能を上げても、それでSilverlightの魅力が損なわれることはないだろう。

市場には「モバイル端末でもFlashライクなエクスペリエンスを実現して欲しい」という切実なニーズがあるわけで、Flashもモバイル端末上では遅いという意見もある。つまりマイクロソフトには動画、アニメーション、その他のリッチメディアのエクスペリエンスをモバイル化することで Silverlightへの乗り換えを勝ち取る余地もあるということになる(Nokiaは既にSilverlight対応化を発表した)。

アップルやグーグルもモバイル端末上でFlashで対応し切れないギャップを埋める努力をしている頃かもしれない。アドビだって今から全社一丸となって、モバイル端末でFlashの機能をフルに使えるバージョンを出す可能性も。あと考えられる唯一のオプションは、数年待って今のノート並みに携帯端末がパワフルになったら標準のFlashのサイトも表示できるようになる、ということだ。

結局日本企業が覇権を握ることができないことは、間違いない・・・

RBB Today の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080317/49590.html

  17日、BitTorrentは、P2Pネットワークによる動画配信技術であるBitTorrent DNAによる動画配信ソリューションビジネスでインプレスとの協業を発表した。

 BitTorrentは、総務省が支援しているP2Pネットワークの共同実験にも参画し、角川グループなどとダウンロード型、ストリーミング型のコンテンツ配信などを行っている。インプレスとは2007年12月に資本提携を発表しているが、今回、インプレスが、インターネット動画関連事業をソリューション事業へシフトする再編計画のなかで、BitTorrentとの協業強化につながった。

 インプレスグループのインターネット動画関連事業はair impressがインプレスTVや法人向けソリューション事業を展開していたが、今回の再編によりソリューション事業に特化する「インプレスイメージワークス」に商号変更し、インプレスTVはいったん終了させる。インプレスTVについては、現状のほとんどの番組については4月前後に新規の更新を終了させ、 9月にはサイトも終了となる予定だ。インプレスTVの番組コンテンツやインフラリソースについては、Impress Watchの各メディアが引き継ぐことになるが、詳細は未定としている。

 これにより、BitTorrentは、インプレスイメージワークスのコンテンツホルダーや配信事業者など法人顧客にBitTorrent DNA技術やソリューションの展開が期待でき、インプレスイメージワークスは、商用P2P配信技術のグローバルスタンダードともいえる BitTorrentの技術を利用したソリューションビジネスが展開できるようになる。

 P2P技術は、Winny問題などにより日本ではマイナスのイメージを持たれることがあるが、動画配信など大容量のデータ転送には、トラフィック制御という観点からP2P技術そのものはソリューションのひとつとして重要視されている。 (中尾真二@RBB 2008年3月17日 18:23)

インプレスTVが終わるというのは、少々感慨深いが、最近は全くアクセスしたことがないので当然の流れか。

 

Broadband Watch の記事。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20784.html


 paperboy&co.とアスク ドット ジェーピー(Ask.jp)は、「Adobe AIR」で動作する動画アップロードツール「JUGEM Desktop」を1月29日に公開する。利用は無料。

 JUGEM Desktopは、Webカメラを利用して撮影した動画を、paperboy&co.のブログサービス「JUGEM」にアップロードできるソフト ウェア。ソフトウェア上で動画のアップロードが可能で、アップロード後にJUGEMのブログ管理画面から記事として投稿することでブログ上に公開できる。 動画の撮影可能時間は30秒までとなる。

 JUGEM Desktopの利用には、アドビのアプリケーション実行環境「Adobe AIR」をインストールする必要がある。また、同ソフトはAsk.jpの動画にデコレーションを付加できるサービス「デコわく」のAPIを利用している。 今後は記事投稿機能、コメントやトラックバックの投稿通知機能の追加も予定しているほか、管理者ページにログインすることなくブログ運営が可能となるアプ リケーションを目指すとしている。

技術潮流のメモ。
IT media news の記事
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0801/16/news034.html


既存のDRM(デジタル著作権管理)技術には、「仕様非公開」「PC向け」などの制約があった。そこで登場したのが、家電メーカー主導で策定された「Marlin」だ。

 IPTVやWeb上の動画といったデジタルコンテンツの拡大により、DRM技術を標準化すべきとの声が高まっている。このホワイトペーパーでは、デジタル機器のネットワーク化がコンテンツ流通に与える影響、新たに台頭し始めているDRM技術について解説している。

 2007年現在、主なDRM技術としてマイクロソフトの「Windows Media DRM」やアップルの「FairPlay」があるが、どちらも独自のDRMであり一般メーカーでの採用は難しい。それに対し、「Marlin」は仕様が公 開されているほか、「DLNA(Digital Living Network Alliance)」と呼ばれるデジタル機器間の連携技術とも親和性が高く、高品質なサービスを提供できるという。

※将来、当ホワイトペーパー提供者の事情により公開を停止する場合があります。


ホワイトペーパーをダウンロード


今後の国内のDRMの動向を知る上で重要な内容。
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