動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングでタグ「BBC」が付けられているもの



毎日.jp の記事
英国放送協会(BBC)の子会社であるBBC Worldwideが音楽ダウンロードサービスの準備を進めている。BBCでは、テレビやラジオ放送向けに、さまざまなバンドがBBCのスタジオで録音した楽曲をアーカイブに保存している。同社は、これらの楽曲の無料ストリーミングサービスと有料のダウンロードサービスを提供することを計画している。

 BBCがラジオやテレビで放送している音楽番組では、BBC本社で録音されたライブセッションの特集を頻繁に組んでいる。各番組で扱う楽曲は、現在のシングル曲、人気楽曲のアコースティック版、他アーティストのカバー曲などさまざまだ。英国では、同局のラジオ放送Radio 1の人気番組Live Loungeへの出演を目標にしているポップアーティストも多い。またBBCは、大規模な野外ロックフェスティバルGlastonbury Festivalの独占放送権も有している。

 当然、同イベントでのライブ演奏はBBCがしっかりと録音し、Radio 1でもリクエストに応じて流している。しかしBBCにとって、これらの楽曲を追加コストなしにラジオで放送できることよりもメリットの大きいことは一体何か。それは言うまでもなく、音楽ファンにそれらの楽曲を有料で提供することだ。

有料での楽曲提供はすでに経験済みのBBC
 BBCが録音した楽曲の有料での提供はすでに前例がある。同社が録音したライブセッションは、これまでもCDシングル曲のB面やアルバムのボーナストラックとして提供されてきた。たとえば、英国のバンドであるGomezが最近リリースした記念アルバム「Bring It On」にもBBCが録音した楽曲が収録されている。また1994年には、BBCが録音したBeatlesの膨大な数の楽曲がCD化された。

 今のところ、このBBC Worldwideのプロジェクトを支持している大手レコード会社はEMIのみだが、英音楽雑誌Music Weekによると、BBCはそのほかの大手レコード会社とも交渉中だという。また、同サービスの開始は早くて2009年1月になるだろうと同誌は報じている。

 このようなプロジェクトには大いに賛成だが、デジタル著作権管理(DRM)技術や低ビットレートのコード化で消費者を苦しめないことが条件だ。そもそも、われわれはテレビライセンス料の一部として、すでにこれらの楽曲に対する料金を支払っている。もっとも正確には、料金を支払ったのはわれわれの親だが。

 無料のストリーミングサービスは広告支援型のサービスになるといわれているが、(テレビライセンスの購入を通じてすでに受信料を支払っている)英国のテレビライセンス保有者は不快に思うかもしれない。

 しかし少なくとも、この新サービスによって、多くのバンドは、次代のBeatlesやLed Zeppelin(Led ZeppelinもBBCが録音したライブセッションCDをリリースした)になれなくても、BBCを通じて自分たちの演奏がリリースされることになる。

まだ先の話で、記事の訳文も分かりにくいが、日本で考えれば
「NHKが独占放映権を持っている独自音源のストックを売り出す」
というような考え方でよいのだろうか。

日本だと著作権(実際にはそれ以上に著作者人格権)の絡みややこしい議論になりそうだが、欧米であれば分かりやすく金の分配の分配を決めることで成立するということになるのだろうか。

実際に開始される頃にはまたリリースが出されると思われるので、とりあえず噂ということでメモ。
マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/04/10/006/

英BBCは4月9日 (現地時間)、仏カンヌで開催されているMipTV-Miliaカンファレンスの基調講演で、Nintendo UKとのコラボレーションで実現した「BBC iPlayer on Wii (ベータ)」を発表した。すでにサービスを開始している。

BBC iPlayer (PC版)

iPlayerはインターネット経由でBBCのテレビ番組を配信するオンデマンドサービスだ。パソコン、iPhone/ iPod touchを用いて、過去1週間以内に放映された番組を無料で視聴できる。Windows PCではダウンロードも可能だ。

BBCは「iPlayerプログラム、特にダウンロード版のプログラムは、パソコンよりもテレビのスクリーンで視聴した方が再生品質に優れる」とい う。Wii版はストリーミングのみだが、iPlayerをリビングルームのテレビで最も手軽に視聴可能にするサービスとなる。利用には1Mbps以上のイ ンターネット接続と、Internet Channel (500 Wiiポイント)の購入が必要。インストール後、www.bbc.co.uk/iplayerにアクセスする。現段階では再生が不安定になるケースも確認 されているが、BBCは今後数週間をかけてエンコーディングレートや再生ウインドウのサイズなどを調整するとしている。

このほかBBCはiPlayerのサイトを改良し、iPlayerへのアクセス方法を説明する「BBC iPlayer Latest」というセクションを追加した。

BBCは2007年7月にiPlayerのWindows版の公開ベータを開始。その後、着々とサービスの改善を行ってきた。BBC researchが昨年のクリスマスから収集している統計によると、今年1月のダウンロード/ ストリーミングのリクエストは1120万件。それが2月に1400万件、3月に1720万件と毎月約25%の伸びで増加している。週間の平均ユーザー数も 1月の75万人が3月には110万人に増加した。人気番組のトップ3は、1. The Apprentice、2. Louis Theroux: Behind Bars 、3. Ashes To Ashesとなっている。

イギリスでは、やはりBBCでやるとインパクトの大きい発表となる。日本でNHKがどの端末でテストするかは興味深いところ。
japan.internet.com の記事
http://japan.internet.com/wmnews/20080128/12.html


MySpace が、動画ポータルとしてテレビ コンテンツの獲得に本格的に取り組んでいる。

MySpace は24日、コンテンツ供給に関する初めての世界規模の契約を BBC Worldwide と結んだと発表した。同社の動画共有サイト『MySpaceTV』に BBC Worldwide チャンネルを開設し、BBC の最新およびアーカイブされた短編番組を配信する。

MySpace のマーケティング コンテンツ担当副社長 Jeff Berman 氏は声明のなかで、次のように述べている。「今回の提携は MySpaceTV にとって初めての世界規模のネットワーク契約で、企業同士が協力し、新旧のネットワークにわたりコンテンツが移植されるインターネットの未来が、目前に 迫っていることを示すものだ」と語った。

Berman 氏の役職は MySpace がこのたび新設したポストで、メディア コンテンツの拡大とパッケージングを監督することになる。

MySpaceTV では、ソーシャル ネットワークサイトからマルチチャンネル メディアおよびコミュニケーション拠点へ変化しようと努めており、プロが制作したコンテンツを追加するという今回の動きもその目的の一環だ。同社は、動 画、音楽、Blog、インスタント メッセンジャーなど、多数のアプリケーション揃えたワンストップショップを目指している。

MySpaceTV はすでに、意欲的な音楽活動のための足がかりの場として知られている。最近では、新音楽プログラム『MySpace Transmissions』を開始し、人気ミュージシャンの独占動画を配信する一方で、レコード会社との契約を通じて楽曲の販売も行っている。

MySpaceTV の新しい BBC Worldwide チャンネルには現在、Comedy、Drama、Sci-Fi、Weird and Wonderful、Love Earth、Famous Faces、Top Gear といった7つのカテゴリーがあり、近く3つのカテゴリーが追加される予定だという。BBC は週ごとに新しい動画クリップを提供し、同チャンネルを更新していく。

MySpaceTV は現在、世界27の地域でサービスを展開しており、日本語を含む7か国語に対応している。
投稿サイトのアクセスが実質的にはテレビ局のコンテンツの違法アップロードといえるもので稼がれているものであるならば、テレビ局は視聴属性が取りやすいSNSなどと組んでコンテンツを提供し、その中で広告モデル化を考えていくのが自然のながれか。
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