デジタル時代、著作権法は変わるべき――レッシグ教授寄稿 (1/2)

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IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/27/news007.html


法律の専門家ではないので、日米の著作権法の違いの詳細は分からないが、投稿サイトへの著作権法の運用については日本のほうが進んでいる(うまくいっている)のかもしれない。

われわれはちょっとした戦争のまっただ中にいる。一部では「著作権戦争」と言われ、故ジャック・バレンティ氏(元米国映画協会会長)は「テロリストとの戦 い」と呼んでいた。彼の言う「テロリスト」はわれわれの子供たちを指しているようだ。だが、ちょっと目を閉じて「著作権戦争」について考えてみてほしい。 皆さんが思い浮かべるのはガールトークのようなアーティストでも、ステファニー・レンズさんのようなクリエイターでもないだろう。「著作権戦争」の敵は P2Pファイル共有だ。コンピュータでコンテンツを「盗む」若者たちが標的だ。新たな創作物の形をめぐる戦いでも、新しいアートを作るアーティストをめぐ る戦いでもない。
こういったことも、日本ではWinny で体験済み。かなり法的な摘発なども行われている。

 「リミックス」文化への回帰を正しくバランスを取って奨励すれば、並々ならない経済成長をもたらし得る。われわれの文化は、人類の歴史のすべての文化 ――20世紀の先進国世界の幾つかの文化を除いて――を特徴付けてきた、多くの人々が消費するだけでなく創造するという活動へと立ち返る。それは、本を読 む時間はないが、「メディア」を聞いたり見たり作ったりするのに毎週何時間も費やす世代に、もっと深く、もっと意義のある学びの活動をもたらす。
この部分が一番難しいところだが、日本では利権者が露骨な態度をとると反発が強くなるので、割とバランスがとれているか。

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