TSUTAYA がアクトビラでデジタルテレビ向け動画配信を開始

|


Nikkei PC Online の記事
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20080605/1004360/

 TSUTAYAとアクトビラは2008年6月5日、「アクトビラ ビデオ・フル」内にあるコンテンツ「TSUTAYA TV」で、映画作品などの動画配信サービスを6日朝8時より開始することを発表した。価格は新着作品1本あたり735円で、48時間以内であれば繰り返し閲覧が可能。アクトビラ ビデオ・フルはインターネット回線を利用した、デジタルテレビ向けのポータルサービス。

 初日に配信されるのは「HEROES」シーズン1、「LOST」シーズン1、「オーシャンズ13」「トランスフォーマー」など、パラマウント映画、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ワーナー・ブラザーズ、ユニバーサル・ピクチャーズなどの大手映画会社の有名作品を含めた、約100タイトル。「アクトビラではすでに20世紀フォックス、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの作品を配信しているので、弊社のコンテンツと合わせるとハリウッドメジャー6社のタイトルが高画質で楽しめることになる。映画のほかにも音楽、アニメなどがあり、6月中に200タイトル、今後1年で2000タイトルの配信を予定している」(TSUTAYA BB 執行役社長 渡邉健氏)。

 同サービスを利用するにはアクトビラを視聴できる環境と、TSUTAYAの会員証である「Tカード」、クレジットカードの3つが必要となる。 TSUTAYA TVではコンテンツを利用すると実際の店舗を利用する際と同様にポイントが発行されるほか、ポイントを利用してコンテンツの購入もできる。また、映画などの新作タイトルでは、Blu-rayディスクを画面にあるQRコードから購入することもできるが、「将来的にはテレビから直接購入できるようにしたい」(渡邉氏)。

 アクトビラビデオ・フルに対応するデジタルテレビは、ソニー、シャープ、日立、東芝、松下の5社23機種。各メーカーともいずれも上位機種。インターネット接続も実行速度12Mbpsが必要で、光回線が必須となる。「(ユーザー環境は)かなりのプレミアム感があり、お客様として想定しているのは40代以上の方。今後 1年で利用者を5万人まで増やしていきたい」(渡邉氏)という。

利用者を5万人にするのに1年だと、なかなかビジネスにはなりにくい印象。しばらくは立ち上がりにくいか。

前記事
YouTube、動画にコメント挿入の新機能

次記事
海賊版対策と広告収入問題に悩むオンライン テレビ

広告




広告