AmazonがSony BMGのMP3楽曲を販売開始、4大レーベルがDRMフリーで揃う

|


Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/01/11/18093.html


 米Amazon.comは10日、Sony BMG Music Entertainmentが提供するDRMフリーのMP3楽曲のダウンロード販売を、同社の「Amazon MP3」にて今月中に開始すると発表した。

 Amazonでは既にWarner、EMI、Universalが提供するDRMフリーのMP3形式の楽曲を販売していることから、これでいわゆる4大レコードレーベルと呼ばれる全ての企業が、AmazonにDRMフリー楽曲を提供することになる。

 なお、各社ともすべての楽曲をDRMフリーで提供しているわけではなく、今回参加することになったSony BMGも、どの程度の楽曲を提供するかは今のところ明らかになっていない。

 Amazonでは、現在4大メジャーレコードレーベル以外に、3万3,000以上のインディーズレーベルとも提携し、合計で27万アーティストから提供された310万楽曲のダウンロード販売を行なっている。

 Amazon MP3の楽曲は、原則として米国内でしか購入できない。しかし、DRMフリーに反対してきたメジャーレコードレーベルが、全社ともにDRMフリー楽曲のアラカルト販売に乗り出すことは、DRMの終焉を意味することになる可能性もある。
この流れは今後の配信ビジネスを考える上で重大な流れかも。完璧なDRMは存在しないのであれば、全部フリーの前提で頭をひねっていくというのも大きな流れか。

前記事
「昨日、動画共有サイトを使った人」が1年で倍増、米Pew Internet調査

次記事
テレビ向け動画配信、作品2000本に拡大・ソニーや松下など5社

広告




広告