ダウンロード型動画配信の「CinemaNow」、12月25日にサービス終了へ

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ブロードバンドウォッチの記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20216.html

 シネマナウ ジャパンは26日、同社が運営するダウンロード型の動画配信サービス「CinemaNow」を12月25日に終了すると発表した。新規会員登録は11月26日付けで終了している。

 CinemaNowは、2005年4月に提供を開始したダウンロード型の動画配信サービス。レンタル方式のコンテンツ配信に加え、月額定額制で指定タイトルを無制限に視聴できるプランも用意していた。

 2007年3月には、Burn to DVDや分単位課金配信などのシステム整備を目的にした第三者割当増資を実施していたが、今回サービス提供の終了を決定。終了理由について同社は、「有料 視聴モデルは現状において、投資に見合うだけのリターンを得るのが厳しい」と説明。会員数は非公表だが、「当初見込みと比べて、会員数が伸びなかった」と している。

 定額プランと48時間ダウンロードレンタルは、12月25日にて提供を終了。ダウンロード購入したコンテンツは終了後も視聴は可能だが、12月 25日以降にライセンスの追加取得は行なえない。また、同社が運営する成人向けのサービス「オールアダルトチャンネル」も合わせて終了する。

 退会手続きは、12月25日をもって自動で行なわれるが、25日以前でもユーザー手続きによる退会も受け付ける。このほか、電子マネーによる決済は11月30日に終了する。

 シネマナウ ジャパンは、トランスコスモスと米CinemaNow、米Microsoftによって2005年1月に設立された企業。サービス終了後の方針に関しては、現時点で決まっていないという。
たった3年しか持たなかったのは非常に残念だが、妥当な判断。映画を見たい人は権利がほしいのではなく、パッケージも含めたものがほしいのだろう。


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